『LaLa 3月号 (2012年)』 の感想

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『LaLa 3月号 (2012年)』


白泉社
2012年1月24日/¥419+税






<感想>
表紙は『ヴァンパイア騎士』、巻頭カラーは読みきり『でたらめ妄想力オペラ』、ふろくは『夏目友人帳』ニャンコ先生携帯クリーナー、巻頭企画は『夏目』や『ホスト部』のメディア化のお報せなどなど、でしたw

今号は何と言っても、豪華読みきり3本立てが嬉しかった! 久々の葉鳥ビスコさんの新作、楽しみだったものが案の定楽しくて嬉しくなりましたw 草川さんのも水野さんのも、それぞれの良さが際立ってて素敵だったなー。 通常の連載陣も楽しかったし、今号は全体的にとても良かった気がします。 面白かった☆

ではでは感想をば。 えーと、一部『赤髪の白雪姫』と『狼陛下の花嫁』の感想がひじょーに長くなっております(汗)。 読みづらかったらごめんなさいっ!


●葉鳥ビスコ 『でたらめ妄想力オペラ』
ビスコさん9年ぶりの新作だそうな。 そんなになりますかー。 たぶん『ホスト部』ドラマ化がなければもっと早く発表されてたんじゃないかなって思うけど、ドラマも楽しかったのでいろんなことがプラスに働いて今があるような気がします。 そして今作もそんな前向きな気持ちをくれるお話でした。 妄想力オペラ。 この言葉の持つ可能性が最大の魅力で、とても良かったですw ただ、『ホスト部』第1話の読みきりのときも思ったんだけど、A4雑誌サイズで読んでもかなり詰め込まれてるので、コミックスだとかなり凝縮されたものになりそう…。 まぁそこもお楽しみってことで☆

お話としては、貧乏受験浪人生のヒフミが、ある日突然「オペラ」という不思議な物質交換能力を使うヨクト達の世界へ強制連行されて…という感じ。 ファンタジーな舞台なので「オペラ」という能力に夢があって楽しいです。 かと思うと、現実を見すぎて将来を想像できないヒフミと、想像力が豊かすぎて具体的なイメージがつかめないヨクトという対比があるために、それぞれの世界でしっかり地に足をつける展開にもなってて、本当に上手。 最初こそ噛み合わない二人だけど、お互いの足りない部分を補い合うことで、「自信」という大きな力を得る過程がとても面白かった。 ヨクトが王になる予言が成就するまで続けられそうな設定ですが、どうなるのかな? いずれにしろ、9年ぶりの新作、楽しかったですー!


●緑川ゆき 『夏目友人帳 変わらぬ姿の章・前編』
今回明かされたレイコさんのバックボーンについては、何となく想像していた通りでした。 まぁ、それだから親戚を転々としなきゃいけなかったんだろうし…。 いずれにしろ、レイコさんにとっては死後も人間の方が妖怪よりも恐ろしい存在なのかもしれません。 今回の親戚の人には、私かなり頭にきちゃいました! 相手のことを話すとき、こちらの憶測でしか語れないとはいえ、その「憶測」に人柄って出ますよね。 程度の低い噂話しか出来ないならやめればいいのに…。 そのくらい、悔しい。 夏目の前で、孫の前で、大人がそんな話をして良いわけがないのに…! ニャンコ先生には聞かせたくなかった、という夏目の言葉はきっと本心で、レイコさんのことを語るとき、妖怪たちの方がいつも優しい。 温かい。 悲しいくらい長い間記憶に留めてくれている。 …夏目が知るレイコさんって、全部妖怪から教えてもらったことなんだよね。 それって切ないです…。 とはいえ、ラストに登場したツボの妖怪は何だかトラブルメーカーっぽいですよ!? 次号気になります!


●あきづき空太 『赤髪の白雪姫』
あー何かもう、扉絵がオビの独り舞台だった時点で期待してたんですが、今号はまるごとオビ特集!みたいな感じでりるさん幸せです! ちなみに以下ほとんどオビ語りなので(笑)、興味ない人は要注意!

これも何度も書いてますが、オビを見るたびに切ない気持ちも一緒に生まれます。 ゼンが「もっと自分に関心を持てといいたい」ってナイスなことを言ってるけど、誰が見てもそう思うくらいに、彼は「自分」に関心がないんだよね。 だからこそ、何気にお風呂の描写が重要になる。 自分に頓着してたら、あれだけ体中に傷を負うことはないと思うんだ。 何となくだけど、たぶんオビって自分だけでなく他人にも頓着しないタイプの人だったんだと思う……白雪とゼンに会うまでは。 謎の女性の「変わったなぁ」って感想は、たぶんそう言うことなんじゃないかと。 オビは変わったんだと思う。 「誘うには危ない感じ」と言われたオビが、白雪にとっては恰好つけなくて済む気を許せる人になる。 そんな風に言ってもらえることが変におかしくて、でも嬉しくて、お腹抱えて笑っちゃったんだろうなぁ。 そしてそれって、オビにとっても逆もまた然り、なんだろうな。 白雪とゼンは、彼にとって間違いなく特別なんだと思います。 

今回、「背筋ゆるめて」とオビに言われた白雪が、その直後に木に寄りかかる描写が大好きです。 まさに「背筋をゆるめて、背中を預けている」んだと思う――オビに。 ゼンが、「(見届けるのは)おまえもな」というシーンも同じ。 どこかへフラっといなくなりそうなオビのことを、見届けたいんだと言う気持ちが嬉しかった。 そして、「ゼンを大事にする人を嫁にする」というミツヒデに、木々が「オビとか」と言うシーンも大好き。 オビがゼンを大事にしていることを、同じくゼンを大事にしているミツヒデと木々が認めているってことに、泣きそうになりました。 あぁもう、こんなに大事にされてるのに、オビは何やってるんでしょうね!? ラスト気になる〜!! あ、気になるといえば、珍しくミツヒデと木々の関係が仄めかされてたのも激しく気になります…気になります!!


●草川為 『怪盗マグの一部始終』
草川さんはマンガは当然ですが、言葉のセンスが昔から大好きです。 今作はタイトルの語感からして素敵! そしてそれが作品の内容をきちんと表してるところもいいなぁ。 草川さんのセンスって本当に独特で貴重だなぁと改めて思いましたよw  で、内容。 腕は一流、だけど怪盗としては致命的に目が節穴なマグと、彼女を改心させるために教会から派遣されたウルとの、出会いから盗みまでの一部始終を描いたもの。 個人的にはすっごく好きなお話でした! だってマグ可愛いw 黒髪メガネで運動神経はバツグンなのにちょっと抜けてて善人で、しかも節穴(笑)。 一方ウルは聖職者のくせに腹黒。 『カリオストロの城』以来、怪盗は相手役のの「心」を盗む側になったのに(笑)、マグはその逆。 ウルに心奪われないように頑張る姿が健気で可愛いかったーw 一方のウルは節穴ではないので、少ないチャンスでマグの正体にも気づくし、彼女の可愛らしさも見つけちゃう。 本当に、どっちが怪盗でどっちが聖職者!?って対比と、ハラハラさせる盗みの始終が、とっても楽しかったです。 ウルは彼女を改心させられるのかなー。 続き、読みたい気もしますが、このままでも十分楽しかったです!


●樋野まつり 『ヴァンパイア騎士』
何だろうなぁ。 藍堂センパイかっこいいなぁ…! 普段コメディ要因だけどよく考えてみれば父親を殺されてる訳だし、それでも枢のことを様付けで呼ぶし、彼の相手の大事な人(優姫ちゃん)を大事にしてるし、えらく一本すじの通った人でもあるんですよね。 裏切られた想いや恨み言だってあるはずなのに。 このお話を読んでいると、裏切りに傷つく人や、誰かを憎むことで生きてるような人も多いんだけど、そんな中で明らかに異色です。 彼がいちばん大事にしているものが何なのか、私はむしろそっちが知りたいです。 私も、強くなりたいから。


●天乃忍 『ラストゲーム』
やっばい、今回もめっちゃ面白かったです! 10年間もたもたしてる晩熟(おくて、と読みます)の柳に、恋のライバル登場!?・・・ということで、九条さんを狙う年下イケメンの登場です。 案の定、イケメンの猛烈アピールに全く気づかない九条と、まったくもって気が気じゃない柳の対称的な様子に大爆笑でしたw いやー、相馬くんもキャラ立ってるわぁ。 自分自身に絶大な自信を持つ柳が、相馬のちょっかいにいちいち反応しちゃうのは、それだけ九条さんのだけに自信がないから。 そして何より、それだけ九条さんのことを好きだから。 そこだけは何があっても軸がぶれないから、私も彼のことが大好きなんだよなーって思わされます。 「10年いっしょにいた」という九条さんからの言葉に感動してたのに、名前さえ覚えられてないとかどんだけ負け戦なんだよ!って思うけど(笑)、それでも諦めない柳の最初で最後の恋愛ゲーム、勝てると良いなぁw でも同時に、一生負け続けて欲しい気もしますよね!(笑) 3回連載だったはずなので次号が最終回のはずだけど、雑誌裏表紙の予告にその文字がないのは……やっぱり柳の負け戦決定で連載続くフラグでしょうか。 いずれにしろ、藤本さんが絶対的に最強です(笑)。


●藤原ヒロ 『会長はメイド様!』
誕生日に馬にのって登場する碓氷にもびっくりでしたが、いちばんのびっくりは、休日に二人でサイクリングデートしてる幸村と叶との関係ですね(笑)。 
どんな身分の人でも、普通に暮らしていればその人と同じような生活層の人としか基本的に触れ合うことはないと思います。 セレブはセレブ層、庶民は庶民層、それぞれの生活があって、それぞれの良さも悪さもあるんだと思う。 なので、真木が偉そうに美咲ちゃんに言ったことは、そのまま真木に返せる言葉なんですよ。 美咲ちゃんのことを上から目線で「レベルが違う」と言ってるけど、美咲ちゃんだって自分の立ち位置に自信を持って「あんたこそこっちとレベルが違うんだ」くらい言い返して良いと思うのです。 事実、碓氷はそうしてる。 大事なのはレベルの違いを盾に相手を傷つけることでも、傷つけられることでもなく、自分で自分を選ぶことなのだから。 碓氷が選んでくれた自分自身を、美咲ちゃんはもっと自信持って良いんだよ! 最後の笑顔、可愛かったですw


●時計野はり 『学園ベビーシッターズ』
うわぁ、待ってましたの恋愛話! ほのぼの家族ネタがいちばん好きですが、やっぱり女の子の赤面顔が満載の恋愛話ってすごく好きです! ラブレターで告白の先を越されて涙目の牛丸さん、可愛いかったな。 竜くんらしい返事に安心しちゃった猪又さん、超可愛かったなーw そして、そんな猪又さんに懐いてしまう牛丸さんがまた可愛くて、女の子がコンボにコンボを重ねて可愛くなっていく過程に、めっちゃときめきました! ――でもそんな可愛い二人よりも、弟が大事な竜くんなのです(笑)。 狼谷は不健全っていってるけど、そう言い切っちゃうのもかわいそうなんだよね。 虎太郎くんがまだ小さいとかそういうことよりも、竜くんの方が虎太郎くんとの絆がないと生きていけないってことは、=両親の不在から立ち直れていないってことだと思うので。 根本的な部分が解消されないと、次のステージ(恋愛ね)には進めないんだろうなぁ。 ほのぼのとトキメキながらも、ちょっと寂しさを感じさせるお話でした。 あとは、犀川さんの情報網が侮れない!とかね(笑)


●呉由姫 『菩提樹寮のアリア -金色のコルダシリーズ-』
生意気な年下くんって設定だと、強烈なツンデレになるか強烈なドSになるかが定番路線ですが(定番の考え方が歪んでます、りるさん!・笑)、水嶋くんは立派なツンデレくんでした。 ぶらぼー! っていうか、コルダ的に年下くんがチェロっていうのは定番なのでしょうか。 志水くんもそうでしたよね? 個人的にチェロの音って大好きで、弦楽器の中ではいちばん耳を傾けてしまうのですが、魅力はやっぱり温かみのある音色だと思うのです。 今の水嶋くんだと、私が想像してるチェロの音より少し硬質なのかもしれない。 でも、そういう音もきっと魅力的だろうな! 同じ楽器なのに同じ音色にならないから、楽器って不思議ですよね。 そして、人間って不思議ですよねw かなでちゃんと律と響也の音色も、きっと全然違うんだろうなー。 聴いてみたいな☆


●可歌まと 『狼陛下の花嫁』
いろいろツッコミどころが多くて楽しかったw まず陛下! 甘いものと辛いものの好みは両刀なくせに、かわいいorキレイなら「かわいい」で即答とか楽しすぎます(笑)。 夕鈴が好みな段階でかわいい方が好きだろうなって思ってたけど、その通りすぎるw そして訊かなきゃ分からない夕鈴も節穴すぎるw リサーチの結果、夕鈴が用意した「甘くてかわいいおやつ」ってつまり陛下にとっての「夕鈴そのもの」ってことだよね。 ラストで美味しそうに幸せそうにおやつを食べる陛下を見て、思わず「夕鈴が食べられてる…!」と妄想した私はきっと悪くないです(笑)。

次も陛下! 水月と方淵って「陛下の心の安息のため」に夕鈴の調査のことを陛下にバラしたんだよね? ってことは明らかに、夕鈴が彼らと喋ることを陛下が不愉快に思ってることがバレバレなわけですが大丈夫ですか?(笑) まぁ周宰相にもバレバレでしたからね。 あんな真顔で倦怠期の話されたら、倦怠期の方が気を使って逃げ出しそうですw っていうか、何で周宰相のBGMって「ゴゴゴゴゴゴ」なんでしょうね…(これもツッコミ要素?)。 そして方淵! 夕鈴の悪口を言われてイライラしてるのって、バカばかりだから、って理由だけじゃないよね。 夕鈴のことを認めてる部分があるからイラついたんじゃないのかな。 それは水月さんの「興味深い」発言を黙って聞いているところからも見て取れる気がします。

気になったのは、陛下の「優しい子だな」っていう台詞。 実はけっこう違和感があったのです。 確かに夕鈴は陛下に優しいけど、優しさだけしか伝わってないのならそれは違う気がする。 しかも「貴方の妃」っていう最高の台詞の後でそれだと、夕鈴が不憫すぎます。 気持ちがバレないように抑えてるとはいえ、傍目にはとても抑えられてない夕鈴の気持ち、零れ溢れる想い、…そういうのホントに伝わってないの? あぁもう、陛下も馬鹿馬鹿! でもそんなじれったい二人が大好きですw(笑)


●水野十子 『月下百態』
廃墟で夜な夜な行われる不思議なサーカス。 その花形女性(?)と偶然知り合うことになる天野くんの物語。 ここ最近の水野さんの読みきりはどれも本当に面白くて、コマ割りも以前と比べると格段に読みやすいのもナイスです。 オチが少々弱いのは元々だけど相変わらず絵柄は華やかだし、妙な吸引力があるのは強み。 ラストの友情フラグも良いですねw 「姿形は変わるけど、性格は一本芯が通っている」ドドと、「外見は変わらずとも外面は変わる」天野くんの対比がとても面白く、普段は百態を持つ二人が、二人きりでいるときは「素の自分をさらけ出せる」っていう対比も素敵でした。 個人的にはもっと恋愛っぽくなってくれて全然OKだったんだけど、遠く離れても二人の縁は消えないんだろうなって思わされるラストは嫌いじゃない。 たぶんこれからも天野くんはドドの世話を焼き続けるんだろうな。 それに、離れていても、同じ月の下であることに変わりはないのだから…w


●響ワタル 『おいらんガール』
このお話の中ではダントツで銀月が好きなんですが、彼にそんな過去があったとは……切ないですねー。 ラストで真が「俺の銀月から…」と言い、それに対して椿ちゃんが頬を赤らめる意味がよく分からなかったです。 えーと、銀月さんと義姉は相思相愛で、でも義姉の娘は銀月さんの子ではなく、じゃぁ誰が父親?ってところで真は違うと言い、銀月が椿ちゃんにかんざしを贈るのをヤキモチだと言う…あれぇ、どういうことだろ。 読解力プリーズ!


●弓きいろ・有川浩 『図書館戦争 LOVE&WAR』
検閲に対して無関心ではいけないよという示唆を物語に含みつつ、同時にいろんな人間関係を盛り込んであるという、構成的にとても素晴らしいお話。 たぶん、検閲がどーのこーの言ってるだけだと、難しくて分かりづらいなって感じる読者が多くなっちゃう。 でもそこで香坂に「床屋」という言葉への想いを語らせることで、言葉を身近に感じさせるように向けたるやり方には惚れ惚れします。 さらに、ふだんクールを装ってる柴崎に香坂のファンだと言わせることで、柴崎の天邪鬼っぷりが可愛く思えるし、郁ちゃんと堂上教官の関係には気づかないくせに柴崎の天邪鬼にはしっかり気づく手塚も可愛いし、手塚にも郁ちゃんにも気づいてもらえない堂上の愛情も可愛いかったりします(←何気に鬼発言・笑)。 そして、そんな中で不動の恰好良さを誇る隊長がマジで素晴らしい! 根に熱いものを秘めている折口さんや香坂くんが目標にするのも分かるなぁw 「辛うじてかわいいポイント」っていう台詞が言い得て妙でして、いろんな人の持つ「辛うじてかわいいポイント」にいろんな人が虜になってるわけです。 そういう人間関係って素敵だと思わされたのでしたw



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こうち楓 『LOVE SO LIFE・9』 の感想

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『LOVE SO LIFE・9』

こうち楓

白泉社花とゆめコミックス
2012年1月25日 第1刷発行/¥400+税






『 中村さんの淹れてくれたお茶が飲みたいなぁ・・・ 』


<感想>
⇒ こうち楓『LOVE SO LIFE・1』の感想 
最近私、葵くんにメロメロなんです。 一人で靴下を履こうと頑張ってみたり、もじもじしながら詩春ちゃんに 「だっこー」 とおねだりしてみたり、仔犬との別れをじっと耐えたり。 3歳になって男らしさに磨きをかけつつも、恥じらいを残して詩春ちゃんに甘える葵くんが、本当にカッコよくて可愛くて大好きなのですw めっちゃ可愛くて、食べちゃいたくなる(笑)。

9巻を読んでて思ったのは、今いちばん成長してるのは葵くんなんだろうなってことでした。 茜ちゃんはまだまだ赤ちゃんから抜け出てないし、松永さんは何だかんだヘタレつつも大人だし(でもヘタレ・笑)。 直くんは成長の前でじたばた足掻いてる途中で、一見いちばん物分りがよい詩春ちゃんは、成長が早すぎたために心が追いついてないみたい。 


これって実は大事なポイントで、たどたどしいながらも成長する葵くんと、子供らしいワガママさを残している茜ちゃんがいてくれるからこそ、大人たちがどこで躓いているのかが際立つ構成になってるんだと思うのです。 そして、躓きを乗り越える大変さは大人も子供も大差ないんだよってことも、一緒に伝わってくる。 いつだって何かを我慢することは辛くて、嫌ーって泣けたら簡単だけど、3歳児だって大人だって、頑張って堪えてるんです。 でも堪えっぱなしじゃやっぱり辛くて、葵くんなら詩春ちゃんにギューってしてもらうことで発散できるし、詩春ちゃんのことは松永さんが気にかけてくれる。 …ラブソラって詩春ちゃんと松永家のほのぼの日常話がメインなので、物語的に大きな動きをつけづらいんだけど、そうやってみんなの気持ちを丁寧に描写してくれるから、全体的な好感度が高くなるんだなって改めて思わされました。 上手な構成ですよねw


さて、そんな風に相変わらずほのぼの可愛いこのお話ですが、ラブコメ好きとしてはやっぱり詩春ちゃんと松永さんのらぶ!が気になります。 9巻ではさほど進展はないものの、それでもじんわりと二人の心に想いが浸透していく描写があって、にやにやしちゃいましたw 

たとえば!(途端にハリキる・笑) 46話。 修学旅行先の詩春ちゃんと松永さんの遠距離電話が微笑ましいのですよ。 これね、正直 「電話越しの会話」 なんてものはアナウンサーの松永さんには最大の武器になるはずなんです。 持ち前の美声をフル活用して耳元で囁くくらいの芸 (芸?・笑) で 詩春ちゃんをメロメロにしちゃえばいいのに……彼はしないんですね。 ネクタイをくつろげながら、あくまでも双子の会話が優先。 松永さんはいつだって、詩春ちゃんにはオフモードの素の姿で接している。 そして、彼のそういう柔らかさが、電話越しでも距離を隔てても、詩春ちゃんを笑顔にしてしまうんです。 それがもう、すごくイイ!

これを踏まえての51話ラスト。 思い出の土地が様変わりしてしまったことにショックを受けて、妙にハイテンションになった詩春ちゃん。 そんな彼女に違和感を覚える松永さんが 「どうしました?」 と尋ねたときは笑顔で誤魔化せたのに、 「・・・どうしたの?」 と言葉遣いがオフモードになった問いかけには、詩春ちゃんももう誤魔化せないんですね。 つまり彼女の心を揺り動かしてるのは、世間の人が大好きなアナウンサーの松永さんではなくて、オンオフが激しくて、双子のことで苦労しつつも慈しんで、自分に「素」の姿を見せてくれる松永さん、なんだよね。 そういうことを台詞一つで実感させてくれる描写にすっごいときめきました! 突き飛ばされながらも彼女から目をはなさない松永さんが、詩春ちゃんの感情を受け止めてくれると良いなぁw


……などと思ってたので、巻末にあった10巻予告には、本当にしびれました! だってアオリ文句が 「お待たせしました。LOVEが大きく動きます!!!」 ってなってるんだものーーーっ!(笑)  「動きます!」 ではなく 「動きます!!!」 とエクスクラメーションマーク3倍なところにますます期待を感じます(笑)。 うわぁ、もうホント楽しみ! どのくらい楽しみかというと、今もし目の前にドラえもんがいるとして (←何か変なこと言い始めた…)、 何か一つだけお願いをきいてくれるっていうなら、10巻発売日までのタイムトラベルを選ぶくらいに続きが読みたいです。 他の選択肢にすれば良かったとか後悔しないレベルで本気で読みたい! ときめきたいっ!(笑) どうか、詩春ちゃんと松永さんの心の距離が、少しでも縮まる未来が待っていますように…!!!



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2012年1月に読んでる本

読んでる本・読んだ本のメモ的記事です。 随時更新します。 読書メーターに近いかな? ここに載ったものが読んでる本の全てではないです。 また、ここに載ったものをあとから感想記事で挙げることもあるかもしれません。 とりあえず、メモメモ。

1/21追記:そろそろ日記なり感想記事なり更新したいです…停滞しててすみません!

●LOVE SO LIFE・9
9巻も面白かったんですが、正直それ以上に巻末の10巻予告が気になって仕方ないんですけど…!! 来い、ラブコメ!!(笑)
LOVE SO LIFE 9 (花とゆめCOMICS)
こうち楓
白泉社 (2012-01-20)


●にがくてあまい・4
相変わらず面白いーw この作品は私の中の「次の巻が待ち遠しい」作品ナンバー1です。 物語の本質的にお下品な話題も多いけど、正直その辺ひっくるめて恋愛なんだよねーと思わされたり。
 ⇒『にがくてあまい』感想一覧 
にがくてあまい 4 (BLADE COMICS EDEN)
小林 ユミヲ
マッグガーデン (2012-01-14)


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2012年2月の購入予定

2月の購入予定です。 参考にしてるサイト様が12月末に2月の発売一覧を更新されてて「仕事速い!」と感動しました。 それに比べてこのブログは…駄目過ぎる(笑)。 この記事は単なる趣味の一覧ですが、少しでもみなさまのご参考になれば幸いですw

<コミックス購入決定分> 
2/03 小椋アカネ『蒼のラプソディア』 白泉社
2/06 遠山えま『わたしに××しなさい!・8』 講談社
2/15 あゆ『三丁目の魔法使い・2』 アスキー・メディアワークス 
2/17 加藤元浩『Q.E.D. 証明終了・41』 講談社
2/17 加藤元浩『C.M.B. 神羅博物館の事件目録・19』 講談社
2/20 伊沢玲・津山冬『執事様のお気に入り・12』 白泉社
2/20 都戸利津『燈港メリーローズ・3(完)』 白泉社
2/20 幸村アルト『はちみつとバタフライ〜職人工房シリーズ』 白泉社
2/25 神田はるか『オオカミさんと!・2』 角川書店
2/29 芳崎せいむ『金魚屋古書店・13』 小学館

・・・2月は何と言っても『燈港メリーローズ』の完結が…(涙)。 『このマンガがすごい!』を手に取ってくださった方なら、私の涙の本気度が分かって頂けるのではないかと。 『蒼のラプソディア』は、小椋アカネさんの短編集です。 表題作は大好きでして、出来れば続きが読みたかったので残念といえば残念ですが、綺麗に纏まったよみきりとして楽しめるのではないかとw あとは何気に『×しな!』8巻の表紙がどれだけえろくなるのかも楽しみです(笑)。


<コミックス気になる分> 
2/03 CLAMP『聖伝 -RG VEDA-(愛蔵版)・2』 角川書店
2/03 尾田栄一郎『ONE PIECE・65』 集英社
2/03 斎藤けん『プレゼントは真珠・3』 白泉社
2/03 藤原ヒロ『会長はメイド様!・14』 白泉社
2/09 雷句誠『どうぶつの国・8』 講談社
2/17 高橋留美子『境界のRINNE・11』 小学館
2/22 大久保篤『ソウルイーター・21』 スクウェア・エニックス
2/23 浦沢直樹『BILLY BAT・8』 講談社

・・・意外とおとなしめな一覧になっちゃいました。 妹がいる間にチェックしたのでもしかしたらモレがあるかもしれません。 CLAMP作品が角川書店からどんどん再販されてるのが気になるといえば気になる。 そういえばCLAMPさんって体調不良でいらっしゃるんですよね? はやく完治されると良いなぁ。


<小説購入決定分> 
2/01 前田珠子『破妖の剣6 鬱金の暁闇・11』 集英社コバルト文庫
2/01 雨川恵『とらわれ舞姫の受難 はた迷惑な求愛者』 角川ビーンズ文庫
2/01 清家未森『身代わり伯爵の婚前旅行 2狙われた花嫁』 角川ビーンズ文庫
2/24 宮野美嘉『幽霊伯爵の花嫁 囚われの姫君と怨嗟の夜会』 小学館ルルル文庫

・・・何気に少女小説が満載の2月ですが、やはり何と言っても、『アネットと秘密の指輪』シリーズの雨川恵さんの新作が! 遂に!! という感じで超楽しみですw 何だかんだいって『破妖』と『身代わり伯爵』は最近購入しても読めていないので、いろいろ頑張りたいです!
 ⇒清家未森作品の感想一覧はこちら
 ⇒『アネットと秘密の指輪』シリーズ感想一覧はこちら
 ⇒宮野美嘉作品の感想一覧はこちら



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●2012年1月期
4日 『もちもちの神様・3』
4日 『八潮と三雲・4』
4日 『ラストゲーム・1』
4日 『夏目友人帳・13』
5日 『奇面館の殺人』
6日 『地獄堂霊界通信・4』
6日 『バクマン。・16』
10日 『2度目の恋は嘘つき・3』
14日 『にがくてあまい・4』
16日 『コルセットに翼・10(完)』
17日 『ましろのおと・5』
18日 『月光条例・16』
19日 『PEACE MAKER・8』
20日 『LOVE SO LIFE・9』
20日 『女王様の白兎・1』
20日 『さよならチョコレート』
23日 『ヴィンランド・サガ・11』
25日 『君に届け・15』
26日 『狂骨の夢・3』
26日 『今日からマのつく自由業!・13』
26日 『黎明のアルカナ・9』
30日 『マホロミ・1』
31日 『夜盗姫』

●2011年12月期
1日 『GOSICKs3 -ゴシックエス・秋の花の思い出』
1日 『恋の呪文 ラブラブカタブラ・2』
2日 『めだかボックス・13』
5日 『キスよりも早く・10』
5日 『花咲ける青少年 特別編・2』
7日 『七つのくるり・1』
10日 『LaLaDX1月号』
10日 『A・D -天使の嘘-・2』
13日 『ちはやふる・15』
14日 『名探偵コナン・74』
14日 『まじっく快斗 〜TREASURED EDITION〜・4 DVD付』
14日 『銀の匙 SilverSpoon・2』
15日 『ファイナルファンタジー13-2』
16日 『青春しょんぼりクラブ・2』
16日 『HONEY×BULLET・2』
16日 『KEY JACK -TEENAGE EDITION・1』
19日 『ジョジョリオン・1』
19日 『ハチワンダイバー・23』
20日 『それでも世界は美しい・1』
20日 『お嫁にいけない!・5(完)』
22日 『CAPTAINアリス・6』
22日 『零崎双識の人間試験・1』
22日 『デカガール・6』
22日 『妖孤×僕SS・6』
24日 『LaLa2月号』
26日 『超級!機動武闘伝Gガンダム・7』
26日 『超級!機動武闘伝Gガンダム 新宿・ギアナ高地編・1』
26日 『piece・7』
27日 『伯爵と妖精 恋よりもおだやかに見つめて』
27日 『鉄腕バーディーEVOLUTION・10』
27日 『7人のシェイクスピア・6』

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