スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


『プラネテス・Phase04』の感想

Phase04 『仕事として』              初めての方はこちらからどうぞ



<あらすじ>
未だに「新入り」と呼ばれることに少し憤慨気味のタナベ。 何とか一人前に扱ってもらおうとしているところに、宇宙連合議長の息子・コリンが現われた。 採算性の高いデブリを連合から回してもらう条件で、事業部長が受け入れたのだ。 何かと七光りを強調するコリンにハチマキは憤るが、メンバーは「仕事として」割り切る流れ。 タナベも上司からコリンとハチマキの間に入るように要請されて微妙な立場。 一方、コリンの振る舞いはさらにエスカレート。 ハチマキに対しデブリ回収を蔑むような発言を連発し、いい加減我慢も限界に。 だが、ハチマキ以上にキレてしまったのは・・・!?


<感想>
はい、たいがいキレるのはタナベさんの役割のようです(笑)。
気持ちイイほどカッコよく殴ってくれちゃってます、コリンの顔面を(爆)。

今回のテーマは「宇宙サラリーマン事情」ってところでしょうか。
『プラネテス』は基本的に、生きるとか働くとかを真正面から取り組んでると思うのですが、
今回の『仕事として』は、「仕事」に付加されてしまう様々なしがらみを並べながら本質を描く、というカッコイイお話です。
個人的に作画レベルも高いと思うのですが…どうでしょ?(いやいつも高いけど)。

七光りは持って生まれた自分の財産だ、と位置づけて勝手し放題のコリン。
あくまでも「仕事として」コリンを受け入れた事業部長。
出世の手段として彼の世話を買って出たクレア。
下手を働いてクビになりたくないために彼におもねる課長・次長のデブリコンビ(エーデル談)。
嫌だけと、その見返りを得るために割り切るフィー船長。
ホントに嫌だけど、ハチとコリンの衝突が良くないことが分かるので、仲介させられるタナベ。
そして、どうしてもコリンの存在を受け入れられない、ハチマキ。

様々な人が様々な立場と考えを持って、コリンというお荷物(断言)と接するわけです。
これって、まさにサラリーマンの辛いところ。
嫌なこと、たくさん有りますもんねぇ…(遠い目)。 巧く描かれていると思います、とっても。

で、この中で一番中途半端な対応しちゃうのが、ハチマキなんですよね。
「仕事として」割り切れなくていちいちコリンに突っかかってしまう割りに、一番良いところは愛ちゃんに持ってかれちゃうし(笑)。
一応、タナベはハチのことを思って仲介してるのに、それも気に入らないんですよね。

彼はすごく仕事にプライドを持っているんだけど、多分そのことに本気のところでは気づいていないんじゃないかと私は思ってます。
コリンに挑発されて殴ろうとするんですけど、それって性格的に喧嘩っ早いからであって、
殴ったとしてもタナベほど確固とした啖呵はきれなかったような気がします。
逆に「そう、それが言いたかった!!」ってミラクルヒットだったのではないでしょうか。
わりといつも、情があるのにそれを言葉に出来ない不器用さがありますよね。
私もそうなので、ハチの怒りにいちいち同調してしまい、結構ぐったり疲れました(笑)。

あ、でもこのおかげでタナベは「脱・新入り」を果たしましたんだ!!
ハチに初めて苗字で呼んでもらえて幸せそうな愛ちゃんでした。



<チェック>
課長とラビィ係長
…ダメ上司っぷり大発揮の二人。「計算がたつなら貸し借りなしと考え」て処分はないとする事業部長とは対照的に、いつまでも処分を恐れて落ち込んでる辺りが、いっそ哀れ(笑)。「OK牧場」は2078年でも健在の様子…。

クレア
…今回の話で本編にやっと絡んできた感じ。管制課のエリートですが、何故そんなに出世したいのかとか気になります。タナベ的には、ハチとの関係もとっても気になるお相手?


プラネテスオフィシャルサイトはこちらから。
関連記事
スポンサーサイト


『プラネテス・Phase03』の感想

Phase03 『帰還軌道』             初めての方はこちらからどうぞ


<あらすじ>
危険を伴う宇宙での仕事。 万一のために遺言状を書くことが義務付けられていていることを知り、真剣に考えるタナベ。 勧誘にやってくる保険屋に「家族に残せるのはお金だ」と言われ反論するが、ハチマキは遺言状にも保険にもタナベの意見にもイマイチ気が乗らない。 そんな時に回収したのは、50年前に宇宙葬にされた宇宙飛行士の棺桶。 ハチマキ達は地球にいる遺族の話を聞き、宇宙に魅せられた者だから再び宇宙へ返そうとするが、タナベは遺族の元へ返すべきだと大反論!! 力ずくの行為に出るが・・・?


<感想>
いやでも棺桶投げるのはやり過ぎなんじゃぁ、タナベさん…(笑)。

遺言状と、保険と、宇宙での生き方。
これらが絶妙に絡み合い、キャラそれぞれの考え方も立っていて、非常に面白い作りです。
タナベは真面目に遺言状に取り組み、親しい人に何を残せるのかを考えた結果、それは「愛」だと結論付ける。 そしてこの結論が、後半パートでの彼女の暴挙の理由となっているです。
一方ハチは、遺言状について一応考えてはみるものの、全てがしっくりこない。 そのため、後半でタナベを完全に説得するだけの力に欠けてしまう。
この辺りの前半から後半への話の運び方が、本当に巧いんだな!!

後半の宇宙葬。
ハチは棺桶を見て、宇宙で死にたかった宇宙飛行士の悲願を感じ取るわけです。
宇宙で、一人で生きて、一人で死ぬ。
そんな宇宙飛行士のロマン(?)に触れて、その気持ちを自分のもののように感じてしまう。
多分ハチは、ここにくるまでは、そんな風には考えてなかったと思う。
一人の宇宙飛行士の生き方を見て、漠然と思っていたことが形になったような気がしたのでしょう。
だから、是非もう一度宇宙へ返してやりたい。 そう考えたのではないでしょうか。

一方タナベは、棺桶が天文学的確率で地球に近づいてきたのだから、宇宙飛行士は後悔して地球へ帰りたいと思っているんだ!!と主張する。
少なくとも愛してくれている人がいるのだから、そこへ戻るべきだ、と。
そもそも、一人で生きて一人で死んで…なんて言う宇宙飛行士の生き方は、タナベにとっては「バカみたい!!」と感じてしまうものだからだ。

この考え方の違いが、今後のストーリー展開に大きく関わってきます。
このお話は、『プラネテス』が問いたい本題の提起部分に当たるのではないでしょうか。

ちなみに私、結構本気で泣きました。タナベ派です(笑)。



<チェック>
リュシーの慧眼
…遺言状のことを真面目に考えないハチのことを、タナベは本気で心配し、憤っている。この様子を見て、「愛だねぇ」と一言。 正しい分析なのでは!?(笑)。

タナベの父?
…遺言状を書く時に「お父さん、葬式にロックは似合いません…」とか何とか呟いてます。 初見では意味不明でしたが今なら分かる!! これって原作ネタじゃん!!(是非原作もチェックだ!!)

ユーリの様子
…恒例ですが(笑)。 「家族ならずっと一緒にいるべきだ」というタナベにハチはげっそりしますが、ユーリは「一理ある」とこぼす。 その真意は一体…?(早く書きたい・笑)

『プラネテス』オフィシャルサイトはこちらから。
関連記事


『プラネテス・Phaseプラネタリウム』の感想

Phaseプラネタリウム 『屑星の空』          初めての方はこちらからどーぞ!


プラネタリウムに行って来ました!!
ステキでした!! 泣きました!!(ぉぃ!)

…何のことかというと、『プラネテス』の第10話『屑星の空』を再編集?したものを、プラネタリウムで投影しているのですよ。
東急まちだスターホールでやっているらしかったので、遥々行ってまいりました。
えぇ、栃木からね(遠)。

ちなみに、こちらの五藤光学さんのページで、開催場所などを確認出来ますので。

あ、プラネタリウムへ行くアニメ版第10話までは見ておいた方がいいのかも…。
同じ『屑星の空』ですが、セリフやシーンの繋がり方が少し違うんです。
ストーリーの流れを切ってあって、プラネタリウムで初めて『プラネテス』と出会う人も作品世界に入りやすいようになっているハズです。



<あらすじ>
ハチマキこと星野八郎太は、宇宙でゴミ(=デブリ)を拾う宇宙飛行士(そしてしがないサラリーマン)だ。 デブリ回収船の船長・フィーにどやされ、まだまだ足手纏いの新人タナベの面倒を見ながら、同僚のユーリとデブリを拾う毎日。 ユーリは自分のことを全く話さず、ずっと一人で何かを探しているようだった。 そんな打ち解けない態度にハチマキは苛立ち衝突してしまう。 だが、その後のデブリ回収ミッションでユーリの様子がおかしいことに気づいたハチマキ達は救出に向かう。 ユーリは必死に何かに手を伸ばしていた。 それこそが、ユーリが長年捜し求めてきたものであり、仲間だから打ち明けられない過去の全てだった…。


<感想>
スゴイんです、これ!! いや、まぢで!!
まず第一に、「プラネタリウムで投影する」ことを最大限に有効活用してある創りになっている、ということ(当たり前なんですけどね)。
ハチ達がデブリを拾うシーンなんかは、アニメの長方形の枠を飛び出して、半円状の満天の星の中で行われています。
これが圧巻!! 
今までも宇宙の中に漂うゴミ達を想像してましたが、より身近に、より怖いものに感じることが出来ました。
その恐怖感が、アルナイル8型機の事故とうまく連鎖して共感度が増す、という効果に繋がっています。
さすがだなぁ…。

あとは、ストーリーの組み替え方。
第10話の『屑星の空』は当然「第10話」な訳で、ここに来るまでのストーリーや伏線が生かされたものになっています。
でもそれではプラネタリウムで投影するという、完結された状態には不具合があるでしょう。
だからストーリーの流れを切る必要があるわけですが、それってどうやるのか、興味深々だったんです。
でもこれまた圧巻!!
第10話でタナベは「ギガルト先生の病気のことを言えずに悩んでいる」訳ですが、この状態をそっくり「仕事に慣れない・向いていないことを悩んでいる」状態に置き換えているのです。
セリフは変えなければなりませんが、これでタナベが「前半でミスを犯す→ユーリに悩みを相談する」というアニメフィルム通りに話を持っていけるうえに、初めて『プラネテス』を見る人にも親切な設定に変わっています。
うわぁ、スゴイ。

あと、 「仲間だからこそ打ち明けられないことがある」というセリフ設定の扱い方。
「第10話」では、タナベがハチにギガルト先生のことを言えずに悩んでいたけれど、このセリフによってそういう優しさもあるんだ、と納得して口を噤み続けるきっかけとなっています。
一方プラネタリウム版では、ユーリが過去の秘密を打ち明けられないでいた状態を表す言葉として使われています。
こじつけ具合が全くなくて、本当にしっくり来るように創ってあるのです。
いやぁ、スゴイ(そればっかダネ)。

それからもう一つ。
これは今後のお話なんでなんとも書きづらいのですが、これからハチが経験することになる『空間喪失症』という症状があるんですね。
宇宙に放り出された恐怖などで暗闇・無音の空間に拒絶反応を示すことなんですけど、
この恐怖を少しだけ味わうことができました。
それは、投影前にプラネタリウムが真っ暗になっていく瞬間です。
プラネタリウムって(当たり前ですが)室内がどんどん暗くなっていって、最後は「暗い」どころか本当に深い「闇」に包まれるんですよね。
記憶にあるよりかなり闇度が高くて驚きました。
その後にゆっくり光って表れる、無数の星たち。
それらを見たとき、サァーっと血の気が引きました。
ほんの一瞬の出来事なんですけどね。
広大すぎる、何か得体の知れないものに触れた時の恐怖感なんだと思います。
宇宙飛行士さんたちは、こういう空間に慣れるための訓練もしているようですが、本当にスゴイな、と思いました。
いや、ハチ。これって怖いわ(笑)。

そんな訳で大絶賛してしまいましたが。プラネタリウム版プラネテス。
もう一度見たいなぁ、と思いますよ。
未体験の方、ぜひオススメします。




プラネテスオフィシャルサイトはこちら
関連記事


『プラネテス・Phase02』の感想

Phase02 『夢のような』            初めての方はこちらからどうぞ!!


<あらすじ>

今日も今日とて奇妙な動きをするデブリ課の面々に驚くタナベ
どうやら宝くじを当てるためのおまじないらしい。
ハチマキの夢は宝くじを当てて「宇宙船を買うこと」なのだが、周囲の人にからかわれてイマイチ面白くない。
折りしも、同期のチェンシンが旅客機の副操縦士へ出世することになり、ハチマキも喜ぶ。
だが一方で、自分の夢が全く進んでいないことへの焦りから、周りの人に優しくすることが出来なくなる。
そんな時に回収を命じられたのは、偶然にも3年前にハチマキのミスで取り逃したデブリ。
しかも、そのデブリとチェンシンの乗る旅客機の軌道がぶつかっていたのだ。
ハチマキはメンバーの静止も聞かずにデブリの軌道変更へと乗り出す。
タイムリミットが近づく中、無事にデブリの中心を射抜いて軌道を逸らすことが出来るのか…!?



<感想>
いや、もちろん出来るんですけどね(笑)。
出来るのですが、大切なのはそこじゃないんです。

第1話よりも更に踏み込んだストーリーで、ピックアップされたのは当然(?)主人公のハチマキ。
進歩の見えない自分…。夢へ邁進している親友…。
モヤモヤしているハチマキの葛藤と、以前失敗したデブリとを向き合わせるやり方が、本当に巧い!!!
身の危険よりも親友を思って軌道変更へ向かうハチは、むちゃくちゃカッコイイじゃないですか。
う~ん、ロマンですなぁ(笑)。
回想シーンでハチを励まし続けるとある言葉。
「ゆっくり、ゆっくりでいいんだ」その通りに前へ進んでいる自分に手応えを得る。これはそんなお話でした。

実際見てみるととても濃い内容で、「これ1本に詰めちゃうの勿体無いのでは?」と思うほど。
惜しげもなく詰めてる辺りが、さすが、なんですけどね。
前半、ハチがタナベに散々「質量の中心を射抜け!!」と喚いてる教えていることが、後半のデブリ回収に繋がっていく運びも巧い。
ホント、この作品は気を抜いては見られないです。

ハチのキャラクタもいろいろ表現されてますね。
ロマンチストなとことか(笑)、友達思いのとことか、ケンカっ早いとことか。でも繊細なとことか。
普通、なんですよね、ハチって。隣のお兄ちゃん、って感じがイイのだと思います。



<チェック>
キーワード『木星往還船』
…チェンシンが夢と語る『木星往還船』。っていうか、こんな最初から伏線張ってたんだ(驚)!!

ユーリの様子
…窓の外をボーっと眺めてますねぇ(どんな解説だ)

ハチの回想シーン
…何気なく登場してますが、ギガルト先生。後々登場です。こんな最初から伏線h(以下同文)。


気に入っていただけましたら、第3話紹介ページへGo!!して下さると幸せです。 走る


プラネテスオフィシャルサイトはこちら
関連記事


『プラネテス・Phase01』の感想

Phase01 『大気の外で』            初めての方はこちらからどうぞ!! 

<あらすじ>
月にある宇宙事業会社・テクノーラの新入社員・タナベ
希望通り宇宙飛行士として働ける部署に配属されたが、そこは手品をする社員とか動物を世話する社員とかタバコを吸う社員とかオムツ姿で歩き回る社員とかがいる奇妙な「デブリ課」だった。
特にデリカシーのないハチマキとは初っ端からぶつかり合い、宇宙飛行士に対する憧れを打ち砕かれてしまう。
そんなタナベの初仕事は、軍事衛星の軌道を守るために「平和の象徴」のプレートを廃棄するというもの。戦争の道具のためにプレートを燃やすことを「仕事」と割り切るメンバーに納得できないタナベだったが、肌で「宇宙」を感じ、さらにハチマキの仕事ぶりを知り、感動を覚えるのだった…。



<感想>
でもその「感動」は勘違いなんだけどね、というオチが付く(笑)記念すべき第1話です。
視聴者と視線の近いタナベ目線で綴られてますが、主役はハチマキです、多分(笑)。

ストーリーと人物紹介をしなければならない初話の役割をきっちり果たしていて、タナベの嘘のない真っ直ぐな性格とか、ハチマキの子供っぽさとか、落ちこぼれのデブリ課とエリートの管制課との対比とかが、非常に高レベルで描かれています。

オープニングとして5年前の「アルナイル8型機事故」の様子から始まるのですが、これも後々絡んでくる大切な場面なんで、忘れずにチェックしておきたいところです。
あと、タナベが初めて宇宙に出たときの地球がとっても綺麗に描かれています。
タナベが「ちっぽけな自分」を思い知るシーンなんで、この落差が効いてくる感じでとても気に入ってます。



<名台詞>
「宇宙飛行士って、国とか重力とか、全部自由なんじゃないんですか!?」
「宇宙飛行士だってな、サラリーマンなんだよ!!」

タナベとハチの掛け合い漫才真剣なシーンです。二人のこのスタンスの違いが、後々どうなっていくのか…?

「そんなの嫌だよ、愛がない」
タナベお得意の「愛」発言。第1話から出てたんですねぇ。これも最後まで意味を持つ、作中で大切な台詞の一つです。


もし気に入ってきただけたら、第2話紹介ページへGo!!して下さると幸せです。
走る


プラネテスオフィシャルサイトはこちら

関連記事


☆Web拍手ボタン

押して頂くとりるがハリキリます(笑)

☆カテゴリ

☆サブカテゴリ (タグ)

 

☆最新コメント

☆リンク(おすすめサイト様)

☆アクセスカウンタ

QRコード

QRコード

RSSリンクの表示

アクセス解析

関連記事Loader

[猫カフェ]futaha

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

☆検索フォーム

☆購読予定一覧

☆アニメDVDの人気ランキング

☆更新日カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

08月 | 2005年09月 | 10月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -


☆オススメ





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。