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『プラネテス・Phase07』の感想

Phase07 『地球外少女』               初めての方はこちらからどうぞ


<あらすじ>
忍者たちとのホテル脱出で足を怪我したハチマキは、月の病院で治療中。 タナベが何かと世話をやいたり、隣のベッドのベテラン飛行士・ローランドに説教されたりとなかなか落ち着かない。 そんな中、ハチはロビーで地球を見つめる少女・ノノと出会う。 12年も月にいるという珍しい環境のノノに地球の海の話をせがまれたりと意気投合するが、タナベはイマイチ面白くない。 退院の日、ノノの病気を聞けないまま別れたハチだが、帰りの車中で月面に横たわるローランドを見つける。 彼は何故そこにいたのか、そしてノノは何故12年も月にいるのか…。


<感想>
ずっと書きたかったお話までようやく来ました…(遅いからね…)
いつも複数の視点から1話を構成するプラネテスですが、今回はわりとシンプル。
主にハチマキ目線。 タナベやローランド、ノノも、ほとんど彼から見た状態で描かれています。

いろいろ詰め込まれた本当に良く出来たお話なんですが、極端に要約すると、
ハチが宇宙って何だ?ということを再認識するためのお話なんだろうな。

「地球から離れては生きていけない」
というのが宇宙の人々の一般認識であるようで、ハチ自身もそう感じている。
そんな中で出会った、12年も月にいるという少女。
「オレには耐えられない」。 ノノは、ハチの一般的な常識の外にいる存在として登場します。

それから、ローランド。
宇宙での功績が大きい彼は、新米(?)飛行士であるハチに何かと説教をするも、その内容は、
宇宙は偉大だ、ということ。
「死に場所はここ意外にはないぞ」とキッパリと言います。
それは、地球から離れては生きていけない、という認識と正反対にあるのでは?
と見てる側は思うわけですよ。
でも、正反対ではない。それを証明するのが、このお話なのです。

どーでもいいんですけど、ハチがノノに最初に声をかけるシーン。
あれって、単なるナンパなんでしょうか!!(爆)
いや、タナベに接する時とは違って顔つきも声も穏やかで爽やかですよね。
他人に声かけるんだから当たり前ですが。
それにしては、紳士的(笑)。 こんなに紳士的な彼を見たのは初めてですよ…。
夜のロビーでノノにドキッとする言葉を投げかけられて、そそくさと帰ってしまった
彼の心中を慮るとちょっと笑えます(ヒドイ)。

閑話休題。
えー(コホン)。
憎まれ口が元気なローランドも、病院にいるからには病気な訳です(当たり前)。
その告知を受けた彼は、自分の言葉を実践しようとしたのか、無茶な行動に出ます。
「俺ほど宇宙を愛している者はいない。これで俺も宇宙(おまえ)の一部だ…」
その人が生きた道がそれぞれあるので一概には言っちゃいけないのかもしれないけれど、
この辺はアレです、Phase03の宇宙葬への憧憬と根源は同じような気がします。
自分の中にも近い感情があるからこそハチは妙にショックを受けてしまい、
神様は人間が嫌いなのかとかウジウジし始めてフィーさんに怒られるのではないでしょうか。

その答えをくれたのが、ノノ。
彼女が12年もの間月にいるのは、彼女が世界で四人しかいないルナリアン(月生まれ月育ち)だから。
ノノは月しか知らない。 地球は、いつも見るだけの場所。 憧れる場所なのだ。
ノノのようにハチマキより長身でも、それは月の低重力で骨が伸びているせいで、
筋力や心肺機能は正常ではない。
それでも、「地球は暮らしたい所じゃない、行ってみたいだけ。私が暮らすのは、ここ!!(月)」
そう宣言し、月の砂漠こそが自分にとっては海だという。
ハチにとっては、そこはやはりただの砂漠で。でもノノにはそこが海なのだと実感できた。

要するに、この広い宇宙と自分がどう向き合い、答えを出していくのか。

そういうことなのだと、ハチはノノから学ぶわけです。
この辺は、後々のハチの変貌ぶりを考えるととても初々しいくだりなんですが(笑)、
やっぱり基本はここで確認されています。 キーとなるお話ではないでしょうか。

そしてタナベ。 彼女はここからはもう「女」の部分をにじませながら描かれます。
お友達で楽しい、って時期は終わっちゃったんですね。
皮肉にも、弱冠12歳のノノの存在によって。



<チェック>
「女の子が男の見舞いに行く理由なんて、一つしかないと思いますけど」
…この手の恋愛ネタに名言の多いリュシーさんの言です(っていうかこの娘の他に恋愛担当がいないのか!)。 タナベ本人より先にタナベの気持ちに気づきまくりです。でも名言。 男性の方は、よく覚えておいてくださいね(何)。

ローランドの握力器
…ハチに「最近の若いモンは」系の説教を垂れるご老人ですが、人に言うだけあって自分のトレーニングはスゴイみたいです。 ハチも出来ないほどの強さで握力を鍛える彼。 宇宙への愛は本物のようです(こーいう細かいところもきちんと表現するからスゴイですよね、この番組)。


『プラネテス』公式HPはこちらからどうぞ
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『LaLaDX11月号(2005年)』の感想

『LaLaDX11月号』ladx0511_s.jpg 白泉社/2005.10.8

私がもう何年も読んでいるマンガ雑誌です。
完全なストーリー連載は基本的に無くて、シリーズを連作読みきりの形で掲載してます。
私のように連載が苦手な人には大プッシュ!!
本誌は『LaLa』で、こちらはいわゆる増刊号扱い。
ですが、作品の持つエネルギーとか思想性、フレッシュさ、真摯さなどは『DX』の方がダンゼン良いです。

少女マンガなので「苦手だな」と思っている男性もいらっしゃいます?
でも私、案外コレなら男性にも読んでいただけるのではないか、と思ってます。

今回、この雑誌をちょっとばかり取り上げようと思ったのは、こちらの凄いサイトの存在を知ったからです。
全然及びませんが、マンガ好きとして広めるお手伝いを、ささやかに。



<ご紹介>
個人的に今回のお気に入りは4つ。 簡単にご紹介。

草川為 『十二秘色のパレット』
セロの誕生日を祝いたい、という気持ちがなぜ生まれてくるのかよく分かってないグエル先生が凶悪なまでに可愛かったです(笑)。 卑怯だ(笑)。グエル先生視点だと、しっとりしたストーリーが出来上がるようです。 セロ視点の方が、からっと仕上がる気が。 何でかな、と思ったんですけど、多分グエル先生が人一倍不器用な愛情表現をする人だからでしょうね。

緑川ゆき 『夏目友人帳』
第5話です。 コミックス収録分あたりまでは、「夏目とゆかいな妖怪たち」的なノリで(ぇ?)優しくストーリーが進んでいましたが、今回は「やっぱり妖怪って怖い(ところもある)んだよ」というお話でした。 それでも、騙しておきながら「名を呼ばれるのは嫌いじゃない」と夏目を見つめる三篠や、レイコのために泣いてくれるヒノエは、どこか淋しさを湛えているように見えました。

ふじつか雪 『トリッキィ』
新人さんの可愛くてパワー溢れる作品でした。 これ、久々に「どきどきわくわく」するマンガらしいマンガだったきがします。 ハロウィンとか発明とか冒険とかって、夢があって良いですよね!!ひとコマひとコマが可愛くてしっかりしてて、言うことなし!! 大好きです。
 
萩尾彬 『シュガー☆ファミリー』
この方も…私大好きなんです。 綺麗な描線で綺麗な絵を描かれる方なんですけど、ヒロインの着替えにバッタリ!!みたいなお約束シーンとか、どこか少年誌のニオイがするのは何故なんでしょう(笑)。 お兄ちゃんと義理の妹、という設定は、すみませんすっごくツボです!!(笑)。


気に入っていただけたら幸いです。
以下目次。
こんな方々がこんな作品を掲載してますので、良かったらお試しください!!



<シリーズ物(ページ順)>
時計野はり 『ひたいに三日月』
…額に傷のある女の子・ゆたかと忍者に成長した幼馴染(笑)梓のお話。

斎藤けん 『花の名前』
…身の内に孤独をすまわせる蝶子と京の繊細な同居ストーリー。

槻宮杏 『楽園ルウト』
…地上に墜落した天使・花都と、墜落先(笑)の双子・笑也と大峰のドタバタラブコメ。

和泉明日香 『しにがみのバラッド。』
…電撃文庫の人気作の漫画化。一風変わった死神モモが出会う人々のお話。

川瀬夏菜 『飛べない魔女』
…ホウキに乗れない魔女・カリンを取り巻く魔法使いたちのファンタジー。

ささだあすか 『三日月パン』
…不幸体質のみずほが転がり込んだパン屋・三日月亭で巻き込まれるあれこれ。

<読みきり>
・津田雅美 『赤い実』 ・柳原望 『波斗の海』 ・林みかせ 『君とひみつの花園』
・藤方まゆ 『あぁ愛しの番長さま』 ・紫臣 『魔女の仔』
・藤原ヒロ 『透明な世界』 ・蘭咲ルイ 『ライバル☆コンプレックス』



白線社の公式ホームページはこちらからどうぞ。
コミックホームズさんに詳しいデータがありますのでどうぞ。 
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『プラネテス・Phase06』の感想

Phase06 『月のムササビ』               初めての方はこちらからどうぞ


<あらすじ>
月に着いたハチマキタナベフィーの3人。 別行動を取るはずが、何故かタナベの新アパート探しに付き合わされるハチ。 やっと辿りついたアパートには、怪しげな外観によく似合う(?)怪しげな偽忍者(住人たち)が住んでいた!! 何故か追われる二人だが、必死の逃亡の末にタナベはアパートへ、ハチも目的地へ向かう。 課長の命令で訪れたホテルだが、そこには見知らぬ美女・おりんが待っていた!! 何がなんだか戸惑っているうちに、ホテルは火事に見舞われてしまう。 しかもおりんは忍者と知り合い!? 果たして忍者はハチとおりんを助けられるのか!?


<感想>
いや、私も書いてて何が何やら…(笑)。
何だったんだろうこの回…(笑)。
謎だぜプラネテス!!と思いましたが、そこはさすがというべきか、後からきちんと本編に絡んできますので、ノーチェックでは通れません。

お話の役割としては、「月ってこんな感じになってるのよ」的な感じが大きいのではないかと。
後半のストーリーで月が大きなポイントとなりますので。
重力が6分の1Gだとか(だから忍法もどきが使える)、リゾート地としてにぎわう繁華街の様子とか。
その反面、地球と同じようにスラムっぽい貧窮街もあったりとか。
大きな消防車(デカ過ぎ)が運行している様子を見てたら、小さい頃に「未来の宇宙」とかの絵を描いたことを思い出しました。
あと70年後って、ホントにあんな感じなのかな。ちょっと楽しみですよね。

結局忍者さんたちが何者かというと、今で言う不法労働者にあたるわけです。
地球からヘリウム採掘に来たけれど、仲介業者が観光ビザで彼らを招きいれたあげくに逃げてしまったために、どうにも身動きできない身分になってしまったという。
こんなアンポンタンなお話を作っておきながら(笑)、こういう社会的というか硬派な発想もきちんと内包し、問題として向かい合おうとしているあたりが『プラネテス』の不思議なところです。
後半の騒動の根源にある発想も、このような社会的矛盾から発生してますし。
そういう意味で、このお話はプロトタイプと言えるかもしれません。

一方、ヒロインですが。
ホテルが火事になり、中にいる元妻・おりんを心配する小源太に対して暴言を吐くおりんの父に向かってタナベが、
「貧乏だって忍者だって、愛があれば大丈夫です!!」
と力強く諭します。
いや忍者はダメだろう!!というツッコミすら許されないくらい彼女は真面目なんで別に良いんですけど(良いのか)、
この「愛があれば大丈夫」っていうのは、今のタナベを形作る結構大きな思想です。
そう信じられていることが、精神的強さを作っていると思います。



<チェック>
忍者
…彼らをチェックしないで何を語る!!というほどの存在(笑)。 個々のご紹介はこちらからどうぞ。 ちなみにハチを追いかけて来た理由の一つが、「忍者の印のハチマキもしてるしっ!!」(笑)。 ハチマキって、忍者よりも体育祭のイメージの方が強いのは私だけだったのか…。

小源太(コージー・ブルース)とおりん(チッタ・サリバン)
…忍者リーダーの小源太の元妻がおりん。 詳しくはこちら。 離婚の原因は、小源太が命名した「おりん」に不満があったかららしい…。 いやそれ、ただの痴話ゲンカじゃん(爆)。 

撮影スタッフ
…第5話で登場したC級映画スタッフ。 ホテルの火事をちゃっかりカメラにおさめてます。 初見では気づかなかった…。


プラネテスオフィシャルサイトはこちらから。
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『夏目友人帳・1』の感想

img20051008.jpg『夏目友人帳・1』

<ご紹介>
緑川ゆき (白泉社花とゆめコミックス)
隔月間誌 『LaLaDX』 で読みきり連作として連載中。
白泉社HPで試し読みが出来ます。こちら

私、コミックス化を待ってました!! すっごい好きなんです、コレ。
ジャンルとしては、妖怪系?(何だそれ)
何故かこの作者の方は、妖怪が絡むとすっごくイイ物語を紡ぎ出すから不思議。
人や妖怪のもつ優しさがとても胸に響いて痛いくらいです。
とても繊細な線画なのに、意思のこもった表情を描ける人でもあります。
画面、白いけどね。

妖怪妖怪言ってますけど、別に『こなき爺』とかの有名どころが登場するわけじゃないんで(
笑)、
こなき爺ファン(いるのか?)の方はそういう期待はしないで下さいね~。



<主要登場人物(人物?)紹介と、恒例の血液型予想>
夏目貴志(なつめ・たかし)
…あやかしが見えてしまう高校生。身寄りが無いため、小さい頃から親戚中を転々としてきた。たどり着いた土地で、今まで以上のあやかしと出会うことに。A型かO型かで迷いましたが、エゴイストっぷりが無い分A型かなぁ(利己主義なO型・談)。

ニャンコ先生
…招き猫を依代(よりしろ)とする妖怪。偶然封印を夏目に解かれ、万一の時に友人帳の持ち主となることと引き換えに、夏目の護衛(?)をするようになる。本当の名は、斑(まだら)というが、夏目からは専ら猫扱いされている。人間で言えば、確実にO型では(笑)。


<あらすじ>
小さな頃から不思議なモノが見えることで疎まれてきた孤独な少年・夏目。 殊に最近は以前にも増して妖怪に追われる日々。 祖母レイコが妖怪いじめをした成果ともいえる遺品『友人帳』のために狙われているのだ、とニャンコ先生(招き猫姿の妖怪。酒好き)から教えられ、夏目は『友人帳』に記されている妖怪たちに、力の源である「名前」を返すことを決意する。 それはレイコの記憶を辿ることでもあり、また、今まで遠ざけてきた妖怪たちと向き合うことでもあるのだった・・・。


<感想>
もう、第1話から号泣してしまった…。 雑誌で一度読んでるハズなのにな~。
なんで今回は、涙度を特大の偏見でもって表してみました!!(★印)


・第1話★★★★★
お話としては、<あらすじ>通り。 

夏目もレイコさんも、妖怪が見えてしまうがゆえに孤独。
夏目が人や妖怪と距離を置いているのとは対照的に、レイコの方は妖怪に仕返し(?)をすることで自分を守っていた。その成功の履歴が『友人帳』なわけです。
でも、面白いですよね。
何で、妖怪を子分にするための契約書の名前が『友人帳』なのか。
その屈折した表現を見るたびに、切なくて仕方なくなりました。

作中、ニャンコ先生は何度も何度も夏目の瞳を見ています。
レイコさんとは違い素直に孤独をたたえる表情に、長く生きるこの妖怪が何を思ったのか。
夏目サイドだけではなく、それを知っていく物語でもあるような気がします。



・第2話★★★
道祖神・露神様と、その最後の信仰者・ハナさんとのエピソードを中心としたお話。

作中、夏目は今の保護者に向かって憧れの宿る視線を向けてます。
それと同じように、ハナさんは(見えないけれど)ツユカミさまのいる祠に、ツユカミさまはそんなハナさんに、真摯で温かい視線で向き合っています。
家族愛を知らない夏目にとって、また信仰で結ばれたハナさんとツユカミさまにとっても、相手は奇蹟のような存在なのかもしれません。
「だったらいいなぁ」と妖怪を思いやる夏目を見つめるニャンコ先生のまなざしも、そういうものへ変わっていくといいな、と思いました。

「だめだよ夏目。君は私の友人だ」というツユカミ様の一言に、涙したお話でした。



・第3話★
人間退治、を妖怪に依頼されてしまうお話(笑)。

「見えているものが存在しないかもしれない、不安定な世界を一人で歩く怖さ」
というものを私は味わったことがないのですが、ちび夏目とお姉さんのエピソードを見ていると、それは怖さと言うより「悲しさ」に近いのではないかと思いました。
だってやっぱり、夏目には見えていて存在しているわけで。
存在しているものを存在していないと言われてしまうことは、やっぱり悲しいじゃないですか。

「人だろうとあやかしだろうと ふれあわすのが心であるなら 同じだよな」
というセリフがとても綺麗に響いています。
夏目、田沼くんとお友達になれるといいね(笑)。

あと、夏目がばかばかと妖怪を殴るシーンが多々ありますが、物理力で妖怪が大人しくなるわけがないので(笑)、やはり彼にも妖力があるのでしょう。



・第4話★★★★★
燕の自縛妖怪に恩人探しを依頼されるお話(頼まれてばっかだな)。

第2話で夏目はツユカミさまに「友人」と呼ばれ、戸惑いながらも思いをかみしめてました。
第3話で妖怪びいきを指摘され、「ひいきじゃない。言葉を交わして『知り合い』になったからだ」と自ら語ります。
そして第4話。 切ないほど真っ直ぐに恩人をみつめる燕の姿に、「『友人』のために動いて何が悪い」と言い切る姿は、第2話で困惑した時と全く違っていました。
燕に「人を嫌いにならないでくれてありがとう」と優しく語ってますが、燕やニャンコ先生にしてみれば、夏目にこそ言いたいセリフではないでしょうか。
「優しいものは好きです あたたかいものも好きです だから人が好きです」
妖怪である燕にそこまで言わしめた夏目、分かり合えて良かったね。
夏目の中でいろいろなものが変化してきたことがわかる、ステキなお話です。



<総評>
とても良いです。 シリーズとして刊行されていくようなので、とても楽しみ。

白泉社の公式HPはこちらからどうぞ。
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『プラネテス・Phase05』の感想

Phase05 『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』          初めての方はこちらからどうぞ。


<あらすじ>
休暇を貰ったハチマキタナベフィーの3人は月へ行くことに。 定期便で4日の道のりだが、財布をなくしたり、無断撮影をする映画スタッフや小さな少女・シアと出合ったりと、楽しく(?)過ごしていた。 宇宙に憧れを抱くシアとハチマキは妙に意気投合するが、少女の両親は一家心中を図るための薬がなくなっていることに気づく。 その頃、タナベの財布がスリにあっていたことを突き止めた定期便クルー・チェンシンは犯人を追い詰めるが、逆にシアを人質に取られてしまう。 ハチマキ達は、救出を願う両親の声に応えることが出来るのか…?


<感想>
…人の命かかってますから、出来ねば困る!!(笑)
というわけで、毎回違った視点をもつグループを登場させて、それらが巧く絡み合う構成を取ってる『プラネテス』ですが、今回は4つの視点をまとめていく模様。

?当然ハチマキ達テクノーラ社メンバー。純粋に休暇を楽しんでます。
?シアとその両親。借金取りに追われていて、何も知らないシアと無理心中する気満々で搭乗してます(ぇ)。
?C級映画の撮影スタッフ。すんごい所にもカメラを隠し持ってるある意味見上げたプロ根性。
?スリ犯。手先が器用で羨ましい…(違)。

どれか一つ欠けても話を纏めるのは難しそうです。
で、今回核となるのが、?スリ犯。
スリ犯があちこちで大活躍(だから違)をしてタナベの財布やシアの両親の薬を盗んだりしたために、?~?のメンバーが一堂に会する羽目になるわけです。
その辺の持っていき方は相変わらず秀逸。
だけど、今までのお話に比べて、内容はわりとベタ
そもそも定期便内で映画撮ろうとか無理心中しようとかの設定がまず無さ気…。
多分、これから月に行くっていうことと、後々ちょっとオイシイ所をさらうことになる撮影スタッフとの絡みを出したかったんでしょうね。
あとは、軽く力を抜いたお話も必要なので、そういう役割だったのかなと思います。
力が抜けてるからダメとかではなく、これはこれでドタバタ加減がすごく面白い。
やっぱりさすが、なのかも。

あ、あとこのお話くらいまでが、ハチとタナベの関係第一期って感じです。
ユーリが何故、一人休暇もとらずに宇宙を眺めているのか。
とかもひっくるめてこれから展開されていくので、やっぱり今回は狭間にあたるお話だった気がします。



<チェック>
リュシー
…同性から見て、良くも悪くも「女」な彼女。めちゃくちゃチェンシンにアピールしてますが、どうなることやら。

ユーリ
…毎回一度はユーリが宇宙を眺めるシーンがあるので私もいちいち書いてますが(笑)、別に取り上げなくてもアノ回までは進展しないですよねぇ…。でも書く。「何ででしょうねぇ!?」(しらじらしい…)


プラネテスのオフィシャルサイトはこちら。
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