『7時間目ラプソディー』の感想

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『7時間目ラプソディー』 田中メカ
白泉社花とゆめコミックス/2006.5.10/\390




『ホタルも同じ 自ら恋の火を燃やして光る
 ――音も立てず』



<ご紹介>
白泉社の隔月刊誌『LaLaDX』で、読みきり掲載された3部作。 青春大好きな高校教師と、夢見る少女の清く正しい(笑)ラブコメディです。 同時収録『Light Right ラビット』。

クラスの学級委員長・倫子さんは、真面目でしっかり者だけど、少女小説好きな妄想少女。 専ら悩みのタネなのは、担任の佐久先生のこと。 文化祭でコスプレ喫茶を企画するようなお調子者の佐久先生に、オクテの倫子さんは振り回されっぱなし。 でも、先生が開く「恋愛相談室」を覗いたことで、倫子さんの恋心も目覚め始め…。 同級生のマサオ君も加わって、放課後、二人のヒミツの7時間目はどんな音色を奏でるのでしょうか?
    →関連記事 『キスよりも早く・1』の感想


<感想>
メカ作品の中で1・2を争うほど好き。 なのに何で感想書いてなかったんだろう私…。 メカさんは受賞作である『Light Right ラビット』からずっと大好き。 なので個人的に、メカさん大好き!! な遍歴を辿れる貴重な一冊なのです(笑)。 思い入れ強すぎて、書き忘れてたのかな。


お話の内容は、もう王道中の王道である「教師と生徒」の恋愛コメディ。 でも、きっちり本気で真面目なもの。 最近すぐどーにかなっちゃう悪い教師がいますが、この本はそゆのないので(ないよね?)安心して読めるのも魅力。 清く正しいのに面白い。 これがスゴイ。
そういえば一度通りすがりの方から「りるさんはこういう設定が好きなんですね」という可愛いメールをいただいたことのある私ですが(笑)他のレーベルで連載されてたこの設定の少女漫画は全然面白くなかったのですよ(それに、もっと好きな設定あるし…)。 


最初は敬遠してきた先生を異性として意識するようになる展開は、少女漫画ではよくあるパターン。 それなのにこの作品を面白く感じるのは、おさげで真面目で佐久先生に振り回されてしまう倫子さんが、そりゃもう壮絶なまでに可愛いから、だと思う。 少女小説を読んで恋愛への夢を募らせるところなんか、マンガ読みなら一度は覚えのあるんじゃないかな? そりゃもう可愛いです。 なので、佐久先生が倫子さんを構いたくて仕方ない気持ち、読者はよく分かるという運び。

その佐久先生も、いわゆるカッコイイだけの人ではない辺りがコメディ要素。 青春大好きwなので、生徒の適度な恋愛をバックアップするのというフザケた一面と、真面目で生徒想いなギャップが、何故か澄まし顔したただのオトナより魅力的に見えるから不思議w

一人の人間にこういう幅広い面を持たせるのが上手な作者さんなので、いろんな角度から登場人物を見れるのが、面白さのヒミツなんじゃないかと思います。


3話の中でどれが好き?と聞かれたら、私は第2話が好き。 林の中で過ごす倫子さんと先生だけの短い時間が、とても濃密に描かれていて、ホントどきどきする。 それに、「夏虫」と「言わない気持ち」をかけた表現が上手すぎるんですよ。 描き下ろしのバレンタイン小話とその後のお話も可愛いので、雑誌で読んだ人にもオススメですw


<まとめ>
現在『LaLa』本誌で『キスよりも早く』を連載中のメカさんですが、教師と生徒の恋愛モノとしては、こちらが先輩格の作品。 未読の方は、是非一度お試し下さいw

<関連サイト様>
●感想拝読しました・・・9/2 『土星のわっか』 『☆My Comic List☆』
●この本を買う・・・ 『bk1』 / 『Amazon』
●出版社・・・『白泉社オンライン』



 
関連記事


『メフィスト5月号(2007年)』の感想

メフィスト 2007年 05月号 [雑誌]
講談社/?1500
発売日:2007-04-13


「綾辻行人×有栖川有栖のミステリジョッキー」
笠井潔・上遠野浩平・舞城王太郎・北山猛邦・他


<ご紹介>
講談社刊行のミステリ系文芸誌。 1年間の充電を経て堂々の再開なので、いろいろ気合入ってます。 平田秀一氏の幻想的な表紙イラストも素晴らしい!!
この雑誌の巻末では、メフィスト賞の応募作を編集者が批評する「座談会」を設けていて、ここでメフィスト賞を与えるかどうかが決まるというなかなかステキな雑誌。 いつまで経っても「小説現代増刊号」扱いなんですが、そろそろ独立したブランドにしても良いんじゃぁ…。


<感想>
4月から手元にあったのに、勿体無くてなかなか読み進めないうちに、今月9月号が発売されてしまいました。 いやぁ、慌てた慌てた(笑)。
核心に触れないよう気をつけますが、基本的にネタバレ注意!! あとで単行本化された時の参考になると良いな。



●島田荘司 『クロアチア人の手』
石岡和己の元に舞い込んだ、殺人事件の解明依頼。クロアチア人二人が謎の死を遂げたというのだが、頑丈な密室と死体を食べたピラニアは、何を語りかけているのか…。

御手洗シリーズの読みきり。 相変わらず御大はスウェーデンにいらっしゃるので、石岡くんが頑張るパターンです。 石岡くん苦手な私には、ちと厳しい展開でした…(笑)。

冒頭から、大戦のきっかけとなったクロアチア人とセルビア人の宿命のような重い話を展開させ、そうかと思うと一気に幻想的な雰囲気に物語りは移行する。 いつの時代も現実が一番残酷だと思わせる史実を、ここまでドラマチックに読ませるのか。 そして謎を導くのか。 この手腕は本当に凄まじい。
トリックや二人の関係にちょっとむむむとなる点もあるけれど、この物語の本質は多分そこではなく、最後の一文にある。 戦争を民族浄化という名目で正当化しつづける人類を、冒頭で批判しておきながら、犯人の行動もそこへ行き着く。 自己正当化へ至る人間の心理が如実に現れる結末の恐ろしさこそを伝えたかったのではないでしょうか。

このラストを読んで、筒井康隆『ロートレック荘事件』がちらりと思い浮かびました。 自己を責め続ける言葉で終わるこの作品のラストも、結局は究極の自己正当化だったし。 怖いのは、人間のそういう部分だと思わされた一作。 スゴイです。
    →関連過去記事 『上高地の切り裂きジャック』の感想



●はやみねかおる 『少年名探偵WHO 透明人間事件』 /武本糸会・画
「今夜10時、あなたの大切なものを奪いに参上します」透明人間から寄せられた謎の予告状。 少年探偵WHOが助手のネコイラズ君と事件に挑む!!

講談社ミステリーランドから刊行された、はやみねかおる『ぼくと未来屋の夏』の中で、作中作のキャラクタとして登場したWHOとネコイラズ君がメインで登場。 うわぁい、この子たち大好きだったので、嬉しいですw 確かに作中作では勿体無い人物造形だったし、何より『ぼくと未来屋の夏』をコミカライズした武本糸絵さんとのタッグも良かった。 武本さんオリジナルだった「委員長」が今回はやみね作品として登場してますが、何の違和感も無し。 素敵すぎる!!  明るく楽しく、そして少ししんみり。 気持ちよく読める持ち味が最大限に発揮された良作です。
    →関連過去記事 『ぼくと未来屋の夏・1』の感想



●森博嗣 『ライ麦畑で増幅して』 /ささきすばる・画(Xシリーズ予告編)
「午前と午後が背中合わせ」 突然亡くなった社長が残した謎の遺言。 オーディオルームで出会った椙田という男。 小川令子の未来は?

6月に刊行された森博嗣の新シリーズ『Xシリーズ』の予告編。 椙田と出会うまでを綺麗な文章とコンパクトな分量でセンチメンタル風味に仕上げた短編。 スピーカとネット。 いつもながら比喩表現の美しさは格別です。

人の気持ちも、思惑も、謎かけの言葉さえも、ほとんど明らかにならないまま静かに終焉するんだけど、それが反って印象深い。 この短編を読んでから
『イナイ×イナイ』へ進むと、令子女史に対する見方が変化するのではないでしょうか。 「自分が一番若い」という理由で片づけを始める人は、好きだなぁ。
謎かけの答えは分からないけれど、どれだけ想像しても、暗い答えは出てこない。 彼女のものは、きっと明るい何かなのだと思う。
    →関連過去記事 『イナイ×イナイ』の感想



●西尾維新 『零崎曲識の人間人間・ランドセルランドの戦い』 
萩原子荻と零崎双識は何故かランドセルランドで一日デート? 詳細不明な殺人鬼、『少女趣味(ボルトキープ)』こと零崎曲識と零崎人識は、そんな二人を尾行するのだが・・・!!

という訳で、「人間シリーズ」第3弾。 相変わらず「妹」に弱い双識さんと(笑。弱いっていうか、1日100通のメールはもはやス○ーカー…)、謎に包まれた曲識さん、いつの間にかヘタレキャラになりつつある人識さんたちが登場です。
ランドセルランドでデート、というだけの話に、いろんな人の思惑が混戦したなかなか面白い出来。 ここでこのキャラとこんな事が…!!的な満足度は高いのではないでしょうか? 本当に、ネタを出し惜しみしない人です、西尾維新…(笑)。

いつも感じることですが、西尾維新は、作品的に「もういない」はずの人物を、そんな気配微塵も感じさせないほど魅力的に描きますよね。 これだけ読んでたら、このキャラが数年後にいないんだ、ってことは完全に感じないでしょう。 面白いな…。
    →関連過去記事 『刀語 第八話 微刀・釵』の感想



●辻村深月 『名前探しの放課後 第1回』
依田いつか、がふと気づくと、そこ3ヶ月前の世界だった。 名前を思い出せない「死んでしまったクラスメイト」は、誰なのか…。

連載です。 辻村深月を読むとどこか噛み合わない部分を感じるのですが、今回は特にそう。 主人公依田いつかは、作中のかなり早い段階で自分が今いる世界が「過去」であることに気づく。 気づくのだが、表立って驚いたり焦ったり訝しんだりはしない。 あくまでも彼の中だけで静に時をやり過ごしていく様子は、ちょっと私にはない反応で、「タイムトラベル?を辻村深月が書くとこうなるか…」とちょっと新鮮。 新鮮だけど、なんかちょっと納得いかない気も…。

後半部分は、いわゆる「タイムトラベル」の検証をしてます。 私は詳しくないけど、そゆ人でも読めるように作ろうとしているみたいです。 ただ多分、描きたいのは本格的なタイムトラベルではなく、「死んでしまったクラスメイト探し」なんだと思います。 それをクリアするための時間移動なんじゃないかなと予想中です。
    →関連過去記事 『ぼくのメジャースプーン』の感想



<まとめ>
長年買ってますが、今号の気合の入り方は尋常じゃないです。 普段購入しない単行本派の方にも、これはオススメ。 あと、来年の講談社BOX大河ノベルに島田荘司が参戦するっていうのが本気でスゴク楽しみです!!

<関連サイト様>
●この本を買う・・・Amazon 
●講談社ノベルス公式サイト・・・『講談社ノベルス』


 
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『獣神演武・1』の感想

獣神演武 1 (1) (ガンガンコミックス)

<ご紹介>
『鋼の錬金術師』の荒川弘がスクウェア・エニックス『ガンガンパワード』誌上で連載中の、チャイニーズっぽいファンタジー。 2007年10月期からアニメ化決定済み。

「天に七星在り。 其は北辰七星也。」 …岱燈と頼羅は、街から帝国軍を追い払う青龍党の一員。 岱燈は腕が立ちすぎて、「成人に打ち負かされる」ための成人の儀を済ませていない。 それを危惧した孫寧師父に招かれた劉鍠に、岱燈は負けてしまう。 だがそれは成人させて英傑のみが抜けるという大剣を授けるためだった。 その夜、何者かが岱燈の前に現れ、剣を奪おうとする。 訝しむ岱燈に、岱燈が七星と呼ばれる英傑の一つ「破軍」だと告げるのだが・・・。


<感想>
「天に七星在り。」なんて聞くと私としてはCLAMP『聖伝-RG VEDA』ですよ。 「汝ら 天を滅ぼす破とならん」って、カッコ良くて忘れられない。 でも、リアルタイムで読んでたら、きっともどかしかったんだろうな。

って、そんな話は置いといて、今回は『獣神演武』でした。 『マンガ一巻読破』様でレビューを読む限り、今すぐ読まなくても…と思ってたのですが、運良く貸してくれる神様がいらっしゃったので(笑)読むことに。


旅をしながら七星が集っていくお話になるのでしょう。 1巻に収録された各話で1人ずつ見つかっているので、今後もこのパターンなのかな? っていうことは、7人集まってから物語が動きそうな感じですが、とりあえず1巻の段階でどうということはなく、比較的よくあるパターンの中華風ファンタジーでした。
ただ、「よくある」というのは安定したネタであるためなので、そこに荒川弘の力が加われば、変な作品には絶対にならないんだろうな。


原作があり、しかも典型的なお話の中で、荒川さんっぽい色が多々出ているのはなかなか魅力的。 とくに第3話の温泉で鳳星がプカーと浮いてる場面の運びとか、それっぽくて好きです。 巻末おまけマンガを読む限り、スタッフさんも力入れて軒下とか描いてるみたいなんで(笑)、今後も楽しみにしていこうと思います。


ただ一つ苦言。 アニメ化前提のお話とはいえ、七星ってこの物語の核でしょう? 帯で思いっきりネタバレしてるのって、どうなのでしょう…?? 

<まとめ>
この作品で一番良いのは、『獣神演武』という書き文字。 私、この字のデザインがとても好きです。 …またマニアックな目線でスミマセン(笑)。


<関連サイト様>
●感想拝読しました・・・『マンガ一巻読破』
●TB送信先サイト・・・『或る書店員の戯言』 『コミックレビュー トラックバックセンター』
●この本を買う・・・ 『Amazon』
●出版社・・・『スクウェア・エニックス/ガンガンパワード公式サイト』



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『LaLa10月号 付録ドラマCD』の感想

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<感想>
『LaLa10月号』本誌の感想(→こちら)が長くなってしまったので分割しました。 
付録のドラマCDの感想です。 
人気4タイトルのドラマCDなんだけど、声優陣がなかなか豪華!! 結構お得だと思うので、普段コミックス派の方もチェックしてみるのも良いのではないかと(白泉社の回し者かよ)。

収録作品は『桜蘭高校ホスト部』 『ヴァンパイア騎士』 『会長はメイド様!』 『夏目友人帳』
それぞれ感想を書いてみようという試み。 け、決して記事数を稼ごうとかそんな考えじゃありませんので!!


●桜蘭高校ホスト部
脚本:葉鳥ビスコ 
出演:坂本真綾・宮野真守・松風雅也・鈴村健一・藤田圭宣・齋藤彩夏・桐井大介
内容:「通販」と「人に優しく」をテーマに悩み相談室をお昼の校内放送で開催して…。

ホスト部アニメのキャスト総出演で、超豪華っ!! 久々に聞いた…。 
一つ言うと、モリ先輩ファンは、絶対聞いた方が良い!! いろんな名言が聞けます。 「眠いモリです」とか(笑)。
アニメも原作も知っているけど、実はやっぱり両者は別物だと感じていました。 どちらが好き?と訊かれたら、実はアニメの方が好きなりるですが(ぉぃ)、今回のCDを聞いていると、何ていうか、アニメメンバーが原作ワールドを表現している不思議が面白かったです。 ロボの発想は、アニメでは無さそうだもん(笑)。 あの突拍子の無さはさすが葉鳥脚本!!って感じで面白かったです。 でも、手紙を棒読みするハルヒと、お金にウザイ(笑)鏡夜先輩は、いつでも何処でも同じ感じ(笑)。 もう大好きだっ!!


●ヴァンパイア騎士
脚本:藤咲あゆな
出演:岸尾だいすけ・千葉進歩・福山潤
内容:夜間クラス料理対決!! 優姫の好きな?お好み焼きを寮長と副寮長が…。

すみません、作品読んでないので誰が寮長で誰が副寮長なんだか…(失礼)。 なので、感想書けませんです。 とりあえず、プロの方の脚本によるギャグですよ。 分からないので、ただひたすら福山さんボイスに聞き惚れてました(笑)。 相変わらずステキな演技をする方です!!


●会長はメイド様!
脚本:藤原ヒロ
出演:小林沙苗・杉田智和・下野紘
内容:幸村に副会長としてのアドバイスをする美咲だが、碓氷が絡んで話がそれて…。

前回に引き続きの音声化なわけですが、相変わらずナイスキャスティング。 やる気のない碓氷とか特に(笑)。 もう原作読んでても脳内ではこの声でセリフ読んでますもん。 
幸村をいかに強くするか、というネタを会話で膨らませた内容で、特にストーリーはないです。 ただ、妙に幸村が可愛いだけで(笑)。 ただそれを「幸村らしい」で済ませて良いのかどうかは、甚だギモンなんですが…(それで良いのか)。 いちいちツッコミが早い美咲ちゃんが可愛かったです。 →過去記事『会長はメイド様!・3』の感想


●夏目友人帳
脚本:椎名理生
出演:神谷浩史・井上和彦・柚木涼香
内容:コミックス1巻に収録された燕の話を音声化。 →コミックス感想はこちら

な、夏目の声がめちゃくちゃカッコ良くてびっくり(笑)。 原作を読んでいるときに特に声のイメージが無かったのですが、これはカッコ良すぎなんじゃぁ(笑)。 とは思うものの、不満もイメージの相違もないです(有る訳ない!!)。 井上さんのニャンコ先生と、柚木さん演じる超可愛い燕が「古狸!」「低級!」「寸胴!」と言い合う雰囲気がめっちゃくちゃ気に入りましたw っていうか、燕が本気で可愛い…っ!!
大好きな燕の話に声が付くと知り、イメージ違ったらどうしようと思ったんですが、それは全くの杞憂で終わりました。 むしろイメージが深まって、今回のドラマCDの中で一番気に入ったお話です。
ただ、脚本的にはちょっとモノローグが多くて話に入りづらいな、と最初思ってしまいました。 読むのと耳で聞くのとでは、やはりちょっと違うんですね。


<関連サイト様>
●出版社・・・『白泉社オンライン』


 
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tags: LaLa

『LaLa10月号(2007年)』の感想

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『LaLa10月号』 白泉社/2007.8.24/?400



<感想>
表紙は人気作『会長はメイド様!』より美咲と碓氷がちょっぴり秋モード。 碓氷に「その左手(注目っ!!)を放せっ!!」とツッコミ入れてしまったのは秘密で(笑)。

今回は何といっても、付録のドラマCDが豪華!! 収録作は、『桜蘭高校ホスト部』 『ヴァンパイア騎士』 『会長はメイド様!』 『夏目友人帳』なり。 →CD感想はこちら

全体的な感想としては……えっと、何故か登場人物が皆さん、妙に積極的だった気が…(笑)。 クワンとか碓氷とか正とかまーくんとか(ほぼ全部かっ!!) 夏だから?? どこもかしこもラブでしたよ…(素敵)。
来月号からは、有川浩の『図書館戦争』が、弓きいろさんの作画でコミカライズ。 弓さん好きなので、かなり楽しみですw

    →過去記事『LaLa9月号』の感想
    →過去記事『LaLa8月号』の感想
    →過去記事『LaLa7月号』の感想
    →過去記事『LaLa6月号』の感想



●田中メカ 『キスよりも早く』
「続きは夏休みにね」と先生にラブラブな予告を貰った文乃。 だが蓋を開けてみれば、補習続きでそんな気配は全く無し!! だが同級生と行く花火大会で浴衣を着た文乃の可愛らしさに、先生は…。
………………(暫らくお待ち下さい)…………………。
犯罪~っ!!  あのYシャツお迎えは、犯罪級ですよ~っ!! 文乃も、特に鉄兵くんも、もう可愛すぎて反則っ!! とか思って錯乱してたら、ブンちゃんの浴衣姿はもっと破壊力満点でした(笑)。 ブンちゃんも危険なほど可愛く…あー、先生、かなり頑張ったんじゃないでしょうか(何をだ)。
毎回思うのですが、お話として、特段何かがあるわけではないんですよね、この作品は。 今回も「花火を見に行く」だけなのに、何でこんなにドラマチックになるんだろう…と、ひたすら感心。
ところで、学校で二人で花火見てたら、言い訳は効かないんじゃぁ…?と思ったのは私だけ?(余計ヤバイんじゃ…)鉄兵くんが「りーぜんと君」を読んでたのが、個人的ツボでした(笑)。
    →過去記事『キスよりも早く・1』の感想


●緑川ゆき 『夏目友人帳』
ニャンコ先生と訪れた野原で、不思議な円陣を見かけた夏目。 陣を描いた少女は夏目を知っている風だったが、突然「私、勝つから!!」と言い残して走り去ってしまう。 翌朝、夏目の体に「壱」の文字が浮かび上がり…。
『夏目友人帳』に女の子のゲストが出るのは非常に珍しいのではないでしょうか。 しかも、夏目と同じ、妖怪の見える子。 こ、これは、夏目にも遂に春が…!?と喜びかけたところで、あのラスト。 え、ちょっと、何やってるのよニャンコ先生…(笑、えない!!)。 人間、誰かに話すことで自らを納得させたり安心したり出来るもの。 なのに、それすらせずに耐え抜いてきた多軌ちゃんが、本当に偉くて切なくて、ちょっと泣きそうになりました。
多軌ちゃんに可愛いと褒められて動揺する先生は可愛かったし、「えー!!」と妖怪まで驚いてたのがツボでした。 そんなにブサイクで寸胴なのか先生…(笑)。
    →過去記事『夏目友人帳・4』の感想


●藤原ヒロ 『会長はメイド様!』
バイト先の慰安旅行で海に来た美咲達メンバーと碓氷。 イマイチ流行らない海の家を手伝うため、ここで出張メイドカフェを始めるが、水着にエプロンという美咲の衣装に碓氷は思わず・・・。
え、えろいんですけど碓氷さん・・・!!(笑)。 いや、確かに美咲ちゃんのあの!!恰好はどー見てもスゴく色っぽいのですが、それでもやりますかソレを・・・。 非常にドキドキしたけど、うって変わって優しく頼りがいのある後半の行動がなければ、確実に訴えられますよ(笑)。 でも、そのギャップが良いんだろーな・・・。 美咲ちゃんも、碓氷に優しくされて落ち着く自分に気づき始めたようです。 男バージョンの葵ちゃんは、何だかんだと美咲が気になるみたい。
強気な生徒会長が幽霊を怖がるっていうのは、やっぱり定番なのでしょうか。
    →過去記事『会長はメイド様!・3』の感想


●萩尾彬 『シュガー☆ファミリー』
軽い交通事故が原因で、逆行性健忘症になってしまった先生。 自分を一般的な「妹」として接してくる先生の態度に夕夏少し寂しく、一方帝一も、妹にしては可愛く目に映る夕夏が気になって・・・。
『LaLaDX』で人気のシリーズが本誌に2度目の登場。 基本的に大好きなんだけど、初めて読む人にはちょっと入りづらい展開だったのでは・・・? でも、帝一が日頃の自分を客観的に見て落ち込む様子は、めちゃくちゃ私のツボでした(笑・ヒドイ・・・)。 帝一が夕夏を「妹」だと拘るのも、夕夏が思う「どうしたって本当の兄妹にはなれない」という意識の裏返しなわけで、結局この二人の気持ちは同じ方を向いているんですよね。 っていうか、帝一、もう少しだったのに・・・(笑)。
    →過去記事『シュガー☆ファミリー・2』の感想


●草川為 『龍の花わずらい』
・・・・・・・・・・・・えぇぇぇぇっ!!?? 何このラスト!?と錯乱してしまい、もはやあらすじなど書けず。 クワンがコンラッド(腕違い)になっっちゃったの!?(ってこのネタは際どいか・・・)。 それまで、クワンにキスされるシャクヤが色っぽい顔しててお姉さんどーしよー!!とか(はい?)考えてたのが、全部吹っ飛びました。 え、クワン、無事だよねぇ・・・?? ところで、シャクヤがルシンに抱く感情は、あれは変化? それともただの罪悪感?
    →過去記事『龍の花わずらい・4』の感想


●葉鳥ビスコ 『桜蘭高校ホスト部』
何だかんだと環思いの鏡夜先輩はやっぱり良い人だなぁ、としみじみ。 鏡夜先輩の携帯は「故障」ではなく「破壊」ですが(笑)。 そしてハルヒも、何だかんだと環先輩想いで可愛いw 動き出した環先輩の環境が、ハルヒとの関係も動かしそうな予感でした。


●時計野はり 『お兄ちゃんと一緒』
正兄ちゃんが遂に・・・!!というのより、剛兄ちゃんの魅力が炸裂したお話、だと思いました!!(あれ?違う?)。 いいなぁ、ちゃんといろいろ見て考えて妹想い。 他の兄ちゃんズに比べ桜への想いは複雑なようだけど、頑張って欲しいですw 


●津田まさみ 『eensy-weensyモンスター』
人の気持ちをゆっくり描くストーリーと、大きなコマ割で進む展開が非常にマッチして面白いのですが、次号で最終回? もやもやした汚い部分も含めて「自分」。 むしろ、そんな嫌な面を好きと言って貰えた七花は幸せだと思うけどなw


<関連サイト様>
●感想拝読しました・・・『ざれごと寝言大事なこと』 『土星のわっか』 
               『☆My Comic List☆』
●出版社・・・『白泉社オンライン』


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