『デッドマン・ワンダーランド・4』のぷち感想

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『デッドマン・ワンダーランド・4』
片岡人生・近藤一馬
角川コミックエース/2008.10.25/¥540







『どんな小さくてつまらなくても…それが私の求める“自由”なんです
 ――その希望のためなら…復讐する暇も震えている暇もないでしょう?』


<感想>
絶望だけが蔓延する民営の監獄<デッドマン・ワンダーランド>。 そこでは本当に「希望」に意味がないのか――。


ということを、陰鬱で凄惨なサバイバル・アクションの中で熱く語りあげる独特な作品だと思ってます。 具体的にいうと、血液が宿す力<罪の枝>の能力者同士が激しく戦いあい、肉が削げ血が飛び、人の首がボーリングボールとして扱われるなかで(えぐい!!)、自分の子供を腕に抱きたいという凪さんの当り前の願いや、好きな男のために体を張る唐子さんの女っぷりや、シロとの小さな「約束」のために竦む体にむち打てるガンタの真っ直ぐさが、どこまでも輝いてました。 ラストは不覚にも泣きました!! もう、シロが可愛すぎなのよ…!!(泣っ)


お話としては、冤罪で収容された少年・ガンタと、ガンタの幼馴染でありながら正体不明の少女・シロが、巻き込み巻き込まれるサバイバル・アクション。 死の楽園の解体を願う反体制組織<自由の鎖>のメンバーと一緒に、デッドマンワンダーランドからの集団脱獄計画を発動させたものの、それはすでにDWLを守る<墓守>によって歪められていて…という、暗ぁい物語(笑)。

でも、そうやって舞台装置は殺伐としてるのに、人間ドラマは完璧に熱く、人間の弱さも強さもひっくるめて「面白い」のだ。 とても不思議なバランスの上に成り立ってる物語だと思います。 そして、良くも悪くも絵が上手いっ!! おかげで<罪の枝>能力者の戦うシーンは本当に気持ち悪いんですよ。 だいたい精神的にもイっちゃってる人ばかりなんで、技がエグすぎ(笑)。 でもその分、ラスト5ページでのシロの表情の変化は絶品でした!! 本当は「孤独」なのに、ガンタのこと「大好き」なのに、その言葉も認識もないままただ「泣く」しか出来ないシロがめちゃめちゃ愛しいっ!! 特にラスト1ページの上手さには舌を巻くばかりでした。 もうメロメロ…w っていうか、ここで終わるんだ!? ガンタとすれ違ったままで終わるんだ!? ちょっともー絶対5巻も読んじゃうじゃん!! …という感じにひとり盛り上がりましたよ(笑)。


あとは、凪さんがレディとの戦いで左腕を失うシーンで泣いた…。 痛みよりも、子供を抱くための腕が失くなった哀悼を感じさせる表情描写に泣いた…。 それでもただ一つの「希望」を胸に、敵にも自分にも屈しない凪さんと、そんな彼に惚れぬいて「性根が黒う」ならない唐子さんを見てると、希望は絶対に絶望にならないと思える。 たとえ歪んでいようが何だろうが、諦めないことさえも自由なんだと信じられる。 ガンタには、今後どうやっても「もう一人のシロ」との絶望的な未来が待ってるので、二人の生き様を目に焼き付けて欲しいなと思います。 頑張れ男の子っ!!



⇒『デッドマン・ワンダーランド・1~3』のぷち感想


    


関連記事


『LaLa1月号(2009年)』の感想(後編)

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『LaLa1月号(2009年)』
白泉社/2008.11.22/¥400




<感想>
『LaLa1月号』の感想、後編記事です。 何度も書くけど、今号は面白かったのだ!! あ、ちなみにふろくのカレンダーは激烈に美しかったですーw
それにしても、何でこんなに長くなったんだろう…(笑)。 では、後編どーぞーw(⇒前編はここ


●弓きいろ/有川浩 『図書館戦争LOVE&WAR』
熾烈な戦闘が予想される作戦から、「戦力不足」だと外されてしまった郁。 納得できない郁と除外した堂上、それぞれの胸中は複雑で…。

泣いた!! 2つの意味で泣きました。 1つは、「公序良俗を謳って人を殺すのか」という、私が本当の本当に尊敬する稲嶺指令の凄惨な過去に。 そしてもう1つは、「精一杯頑張ります!」という郁の誓いに。 愛する人を失い、それゆえに武力を求めた自分の過去に「後悔はない」と言い切る凄烈さは、本当に憧れる。 悔しさも寂しさも全てを糧に生きてきた指令の横に、さり気なく咲く「カミツレの花」に泣きました!!(分からない人は原作を読もう!!)。 

あとはもう、ひたすら「郁ちゃん馬鹿」な堂上教官(笑)の不器用さが際立って素敵でしたw 自分でも統制しきれないほど複雑な郁ちゃんへの感情にドキドキしましたよ。 いやソレお節介どころじゃなからっ、もう愛だからっ!!と叫んじゃった(笑)。 だだ漏れーw
で、その不公平さを糾弾する小牧教官のアップ、カッコ良かったです!! かーなーり、トキメキましたよw 郁ちゃんのために、大好きな堂上教官に一生懸命食ってかかる手塚も良かった、忠犬みたいで(笑)。 そして柴崎。 ホント良い女だなっ、大好きですw 誰もが堂上と郁の為を思って、自分が出来る「正しいこと」をしてるから、余計にカッコイイ。 そして、そんな人たちの想いを無駄にせず、自分で立ち上がった郁ちゃんがカッコ良かったよ!! 追いつきたい気持ちが本物だからなんだよね、頑張れ!!
 ⇒『図書館戦争 LOVE&WAR ・2』の感想


●筑波さくら 『瞳からディスティニー』
幼い頃虚弱体質だった少女・海は、ある日突然健康になった。 額に突然現れたアザと引き換えに。 数年後、初恋を経験した海の前に現れたのは、魔界の王子…!?

身代わり人形で側近の目をごまかせると思ってた王子に乾杯っ!!(笑) そして、バッグの中で海ちゃんを励まそうとあたふたしてる王子がツボすぎました。 しかも、長い間ドールハウスで海ちゃんの「目覚め」を待ってたんだなーと思うと、妙に不憫で可愛いです(笑)。 二人一緒なら恋のパワーで無敵、でも恋人にはなれない。 そんな矛盾すら可愛くて、どうやって幸せになるんだろうと未来が気になる。 続けば良いのにー。 お話的にはよくあるパターンなんだけど、そのお約束っぷりが効果的で良かったと思います。 あ、でも背景はもうちょっと欲しいかな。 


●藤方まゆ 『あぁ愛しの番長さま』
加藤くん奪還を誓い、武田との体育祭に挑むそうかさんたち徳工生。 そうかさんを守るために転校したはずなのに、それが正しいのか分からなくなった加藤くんは…。

やばい、シュンシュンに萌えてしまった…っ!!(笑) メガネ外すとかっ! 『上出来』って花咲かせるとかっ!! 『僕がもらってもいい?』とか!!! 『うん 冗談だよ』とか…っ!!!!(落ち着け・笑) えー何そのカッコ良さ、ズルいよシュンシュン。 ホントはメロスじゃなくって 『5分間で女を口説く会話術』 でも読んでたんじゃないの? (嫌だ、そんなシュンシュンは心底嫌だ!!・笑)
今回もの凄く頑張ってたのは、加藤くんのことが好きなのと、そうかさんが悲しんでるからと、悲しませるくらいなら自分が…っていうのと、もう複雑だったんだろうな。 その割りに彼、まったく報われてないあたりがまた…。 カッコ良さに身悶えつつも、ちょっともの悲しくなりました。 そうかさんへの想い、隠し切れなくなってそうなので心配です。 もう言っちゃえ!! 

でも、そうかさんの泣き顔見た瞬間に足がとまり、そうかさんが怪我した瞬間にブチ切れる加藤くんは、やっぱりさすがでしたーw お姫様抱っこされたそうかさんがめちゃくちゃ柔らかそう(笑。サイテー!!)で、一瞬加藤くんの理性を疑っちゃったよ。 予告を見るとラブが加熱するみたいなので、楽しみですw
それにしても、子分増えたな…。
 ⇒『あぁ愛しの番長さま・3』の感想


●草川為 『龍の花わずらい』
ルシンの思惑通り、龍の力を取り戻したシャクヤ。 陰ながら傷つくルシンには気づかないまま、シャクヤは何とか仲間を救出したけれど…。

扉絵のシャクヤとルシンの微笑ましさと、冒頭のでぃーぷさとのギャップが素敵でした(笑)。 捨て身のルシンだったけど、良かったね、ちゃんとシャクヤに伝わったよっ!! 何か自分のことのように嬉しいっw 骨まで響くほど傷ついても、理不尽に拒絶されてもシャクヤを想うルシンを見てると、「好き」になるのはホントに自分の心次第なんだなって思います。 今が薔薇を伸ばすチャンスだよルシン、今シャクヤにつけいらないで何時つけいるんだ!!(酷い・笑)

とはいえ、クワンの愛情の行方も気になるっ!! 私は絶対アマランスではなくシャクヤだと思うんだけどなぁ。 言葉を濁すシャクヤに、『…強引に?』と問うクワンのブラック度が素敵でした!! 怖っ!!(笑) でもやっぱり一番は、ラストのコマのシャクヤです。 恥らう感じが超可愛いっ!! ルピナが狙われたことに気づいたキコクさんとの関係といい、人間関係から目が話せません!!
え、領主? どーでもいいです(笑)。
 ⇒『龍の花わずらい・5』の感想


●時計野はり 『お兄ちゃんと一緒』
体育祭の賭けに勝ち、桜とのデート権を得た鈴木君。 緊張しつつ待ち合わせ場所に向うけど、そこはお兄ちゃんズと小塚先輩が当然のように妨害してきて…。

この扉絵大好きですw みんな人待ち顔(てか、桜ちゃん待ち顔?)なんだけど性格が表れてますよねー。 色彩的なバランスとか含めて妙に好き。 今月一番好きな扉絵でした。
で、内容。 また変な新キャラ出てきた…(笑)。 鈴木君のお姉ちゃんはどーでもイイです。 私は桜ちゃんと正兄ちゃんのデートが見たいっ!! でも小塚先輩とのデートが見られたからまぁイイや(ぇぇ!?)。 桜ちゃんが幸せなのが良いです。 簡単に幸せになって、簡単に落ち込んで…と、正兄ちゃんとの恋に一喜一憂する桜ちゃんが可愛いんだもん。 正兄ちゃんも桜ちゃんも、相手から自分への想いにイマイチ自信がないみたいだけど、それでもお互いがいることで一瞬で幸せになれるパワーって素敵だと思う。 そして、頑張れ鈴木君(笑)。


●一ノ瀬かおる 『未少年プロデュース』
ド田舎出身の嘉子とコウセイ。 高校でコウセイの田舎っぽさを笑われて悔しい嘉子は、少女マンガをお手本に「コウセイ様」をプロデュース!! 大成功するのだけど…。

『LaLaDX』でも華やかさが目立った一ノ瀬さんの本誌初登場。 おめでとうございますw とことんカッコイイ男の子を描ける人なので、お話のコンセプトと絵柄がよく合ってました。 1頁使った嘉子ちゃんを抱き寄せるシーンとか、めっちゃドキドキしたもん!! 『どんなカッコしてても何してても』コウセイがカッコイイと知ってた嘉子ちゃんと、同じく嘉子ちゃんが可愛いと知ってたコウセイ。 コンテストの棄権はプロデュースそのものの放棄なわけで、他の誰よりも嘉子ちゃんの笑顔を大事にしたあの時コウセイが、一番カッコよかったなっ!! ラストの嘉子ちゃんの「お約束」な可愛らしさがまた良しw でも、他の部分ももうちょっと可愛く描いてあげても良かった気がします。




⇒『LaLa1月号(2009年)』の感想(前編)に戻る
⇒前号 『LaLa12月号(2008年)』の感想
⇒次号『LaLa2月号』の感想


<感想拝読したサイト様>
『土星のわっか』様 『雲職人の休息』様 『のんびりまったり雑記帳』


    


関連記事


1月購入予定。

白泉社と講談社のサイトで、2009年1月発売予定が早々と更新されてたので抜粋ですw やばい、お正月早々、たくさん買う本があるよ…(笑)!! 
えーと、この記事は確実に、後で再更新します。
追記:12/8 小説とコミックを少し追記。 


<コミック購入決定分>
1/05 田中メカ『7月の魔法使い』 白泉社
1/05 天乃忍『片恋トライアングル・1』 白泉社
1/05 草川為『十二秘色のパレット・6(完結)』 白泉社
1/05 緑川ゆき『夏目友人帳・7』 白泉社
1/16 加藤元浩『Q.E.D.証明終了 ザ・ケース・ファイル』 講談社
1/16 加藤元浩『Q.E.D.証明終了・32』 講談社
1/16 加藤元浩『C.M.B. 森羅博物館の事件目録・10』 講談社
1/19 高屋奈月『星は歌う・4』
1/19 草凪みずほ『NGライフ・7』
1/30 芳崎せいむ『金魚屋古書店・8』 小学館

・・・待ちに待った(何年待っただろう!!)天乃忍さんの初コミックスが楽しみです!! おめでとうございますw しかも1巻表示があるっ。 最近太っ腹で嬉しいです、白泉社さんw メカさんの読みきりシリーズも楽しみだし、NHKでドラマも始まる『Q.E.D.』にも何やら動きが。 


<コミック気になる分>
1/05 緑川ゆき『夏目友人帳公式ファンブック─夏目と友人たち─』 白泉社
1/14 高屋奈月『幻影夢想・1(白泉社文庫)』 白泉社
1/19 都戸利津『環状白馬線 車掌の英さん』 白泉社
1/19 美内すずえ『ガラスの仮面・43』 白泉社
1/23 垣野内成美/田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿・11』 講談社
1/23 日本橋ヨヲコ『少女ファイト・5』 講談社
1/30 芳崎せいむ/長崎尚志『デカガール・1』 講談社

・・・『心霊探偵八雲~赤い瞳は知っている』のコミカライズが超面白かった都戸さんの新作が楽しみです。 『幻影』は待望の文庫化。 買っちゃいそうで怖いです(笑)。 芳崎さんはどんなお話なんだろう…?


<小説購入決定分>
12/26 青木祐子『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 
           恋のドレスと舞踏会の青』 集英社コバルト文庫
1/01 喬林知『前はマのつく鉄格子!』 角川ビーンズ文庫

・・・病気といわれようが何だろうが、『恋ドレ』最新巻が今からめっっっっっっちゃめちゃ楽しみですっ!!(笑)


<小説気になる分>
未定
                          
<参照>
太洋社・コミック発売予定一覧
Webコバルト
講談社BOOK倶楽部                      
                       


関連記事


『LaLa1月号(2009年)』の感想(前編)

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『LaLa1月号』
白泉社/2008.11.22/¥400






<感想>
表紙は『桜蘭高校ホスト部』よりハルヒが一人華やかにw 巻頭カラーは『会長はメイド様!』。 そしてふろくは超豪華、卓上カレンダーでしたー。

今号はホントにどれもこれも面白かった!! 正直、どのお話を読んでも泣きそうになりました。 それは、面白くて笑いすぎてだったり、切なさ故だったり、悔しいだろうなという共感だったり、ただただ哀しい出来事への涙だったり…いろいろだったけど、めちゃめちゃ心を揺さぶられるお話ばかりだった。 ちょっとみんな読むと良いですよ、カレンダーもお徳ですしね(笑)。

無駄に長くなったので(笑)、前後編に分割します(⇒後編はここ)。 感想は、掲載順。


●藤原ヒロ 『会長はメイド様!』
碓氷と二人で見ることになった他校の文化祭。 なりゆきで参加したゲームで、碓氷と手を繋ぐハメに!! 緊張する美咲だけど、いつしか「離したくない」と思っている自分に気づき、二人は…!!

…普通に「今月号は掲載順に読もうw」と軽い気持ちで読み始めたんだけど…もう、どこを切り取ってもラブくて、あまりの甘さに当てられっぱなしでした。 初っ端からこのラブ度か!!と一瞬『LaLa』編集部を呪いましたよ(笑)。 でもそれくらい良かったです!! 美咲ちゃんの無意識な上目遣いにもうメロメロっ。 あの可愛さは犯罪級です…(笑)。 でもって、遂に碓氷と……!! キャーと、思わず叫びました(笑)。

ずっと「美咲ちゃんは碓氷にはやらん!!」と思ってたけど(何故…)、何かもうここ数話は、碓氷が美咲ちゃんを「可愛くて仕方ない」って目で見てるのが伝わってきてて。 そういう想いがやっと美咲ちゃんに届いたのかと思うと、それはとても素敵なことだなって。 美咲ちゃんの必死の告白(?)を、半ば呆然と聞いている碓氷の赤い顔を見てたら、彼が今まで押し込めてた想いの深さに触れた気がして、思わず涙ぐんでしまいました。 絡まる二人の視線にもの凄く「熱」を感じましたよ。 くぅぅ、良かったな碓氷っ、今日は許すっ!!(笑)
何度も書くけど、この作品はこういう普通のラブコメだけで充分威力が高く魅力的。 あまり狙いすぎず、素直な感じで続けて欲しいですw 扉絵は、ハマってるけど狙いすぎかな。
 ⇒『会長はメイド様!・5』の感想


●葉鳥ビスコ 『桜蘭高校ホスト部』
環先輩が鹿谷嬢に告白された知り、落ち着かないハルヒ。 けれど環は、彼女の「恋」は寂しさ故の「執着」だと気づく。 力になれないと嘆く環に代わり、ホスト部の面々は…。

無意識に大トロリングをしちゃうハルヒは可愛いなぁw 自分の行動に気づいて不本意そうに顔をしかめるシーンとか、意外と重症な恋の病っぷりがホント愛しいです!! 鹿谷嬢からの執着にどう応えて良いか分からないという環を、鏡夜先輩が淋しそうというか何言ってんだコイツみたいな複雑な顔で見てたので、きっと次回、救われるのは鹿谷嬢だけではないんだと信じてます。 鏡夜先輩が本当に気づいて欲しいのは、環先輩なんじゃないかな。 環先輩が今までやってきたことは、無駄じゃないって。 ハルヒの企画、今から楽しみっ!!
 ⇒『桜蘭高校ホスト部・13』の感想


●緑川ゆき 『夏目友人帳』
偶然拾った人面石の妖に狙われてしまった夏目。 襲われたり悩んだりする自分を、助けてくれたり気遣ってくれる友人に感謝するが、一人ではどうすることもできなくて…!!

な、泣いてしまった…(ぐずっ)。 だってみんな優しいんだもん!! 夏目の家にチョビさん達が来たのも、本当はニャンコ先生の怪我と、その為に弱まった結界を心配したからでしょう? 『お前がちゃんと楽しいのがいい』って心から思ってくれる西村くんの強い眼差しも、塔子さんの温かさも、北本くんの怒りも、田沼くんと多軌ちゃんの心配も、それから、そういう優しさを全身で受けとめている夏目自身も。 みんながみんな優しくて、どこまでも愛しいよ!! 夏目はもうホントに一人ではなくて、そんな彼の掌に気持ち良さそうに頬寄せるニャンコ先生も一人ではなくて、そうやって優しさが連鎖していく温かさに泣きました。 夏目が掴みかけた「大切なこと」は、きっと一人では出来ないことなんじゃないかな。

それにしても…多軌ちゃん+田沼+夏目の青春っぷりにもドキドキです!! あれ、何気に西村は多軌ちゃん狙い!? 『夏目友人帳』で今までになかった描写なので、そーゆー意味でも今後に期待ですw。 人間関係が広がるって、素敵だなっ!!
 ⇒ 『夏目友人帳・5』の感想


●樋野まつり 『ヴァンパイア騎士』
吸血鬼ハンター協会長って、男だったんだ!!(笑) 今の今まで女性だと思ってた…。 やっぱりちゃんと読まないと駄目ですねw 背景が少ないのが残念です。


●呉由姫 『金色のコルダ』
香穂子のヴァイオリンの先生・王崎先輩が暫く不在になるその頃、学園に新たな教師が赴任してくる。 その教師への月森の言葉が、香穂子にある決心をさせて…。

香穂ちゃんのナイスガッツ!!を引きだしたのが自分だと気づいた時の月森くんの表情が、もうめちゃくちゃ良かったです。 『あきらめないで欲しい』には、今度のコンクールのことだけじゃなく、「同じ道を歩むこと」そのものまでが含まれてる気がする。 …彼は無自覚だろうけど、きっとそう。 王崎先輩が振った留学の話を遮ったのも、直前で香穂ちゃんが「(暫く会えないことを)さみしいな~」と言ってたからだし。  寂しがらせると思ったから、だよね? 自分でも気づかなかった感情をいろいろ思い知ったらしい月森くんの今後が、とても気になりますっ!!
あと、志水くんが久々の出番!! 『香穂先輩』も聞けたし、これはもとさん喜んでそう…w 良いな、土浦っちは1コマでした(笑)。


●田中メカ 『キスよりも早く』
先生たちと温泉旅行に行くことになった文乃。 けれど、先生を狙う留学生・メグに振り回されっぱなし!! メグに負けないくらい先生を好きだと実感した文乃は…。

浴衣の女の子って可愛いですよね~w 今回ホント至福でした!!(オヤヂか!!・笑) いやもう、冒頭で先生がブンちゃんにセクハラ(?)したくなる気持ちがよく分かるっ!!(いやそれ犯罪だから!!) そして今回も鉄兵くんが激烈に可愛らしかったですっ!! 不機嫌なメグをカニクリームコロッケで接待(笑)する姿とか、ブンちゃんに飴をあげて励ます姿を見てると、彼は本当に争いが嫌いなんだなって思う。 家族を早くに亡くして淋しいのは、ブンちゃんだけでは決してないんだよね。 みんなで仲良くしたいというのがスゴク伝わってきました。 愛い奴っ!!

で、ブンちゃん。 いや、貸切風呂に突撃はいろんな意味で結構アブない…(笑)。 ブンちゃんは可愛さだけでも充分恋の凶器(笑)なのに、「好きにしていいんだからね」は先生の鉄の自制心をも簡単に打ち砕くほどの威力だよね。 でも耐えた先生はスゴイ。 何気に「待ってくれる」のは乙女の憧れだと思うんだけどどーかな。
で、「結婚する」を打ち明けられた翔馬が、メグちゃんにどんな感情を抱くのか…うー、次回も楽しみっ!!
 ⇒『キスよりも早く・2』の感想


⇒『LaLa1月号(2009年)』の感想(後編)も読む!!

⇒次号『LaLa2月号』の感想




    



関連記事


『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン』の感想/♯08『無垢なる歪み』

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1 (Blu-ray Disc)

企画:サンライズ/原作:矢立肇・富野由悠季/監督:水島精二/シリーズ構成:黒田洋介

ガンダムを全く知らない、雑誌での予習もしてない管理人の、素人目線感想です。 台詞から全体の流れを見てみよう、という感じで書き連ねてます。

⇒『機動戦士ガンダム00』 感想一覧はこちら


♯08『無垢なる歪み』


『良いんだよ、それで。 僕たちは、家族なんだから』 (アレルヤ・ハプティズム)


いろんな意味でとてもドラマチックな回でした。 複雑に絡み合っていた人間関係のラインが表面化したり(刹那―ルイスとか、ティエリア―リボンズとか、ルイス―沙慈とか)、その一方で、リジェネや王留美などが秘めている思惑が、どんどん深く渦巻いていったり…。 何だかずっとドキドキしながら見ちゃいました。 

そんな中で提示された、『家族』というキーワード。 ♯07で描かれたセルゲイさんとソーマさんの親娘関係も、「擬似家族」の枠を超えて強い絆だった。 その流れを辿るように、アレルヤが優しくフェルトを気遣ったこと。 『本当の敵をこの目で見たい』というティエリアの願いを叶えるため、刹那が自ら協力したこと。 そして、家族の復讐を選んだロックオンを嘲るリボンズを、遺伝子操作された(らしい)ティエリアが否定したこと。 血が繋がっていなくても、抱いている「戦う理由」がそれぞれ違っていても、ソレスタルビーイングというチームが「家族」だという描写は、今後彼らが目指す「平和な世界」の大切な礎(いしずえ)になるんじゃないのかな、と思いました。 今回は戦闘シーンが少なかったためか、メンバーが着ている色違いの制服がとても目に付いて、それも「家族」というまとまりの象徴のように感じられました。 第2期のマイスター達が私情で戦いすぎる、という指摘をどこかで見たのだけど、確かに第1期で語られたCBの理念は今では変質したんだと思う。 彼らが行った武力介入は世界に変革を齎したけど、彼ら自身にも影響したんだろうな。 リジェネは、


・『リボンズ・アルマークの計画か、ソレスタルビーイングの理念か…』(リジェネ・レジェッタ)

と言ってたけれど、「イオリアが」「ヴェーダが」ではなく、「彼らが」この変革をどう未来に繋げていくのか。 それが見たいなと、強く思いました。 リジェネも同じなんじゃないかな、本当は。



でもって!! (以下、数行は駄文・笑)
制服に反するように今回たくさん披露されたコスプレ衣裳が、いろいろ凄かったんですw 何よりも、ティエリアの女装への高評価がよりにもよって「可憐」という言葉のセレクトなのが黒田節だと思います!!(断言・笑) いや、綺麗だったけど、可憐て・・・っ。

「可憐=姿・形がかわいらしく、守ってやりたくなるような気持ちを起こさせること。また、そのさま」(Yahoo!辞書機能より)

守ってやりたくなるよな気持ちにさせる人は、ガーターベルトに銃を忍ばせませんからー!!(笑) 思わず、スカートを跳ね上げた時のおみ足の美しさに目を奪われちゃったじゃないですか!! あー、目の保養だったなーw 可憐だったよなーw(ぇぇっ!?)。
ルイスも可愛かったですよねーw そりゃーもう、スミルノフ息子も一目で悩殺されますよっ!!(笑) ルイスと刹那が二人で話すのを、一人剣呑な顔で見つめる顔が忘れられませんっ。 あれは完全に嫉妬でいいですか!? いいんですね少佐!!

でも実は、一番私がKOされたのは、運転手風に車の脇に佇む刹那の姿だったりします・・・(笑)。 あれー、私別に刹那を特別ヒイキにしてた訳じゃないんだけど・・・何でだろう、あの姿は妙にツボでした、トキメキましたっ!!(笑) 今回は作画が素晴らしかったので、その術にハマっただけだと自分に言い聞かせているところです。 



・『淋しいの、沙慈、淋しいの、沙慈』 (ハロ)
 『・・・そうだね、少しね』 (沙慈・クロスロード)
・『そう、沙慈は空に・・・。 夢、叶えたんだね』 (ルイス・ハルヴィ)


初めてルイスの口から「沙慈」の名が!! 二人が同じ指輪を大事そうに持っていることが、嬉しく、そしてかなり切ない・・・。 指輪が「輪」である以上、どこかで必ず繋がってくるはずなので、その時を今は待つしかないのかな。 引き裂かれた二人が和解できるのは、アレルヤとマリーで伏線が出来ているはずなので、ここは強く信じたいです!!

でも、気になるのはルイスの症状。 「現代の医学では再生できない」と言われたGN粒子による腕の損傷が治癒していることへの副作用かもしれないけど、それ以上に、
・刹那の存在に気づいた不自然さ
・刹那との会話(『オレを覚えて…?』『珍しい名前だったから…』)で見せた伏目
・『ねぇ、彼は元気?』っていう呼びかけの軽さ
などを考えると、もしかして何らかの記憶や情報の操作を受けている可能性もあるのかなぁ…。 それこそ、マリーみたいに。 リジェネとティエリアみたいに。 うー、そんなの嫌だな…。


・『彼と会った時に、こう思った。 彼は今でも、君のこと…』 (刹那・F・セイエイ)

刹那の口から恋愛に関する台詞が聞けるとは思ってもなかったので、スゴク嬉しいっ!! これは成長と見ていいと思うんですよねっ。 アザディスタン解体の報を聞いてマリナさんを想いだしていたシーンも冒頭に挿入されたし、彼の中でも何らかのそういう変化があったからこそ、この台詞が口をついたんじゃないかな?と予想(希望かも・笑)してますw


・『参ったなぁもぉ☆ ホント、人気者ってツライですよねっ!!』 (パトリック・コーラサワー)
 『……まったく…本当に……まったくだ』 (カティ・マネキン)


この『まったくだ』がめちゃくちゃ愛しそうに響いたのは気のせいですか大佐っ!!(笑) 個人的には今でも気のせいであって欲しいと思ってるんですが(何だってコーラサワーなんかに…笑)、でも、「大佐」の顔から「カティ」さんの顔に戻せるのが彼しかいないのなら、それはそれで幸せになって欲しいとも、やっぱり思うんだよね。



・『イオリアにガンダムを託された僕は思う。 君たちは、間違っていると!! そうさ、僕は僕が信じた道を進む。 愚かだと言われようが、がむしゃらなまでにっ!!』 (ティエリア・アーデ)

カッコ良かったなぁ、ティエリア。 ヴェーダの情報の海に溺れていた第1期の彼を救い出してくれたロックオンに恥じない決意が、カッコ良かったよ!! ロックオンの言う通り、自分を型にはめちゃうなんて勿体無いよ。 女装だってやってみればそんなに綺麗だったじゃない~w(それ違う・笑) 世界の歪みを破壊する、ガンダムで。 その決意は刹那とまったく同じものだというのも意味深いものがあると思います。 第1期であんなに反目しあってたのに…この共鳴がどんな未来を開くのか、次回も期待ですw





・次回感想 ⇒♯09 『拭えぬ過去』
・前回感想 ⇒♯07 『再会と離別と』

・感想一覧 ⇒『機動戦士ガンダム00』の感想
・公式サイト⇒『サンライズ 機動戦士ガンダム00』



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