寄田みゆき 『源博士の異常な××・2』の感想

源博士の異常な××2

『源博士の異常な××・2』

寄田みゆき
講談社KCDX
2010年8月11日 第1刷発行/¥419+税






『 脳は成長し続ける いくつになってもきっと世界は広げられる
だから 未来に希望を持って――… 』


<ご紹介>
『BE・LOVE』 誌に掲載された第5~8話を収録した第2巻。 人の幸せは脳が作る!? 天才学者と不幸少女の脳研究ライフです。
22年間ずっと不幸のオンパレードだった丸山みのりは、行き倒れたところを天才学者・源博士に拾われる。 脳が人を幸せにするために存在することを証明したい博士は、みのりの自虐脳を研究するために秘書兼専属実験体として彼女を雇うことに。 学歴もお金も自信も無かったけれど、博士の研究と源研のみんなの役に立とうと奮闘するうちに、みのりの自虐脳も次第に幸せホルモン・セロトニンを分泌出来るようになってきた。 ますます張り切るみのりだけど、研究室のみんなもいろいろな事情を抱えているようで…?


<感想>
正直、1巻よりも面白くなってるとは想像してなかったのですごく嬉しい!! 2巻面白かったーw そもそものテーマが 「脳が人を幸せにする」 なので、物語の行き先が暗くならないのは強みかも。 作中では様々な悩みが描かれるけど、そこを救うのは脳の持つ可能性と、人間の温かさ。 前者を源博士が、後者を (主に) みのりちゃんが受け持つことでバランスが取れるし、沈んでも浮き上がってくる人の強さも心地よい。 どのお話にも素敵な前向きセリフが満載で、どれを引用しようか迷ったくらいです。 コメディパートとほんのりパートの比重も丁度良いし、うん、私こういう前向きなの大好きだ!
  

脳マンガ、というとちょっと薀蓄系に流れそうな気もするけど、この作品は同じくらい 「気持ち」 に重きを置いてるのがいいですね。 もちろん、あちこちに挿入される脳話も興味深く描かれていて、やる気脳の作り方や、いじめられた脳がどうなっているのか、セロトニンの分泌を上げるたべものは?… などが、簡単に説明されてることは面白いです。 それらが無理なくストーリーに馴染んでいるあたりも上手。
 
でもきっとそれだけなら普通で、私がいいなって思うのは、人を支えるのは結局は人だ、ということが描かれている部分。 今でこそ型破りな源博士だって、幼少期の祖父の言葉で自分の好きなものを信じることが出来た。 大好きな研究をやめられない赤井くんを支えるのも、みのりちゃんがいじめに立ち向かえたのも、「誰か」 がいてくれたから。 好きなことをするための代償に気付きながらも、そうやって誰かが誰かを信じることで幸せな脳になっていってる様子が素敵だなぁと思うのです。 人間は脳の大部分を使えていないと聞いたことがあるけど、その残りにもこんなパワーが詰まっているのかと思うと、ちょっと嬉しいですねw


唯一の誤算はアレですね、思ってたよりラブコメ要素が低いままだったことでしょうかっ。 第4話でちょっとだけ来たラブコメの波が、第8話までほぼスルーなのが悲しい…… いや、8話もほぼスルーなのが悲しい…(笑)。 とはいえ、みのりちゃんのちょっとした変化にもよく気が付く博士や、彼女を探したり信じたりしてる博士にニヤニヤしてましたけどw (←充分楽しんでる・笑)  あと誤算とは違うけど、源研の人たちの苗字に 「色」 が共通してることに2巻でやっと気付きましてですね。 桃江、銀次、青木、白石、赤井と来たから 「もしかしてチャーンも色の名前!?」 と興奮して検索したら、 「チャーンはタイ語で象の意味」 という結果になりちょっと残念、みたいな…(笑)。 いずれにしろ、結構いろんな角度から楽しめるところがお気に入りなので、来春発売予定の3巻も楽しみですw
以下、各話語りー。

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『LaLa10月号(2010年)』の感想

LaLa10.jpg

『LaLa10月号(2010年)』

白泉社
2010年8月24日





<感想>
表紙は 『学園ベビーシッターズ』、 巻頭カラーは 『会長はメイド様!』、 ダブルふろくは 『夏目友人帳』 のニャンコ先生ぬいぐるみチャームと 『ヴァンパイア騎士』 メモパッド、全サは夏目・美咲・碓氷・ニャンコ先生のボイスフィギュアと、『ホスト部』 のクライマックスドラマCD、でした。 CD欲しい…。 
今月号は最初から最後まで面白かったですねー。 そしてとにかく、最終回目前の 『ホスト部』 がファイナル企画で目白押しなのが嬉しい。 こうやって華々しく盛り上げてもらえる、愛されてきた作品なんだなぁ…と感慨深いです。


●巻頭
・ニャンコ先生友人写真コンテストの発表。 どれも力作ですが、個人的にはぴぴのんちゃんと見つめあう写真が好みですw
・『ホスト部』 扉絵コレクション。 アリスの扉絵はやっぱり可愛い。 ハルヒが可愛いw  あとは、鏡夜先輩の浴衣姿が…(笑)。


●藤原ヒロ 『会長はメイド様!』
セディを一歩ずつ攻略していく様子は楽しかったけど、正直次号に続くとは思わなかったのでちょっと残念。 もうちょっとテンポアップしてくれると嬉しい。 そんな中でも、お互いの無茶を心配しあう美咲ちゃんと碓氷の様子はニヤニヤものでしたw でもそれ以上に、どんどん脱がされていく幸村の姿が衝撃的でした。 想定外すぎる(笑)。  でももっとそれ以上に、脱がされていく幸村を平然と見ている美咲ちゃんの姿が衝撃的でした…っ!!(爆笑) こんなにもお互い気にしてないといっそ清々しいですねw それにしても、セディが美咲ちゃんを敵認定するならともかく、「嫌い」っていう主観を口にしたことがちょっと気になります。 彼は主の命令には絶対なはずなのに何故そんなイレギュラーをしたのかなぁ?


●緑川ゆき 『夏目友人帳』
お話としては、近付きたいのに近づき方が分からない不器用さだとか、近付いて欲しくないのは親を心配してるからだという切実さだとか、相変わらずとても切なくまとまっていて 「やっぱり 『夏目友人帳』 は繊細な作品だな」 と改めて思い知らされます。  夏目が実家に帰る、でも、ほんの一時だけ。 その刹那にこめられた刹那さを、うまく表現してあると思います。 珍しくニャンコ先生がボディーガードとして役立ったのも立派だったしね。 あと、 『優しくしてやった』 って、悲しい言葉ですね…言った方も、言われた方も。
でも、でもねっ。 前号の予告にチビ夏目がいたじゃないですかっ。 個人的にそのチビ夏目がたくさん見られるのかと期待してたのに、全然出番がなかったので、ちょっと泣きたい気持ちでいっぱいですっ!! (そこかよ!・笑)


●葉鳥ビスコ 『桜蘭高校ホスト部』
念願叶って両想い! いざ初デート…というお話だけど、相変わらずかっ飛んでて 「これぞホスト部の馬鹿馬鹿しさだよねーw」 と嬉しくなりましたw  デートに紋付袴って…!!(笑) 光馨たちの苦労が偲ばれて笑いが止まりませんでしたw  でもそれ以上に寝起きブラックな鏡夜先輩の外道っぷりがいっそ潔くて、本気でドキドキしましたよっ。 面倒くさがってるくせに、ヅカ部登場で迷わず救いに行くんだもん、やっぱり鏡夜先輩は素敵だなぁw (うっとり)  彼が言ってた 『ひっかかってること』 は、最終章に入ってから私も何度も感想に書いたとおり、ホスト部のお客さんたちがハルヒの性別を見抜いてるんじゃないか…ということだろうな。 展開は読めるけど、葉鳥さんがそれをどのくらいドラマチックに描いてくれるのかがすごく楽しみですw

さて、主役二人。 本気でハルヒが可愛くて (扉絵も最高w)、 やきもち妬く馨たちの気持ちが良く分かりました。 メイちゃんはナイスアシストですね! ハルヒと離れてしまうと知ってても、悲しさを微塵も見せなかった環先輩も、何だかんだでカッコイイ人でした。 ハルヒが留学してしまうということは、彼らはもう桜蘭高校で同じ時を刻むことは出来なくなる。 それでも、環先輩もハルヒも、未来の自分達のために一歩踏み出せるくらいに信じあえてるんだなぁ…!!  次号最終回なんですが、今から結末への期待と、終わってしまう寂しさの間でぐるぐるしちゃってます。 うぅ、彼らに素敵な未来が待っていますように!!
 

●可歌まと 『狼陛下の花嫁』
「遊ばれてる」 の意味違いで大違い…みたいな(笑)。 誤解はあるけど 「マジでなのか」 は伝わったので良し。 そして、王宮では 「自分が妃役でいいのかな?」 と悩んでいた夕鈴が、何を置いても陛下を放っておけない自分を再確認出来たみたいで、これまた良かったです。 王宮は『帰る』場所になりつつある…そんな感じでしょうかw それにしても、金貸しが幅を利かせるのは世の常だけど、子分達の懐き方をみてると、几鍔は人柄で慕われてるなぁと思います。 私の中でも陛下が霞んでしまうくらいに几鍔さん押しになりそうな気が…(笑)。 遊んだ後の仕事って憂鬱なんだけど、生真面目な夕鈴の言葉でそんな己をちょっと恥じました。 私も週明けのお仕事頑張ろう!


●樋野まつり 『ヴァンパイア騎士』
お話後にあるファンページを見て、 「今月号はそういう内容だったのか!」 と理解できました(笑)。 ところどころ飛び飛びなので難しいなって思ってたけど、こういう頁があるってことはそう感じてるのは私だけじゃないってことかな? 何気にずっと出番のある藍堂センパイに愛しさを感じつつあります(笑)。


●田中メカ 『キスよりも早く』
翔馬はメンドクサイ男ネ、と笑って言えるメグちゃんが良い子過ぎてホントどうしようかと!!(泣っ) ずっと鉄兵くんの面倒を見てたし、翔馬くんのことを気遣ってたけど、自分だって切ないはずなのになー。 きっと、翔馬くんの面倒くさい一面を目の当たりに出来て、彼女も嬉しかったんだろうな。 メグちゃんにしてみれば、翔馬くんに関わることならどんなことでも、愛しさに変化するのかもしれない。 うぅ、可愛いなぁもうっ!!
で、翔馬くん。 ホント面倒くさいな(笑)。 でも、ちゃんと「好き」をいっぱい持ってる恰好イイ奴でもあるんだよね。 意地でもブンちゃんを好きだと言わないのは、未だに認めたくないのか、まーくんの殺気ゆえなのか…いずれにしろ、こんな生殺し状態でも彼は幸せそうなので、もちょっと悩めばいいと思います(笑)。

しかし、今話の最大のポイントは、兄弟ゲンカをキラキラしながら見つめてた鉄兵くんに違いないっ!! ブンちゃんとは年が離れてる上に仲良しだからケンカなんかないけど、だからこそ憧れるんだろうなぁ…w ハッ! 気付けば主役カップルについて語ってない…っ!! えーと、掌をペロは反則だと思いますっ(笑)。


●呉由姫 『金色のコルダ』
月森くんが自分の想いを自覚した時に 「やっとか!」 って思ったんだけど、そういえば香穂ちゃんもまだだったという驚愕の事実…というか、そこが肝ですもんね(笑)。 でも香穂ちゃんが、月森くんとの記憶を辿りながら想いを深めていく様子がスゴク良かった。 ドレスアップした正装も、コンクールはもちろんだけど、まるで彼女の恋が最高潮になるのを祝福したようなタイムリーさですよね。 そこに月森くんからの花束が加わるシーンを早く見たいなぁw  …それにしても土浦、月森くんに 『そんな気の廻せる奴だと思ってない』 って言ってるけど、君は気を廻しすぎですから!(笑) 平気で敵に塩を送っちゃうような人なんだよなぁと思うと、やっぱり私は彼が好きだと思います。 何か最近、これ毎月思ってるような気がする。 つまり、月を追うごとに土浦っちの不憫さが増してるってことですね…!?(爆笑) でも、惚れた女が他の男性を虜にしてることを 『すげぇな』 と思える人って、やっぱり恰好イイよ!! だから、君も頑張れ…(笑)。


●時計野はり 『学園ベビーシッターズ』
せっかく水着女子が登場したのに何て健全な展開なんだっ!!(笑) …でも、まぁ、そんなところが好きですけどw とりあえず猪又さん可愛かったです。 でもその可愛さがどーも誤解されてるのが気になる。 「柄」 じゃない、柄じゃないんだ大事なのはっ!!(笑) という感じで、いろいろツッコミどころはありつつも、竜くんと虎太郎くんの兄弟愛にホロリとします。 兄弟で好きすぎると狼谷くんは心配してるけど、私は多分、竜くんたちは本来ご両親に向けるはずだった分の愛情もお互いに向けてるだけだと思ってます。 全力でそっち向いちゃってるから、女の子の可愛さにもなかなか気付かないのかもしれない。 しばらくはそんな風に家族愛に満たされるのも幸せなんじゃないかなw


●津田雅美 『ちょっと江戸まで』
物語の核心に近付いてきたような展開で、俄然面白くなってきた! サブタイトルからしてかなり意味深長な気がします、上手く説明できないけど。 水戸の坊ちゃんには市井を自由に歩きまわれるような計らいをして、民の生活レベルを知る将軍に育てることが狙いなのかな。 そしてソウビちゃんも巻き込まれるみたい…。 親友だった二人が時を経て、理想の将軍職と守らなければならない者を天秤にかけるような事態にならなきゃいいけど…。


●なかじ有紀 『純愛ラビリンス』
ウミちゃんがつけてる星型のピンが可愛いですw 若いなー(笑)。 最近ずっと過去のなかじ作品を読み返してたんだけど、いつもファッショナブルなので細かいところまで可愛いんだよね。 そんなところが好きだなーw お話としては、 「家族モノ」 に弱いので面白かったです。 意地っ張りな息子に意地っ張りな父。 認め合ってるくせに口に出さないことこそ、江戸っ子の 「粋」 なのかもしれないですねw それはともかく、ハルちゃんのヤキモキ加減がツボでした(笑)。


●弓きいろ/有川浩 『図書館戦争 LOVE&WAR
何ていうかもう、あちこちから堂上教官の愛が零れてて、ニヤニヤが止まらずw  「好きな人前提」 にツッコミ入れるのとか 「犯罪に関わるわけない」 とか 「俺が守る」 とか、零れすぎですから教官っ!!(笑)  でも、「関わるわけない」 っていう信頼が、後の激怒に繋がる複線になってるあたり、相変わらず弓さん上手いなぁと思います。 揉み消しはしないという発言で、堂上の信頼は裏付けられてるわけだけど、そういう真っ直ぐさをそのまま信じれる柴崎や堂上も充分カッコイイ。 そのカッコイイ人たちに信じられてるから、郁ちゃんが胸を張って査問に向かえるんだっていう信頼の連鎖も、本当に素敵だ。 相手に恥じない自分でいたいっていうのはすごく難しい現実だけど、郁ちゃんなら出来る! 査問、頑張ってくださいっ!!  …それにしても彦江さん。 悪い顔だなぁ…(笑)。


●仲野えみこ 『イヴの秘めごと』
突然密室に閉じ込められた白井さん (巨乳美少女) と樋泉くん (S系天才少年) のラブコメ話。 子作り、うなぎパイ、巨乳…と、当然のように広げられるエロい状況設定にドキドキさせられたけど (LaLaなのに!・笑) 、中身は恥ずかしいくらい初々しい恋を描いたもので、個人的にストライク。  抑えきれずに泣きながら告白って、破壊力ありすぎです!!  白井さんの、滅びかけの人類や傷ついた樋泉にまっすぐ向けられる 「人を想う温かさ」 や、どーにもならない可愛さが、普段クールな樋泉くんの思考回路をマヒさせていく過程がこれまた可愛かった。 樋泉くんの、惚れてるかどうかも分からないくらいマヒしちゃうくらい盲目的な恋が本当に素敵ですw とりあえず、押し倒してからリボンタイを盗るまでのスピードが尋常じゃないくせに(笑)、 「この状況で」 耐え抜いた樋泉くんは偉いと思いましたw  これからもあのじいちゃんにはいろんな罠を仕掛けて欲しいものですー。


●森生まさみ 『キャラメルBOY』
久々の 『きゃらめるBOY』 だぁ☆  という訳で、今回も楽しく拝読しました。 小生意気でキザで自信家なオトコノコが、自分の年齢を限界にジタバタするのって可愛いですよねー (←オニか!・笑)。 もとかちゃんがどんなに幼く、頼りなく見えても、この年代で4年の経験値はかなり大きい。 それに、大事な場面で下手にカッコつけないことも。 もとかちゃんは、ここぞという時にきちんと頑張れる子なので、すごく可愛いです。 瞬くんは、まだ大事な場面でカッコつけちゃうから、告白でもキスでも何ででも一歩遅れちゃうんだよ(笑)。 なりふり構わないくらいの情熱を見せて欲しいものですw 頑張れ男の子ー!

それにしても…若さゆえの迷いのない眼差しで、 『間違ってない』 なんて言われちゃうと、ズルい大人は複雑ですよねお姉さん…と共感してしまう。 迷わない素直なもとかちゃんに、15年後はこんなにズルくなっちゃうんだと思われたくないもん。 データを潔く消したお姉さんは、カッコ良かったと思いますw


●次号予告
とにもかくにも、 『ホスト部』 最終回。 表紙も巻頭カラーも 『ホスト部』 です。 読みきりは、 『八雲と三潮』 と 『おいらんガール』。 最近シリーズものばかりなので、今号のように完全新作読みきりが欲しいところかな?  『夏目友人帳』 がお休みだけど、ふろくにドラマCD。 これも聞きたいですねw

・感想拝読しました →『雲職人の休息』様 
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2010年8月の日記

☆更新☆
・8/23 『花とゆめ18号(2010年)』の感想
・8/20 暁月あきら・西尾維新 『めだかボックス・3』の感想
・8/18 森生まさみ『もちもちの神様・1』の感想
・8/16 真柴なお『百年恋慕・1』の感想
・8/14 寄田みゆき 『源博士の異常な××・1』の感想
・8/09 樹なつみ 『デーモン聖典(サクリード)』全11巻 の感想
・8/06 2010年9月の購入予定
・8/05 天野シロ 『キングダムハーツ 358/2days』の感想
・8/02 やまむらはじめ 『天にひびき・2』の感想

●8/26
▼日記
ちょっとだけと旅に行ってました。 ずっと食べてばかりだった気がする…。 何気に美味しかったのがとまと味のソフトクリームだというのが自分でもびっくりです(笑)。


▼日記…というかマンガ話。
毎朝、NHKの連続テレビ小説 『ゲゲゲの女房』 を見てから出社するんですけど、NHKがなんだかもの凄いエネルギーを使ってマンガに向き合ってくれてるなぁという印象を受けてます。 以前サンデーとマガジンの50周年ドラマ 『ザ・ライバル』 (⇒感想) を放送した時も思ったんですけど、愛情ハンパないだろ!と嬉しくなること多いですw

そんな中で感じるのは、私マンガのこと何も知らないよなー、っていうこと。 一般的な人よりはマンガ読んでる方だけど上には上がわんさかいらっしゃるし、そもそも、いわゆる 「名作」 とかってあまり読んだことないからマンガ史とかも知らないし。 水木しげる氏の作品だってちゃんと読んだことないもんなぁ。 作中で村上弘明さんが編集長役をされてた雑誌・ゼタが、 『ガロ』 をモデルとしてるとか知らなかった。 貸本マンガが当時の親世代には有害図書だと思われてたとかもショックでしたねー。 今でもそういう考えの人いますけど、でも絶対的な偏見はもっと強かったんだろうな。 私がこんなに楽しくマンガを読める環境も、そういう苦労の上にあるんですね。

なので最近ちょっと、水木さんのこととか 『ガロ』 のこととか当時のマンガのこととか、そんなのをネットで調べたりするのが楽しかったりします。 『ガロ』 って名前だけは聞いたことある伝説の雑誌という印象だったので、わりと近年まで刊行されていたことに驚いたし、その末路も切なかったんだなぁ…とか、そんな風に。 何だかんだでマンガ好きなんですね、やっぱり。


▼そういえば。
夏といえば過去2年ほど 『漫画ナツ100』 という企画に 『無駄話』のトルドさん と一緒に参加させてもらって楽しかったんですけど、今年はなかったのでちょっと寂しいです。 一緒に参加という言葉がすでにおこがましくて、実際はただ便乗させてもらっただけなんですけど(笑)、一定の条件の中から好きなマンガを選ぶという作業は本当に難しくて、でも楽しかったのですよ。 今年の夏も残り少なくなってきましたが、もしお時間があるようでしたら、でもって何か面白い本ないかなーと迷ってるようでしたら、よかったらご参照くださいませw
 ・トルドさんがまとめてくださった記事  ⇒2008年版  ⇒2009年版
 ・りるの過去記事  ⇒2008年  ⇒2009年日記(8/17参照)
  *『無駄話』の前に?マークがついちゃってますが、ドリコムブログから移行した際に変換できなかった部分のようです。 直すの大変なのでそのまま表示させちゃいます。 トルドさんすみません…!!

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『花とゆめ18号(2010年)』の感想

花とゆめ

『花とゆめ18号(2010年)』

白泉社
2010年8月20日/¥330(税込)




<感想>
表紙は 『スキップ・ビート』、巻頭カラーは 『モノクロ少年少女』、ふろくは 『王子と魔女と姫君と』 のプリンセス☆バニティポーチでした。 
実は、突発的に訪れたネットカフェで 『花とゆめ』 18号を読むことができたんですw  ラッキー!!  とにかくですね、 「どうしようっ!?」 って動揺するくらいに 『モノクロ少年少女』 が可愛くて、つい簡易感想を書いちゃいました。 時間的に全部読めなかったのと、いつも読んでいるわけではないので間違った感想になっているかもしれませんが、 『続きを読む』 以下に収録しますので良かったら覗いてくださいねw
(ちなみに 『モノクロ少年少女』 『スキップ・ビート』 『ラブソラ』 『嵐とドクター』 です)

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暁月あきら・西尾維新 『めだかボックス・3』の感想

めだかボックス3

『めだかボックス・3』

暁月あきら(漫画)/西尾維新(原作)
集英社ジャンプコミックス
2010年2月9日 第1刷発行/¥400+税





『 無理であろうと不可能であろうと 私はがんばると決めた  だから がんばる!! 』


<感想>
『めだかボックス』 第3巻です。 3巻目にしてようやく、表紙を外すとおまけがあることに気付きました(笑)。 爆発事故による負傷ってことは、対めだかちゃんとの戦い後のひとコマ、という図でしょうか。 風紀委員って散々人を取り締まっておきながら、その実ただの雲仙冥利愛好会だったとは…っていうかむしろハーレム? ある意味本気で天晴れな10歳児だ!!(笑)


お話としては、その雲仙冥利とのバトルがメインでした。 スーパーボールって確かに怖い。 時速100キロで壁に打ち付けられると一端液状化するくせに、また固体に戻って弾力も失わないのがスーパーボールです。 まさに不死身の雲仙冥利らしい武器、なのかな? 
2巻よりさらにバトル度がアップしててあれ~という感じですが、まぁジャンプだしね。 そんなことは良いんです、瑣末な問題です。 そんなことより何が大事なのかということは2巻感想に書いたので省略するけど (するなよ!・笑)、それでもめだかちゃんの真骨頂その4が見れたり、 「友達」 の存在に支えられる幸せが描かれたりしてて、2巻より好みな展開でしたw  「大事なこと」 が描かれたシーンもあったしねw  めだかちゃんの唇の危機に立ち上がった善吉くんは珍しくカッコ良かったなぁw (め、珍しく!?)


善吉くんも言ってたけど、めだかちゃんにとって 「他人のため」 と 「友達のため」 では行動原理が異なる、というのは、友達としては格別に嬉しいことだよね。 もの凄く 「人間らしい」 もの。 雲仙冥利が 「人間の真似をしている」 と感じた通り、めだかちゃんはやっぱり多分、少し規格外だ。 けれど善吉くんだけは、多少規格外だろうとなんだろうと、彼女のことは 「人間として」 好きで、 「女の子として」 大好きなんだろうな。 だから 『やり過ぎだ』 と注意できるし、 『ひとりにしない』 って言ってあげられるし、ヤキモチだって妬く。  『俺とさえもわかりあえてなんていない』 と分かってても、大事にしようとしている。 放っておくとどんどん規格外になってしまうめだかちゃんを、 「人間」 らしく留めているのは、もしかしたら善吉くんの存在なのかもしれない。 もしかしたら、彼が一番めだかちゃんに好意的だからこそ、一番遠い存在なのかもしれない。 そう考えると、副会長には敵対的な人物がいいっていうめだかちゃんの希望を叶えるのは、意外と善吉くんだったりしないかな? 駄目かなぁ。


さて、これまた2巻感想で書いた 不知火ちゃんラスボス説(笑)ですが、まさか彼女のバックボーンがそんなだったとは思わなかった!! ラスボスっていうのはあくまでラブコメ的展開を考えた時の話だったんだけど (つまり、めだかちゃんのライバルとしてね)、もしかして全体的にもありえるのかな。 フラスコ計画のことも当然知ってるだろうし、どう絡んでくるのか楽しみです。 そしてお兄ちゃん。 また面倒そうなのが増えた(笑)。 元十三組ってことは、やっぱりアブノーマルな人なのかな。 …えっと、シスコン度がアブノーマルのは伝わってきたけどね(笑)。
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