猫西めぐ 『キラキラ・ソーダ・チョコレート・1』の感想

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『キラキラ・ソーダ・チョコレート・1』

猫西めぐ

アスキー・メディアワークス シルフコミックス
2010年11月22日 初版発行/¥580+税





『 最初はちょっと苦手って思ったのに
目の前が 炭酸水みたいにしゅわしゅわって はじけたの 』


<ご紹介>
『シルフ』 に掲載された7話 (+番外編1話) を収録した第1巻。 カラーピンナップ付です。
今日から晴れて高校生!という大事な入学式に遅刻をしてしまった寒田恵 (そうだ・めぐむ) は、校庭で背の高い美少女・岡原あまね が男子生徒に一本背負いをキメてるのを目撃!  衝撃のあまり 「怖ぇ…」 と呟くと、あまねは泣き出してしまった。 宝物の傘を乱暴に扱われたのがけんかの原因だと知り、恵は素直に謝罪。 その姿にあまねは感動してしまう。 しかも、教室で背負い投げを冷やかされたあまねのことも、きちんと庇って泣かせてくれた。 そんなこんなで仲良くなった二人の周りには、何故かクセのある級友が集まって来て・・・。 背は小さいけど頼りになる恵くんと、背は高いけど気弱なあまねちゃんが送る、甘酸っぱくて波乱に満ちた高校ライフの始まりです! 


<感想>
『マンガ一巻読破』様のレビューで気になってたので読んでみましたw まず、「青春はチョコみたいに甘くて、ソーダみたいにシュワシュワはじけてました。」 という帯のアオリ文が秀逸。 作品タイトルも、まさにそこを指してるんだろうな。 キラキラしてて甘くて弾けてて。 青春まっさかりの彼らはたぶん精一杯生きてるだけだから、自分たちの姿がそんなにキラキラしてるとか甘酸っぱいとかは感じてないかもしれない。 でも私は、頑張ってる恵くんたちの姿を見てそう感じたし、彼ら自身も後々 「あの頃は甘酸っぱかったなぁ」 と恥ずかしくなるような時を過ごせているのなら、それはとても素敵なことだと思う。 青春なんて、こっ恥ずかしいくらい真っすぐ生きてナンボでしょ! ねw


お話としては、面倒見の良い恵くんの周りに集まってきちゃう、ちょっとクセの強い面々とのスクールライフです。 クセの強さは、ある意味 「コンプレックスの裏返し」 なんだなぁとこの作品を見てて思います。 みんなそれぞれコンプレックスを抱えてて、でもそれを認められなくて、尖っちゃうんだよね。 こちらが尖ってしまうと、相手も萎縮してうまく関係が作れない。 そんな負の連鎖に陥ってたあまねちゃん達の前に、色眼鏡で他者を見ることを絶対にしない恵くんが現れたことで、お話が動きます。 トゲトゲした態度をとっても、恵くんはトゲの下に隠れてる本心を簡単に暴いてしまう。 それは多分、恵が風評に惑わされること泣く、自分の目で相手をしっかり見てるから。 だから、彼らが一番欲しい言葉をあげられるんだよね。  「かわいい」 って一言で救われちゃうあまねちゃんを見てると、誰かとまっすぐ向き合うことの難しさと簡単さに、くらくらしてくる。 人間関係なんて絶対に簡単じゃないのに、絶対に難しいのに、ピースがはまった瞬間にこんなにも簡単に心を開くことができる。 その不安定さが魅力なんだなぁ…w


個人的には、女子の友情が芽生える第2話と、男子の友情が芽生える第4話が、特にお気に入り。 いいよねぇ友情。  「俺らはな!これからときめき☆の高校生活が始まんだ!! 甘酸っぱいこととかいっぱいあって忙しいんだよ!」 っていう恵の啖呵、大好きだなぁw  要するに、誰よりも恵くんが高校生活を楽しみにしてるんだよね。 恵の周りにひとが集まってくる、というよりは、恵が無意識に皆を巻き込んで、より楽しいものにしようとしてるってことなんだろうな。 そういうのを感じ取ったからこそ、慶太との関係に悩む恵くんを、今度はあまねちゃんたちが放っておかない第5話に話が繋がる訳で、うん、上手なつくりです。 ストーリー的に目新しいものがあるわけじゃないけど、当たり前を当たり前に描いてあるのが良かった。 あとは、あまねちゃんの 「傘の王子様」 が誰なのかが気になります。 あの流れだと、もしかして歩くん…? 芽生え始めた恋心ともども、青春はノンストップで続いてるようなので、続きも読んでみようと思います。 まぁ、2011年冬発売予定なんですけどね (先過ぎる!・笑)。



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2011年4月の日記(+Web拍手お返事)

●4/29
▼日記 その1
 
今日からゴールデンウィークですね! 私の勤める会社は年末年始以外はカレンダー通り営業するので、3日休・1日出勤・3日休・1日出勤・2日休・という感じで、あまりゴールデン感はないです。 とはいえ、たっぷりお休みがあるのはやっぱり嬉しいです。 だって、たくさんマンガが読めるもんw (←いやちょっと待て。 他に予定はないのか!?・笑)  実は連休が明けるたびに、「今回こそはどこかに出かけたっていう土産話があるんだろうな?」と取引先のおじさまに心配されるくらい、深刻な出不精です(笑)。 うん、私もたまには土産話してあげたいw  東京に行こうかな?って思ってたんですけど、相手と予定がうまく合わなかったみたいなんで、地元でおとなしく過ごします。 あ、何気に栃木は被災地なので、支援がてら那須に足を運んで、わずかでもお金を落として来たいな~とは思ってます。 


▼日記 その2 
22日の日記で、懐かしさにかられて『夢幻伝説タカマガハラ』を再読してました、と書いたんですけど(反応してくださった方々ありがとうw)、この「懐かしい」というキーワードと「異世界に紛れこんでしまう」という設定に別の作品を思い出してしまい、どーしても読みたくって古本屋さんへ行ってきました。


普通の高校生だったユーリが、呪術により古代ヒッタイト帝国に召喚されたことで、大きな歴史の渦に巻き込まれていくお話です。 ところどころは読んでたんですけど、少コミ読者じゃなかったという理由と、絵柄がちょっと苦手なこともあって、今まできちんと読んだことがなかったんですよね。 あと、「長編だからハマると厄介だけど、でも読んだら絶対ハマるだろうな」という予感もあったから手を出さなかったんです。 けど……読んじゃったw そしてハマっちゃったw(笑) 

いやぁ面白いです! 二人が結ばれるところまで読もう思って読み始めたんですけど(嫌な客だな)、意外とじれじれな展開に驚きました。 昔は私も幼かったからか結構えっちな印象があったんですけど、今読むとそうでもないどころか、やっとカイルがユーリに手を出すのがこの14巻ですよ! 2年もよく耐えたな(←そういうこと言わない・笑)。 二人のロマンスにドキドキし、権謀術数うずまく皇妃とのやり取りに息を飲み、戦の行方にハラハラする。 マンガ的な綺麗事と、歴史モノに必要な(人死にを含む)悲しさのバランスが素晴らしかったです。 続きも読みたい…w


▼最近買った本 
そんな訳で立読みをさせてもらった代わりに、ちゃんとお買い物もしてきました。
・征矢友花『トッペンカムデンへようこそ』6巻
・藤間麗『黎明のアルカナ』1巻・3~4巻
・『別冊花とゆめ』


『トッペン~』は、古本屋さんでもなかなか揃わないですね。 あと4巻5巻7巻が未入手。 これらを探しに、明日は隣町の古本屋さんまで行く予定です。 ついでに『×しな!』の3巻以降も売ってると良いなw  あと、24日の日記で『黎明のアルカナ』の1巻が見当たらない!と書いたんですけど、よくよく思い出したら買ってないだけだったという……思い出せて良かった(笑)。 


▼Web拍手お返事 
>4/24 4月日記の「タカマガハラ」懐かしいです!・・・という方へ
メッセージありがとうございますw 『タカマガハラ』懐かしいですよね~。 ストーリー的な深みはないけれど、可愛くてドキドキ出来て日本古代史にちょっと興味を持てる、素敵な作品だと思います。 『なかよし』はほとんど購入したことないんですが、傾向変わったんですか? まぁ『×しな!』掲載してますからね、変わりましたよねきっと…(笑)。 それから、これ重要項目なんですが、『燈港メリーローズ』に興味を持ってくれてありがとう!! 是非、是非お手にとって見てください★

>4/25 本棚写真かぁ…。ここ数年としては珍しく ・・・という方へ
いつもメッセージありがとうございますw あ、さり気なくアピールした「本棚の写真」に反応してくれてありがとうです。 あなただけでした(笑)。 突撃!となりの晩ご飯、みたいな感じで本棚を見て回る企画があればいいのに。 あ、腰の心配もありがとうございます。 正確には腰ではなく背中でした(笑)。 今は完治しましたw

>4/29 『CAPTAINアリス・4』の感想にメッセージくれた方へ
メッセージたくさんありがとうございます! 「先日に引き続き」と書いてくれたんですけど、すみません、お名前がないとどのメッセージをくれた方なのか分からなくて、寂しいです。 もし良かったら、お返事は匿名でしますので、メッセージだけで通用するお名前でもいいので教えてください。 メッセージは長文でも嬉しいです!! で、『アリス』。 ちょっと絵柄が粗いんですけど、個人的にはオススメです。 気に入って頂けると良いなw 雨川さんの新作もいつなんでしょうねw 楽しみにしたいと思います。



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高田裕三 『CAPTAINアリス・4』の感想

captainアリス・4

『CAPTAINアリス・4』

高田裕三
講談社イブニングKC
2011年3月23日 第1刷発行/¥562+税





『 私達民間のエアマンは いついかなるときでも
人の命を守るのが使命です! 』


<ご紹介>
『イブニング』 に掲載された9話分を収録した第4巻。 型破りな女子パイロット・アリスの奮闘記です。
ASJ社の 「チームガーディアン」 は、航空機事故が予測された機体にのりこみ、事故を未然に防ぐのがお仕事。 そこに配属された女子コーパイ (副操縦士) ・アリスの次のミッションは、前代未聞のアクシデントが予測される危険なものだった。 出だしこそ金蚕機長の操縦でフライトは順調だと思われたが、アリスたちのシップの下に、ロシア空軍から奪われた戦闘機が張り付いていることが判明し、事態は急展開。 戦闘機からは、進路変更の要請と 「従わなければ撃墜する」 という通信が入る。 乗客520人を人質にされた状況で、一瞬の判断を求められるアリス達。 犯人の真意を摑み、最善の選択をすることができるのか――!! 


<感想>
「パラサイト蝙蝠の悲劇」 という章タイトルが中心となった、第4巻です。 正直、3巻が面白すぎた (→感想はこちら) ので、 「あれ以上の面白さはしばらくないだろうな~」 と油断してました。 全身全霊で謝りますっ、4巻もめちゃくちゃ面白かったです!! ちょっとしたラブ要素を取り入れつつも、お話そのものは国家独立を賭けた謀略モノ。 ハードな機軸をぶれさせず描いておいて、そこにアリスの人情節が加わるんだから凄すぎる。 ホントに面白かった!


そもそも私が4巻に期待してたのって、アリスが前巻で築いた他クルーとの信頼関係と、金蚕とのロマンスが、より深まることだったのです(笑)。 なので、冒頭でインターミッションとして描かれた温泉湯治話からして大満足でした。 だって温泉ですよ? アリスの浴衣姿に水着姿が拝めるんですよ!? (←そこなのか!?・笑)  アリスは自らを孤独だと感じているようだけど、皆でワイワイできる状況そのものが、今までの彼女が持ち得なかった新しい財産なんですよね。 自分自身を操縦できない、というジレンマも、きっと 「みんなと一緒」 にいる慣れない状況下だからこそ感じるものなんだろうな。 3巻感想で私は 「これはアリスの父離れの物語だ」 と書いたんだけど、父親がアリスに植え付けた 「モチベーション」 を違うものに変えてくれるのは絶対にこのクルー達なんだと思います。 どんなに性格が違っても、人の命を一番に考えられるひと達だから、アリスの良さも分かってくれるんだろうなw 


あとはアレです、まさかアリスと金蚕さんとのロマンスに円旗さんまで絡んでくるなんてーーーーっ!!と、もう大変でした (←私が。笑)。 パリという雅やかな都市で、オトコ二人がアリスを巡って牽制し合うなんて……ホント3巻までは考えられない状況に、私のラブコメ脳が止まりませんっ。 まぁ、恋愛的な意味よりも、 「パイロットを育てる」 って意味の方が強いのかもしれないけど。 それでも、調教って言葉使っちゃいますか円旗さんっ!!と、ツッコミどころもあって楽しかったですw  とはいえ、やっぱり応援したいのは金蚕さんなんですよね。 直接交渉に赴く時はアリスのことを機銃の盾にする、なぁんて言ってたくせに、いざ本当に銃弾に晒された時は、彼女を全身で守るんだもん…っ!! 一瞬、本気で泣きそうになりました。 金蚕さん、カッコよすぎる!ゴリラのくせにー!!(笑)  確かに直感的なアリスに円旗の冷静な判断は必要なんだろうけど、無茶に無茶を重ねて力を倍増させちゃうような金蚕とのコンビは無敵です。 この二人の関係にもアリスの父親が暗い影を落としそうだけど、そこも跳ね除けてほしいなぁと思いますw


で、期待以上だった本筋部分も、複数の国の上空を飛ぶ国際線だからこそ生まれるドラマとして本当に面白かった。 ロシア空軍だの亡命だの独立過激派だのと、尋常じゃない単語が並ぶ硬派な造りなんだけど、民間の航空機の下に戦闘機がもぐりこむとか、設定自体はマンガらしい派手さがあってバランスが良いです。 3巻はマシントラブルに如何に立ち向かうか、という飛行機の内面的な部分が中心になってたけど、今回は亡命を求める一匹狼的犯行かと思わせておいて実は―― という機体の外側との駆け引きがメインで、違う楽しみ方が出来るのもイイ。 でもって、中心にあるのは 「人の命を守る!」 という強い意志なんだから、カッコ良くないわけがない! 乗客はもちろん 「蝙蝠中尉」 の命も守ると言い出したアリスの言葉をあっさり支える円旗機長の判断とか、社会人としてホント憧れるんですけど! インターミッションでは 「パイロットが求めるのは“安全”だけだ」 って言ってたのに、サバイブに挑戦してまで命を守ろうとするのが熱すぎます。 これ、5巻どうなるんだろう…。 銃弾を浴びてしまった戦闘機がちゃんとフライト出来るのかも含めて、続きがとっても気になります。  『イブニング』 買ってこようかな・・・(笑)。 



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『LaLa6月号(2011年)』の感想

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『LaLa6月号(2011年)』

白泉社
2011年4月23日/¥400+税





<感想>
表紙は『狼陛下の花嫁』、巻頭カラーは『会長はメイド様!』、ふろくは『夏目友人帳』ニャンコ先生おすわりペンポーチ、巻頭企画はアニメ版『夏目友人帳』メインキャストインタビューなど、でした。 『狼陛下』の可歌まとさんは、初LaLa表紙ですね! おめでとうございます。 私も本屋さんでこの表紙を見たときに、すっごく嬉しくなりました。 だって大好きだものーw 


●藤原ヒロ 『会長はメイド様!』 
連載60回記念だそうですw 未来に向かって走る扉絵がイイですね! さて、京都への修学旅行編なわけですが、一言間違いなくこれだけは言わねば!という勢いで断言します。 町娘姿の美咲ちゃんが可愛すぎるんですけどっ!(笑) 私もしかしたらメイド姿より好きかもしれない。 何ていうか、美咲ちゃんの良さって飾らない性格にあると思うんだけど、そういう「素の姿」に近い気がするので。 メイドさんだといかにも狙った感じで、それはそれでギャップがイイんだけど、町娘の方がツボです。 襲いたくなる碓氷の気持ちもよく分かるなーw(←いや分かっちゃダメだろ・笑) 独り占めしたいし、でも見せびらかしたい。 そのくらい可愛いって、すごい惚気だと思いましたw 


●時計野はり 『学園ベビーシッターズ』 
1コマ目から狸塚さんが見られるなんて、本当に素敵な回でしたw(←りるは狸塚さんが一番好き・笑) フードにサングラスという変態ルックでも恰好イイです!!(←褒めてます・笑) それはともかく、今回は双子メインの心温まるお話でした。 離れてても平気、と言う割には、虎太郎くんの手を離さない拓馬くんの強がりに、思わず愛しさを覚えたほど。 それから、猫。 まるで拓馬くんを守るかのように付き添う野良猫が、めっちゃイイ奴!! パタパタと振るしっぽも、まるで元気出せよって言ってるみたいでした。 溢れるほどの涙を我慢した拓馬くん、偉かったです☆


●津田雅美 『ちょっとカレカノ』~「彼氏彼女の事情」世が世ならバージョン~ 
『彼氏彼女の事情』が白泉社文庫になるのを記念して、もし『ちょっと江戸まで』の時代に雪野+総一郎がいたら…と復活したお話でした。 しかしカレカノ懐かしいですね。 個人的には、主役二人よりもつばさ+一馬のお話が好きだったなー(←昔から露骨に擬似家族モノに弱い)。 最後の「文庫本で10冊分も…」には、先生自分で言っちゃうんだ、と思わず大笑いでしたw 


●かな 『プレイバック! LaLa★’90s』 
35周年を記念して、LaLaの歴史を振り返ろうという企画・第2弾。 今回は、かなさんによる90年代史でした。 私もまさにこの頃から『LaLa』とのお付き合い★が始まってるので、懐かしいことこの上なかったです。 だって冒頭から『もしかしてヴァンプ』ですよ! 私の青春ですよ(笑)。 橘さんにはファンレター出しましたね。 お返事、今も大事にとってありますw そんな訳で今回掲載された作品は全部知ってるわけですが、あれ、おかしいな。 私がハマったのって『ヴァンプ』の他には『おまけの小林クン』くらいしかない…。 あれ、90年代ってもっといろいろあったよね!? いや『彼方から』も『八雲立つ』も『隣のDOUBLE』も好きだったけど、こう、ハマり具合が…あれれ?  まぁそれはともかく、あやめさんのジュリアナ衣装が素晴らしかったです(笑)。


●樋野まつり 『ヴァンパイア騎士』 
扉に背を預けて立つ姿ってマンガではよく見かけるけど、実際にしてる人ってあんまりいなくてツマラナイよね・・・とか、そんなことを考えながら読んでました。 いえ、私好きなんですよ、壁に体を預けて立つ姿って(笑)。 今回の零くんもカッコよかったw


●可歌まと 『狼陛下の花嫁』 
夕鈴が元気ないと、私も寂しい…(ぐすん)。 演技という「たったそれだけのこと」が出来ないくらい惹かれてるのに、それを認めたら陛下の側に帰ることすらできない……だからパニックになっちゃうんだよね。 悲しいのは、そのパニック振りが陛下にも誤解されてること。 「今だけ心を偽り演じてくれないか」なんて、夕鈴は今までだって偽ったことなんてないのに。 むしろ偽れてたらとっくに帰ってる(笑)。 陛下がじきじきに迎えに来たのは、多分夕鈴が見た「夢」と同じことを李順さんがするかもしれないって危惧したからなんだと思う。 李順さんならやりそうだというある種の信頼が窺えます(笑)。 でもラストで不穏な動きが! 夕鈴狙われてる!? それなのに私、敵さんの心配をしてしまいました。 だって(知らないとはいえ)陛下の前で夕鈴を狙うとか、それ絶対自殺行為だって…!(笑) 


●辻田りりこ 『大嘘スウィング』 
集中連載です。 日常の小さな嘘を許容できるヒロイン・百瀬さんと、嘘をつかない佐伯くんとの物語。 私は悪い大人なので、小さな嘘は生きるために必要なものだと思ってます。 百瀬さんが、行きたい高校を諦めた時のように。 諦めるくらいならもっと頑張っておけば良かったのに、という意見もあると思うけど、その正論に気づくのは手遅れになってからだったりするので、やっぱり必要なんだと思う。 大事なのは、嘘をついちゃいけないところを自分で間違えないこと。 どれだけ誤魔化しても、気付いてしまった事実からは、目をそらさないこと。 佐伯くんのことを好きなんだ、と気付いた百瀬さんは、もしかしたら彼の負担になりたくないからまた嘘をつくかもしれない。 でも。 好きな気持ちを抑えられてない自分のからは、目を逸らさないで欲しいなって思いました。 


●田中メカ 『キスよりも早く』 
うぅぅ、良い話だったな…(泣いたー!)。 前月も書きましたが、やっぱりこの作品は「家族」の在り方が温かいです。 佐々父がまーくんに注いだ愛情が本物だったから、だから余計に幼いまーくんは傷ついたんだろうけど。 でも、「ここに置いてく」と言えるほど「注がれた自覚」も、絶対にあったはずなんだよね。 成長する過程でそれを歪めていったのはまーくんの寂しさゆえなんだろうけど、そんな風に思われてると分かっていても止められないのが愛情なんだろうな。 相手から同じ想いを返されなくても、抱いてしまうものなんだろうな。  佐々父の「大きくなられたんですね」という言葉は、まーくんもそういう「無償の愛情」に気付けるようになったんですね、という成長を喜ぶものに聞こえました。 それはあなたがまーくんにあげたものですよ、佐々父。 そしてブンちゃんが育ててくれたものです。 あちこちから愛しさが溢れてて、私まで温かくなりましたw  あとは、翔馬くんグッジョブ!って感じでした(笑)。


●津田雅美 『ちょっと江戸まで』 
見開きセンターカラーでしたw 人の上に立つのには、どうしてもカリスマ性って必要ですよね…と、カリスマ性のかけらもない私は、坊ちゃんみたいな人を無条件で尊敬したくなります。 私なら今回で確実に10回は死んでる(笑)。 ラストの大岡裁きもそうだけど、学校でみんなに敢えて「鍛錬の成果を見せてみよ」と言えるのが凄い。 周囲を信頼してないと言えないと思うのですよ。 その信頼に応えたいと思わせてくれるのですよ。 どうなるんだろうな、この人。 どこまで懐広くなっちゃうんだろうw すごく楽しみです。


●なかじ有紀 『純愛ラビリンス』 
おおっ、新展開っ!! これはアレですよね、素直に読めば、アレックスがハルトの父親…だよね?(ドキドキ!) そうすれば、ハルトの声が良いことも歌を歌うのは禁止されてたことも納得がいくもの。 ってことは、家族はその事実を知ってるってことかな? 気になる…。 それにしても、ウミちゃんの中ではハルトへの想いはもう完全に「恋」で確定なんだなw 帰宅してすぐ抱きつく仕草がすっごく可愛かった。 こうなると、ますますレイラが不憫に…(笑)。 あれ、私基本的に不憫キャラがなんだけど、この作品は完全にハルト派ですね。 頑張って欲しいっ!!


●水野十子 『嘘の味』 
急なお見合いの相手は、優しいイケメン。 この人と恋をするのかな…と思ったときに、高層ビルの窓越しに清掃員と目が合った! そこから始まる初恋のお話、でした。 相変わらず絵柄が綺麗でヒロインが超カワイイw 水野作品にいつも感じるコマ割の見難さもほとんど感じられず、すんなり読めた、んだけど! ……いやでもやっぱり、ひどすぎませんか行動が…(笑)。 大和くんのね、下心ありありな感じの二重人格はむしろアリなんですが(アリなのか・笑)、手鞠ちゃんが無自覚だったとはいえ、彼を完全に「ダシ」にしちゃってるところが、どうしても受け入れられなかった。 私が三角関係モノが苦手だからそう思うのかもしれないんだけどね。 一目惚れは素敵なことだと思うし、全体のテンポもよく可愛かっただけに、そこが残念でした…。


●響ワタル 『おいらんガール』 
椿ちゃんに身請けの話が舞い込んで!? というクライマックス振りに、正直これが最終回だと思ってました(笑)。 ごめんなさい、まだ続くんですね……しかも新連載扱いになるんですね……おめでたいことだと思います。 それはともかく、椿ちゃんと「真」の心の動きが顕著だったので、読んでてドキドキしましたw ただ、「肉を切って骨を断つ、その言葉通りに」のあたりの意味がよく分からなくて、未だに??という感じです。 あれ、私不勉強すぎる? 何で血が流れないの? どう解釈すればいいのか、どなかた教えてください。  


●弓きいろ/有川浩 『図書館戦争LOVR&WAR』 
郁ちゃんが堂上教官を投げ飛ばす→「キャーーーー」と錯乱。 こういう動きのあるシーンは小説より臨場感があって楽しいですw いやぁ綺麗に投げ飛ばされましたね!(笑) でもそれ以上に、今回は小牧さんです! 小牧さんから堂上への愛(笑)が溢れてて、すっごく良かったw もちろん、郁ちゃんへの思い遣りにも溢れてて、この人本当に素敵な人だなって。 無駄にけしかけることもせず、かと言って相手の主張を否定するわけでもなく、ただ本当に大事なことを伝えてあげるやり方は、正論を己に課す小牧さんならではの正しさでした。 その上で、どうしようもないくらい温かい言葉。 「ひとの話に耳を傾ける」って、こういうことを言うんだろうなって思います。 私はいつになったらこんな素敵なジャッジが出来るようになるんだろう。 何度読んでも、尊敬するシーンなのです。 大好き!


●仲野えみこ 『ブラックコーヒー』 
他者から「愛される資質」って必要だよな、と私も思います。 身近な例だと、うちの妹。 彼女はあんなワガママなのに、外面が(愛想という意味でも綺麗という意味でも)素晴らしいから、好感度120%なんですよ、羨ましすぎる!(笑) ――まぁ今回の千太郎くんの路線は、きみそれで本当にイイの?って訊きたくなるコメディさが楽しかったけどw それにしても、あかりちゃんのグラビア姿が可愛すぎるー! 彼女の愛される資質は、その可愛らしい顔のことではなく、好きな人のために変わろうとした勇気なんだと思います。 何ていうか、彼女にしてみればグラビアって、千太郎への想いをこめた一種の賭けなわけじゃないですか。 そうまでしても頑張りたかった気持ちが、可愛らしさを倍増させたんだろうと思うのです。 千太郎は「みんなに」愛されるために頑張った。 あかりちゃんは「千太郎に」愛されるために努力した。 結局はふたりとも案外な努力家なわけで、すごくお似合い! お幸せにーw



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モバイル乙女ゲームで遊んでみようっ!・その2

思えば3ヶ月前。 「モバイル乙女ゲームで遊んでみようっ!」でご報告したとおり、GREEの携帯恋愛ゲームにハマってた訳ですが、実は今も続いています(笑)。 毎日少しずつ遊べる手軽さがイイのと、ちゃんと乙女心を刺激してくれるシナリオが楽しいんだよねー。 3ヶ月経ち、前回感想に書いたゲームはほとんど終わってしまい、今は違うゲームで遊んでいるので、ご紹介と感想を自己満足のために記しておこうと思います(笑)。


●恋人は同居人forGREE 
母親の再婚で突然セレブ一家の仲間入りをすることになったヒロイン。 素敵な4人の兄と1人の弟に囲まれ、ドキドキの毎日がスタートして・・・というお話。 擬似家族モノが大好きな私としてはもう本っ当ーにツボな展開が続くので(しかも展開がベタ!ベタなの大好き!・笑)、ヒロイン同様本気で毎日ドキドキしてました。 だって、ユウジお兄ちゃんが超カッコイイんだよ…!! そりゃこんなお兄ちゃんがいたらときめきっぱなしだよ!!と、もうメロメロです。 今までやったゲームの中では、いちばん乙女心を刺激されましたね~。 あまりにもユウジお兄ちゃん編が良すぎて、もう他の兄弟がどーでもイイくらいに大好きです(笑)。 

なので実際他の兄弟編はプレイしてないんですが(←どれだけ…)、このゲームはスタッフさんの気合のいれようがハンパないみたいで、ほぼ毎週何かしかのキャンペーンやイベントが開催されてます。 メインシナリオが終わってしまってもイベントシナリオが楽しめるので、退会せずに遊べるのが最大の魅力かもしれません。 かく言う私も、このゲームがGREEに初登場した日からずっと登録しっぱなし。 スロットのミニゲームも楽しいし、アバターもすっごく可愛いので、アバター好きな人にはホントお薦め(ちなみに私はアバター興味ないです。シナリオ命!)。 あぁ、もう一回最初からユウジお兄ちゃん編をやろうかなw(←だからどれだけ…!・笑)


●学院恋愛物語★虹色の王子様 
タイトルに一瞬引きかけたんだけど(笑)、このゲームもGREEに初登場した日からずっと遊んでます。 とある事情でピアノの指導者がいる学院に編入することになったヒロイン。 指導者が管理人を務める学院寮に入寮したことで、恋や友情が生まれるようになって・・・というお話。 寮編→学院編までは寮の5人全員を対象にゲームは進みますが、その中で一番好感度の高かった一人とだけ、個別編に進むことが出来ます。 

実は私、一度は好感度不足で個別編に進むことが出来なくて、悔しくて最初からやり直したんですよ(笑)。 だってこのゲーム、シナリオ量が結構あるのである程度時間かかったし、学院編までのストーリーは友情がメイン。 恋愛要素は個別編に進まないと楽しめないんですよ。 どーしても一条さんと個別編に行きたかったから頑張ってリトライしたんだけど、その甲斐あって、今すっごく楽しいです! めっちゃラブラブです!(笑) 今日は一条さんとご両親との絆を見せつけられて、泣いてしまいました。 続きが気になりすぎて、課金しない主義を覆してチケット買っちゃったよ。 シナリオが本当にいいので、物語中心の人にはお薦めなのだw


●メイちゃんの執事 
有名マンガのゲーム化、という触れ込みだったので、軽い気持ちで始めました。 まだ始めて日が浅いことと、原作未読なこともあって、他の作品に比べると未だに思いいれの少ないままですが、ミニゲームの体力がすぐに回復するので気分転換には最適です。 あと、トップ画面に小さな文字で「その指で押してください、お嬢様」と書いてあるのが何気にツボでして(笑)、見るたびに笑っちゃうというw  これから楽しくなると良いなぁ。


●恋戦隊LOVE&PEACE 
恋戦隊LOVE&PEACE ドラマCD3
保志総一朗 鳥海浩輔 宮田幸季 中井和哉
真殿光昭 下和田ヒロキ 前野智昭 川原慶久

b-green (2011-02-23)

相変わらずの大本命! いや、さすがにドラマCDは持ってないんですが、でもすっごく聴きたい!(笑)  GREE版もどんどん攻略キャラが増えていて、その度にキャラの新しい魅力に気付かされる・・・というシナリオが秀逸で、もう本当にお気に入りです。 ハートレンジャーのことは全員大好きだし、ゼロくんとかすごく強いのに守ってあげたい気持ちでいっぱいになる。 千鳥さんは残念ならがさほど好みではないんだけど、独特のシナリオに笑いっぱなしでした。

今は、敵キャラで初めて攻略対象となったダーク編をプレイ中。 敵味方に分かれた状態の恋愛ってホント切ないっ!! ダークは意外と真っすぐなで愛すべきキャラ。 一方ハートレッドもヒロインのよき理解者でダークのよきライバル、という板ばさみっぷりが憐れで愛しくなります。 かと思うと、相変わらずナレーションがよいツッコミをするので(笑)、シリアスもコメディもどんと来い!な展開が楽しすぎるっ。 最近システム変更があったためか、以前より好感度を得るのが簡単になったような気がします。 ダークともハッピーエンドを迎えたいので、引き続き頑張りまーすw



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