『別冊花とゆめ 11月号(2011年)』の感想

別冊花とゆめ 11月号(2011年)

『別冊花とゆめ 11月号(2011年)』

白泉社
2011年9月26日/¥514+税






<感想>
表紙は『ボクを包む月の光』、巻頭カラーは『オレンジチョコレート』、ふろくは『ガラスの仮面』マヤ&真澄のカップリングスリットシール、でした。 毎回言いますが、速水さんのふろく貢献度が素晴らし過ぎます(笑)。 これが『LaLa』だとニャンコ先生のポジションですけど、『別花』は速水さん。 ・・・比較するとシュールだぜ!(笑)

今月号は『執事様のお気に入り』と『ガラスの仮面』がやっぱり楽しかったです。 そして『燈港メリーローズ』が次号で最終回という報せに思わず呆然・・・。 という感じでお送りする感想は『続きを読む』からどーぞw

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『別冊花とゆめ 10月号(2011年)』の感想

別冊花とゆめ10月号(2011)

『別冊花とゆめ 10月号(2011年)

白泉社
2011年8月26日/¥514+税







<感想>
表紙は『いつでもお天気気分』、巻頭カラーは『執事様のお気に入り』、ふろくは『いつ天』のポストカード・アルバム、でした。 

いろいろあって読む機会がなく、先月(8/26)売りの10月号感想です。 


●伊沢玲・津山冬『執事様のお気に入り』
うわぁもうっ、今回の最後の1ページがすっごく好き!! もうホント大好きです! 何度もいうけど、視線が交わる構図に弱いのです。 だってたくさんの想いが伝わってくるんだもの。 ゴシップ対策として「くっつかないでいる?」と問われたときの伯王の嫌がり方ひとつとっても「大好き」が伝わってきて嬉しくなります。 そして今回は、薫子さんからもそれが伝わってきました。 気付けば良ちゃんと伯王にシャッターを切っちゃうくらい、二人のこと大好きなんだよね。 薫子さんと良ちゃんのガールズトークも良いけど、こうやって、一人でいても相手を思ってることが分かるお話も良いですねっ。 あとはやっぱり、仙堂と真琴ちゃんのカップルから目が離せない・・・w 同じ空気を持っている二人なので、応援したくなるんだよー! ちなみに、隼斗さんと庵さんも同じ空気を持ってると思います(笑)。 応援してます(何をだ・笑)。


●羅川真里茂『いつでもお天気気分』
何ていうか・・・一つ思ったことがあって。 そっと「背中を押してくれるひと」って本当に素敵だけど、でも、その人が必ずしも「一緒に前に進めるひと」とは限らないんだなぁ・・・って。 そんなの当たり前だって? うん、そうかもしれないけれど、やっぱり両者が同じひとだったら良いなぁって思うじゃないですか。 そして今は違っても、いつかそういうひとと巡り会えたら素敵だなぁって。 赤馬くんには、それが猪又さんだったんだろうな。 彼は無自覚にひとの背中を押してあげられるひとだけど、無責任じゃない。 麗子さんに「末永く」って言ってたのがすごく印象的でした。 きっと本当に末永く、麗子さんの背中を見守っていくんだと思います。 二人はきっとこれからも、背中を見せ合っていくんだろうな・・・w


●日渡早紀『ボクを包む月の光』
よく分からないけど、いきなり輪くんがピンチ! PCの中の「ちまこ」ちゃんは、蓮くんの、これから生まれてくるはずの妹、ってことで良いのかな?(私はこの作品の世界観に不慣れなので違うかも)。 必死に「使っちゃダメ」って言ってるのは、前回あたりで輪くんが何か企んでたことと関係があるのかな? いずれにしろ、カチコちゃんに重いと思われ始めてる蓮くんが不憫すぎるw(←なんか嬉しそう・笑)。


●美内すずえ『ガラスの仮面』
やばい・・・紫織さんが怖すぎる・・・っΣ( ̄□ ̄;)!! それくらい唯一の恋だったんでしょうけど・・・あの、やっぱり「恋」って二人でするものなので。 どれだけ泣き喚いてもいいし、辛かったら逃げてもいいから、一人の殻に閉じこもってしまうのだけはやめよう、悲しすぎる。 紫織さんが、悲しすぎる・・・。 


●サカモトミク『ひなげし少女歌劇団』
宝塚への憧れを抱いた清ちゃんが、一歩踏み出して歌劇団を作り上げるまでが描かれてました。 実際はもっと身分や家の都合で大変な世代だったと思うけど、可愛く楽しい少女マンガはこれで正解。 話運びがスムーズで読ませるのが上手ですw 梓兄の想いがどんどん重くなっていくのがどうしたら・・・(笑)。 白玉田先生の「大人らしさ」に憧れる清ちゃんは可愛いなぁと思います。 乙女にはつねに一歩前を見て歩いて欲しいですよね♪


●藤原規代『お嫁にいけない!』
ユウキくんが恰好良すぎてお姉さん嬉し泣きっ!(涙!) ミカちゃんが言ってた「第三の選択」ですかね。 個人的には無事に遠恋を済ませてからゴールイン!が好きですが、まぁ先に手続きしてからでも問題ないのか。 むしろその方が重い気もするし。 重さを背負う覚悟があるってことだろうし。 いずれにしろ、部屋がごちゃごちゃで見ない振りしてるのは私も同じなので何も言えない!(笑) とにかく幸せになって欲しいです~。


●立野真琴『リル・シス』
前回の読みきりが好みだったので続編嬉しいですw だって、あゆちゃんが超カワイイ!! あと、立野さんが描く兄弟関係と服飾関係が結構好きだったりします。 やっぱり大昔に読んだ『D-WALK』は衝撃だったので(いろんな意味で・・・)。 正人と裕人がライバルでもあり同士でもあり、いちばん近いからこそ感じてしまう難しさを、乗り越えようとするのが好き。 あとは反省もあるかな。 自分が妹にもっとこうしてあげれば良かったなっていう。 対人関係はいくつになっても反省ばかり。 でもだからこそ、頑張るお兄ちゃんズが好きですw 続きも楽しみー!


●林えりか『愛か正義か?』
林えりかさん、初めて読みましたが、まさかの微BLでした・・・びっくり。 でも描く軸をしっかり決めてあるからか読みやすいし楽しかった。 主人公のちょっと熱い性格も冒頭のきっかけを考えれば理解しやすいし、実際、こんなおまわりさんがいたら素敵です。 えぇ、たとえ頑張る理由が恋愛だろうと、結果が伴えばそれは成果です。 ギリギリのところで職務を優先できる人だからこそ慕われるんだろうな。 成瀬が奥さんと明確によりを戻さない流れが自然だったし、そこで主人公の苦悩が続くのも自然。 上手でしたw あとは婦警さんが何気にドMなのがツボ・・・(笑)。



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2011年9月の日記+Web拍手お返事

●9/26
▼私信

ちょっと至急で申し訳ないのですが、私信です (重要)。 

コメント欄および拍手メッセージで、10/1の青木祐子さんのサイン会の件で、こんな (正直、長年ブログで感想書いてるくらいしか脳のない、しかも微妙に感想の方向が明後日を向いている・笑) 私と会ってみたいと仰ってくださった方々。 

私が風邪と格闘しているうちに気付くともう日がなくなってしまいましたので(申し訳ないです・・・)、宜しければネット上ではなく私のメールアドレスまでご連絡をお願いします。

rirurirucchi☆hotmail.com (☆は変えてください)

お手数ですが、件名に「青木祐子さんのサイン会の件」と記入し、普段お使いいただいてるハンドルネームと、ご本人様って分かるように何か私とお話したネタを軽く織り交ぜていただけると嬉しいです。 

ちなみに、やむなく身内を連れて行かなくてはならなくなったために、りるは10/1のサイン会開始後~18時くらいまでしか時間をとることが出来ません。 せっかくの機会なのでゆっくりお会いしたかったのですが、叶いそうもなくて本当に悲しいです。 しかも、万一、万一ですよ? ご希望に添えない場合も出てくると思います。 それでも良いよ、という方だけご連絡くださいますようお願い申し上げます。

私としては、一目でも多く、一言でも長く、お会いできれば嬉しいなって思ってます。 急かして申し訳ないですが、宜しくお願いします!





●9/24
▼Web拍手お返事
 
9/10に頂いた分から溜めてしまってました。 匿名でお返事させていただいてるので、中には「どれが自分のメッセージへの返事だか分からないYO!」っていう方もいらっしゃると思います。 その時は別途お知らせしますので、遠慮なくお申し付けください。 ホントすみませんです・・・m(_ _;)m

9/10
>00:08 こんばんは。まずは手術、本当にお疲れさまでした…!病院っていくら行っても ・・・の方
ツイッターで「名古屋は日帰り出来るかな…」と呟いたすぐ後に頂いたメッセージだったのに、遅くなって済みませんでした。 結局日帰りではなく一泊することになりました。 ちょっといろいろ手違い(?)があって、もう一人身内を連れて行かなくてはならなくなり(笑)思っていた以上に名古屋で遊べなくなりそうな予感です・・・すみません。 私としてもせっかくあなたさまとお会いできる機会なので出来るだけ・・・とは思ってますが・・・すみませんっ(>_<)  ただ、あと一週間なのかーと思うと時の早さにびっくりです。 お会いできるのを今から楽しみにしていますねw


>02:00 今晩は。先ずは手術お疲れさまでした。大きな不安を体験された事を御察し ・・・の方
こんばんは! メッセージありがとうございました。 まさか私のイボ手術話で医療関係者の方からメッセージを頂けると思ってなかったので、驚きましたし、嬉しかったし、自分の発言を反省もしました。 いろんなお気持ちを書いてくださったこと、本当に感謝いたします。

「イボも腫瘍だったのか」という私の疑問に「患者様目線で発言しなくては」と感じてくださってありがとう! 私も社会人なのでどうしても専門用語を使っちゃいますけど、このお言葉を頂いたことで自分にも改めて言い聞かせました。 仰るとおりだと思います。 ただ、イボ=腫瘍は一般的みたいで私が常識なさすぎよ!と母に叱られたので(笑)この件については深く考えなくて大丈夫だと思いますw

あと、私を担当してくれた看護師さんへのフォローもありがとうございました。 「目を見るて話すこと」は私が接客業をしていたころに叩き込まれたことです。 ただ、目を見て話されることを嫌うお客様もいるので、その判断が難しいことも同時に教えられました。 今回はまさにそのケースだな、と思います。 私も軽い気持ちで「そらすなよ」ってツッコミ入れちゃったので、プライドをもって働いてる方のお気持ちを傷つけてしまったのならそこは申し訳なかったと思います。

ただイボを取るだけ簡単な手術でしたが、関係者の方はいろんなことを考えて携わってくれてるんだな、ということもよく分かりました。 貴重なご意見、本当にありがとうございました!!


9/11
>01:17 月末&エラ完お疲れ様でしたー。術後も問題なしとのことで安心しました。 ・・・の方
メッセージありがとうございます! すっかり話題に遅れちゃいましたが、月末&エラ完お疲れ様でしたw 実はエラ完の1日前が手術日だったのですっごく頑張りました(笑)。 そう、『ヴィクロテ』はまもなく完結らしいです。 あなたさまはサイン会に行かれますか? もし行かれるのでしたら、ちょこっとでもお目にかかれたら・・・と思ったんですけど、いかがでしょうかw 

>03:08 こんばんは。眠れず夜中にひたすら暇を持て余していたので早速記事拝見しま ・・・の方
こんばんは! 『黒LaLa』の感想にさっそくメッセージをくださったにも関わらず、こんなに遅くなってすみません。 でもすっごく嬉しかったです☆ こちらこそ、ツイッターではお世話になってます! 他人様のつぶやきにどう絡んでいいのかが未だに分からない人見知りなので(笑)うまく会話が出来なくて申し訳ないんですけど、私もあなた様がいてくれて嬉しいですw また突発的に絡んだ時にはどうか温かく迎えてくださいね(笑)。


>10:30 リるさんこんにちは!毎回感想を楽しみにしてます。。先日手術されたそう ・・・の方(1)
こんにちは! メッセージありがとうございます。 手術の件ではご心配をおかけしました。 が、術後の経過は良好ですw あなた様も顔に麻酔を打ったことがあるんですね!? これは奇遇(笑)。 見えるし聞こえるし、緊張しますよね。 今は傷跡などは大丈夫ですか? 続きます。

>10:45 すみません。。。途切れちゃいました。ごめんなさい(泣)。わたし、ここにコメント・・・の方(2)
大丈夫、大体途切れるものです(笑)。 『黒LaLa』の感想にメッセージありがとうございました。 メカさんの作品が一番好き!というのは私と同じですね。 萩尾さんも割りといつもどおりでよかったですし。 あと、あなた様の「黒=斎藤けんさん、白=あきづき空太さん」というイメージのお話は、すっごくよく分かりました。 私も白LaLaの話を聞いたときにはあきづきさんだろうなーって思ってたので(弓さんはちょっと意外で、後からなるほどーって思いました)。 そもそも『LaLa』って「白」な印象なので、敢えて『白LaLa』にすることでどんな特色を付けてくれるのか、今から楽しみですよねw


9/12
>18:05 どうもです~。何ですと!?りるさんが手術に挑んだと聞いて飛んで来ました ・・・の方
どうもです! 九州から飛んできてくれたのに(笑)お返事遅くなってすみませんでした…。 っていうか、大腸検査ってそれこそ大丈夫だったんですか!? まぁ私は研修医さんの人身御供(←なんて表現するんですか!・笑)になってきたので、きっと今後の医療の未来は明るいと思いますw(えー!


9/14
>19:27 恋ドレ楽しみですね~!サイン会場でりるさん探してキョロキョロしちゃうかも(笑 ・・・の方
メッセージありがとうございましたw サイン会、今から結構ドキドキしてます。 あと一週間とかどうしよう!?(笑) え、『伯爵と妖精』も完結するんですか? 仰るとおり二作品には共通点が多いですよね。 古きよき英国の紳士淑女って本当に素敵です。 自分がガサツだからそう思うのかなー・・・(遠い目)。


9/22
>01:10 体調は大丈夫ですか??忙しい時期になってきましたが無理なさらずに休んで ・・・の方
メッセージありがとうございますw 体調はあとノドの痛みが取れれば問題ないです。 仕事は何とか休まずに乗り切りましたよ(笑)。 台風、こちらは大丈夫でした。 栃木でも土砂崩れの危険がある地域はありますが、地形的な特徴として他地域よりも比較的台風被害を受けにくいらしいです(内陸なので栃木に到達するまでに台風が弱まるから)。 あと、私は会社まで徒歩5分弱なので(笑)個人的には何の問題もありませんでした。 むしろそちらの地域の方が酷かったのでは? でも会社に泊まらずにすんで本当に良かったですねw お疲れ様でした。 


>08:33 熱が怖くて測れないとは・・・心配ですね。お大事に。 ・・・の方
メッセージ+ご心配ありがとうございましたw 結局病院で熱を測らされたのですが、9度1分でした。 だから測りたくなかった・・・(笑)。 


9/24
>11:59 とても面白かったでーす!! ・・・の方
『×しな!・5』の感想にメッセージをありがとうございましたw 面白かったですよね☆

>12:07 すっごいドキドキしながら読んでましたーー!! ・・・の方
『×しな!・4』の感想にメッセージをありがとうございましたw ドキドキしますよね・・・いろんな意味で(笑)。




●9/23
▼日記

風邪をひいてました!(笑) いやーびっくりしました。 皆様はお元気でしたか? 私は17~19日の三連休を栃木と東京で思いっきり遊び倒しまして(すっごく幸せな時間でした!遊んでくれた方々ありがとうw)、そのときの平均気温がだいたい31度くらいだったんですね。 で、19日の夜に栃木に帰ってきたら最低気温が16度、翌日の最高気温も17度しかなくて・・・・・・寒暖の差に、一気に熱があがってしまいました。 まぁ、私としては三連休をめっちゃめちゃ楽しめたので、翌日から熱を出そうと別に困りはしなかったんですけどね(笑)。 

フラフラだったけどちゃんと病院にも会社にも行って働いてきました。 単に自分の不摂生からくる風邪で、他人にうつすものではなかったし、何より、今週は勤務が三日間しかないので、無理をしてもやらなきゃいけなかったんです。 やらなければならないことがあると、熱があっても頑張れるから不思議です。 そして帰宅してからは食べる時間以外をずっと「あるシリーズ」を読み返すことで、自分の身体と精神とを休めていました。 変な言い方だけど今となっては、なんとなく今回の熱って、このシリーズを読むために神様がくれた時間だったんじゃないかって思ってるんです。 


私はもともとそのお話が大好きで大好きで仕方なかったんですけど、お話自体がとても繊細な気持ちを描いているので、一度感情移入してしまうとこちらの精神にも多大な影響がくるんですよ。 誰かをすごく好きだと思う優しくて強くて繊細な感情が、私がふだん「自分」というものを覆っている殻を突き破って、心のど真ん中まで届いてくるんです。 なので最近の荒れた自分ではとても向き合えなくて、直近の巻を読んでいなかったんですが、不思議なことに今回は「どうしても読みたいっ!」という強い衝動がやってきて、いてもたってもいられないくらいでした。 

熱烈な恋の状態をよく「熱にうかされる」と喩えられるけど、私は文字通り高熱の中で、クリスやシャーロックが熱にうかされるような状態と、そこから一歩ずつ地に足をつけ始める様子を見つめることが出来ました。 シリーズ1作目から読み返してるので、まだ未読巻まで辿りついてないんだけど、私自身の「殻」が熱で弱まってる今だからこそ、今まで以上に楽しめています。 熱でフラフラになりながら、それにも負けない恋の物語に心をグラグラに揺さぶられながら読んでいます。 とても素敵な時間です。 


まぁそれはともかく、実は高熱を出すのは今年2度目でして、自分でも「あれ?こんなに軟弱だったっけ?」と驚いてます。 皆様もどうか、お体ご自愛くださいね。 大変お待たせしているコメントとWeb拍手お返事は、今日の夜に書き始めようと思ってます。 本っっ当ーにお時間かかっていて申し訳ありませんが、あと少しだけお待ちいただけると嬉しいですw


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アニメ 『ダンタリアンの書架』 の感想/第12話『幻曲』

ダンタリアンの書架 BD 第2巻 [Blu-ray]
角川書店 (2011-10-28)
売り上げランキング: 2226


『巧すぎてあげぱんが喉に詰まるところだったのです・・・!』
↑か、可愛…っ!!(笑)


<感想>
聴く者を麻薬のように陶酔させ、もしくは恐怖の奈落につき落とす・・・と言われる幻の作曲家・バルディーニ。 難解すぎて弾きこなすことが出来ないといわれた彼の曲が、今度コンサートで披露されるという。 しかも演奏するのは、ヒューイとダリアンが公園で出会った不思議な女性らしくて・・・というお話。


冒頭でヒューイがヴァイオリンを弾くシーンがあって、その出来はダリアンに「のこぎりを弾くなら山奥でやるのです!」と切り捨てられちゃう酷さなんだけど、あれって彼の実力がないからなのか、それともヴァイオリンが壊れてたからなのかどっちなんだろう?と考えてるうちに、どんどん話が進んでいっちゃいました(笑)。 いやだって、ヒューイがすっごいドヤ顔でひき始めるから!(笑) さぞ上手いんじゃ?って思わせといてアノ出来だったんで、笑わせてもらいましたよw  自分のヴァイオリンを持ってるくらいだし、壊れてなければ意外と上手いのかなーっていう気もします。 その割には後半で「クラシックには嫌な思い出がある」って言ってるし、一体どれが「ヒューイ」という人物の本質なんだろう・・・?ってちょっと謎でした。  


黒の読み姫がどんな存在なのか?とか、書架ってどういうもの?とか、いろんな謎めく部分が多い作品だけど、実は「ヒューイ」という身近に思える人間像にさえも明確な「答え」を与えてくれない作品でもあります。 今私たちが見ている彼は、穏やかで、意外と現実的で、辛抱強くダリアンのわがままに付き合える、まさに英国紳士のようなヒューイです。 でも、幼い頃の彼は、キラキラした世界を単純に信じられる素直さと、それを当たり前に書架の少女に分け与えようとする優しさをもつ、ごく少年らしい少年で。 今は、当時の性格を残しつつも、どこか影があるような気もします。 ダンタリアンの書架で白い少女が「あなたは歳をとり、大人になって変わっていく・・・」と述べたのが事実なら、何がどう変化して今のヒューイがいるのだろうか・・・。 それはともかく、「女を見る目がない」というより、「女運がない」のは確かな気がします。 ・・・主にダリアン方面で(笑)。


それにしても、ダリアンは今回も可愛かったです。 公園で突然現れたクリスタベルに驚いてヒューイの背中に隠れる仕草とか。 ホールの守衛にへりくだるヒューイをぶぅぅと見つめる目線とか。 相変わらず表情豊かでとっても可愛くて満足です。 で、そんな彼女を身体を張って守ったり、守衛さんに謝ったりするヒューイとの関係に毎回大満足です! ・・・何ていうか、毎回同じことを言ってる気がするんですけど、でも毎回そう思うんだからしょうがないっです(笑)。

そしてこれも毎回言ってる気がしますが、ゲストの声優さんが豪華すぎる! 石塚さん・・・相変わらず渋いぜ! 痺れるぜ! あの声で「致し方ありますまい」とか言われちゃうと「致し方ないですよねっ」と答えるしかなくなります・・・ダメなのに!(笑)  


クリスタベル 「ダラリオ・・・どうしたの?」 
ダリアン   「その男は・・・死ぬのです」

死ぬ、ということが分からず、壊れるということなのです、と言葉を変えて教えるダリアン。 壊れるのなら誰が治すのか?治るのか?という子供のようなクリスタベルの疑問に、一つ一つ言葉を区切るように教えるダリアンが印象的でした。 ダリアンには「知識」があるのだから教えることができるのは当たり前なんだけど、でも、クリスタベルが仮初めの命を得た存在だと気付いたあとのダリアンは、それまでの彼女とはずいぶん違うように見えたのです。 それは、自動人形に「命」を吹き込んだダラリオに対しても同じでした。

ダラリオ  「バルディーニの曲を演奏するには、あの姿が必要だったのです。 姿だけではなく、人間らしい表情や、心も・・・」
ダリアン  「心・・・」

心というものを、ダリアンはどう受け止めたんだろう? 命を失っていくダラリオを悲しそうな目で見つめるダリアンは、命というものをどう受け止めているんだろう? 前半の生き生きとわがままを言う彼女とは正反対の、物悲しく思いつめる表情に、ヒューイや「黒の読み姫」だけではなく、「ダリアン」がどんな少女なのか?ということさえ明確な答えがないことに気付きました。 


最終的に、バルディーニの名曲「理想郷」ではなくて「黄昏」を演奏したクリスタベル。 人々を恐怖と悲しみの底に付き落とす破壊の幻曲を彼女が演奏したのは、ダラリオを「壊した」支配人を奈落の底に落としたかったからなのか。 それとも、彼女自身がダラリオが「壊れた」ことで悲しみの海に沈みたかったからなのか・・・。 たぶん両方なんだろうな。 彼女の耳に届いたのは支配人の命令ではなく、絶望しながら「壊れた」ダラリオの無念の叫び、だったのだと思います。



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『LaLa 11月号(2011年)』 の感想

LaLa11.2011

『LaLa 11月号(2011年)』

白泉社
2011年9月24日/¥419+税






<感想>
表紙とふろくは『夏目友人帳』。 個人的には夏目の満面の笑顔が嬉しくて仕方ない、素敵な表紙だと思いますw  巻頭カラーは『LaLaDX』からお引越ししてきた人気シリーズ『赤髪の白雪姫』。 巻頭企画は、アニメ版『夏目友人帳』に関する情報(第4期発表とB-ray発売)、ドラマ版『桜蘭高校ホスト部』のレポートなど、でした。 どーでもいいんだけど、ドラマ版『ホスト部』キャストってインタビューがいつも楽しそうですよね。 そして必ず万平くんがイジられるという・・・(笑)。 それから、何と言っても今号は、『赤髪の白雪姫』の移籍ですよね! DX読者としては代表作が減ってしまって寂しいですが、これからは本誌のみの読者さまにも愛されることを願っておりますw

本当は発売日当日の更新を目指してたんだけど・・・惜しい、40分過ぎちゃった(泣)。 でも久々に頑張れた気がします! 発売から間もないので、いちおう「続きを読む」に収納します。 興味のある方は覗いていってくださいね~。


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