『LaLa2月号(2011年)』の感想

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『LaLa2月号(2011年)』


白泉社
2010年12月24日/¥400+税





<感想>
表紙は『ヴァンパイア騎士』、巻頭カラーは『夏目友人帳』、ふろくは同じく『夏目』のニャンコ先生ふっくら巾着。 3号連続読切企画第2弾は、斎藤けん『ねじまき真野さん』・真柴なお『かしこみ申す!』。 そして巻頭企画では「お年玉プレゼント」や、掲載作家さんによるオール描き下ろし且つフルカラーの4コマ漫画(袋とじ)がありました。 2月号ではあるけれど実質お正月なノリでしたw

4コマ楽しかったです! 『LaLa』で袋とじってあんまりないし、『DX』掲載作品も含めて全18作品の4コマが1本ずつカラーで描かれてるのも、結構贅沢。 4コマの中では「そんな犀川さんは見たくないYO!!」っていうのが一番印象に残ったかな。 だってそんな初夢、絶対にイヤ!(笑) 犀川さんにはキッチリカッチリしてて欲しい…そして謎めいてて欲しい! あと、八潮さんの煮干が何日目なのかがホント気になりました…(笑)。
 

●緑川ゆき『夏目友人帳』 
レイコさんは、人外の存在からも妖に見えるほど、強い力があったんですね…。 もしかしたら、私が今まで感じてきたよりも、彼女の痛みはもっと大きかったのかもしれない。 だって、自分に関わってくるのは人以外、というだけならともかく、「人」にさえ見てもらえないって……そんな切ないことはないよ…。 夏目には友人も、理解してくれる人も出来た。 レイコさんにはそういう人はいなかったのかな。 今回の話を読んで、今まで以上にレイコさんに興味が出てきました。 彼女のこと、もっと知りたいな。 多分夏目も、そんな風に思ってるような気がします。 ・・・それにしても、影茶碗の最期には思わず涙が!! 厄災を引き受ける理由が「人恋しい」さゆえって…!! 誰もが一人では生きていけないんだと、改めて思いました。


●可歌まと『狼陛下の花嫁』 
温泉編クライマックス。 ホッとして「すごいとりみだした…」と涙する夕鈴が可愛くって、「陛下はいつもこんな可愛いの間近で見て大変だよな」と思いましたよ。 だって抱きしめたくなる!(笑) だから、離宮の人たちについ「演技以上」の脅しをかけたくなる陛下の気持ちも、よく分かるんですよね。 夕鈴は絶対に自分から弱音を吐かないからよけいに自分が守らなきゃ!・・・って思うんだろうケド、実際は彼女の方がオトコマエだというオチも好き(笑)。 着飾った夕鈴に見惚れて、最初の甘い台詞が出なかい陛下が、珍しく初々しかったですw


●斎藤けん『ねじまき真野さん』 
あぁ、イイですね、このお話好き。 もうとにかくラストページの真野さんが!! 超絶可愛くて綺麗で切なくて熱っぽくてドロドロしててでも初々しい!! 何ていうか、「恋ってこういうことなんだな」って思わせてくれる表情が最高に良かった。 斎藤さんの描く恋心って全然綺麗ごとなじゃいのがイイ。 拘束したいほどの執着心がブラック過ぎるんだけど、そういう気持ちって個人差はあれど全くない感情ではないはず。 そのギリギリノラインを描くのが、斎藤さんはすごく上手だと思う。 真野さんは「ネジ式」になることで感情をセーブしてたけど、野田くんにだけはネジを巻いて(=三つ編み)いても「大嫌い!」って言っちゃったりと、全然抑えられない。 むしろ知らないうちに、三つ編みに彼への想いを編みこんでいたのかもしれないですね。 だから髪を切ることで彼への想いが一気に開放されたのかな。 

それに比べると、野田くんって最初から最後まで、何かに耐えてる表情なのが印象的。 真野さんの動画を「見ても好きになるだけ」という彼はきっと最初から真野さんを好きだったはずなのに、何かが理由で気持ちを抑えてる。 深く刻まれた手の傷同様、心もきっと深く傷ついてるんだろうな。 でも、ラスト1ページ前の彼からは、もう余裕は伺えない。 多分惹かれてる、どうしようもなく…その気持ちの連鎖は、どこまで続くのかな?  読み切りとしてすごく文学的な秀逸さがあって良かったです。 でも出来れば、傷と愛情の間でゆれてる野田くんが今後どういう答えを出すのか、知りたいとも思います。 …後編みたいな感じで読めるといいなぁ…。


●時計野はり『学園ベビーシッターズ』 
虎太郎くんと遊ぶ時の犀川さんがねこじゃらししてたけど、実はあの気持ちすごくよく分かる…。 私も友人の子供さんと遊ぶ時とか、リル(故愛犬・笑)と遊ぶ時と同じ感覚で接してますもん(笑)。 おいでおいでー、って呼ぶと付いてくるとか。 上手に出来たねーって褒めてあげると喜ぶとか。 実は人間も動物の一環なので、さほど変わりはないんですよ。 …でも、まさか犬と同様に遊んでるなんて友人には言えるはずもなく黙ってますけどね(笑)。 


●樋野まつり『ヴァンパイア騎士』 
すみません、もう内容が分からなかった!(笑)


●田中メカ『キスよりも早く』 
私、女の子はまとめ髪が好きなんだけど、男性は無造作ヘアの方が好き…(突然どうした!・笑)。 なので、執事姿のまーくんにはイマイチときめかない!(そこか・笑) まとめ髪のブンちゃんは可愛かったけどね☆ それにしても・・・「どこまでならさわっていい?」ってもの凄い殺し文句! 彼女が言いたかったのは姿形に触れることではなく、まーくんの心というか内面というか・・・秘めたまま見せてくれない部分に自分はどこまで触れていいのか?ということなんだけど、その前後のシーンが扇情的すぎて一瞬それを把握し損ねますね。 単純にえろいだろ!って思っちゃう(←そこも好きだけど・笑)。 でも、女の子にそこまでされないと分からないなんて…まーくんもっと頑張って!! 次号1回休みですねー。


●水野十子『キミにXOXO』 
何度も言いますが私は不憫キャラが好きなので、一人蚊帳の外なマサムネの兄ちゃんがすっごい好きです!(笑) 大きいエコーちゃんの魅力に耐えて起きるまで待ってるとか、紳士だ! エコーちゃんの中で野獣認定なのが本当に不憫ですねw(←りるさん嬉しそう←嬉しいです・笑)。 お話としてはどこへ向かってるのか相変わらず謎なんだけど、とりあえずエコーちゃんがマサムネに惹かれてるのは確定。 混乱する人間模様が気になりますw


●なかじ有紀『純愛ラビリンス』 
遂にハルトとウミちゃんが兄妹ではないことが確定ー。 いや、もう見え見えでしたが、一応公式になったってことでw 血は繋がっていなくても「俺と似て」と言えるのは父親だからですよね。 家族モノが好きなので、こういう親子設定にちょっとウルっとしました。 


●津田雅美『ちょっと江戸まで』 
この漫画の難儀な点は、元服して髪を整えちゃうと誰が誰だか分かりづらいってことかな…結構本気でよく分からなくなってきました(笑)。 ただ、大人の事情に子供たちが巻き込まれ始めているのは確か。 このお話、どうなるのかな。 


●呉由姫『金色のコルダ』 
勢揃いの扉絵がイイ感じ。 土浦の告白に真っ赤になってる香穂ちゃんをみて、「良かった、彼ちゃんと意識してもらえてる!」と妙な安堵が(笑)。 いやだって、今まで散々スルーだったからさw そしてそんな香穂ちゃんを「意識されまくってて楽しい」と言える土浦がやっぱり好きだw おまえどんだけ好きなんだよ!って思っちゃう。 あと「でも意識しただろ」っていう流し目に、私、ドキドキとニヤニヤが止まりませんでした!!(笑) 私もどんだけ好きなんでしょうね…(ぼそ)。 月森くんも遠い土地で香穂ちゃんへの想いを深めているみたい。 香穂ちゃんだけが未だ無自覚なんだけど(真っ赤な彼女がホント可愛い!)、気持ちはまっすぐ月森くんに向かってるのは周囲はみんな分かってるんだよね。 『コルダ』もいよいよ最終章なので、みんなが抱いている恋心に「ケジメ」が付くまで、相手のことを思い続けて欲しいなって思います。 たとえ実らなくても、好きな気持ちは大事なものに変わりないもんね☆


●弓きいろ/有川浩『図書館戦争LOVE&WAR』 
うわぁ!! このシーンを弓さんのマンガで見られる日を待ってました!!  堂上教官が、手塚兄から郁ちゃんを奪還する――窓を叩く手に知らず知らず力が入る堂上教官の激情を、ずっと見たくて仕方なかったんです。 一度口にした建前を自分で覆しちゃうくらい、郁ちゃんのことが心配なんだよね。 『今行く』という堂上の言葉が、窓越しでも郁ちゃんに伝わる。 手塚兄の言葉にも、周囲の冷たい視線にも負けない勇気を郁ちゃんに届けてくれる。 そんな二人のまっすぐな熱気を、弓さんの描くまっすぐな瞳がすごくよく表現してくれてて、こちらの胸まで熱くなりました。  …というのも本気なんですけど、単純に正装した堂上教官がカッコ良すぎるのも事実(笑)。 ドレスアップした郁ちゃんも可愛いですしねー、いろんな意味で眼福でした☆


●一ノ瀬かおる『未少年プロデュース』 
意地悪に凹む必要ない、って言うカーコちゃん。 すごく成長したなぁw でもそれも、前回コウセイが言葉をくれたからなんだよね。 言葉で伝えるって大事なことだと思うのです。 今回やっとコウセイが言葉で伝える大事さを実感してくれたはずなので、次号最終回、頑張って欲しいものですー。


●真柴なお『かしこみ申す!』 
大好きな真柴さんの絵柄でネコ耳!と燃えました!(笑) 小夜ちゃんが神使になりたい理由が、神主さんとの絆を作りたいと思ったから、というのがもうホント可愛いw 見返りがないことを「かっこよすぎ」って言える彼女の気持ちってすごい純粋だし、田中くんの神頼みだって一途で素敵です。 静寂さんの気障さも含めて、みんな良い人ばかりで、私の心まで温かくなりました☆ 可愛いお話でよかったですー。


●次号予告 
次号は『桜蘭高校ホスト部』の特別編が掲載。 なので表紙も巻頭カラーもふろくも『ホスト部』一色! 連続読みきり企画最終回は、辻田りり子『ふたばのとても災難な日』と天乃忍『にんこい』。 『会長はメイド様!』が連載再開、『キスよりも早く』『純愛ラビリンス』『キミにXOXO』がお休みです。



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>もとさん

おはようございますw 
コメントありがとうございました。
そして、新年早々お返事送れてスミマセンでした・・・もう、本当に!!(ペコリ)

>今年最初の感想が『LaLa』でさすがだ!と思ってしまいました(笑)

ありがとうございます!
誰かがそこにツッコミ入れてくれるのを信じてました(笑)。
昨年末に『LaLa』感想更新できなかった段階で、新年一本目は『LaLa』にしようと決めてたので、つい気合が…(笑)。

>最終章さみしいです。みんな笑顔で終われたらいいなーと。

『ホスト部』のときもそうでしたけど、長く読んでいると愛着がわくので、最終章とか見るだけで寂しくなりますよね。 私はずっと『LaLa』を買ってたのに何故か初期の『コルダ』はあまりハマった覚えがないので、今となっては勿体なかったと思ってます。 でも、演奏会で急遽香穂ちゃんの伴奏をしたときから、土浦のことは好きでしたけど(笑)。

>そんな「新作」連載が来るといいなーと思います。

フツーに学園で恋愛と青春っていうと、最近では『青春攻略本』的なイメージです。 あのノリが逆に新鮮だったということは、もとさんの仰るとおり、正統派な学園モノが減ってるってことですよね。 最近新連載がないので、そろそろ新しい風が欲しいですねー☆

No title

おはようございます。
今年最初の感想が『LaLa』でさすがだ!と思ってしまいました(笑)。『コルダ』が『LaLa』を買い始めたきっかけみたいなものなので、最終章さみしいです。みんな笑顔で終われたらいいなーと。一番はともかく長く付き合ってきたキャラたちでみんな愛着あるのでw
最近はファンタジー色強いというか学校生活を送って、青春したり、恋をしたりする作品が少ないので、そんな「新作」連載が来るといいなーと思います。

No title

>フルムーンリットさん

新年明けましておめでとうございますw
コメントありがとうございました。

>いやあ感想待っておりました!

うわぁ嬉しい! ありがとうございますw 『LaLa』感想は個人的趣味すぎて、誰かが待っててくれるという意識もなく続けてることだったので、そう言っていただけて嬉しいかったです☆
しかもニヤニヤして頂けたのならなお嬉しいです。 一緒ににやけましょう!(笑)

>りるさん、なんとかしてくださいw

むしろそれは私が何とかして欲しい・・・(笑)。 面白いんですけどねー。 『ヴァンパイア』だけは正直分からなくて困ってるんですよ。 フルムーンリットさん、なんとかしてくださいw(←

>いやあ、漫画って楽しいですね。ほんと♪

本当に仰るとおりです。 楽しく読めるなんて凄く素敵ですよね!
またお話出来ると嬉しいです。 それではー。

今年も楽しみにしております♪

新年おめでとうございます☆
いやあ感想待っておりました!
全部ニヤニヤしなががら感想読ませていただきましたよ!
    ↑これが言いたいが為にコメントしたようなものです(笑)
江戸…はほんと見分けがつかない!りるさん、なんとかしてくださいw
ヴァンパイア…私もよくわかりません!w(古本屋でコミック置いてある分だけは立ち読みしたんですけど)

いやあ、漫画って楽しいですね。ほんと♪
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