『別冊花とゆめ6月号(2011年)』の感想

別花06

『別冊花とゆめ6月号(2011年)』

白泉社
2011年4月26日/514+税





<感想>
表紙は『ボクを包む月の光』、巻頭カラーとふろくは最終回 『炎の月』、 巻頭企画で 「『ガラスの仮面』マヤと真澄のラブラブ銀はがし」 がありました。 相変わらず速水さんのふろく貢献率が素晴らしすぎます(笑)。 

ところで、雑誌って冒頭から順に読む派ですか? それとも、好きなものor嫌いなものから読む派ですか? ちなみに私は、安定して楽しめる作品から読み始め、おそらく一番ときめくであろう作品で締めます。 最近、 『別花』 読むときの一番打者は 『薔薇色ガーディアン』。 会話とテンポが楽しいところがお気に入りです。 締めは 『執事様のお気に入り』 か 『燈港メリーローズ』 のどちらか。 今回は『執事様』がお休みだったので『燈港』でしたw 

感想は以下。 全作品じゃないけど、相変わらず長いです(笑)。





●日渡早紀 『ボクを包む月の光』
私ねぇ、泣きました。 しかも唐突に。 台詞の無い、たったひとコマの絵で、ものすっごく気持ちが伝わってくるんだもの。 マンガって本当に凄いね! どこかと言えば、ソルのシーンなんですけど。 私、 『別花』 読み始めて半年ちょっとだから、ソルことって詳しく知らないんです。 だけど、カチコちゃんに呼び出されて公園に向かう途中、ラーレに 「一生のお願いがあるって言ってたよ」 と言われたときに見せたあの表情に、唐突に泣かされてしまいました。 だって、絶対悲しいこと言われるって彼分かってるんだもん! それでも 「サイコー嬉し」くて、足が動いちゃう…… そんな愛情、深すぎるでしょ。 何かもう、切なくて愛しくて大変でした。 きっとソルは、カチコに引導を渡して欲しかったんだと思う。 カチコのためなら何でも出来るから、別れてって言われさえすれば、自分の気持ちを置いてでもそうしたかもしれない。  …でも、カチコちゃんもそれを分かってたんだよね。 そんな風に分かり合えてるなら、やっぱり二人は 「家族」 なんじゃないかな。 


●美内すずえ 『ガラスの仮面』
シ、シリアス過ぎてツッコめない…… いつも速水さんにツッコミ入れるのを楽しみにしてたのにっ! (←いや、そもそも楽しみ方が間違ってるから・笑)  こういうシーンを読むと、愛することって難しいなって、いつも思います。 誰かを愛することで自分も幸せになれる… それを望むことって、何も間違っていないんだもの。 ただ、そう考える時に迷うのも事実で、それって結局自分が幸せになるために誰かを愛するってことなの?と自問してしまう。 紫織さんは考えなかったのかな。 自分がそんなことをしたら速水さんが、愛する速水さんが傷つくって、考えなかったのかな? それとも、傷つけてでも取り戻したかったのかな? そういう愛情もあるんだと思う。 形振りかまってられないのも、本当なんだろうなぁ。 答えなんか無いと分かっていても、私は読んでて悲しかった。 悲しかったよ、紫織さん。 


●潮見知佳 『ゆかりズム』
前回思わせぶりに登場した里見さん。 嵩村の生まれ変わりかと匂わされたけど、紫くんの見立てはちょっと違うみたい。 え、そうなんだ? てっきりそうだと思ってました。 まぁ違うにしろそうにしろ、ラストの紫くんのピンチには変わりはないわけで…… あのまま初体験しちゃうのもアリだと思う(笑) 紫くんは真秀ちゃんが言うとおり寂しさを抱えてるから、彼女が家に来ることを拒まないのかな。 彼は自分の内面に関しては無頓着を装うので、誰かが懐に飛び込むしかないと思うんだけど、ぜひ真秀ちゃんに頑張って欲しいものですw そういえば、私も今の会社に入るときに面接で、前会社を辞めた理由を訊かれたなぁ。 懐かしいです。


●立野真琴 『リル・シス』
27歳と22歳の兄弟の前に、腹違いの2歳の妹が現れて――!?というお話。 私、立野さんが描く女の子ってすっごく好き! 今回のあゆちゃんもめっちゃ可愛くてどうしようかと! (←こういうこと言うからりるさん幼女好きって言われるんだよなー・笑) 友人も2歳の娘さんの服の好みには四苦八苦してるって言ってた。 女の子ってこんな時期からおしゃまさんなんだねw  大事な人を、遠回りにしか大事に出来ないことって、よくあると思う。 弟くんがそうだったように。 でもこの兄弟には 「急がば回れ」 で結局は近道だったのかもしれない。 近付いた分、あゆちゃんを思いっきり愛してあげて欲しいです。 だって可愛いから! (まだ言うか・笑)


●藤崎真緒 『薔薇色ガーディアン』
今回はやっと桐谷の影の部分が出てきましたねー。 でもそれよりもカンナちゃんと小春ちゃんのガールズトークがお気に入り。  「政治家の娘だから」 「柵やごまかすのは慣れてる」 ……カンナちゃんはそう言うけど、 「慣れる」 ことと 「好きでやる」 ことって、全然別だよね。 真麻ちゃんが小春ちゃんと仲良くしてるのも、多分 「慣れ」 とは違う感情だと思う。 薔薇部には他の目的がありそうだけど、目的のために 「好き」 な気持ちを封印しなきゃいけないのなら、それはカンナちゃんだって桐谷だって可哀想だと私は思う。 クールビューティーなカンナちゃんも素敵だけど、頬染める表情の方が可愛いものw 桐谷だって、小春ちゃんを構い倒してる時の方が、今回みたいに沈んだ表情よりイイと思う。 彼らの背負ってるものが、彼らの感情を妨げないものであると良いな…。  あ、新キャラ出ましたね。 今のところ評価は保留w 


●都戸利津 『燈港メリーローズ』
扉絵のヒノとギンガが美しいですw 始めの頃は二人の見分けがつかなかったんですけど、最近どんどんヒノが乙女になっているので容易に区別が出来るのも嬉しい。 彼女を綺麗にしてるのはオーガストなわけですが、彼がまたビックリするくらいアゼリアさんしか見てないので (写真撮影の時の表情が最高に優しいw そんな彼が私は大好きです!・笑)、 ヒノちゃんの心の機微にも気付いて欲しいなって思っちゃう。 彼はたぶん、気付けるはずだから。 ちゃんと相手を見ることが出来る人だから。 ・・・アゼリアが、彼の背中を頼もしく思っていることにも、ね。 

それにしても、アゼリアさんが歩けば棒にあたる的な展開でした(笑)。 ここ最近は燈港の良い面がクローズアップされてたけど、本来秘めている闇の部分が中心のお話。 そうなると出番ですよ!みたいな感じで、黄さん再登場。 でもそれ以上に、彼を雇っているのが誰なのかが問題ですよ。 何あのあからさまにアヤシイ西洋人! オーガストが 「カイ」 として動くのを封じるなんて、結構な大物っぽいけど…… え、今更エドガーとか…ないですよね? ね!? 


●奥山えり 『御霊うつし』
石に宿った魂を人形にはめ込むことで仮初めの命を与えることが出来て…というお話。 この設定は橘裕さんの 『人形師の夜』 を思い出してしまうりるです (→感想はこちら)。 あちらが人間の闇の部分を描いたのに対して、この作品は奥山さんらしく健全・爽やかな出来上がりになっているのが違う点。 当然のことだけど、似たような設定でも生み出される雰囲気って全然違うな、と思わされました。 犬はもう飼わない、という春太の気持ちは、私も少し分かる。 リルが死んで本当に悲しかった気持ちはまだ鮮明に覚えているもの。 でも私は、翌月にはもう犬が欲しかった。 やっぱり、リルとの思い出は楽しい方が多いんだもの。 ただ、うちの父は未だに別れの呪縛から解き放たれていません。 俺が死ぬまではもう犬は飼わないと、とりつくしまもない。 そして人形師さんも、うちの父とは逆の意味で別れに囚われている人。 常子さんとの別れを彼はどう受け入れるんだろう? っていうか、そもそも彼らはいつの時代から生きてるの…? そう考えるとロク+春太サイドの物語とは違い、ダークな面も秘めているお話でした





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