アニメ 『花咲ける青少年』の感想/第12話『ヒトリ』

花咲ける青少年 Vol.1 [DVD]
ケンメディア
発売日:2009-07-31

樹なつみ(原作)/今千秋(監督)
遠藤綾・森川智之・小野大輔・浪川大輔・福山潤
09.7.11現在、定価の26%引き!!

第12話『ヒトリ』


『これでバーンズワースは、否応なしにラギネイ政変に巻き込まれる――!!』


前回から一転、舞台は現代へ。
そして、『花咲ける青少年』という作品が秘める、大きな物語への扉が開かれた回でした。 ルマティとマハティが生き写しだという設定とかは、先週まで見てたマハティの溌剌さが印象深い視聴者には、とても分かりやすいですね。 過去編を挿入するタイミングはあそこしかなかったんだなぁという上手さでした。 今回も全体的なお話のバランスが良かったので、楽しく見ることが出来ました。 コメディで吹き出し、シリアスでメリハリがつき、人間関係も深まっていく…。 シリーズ序盤のぎこちなさが嘘のように、最近の展開は見ていて安心できるものになってきました。 でもやっぱり、服のセンスがイマイチだと思う(笑)。


『このクインザ、生涯の忠誠を殿下に……っ!!』
という傍迷惑極まりないクインザの愛情のおかげで、ルマティと花鹿ちゃんをとりまく環境は一変することになります。 クインザってホントに胡散臭い人なんだけど、ルマティを想う気持ちだけは本物なんだよね。 立人に『人として欠けている』とまで言わしめたクインザの胡散臭さを子安さんが素晴らしく表現されてて、毎度そのSっぷりに聞き惚れるんですが(笑)、このセリフだけはまっすぐ胸に届いてきました。 現王殺害の容疑をルマティに着せて国外追放する・・・と見せかけて、世界で一番安全なバーンズワースへ預け匿う。 その間に、クインザが何を為すつもりなのかを、しっかり見届けたいと思います。


で。  そんなシリアスとは裏腹に、コメディパートには笑わせてもらいましたw 個人的には、立人祭りな回でしたよ(笑)。
『だーめ。 自業自得だ』
『ムスターファ、追い出されて部屋がないんだ。 見つかるまでここにおいてよ!!』
『(狼と羊をいっしょにするバカがいるか!!)』
『ねぇねぇ、お願いっ。 いいでしょぉ? …ねぇねぇ、ねぇったら!! うー、あー!!』
『・・・・はぁ』

立人…最初の威厳はどこへ…(爆笑)。 ここの演出が素敵過ぎます!!  ちょこまかと纏わりつく花鹿ちゃんはめちゃ可愛くて、立人がほだされちゃう気持ち、よく分かるっ!! おかげで、ひとコマずつ情けなくなっていく立人までもが可愛く見えちゃう魔法。 しまいには「狼と羊をいっしょにするバカ」になってしまった立人も、自業自得だよねーw


『呆れたっ!! 「長話をしていて寝ちゃった」だとぉ!? 幾つになった、花鹿っ』
『………14…』
『14歳は、どういう歳だ?』
『………責任のとれる歳…』
『つまり大人だな』
『まぁまぁ立人様… (と助け舟を出すが立人に人睨みされ)――ひっ!!』

一体何を見たんだ、寅之助…どんな般若を見たんだ!?(笑) 立人の叱り方が大人気なくて笑えますw っていうか、リージィンの寝泊りはダメ=恋敵認定で、ルマティはノーマークだったんですね。 それなのに、ルマティとの添い寝をゆるし、挙句の果てにはプロポーズまでさせちゃうなんて、立人もまだまだだね(笑)。 ホント、恋は盲目なんだよなぁ…。 ずっと大人としての対応を求められてきた立人が、花鹿ちゃんが絡むと途端に冷静でいられなくなるところが、私にはたまらなく愛しいです。 頑張れー!!


一方ユージィンとだとこうなる。
『感謝するよ (この家はおまえの家かよ、この根暗の若年寄りっ)』
『困った時はお互い様だ (面倒ばかりかけやがって。 この社会的役立たずが!!)』

面白すぎるだろ…っていうか、「根暗の若年寄り」が言い得て妙すぎる(笑。ヒドイわぁ)。 実業界に身を置く立人にとっては、「社会的役立たず」は侮蔑の言葉なんだろうけど、明らかに「根暗の若年寄り」の方がヒドイ(笑)。 この二人は外見も考え方も花鹿ちゃんの愛し方すらも正反対なのに、だからこそ意識せざるをえないという絶妙な存在なんですよね。 『寄ると触るとケンカするってのは,仲のよい証拠』とは花鹿ちゃんのセリフだけど、案外それが二人の関係の本質なのかもしれませんw


そんな中、今回一番癒されたのは、この花鹿ちゃんとルマティのこのシーンでした。
『いずれそういう気分になるかもしれん。 そしたら結婚しようっ』
『うん、そうだねっ!!』
『よし、それまで待とう!!』
『私も早く、そういう気分になってみたいぞw』

――子ライオンがじゃれあってるみたいで、微笑ましくて仕方ないですw 実は、ルマティと花鹿ちゃんの「約束」は、今回二つ出てきてます。 「一緒の学校に行くこと」そして、「そういう気分になったら結婚すること」。 以前は、「何があっても友達」という「約束」をしてるので、とにかく「一緒にいたい」という気持ちだけをもって相手に接しているんですよね。 まだ自分の恋心さえ自覚できない子供が、自分の持つ精一杯の愛情で相手を望む姿に、とても心が癒されました。 可愛いなぁもお。


でも、後の展開を知っている身としては、多少複雑ですわ。 ここでもし、ルマティが花鹿ちゃんを妃にしていたら…。 ルマティが「王」として目覚めるまえに、花鹿ちゃんを手に入れてたら――! たぶん、クインザのシナリオを破る唯一の弱点は、ここだったはずなんです。 ルマティの幼さが、クインザを後押ししてしまったカタチになるんだよね…。 あぁ・・・なんか色々切なくなってきた・・・。 ので、さっきの花鹿ちゃんと立人のコメディをもう一回見てこようっと(笑)。


・次回感想 ⇒第13話『太陽の国』 
・前回感想 ⇒第10話『クロス・デイズ』







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