荒川弘 『獣神演武・5(完)』の感想

獣神演武 5 (ガンガンコミックス)

荒川 弘
スクウェア・エニックス (2010-11-22)


『 だから俺は生きる! 』


<感想>
やっと読めました。 もの凄く時期が外れちゃった自覚はあるんですけど、せっかく1~4巻まで感想書いたので5巻も少しだけ。 5巻は1巻から並べてみると明らかに分厚いです。 個人的には総表紙よりも、中のピンナップのイラストの方が好きだなw などと思ってしまうのは、やっぱり背中を向けている彼の造形が勿体なかったからだと思うんですよね…何ていうか、ラスボス的存在にしては薄かったというか。 なので、やっぱり 「仲間」 と一緒の絵の方がしっくり来ます (一人「な、仲間?」という人もいるけど・笑)。 まぁでも全体的に、そこでそう動くの!?ってキャラ多かったです。 いろいろ勿体なかった・・・!


この巻で好きなのは、岱燈と劉鍠の友情ケンカ(笑)と、頼羅ちゃんvs史明のシーン、それから、ラスト数ページの二人の場面です。 前者は、 「ケンカしないと分からない」 岱燈たちの不器用なところが魅力的だから。 頭で考えることはすごく大切なことだけど、自分では許容できない状況にあるときは、それってすごく辛い。 考えれば考えるほど己の罪の意識だけが増してしまう劉鍠には、岱燈の拳が 「薬」 だったはず。 慶狼はすべてを死に導くことで救いを求めたけど、岱燈は生きるながら救われない道を選んだ。 岱燈はただ、背負うだけ。 忘れないだけ。 それがどれだけ辛いかは、彼にしか分からないんだろうなぁ…。 


でもって、頼羅vs史明。 まさかあの厄介な史明に最期を与えるのが頼羅ちゃんになるとは思ってなかったので、ビックリしました! でもって、頼羅ちゃん強い! こういうのを描かせると荒川先生は無敵ですね。 私は強い女の子が好きなので、何だか見惚れてしまいましたw  ただ、夏王朝のことや頼羅ちゃんの力のことはもっと伏線たっぷり張っておいても良かった気がするなー (これはシナリオ側の問題かな)。 いささか唐突感があったけど、それでも読ませるのが荒川マジック。 好きなシーンでしたw


そしてそして! やっぱりラストの数ページは、私のラブコメ脳が止まらず!(笑) 頼羅ちゃんがそれまでの心配をおくびにも出さず、殴り蹴りながらの 「おかえり」 が、すっごくイイ。 しかも妹は以前より女らしく、兄は一回り大きくなっての再会なんだからときめきますw  頼羅ちゃんを余裕の笑顔と指一本で押さえ込んじゃう岱燈もツボだったなー。 何ていうか、ホントは触れたいのに敢えて距離を保ってるような気もしちゃうんだよね、 「兄」 だから。 結局二人の微妙な関係がどうなるのか、それが描かれなかったのが残念です。 頼羅ちゃんが呟いた、 『星は七つだけじゃないんだよ』 は、すごく好きな台詞です。 国を救うのは定められた人達ではないということ。 そしてそんな満天の星空の中で出会った二人には、ずっとこんな雰囲気のまま一緒にいて欲しい気がします。 7年分の時間を取り戻しながら、ねw





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