遠山えま 『わたしに××しなさい!・4』の感想

×しな!・4

『わたしに××しなさい!・4』

遠山えま

講談社コミックスなかよし
2010年10月6日 第1刷発行/¥419+税





『 ・・・声、聞かせろよ 』


<感想>
そんなこんなで 『×しな! 』4巻です。 こんなにツッコミながら読むのも珍しいよ!ってくらいのレベルでツッコミまくりで楽しかったです(笑)。 以前も書きましたが、この作品を読む機会を下さったいづきさんに感謝w
お話としては、突如登場した美少女・マミちゃんが、雪菜・時雨・晶の三角関係に強引に割り入っていく・・・というものでした。 どう見ても時雨を好きそうなのに、雪菜に彼との仲を取り持とうか?と話を持ちかけたり、二人を遠ざけるために一計を案じたり・・・と、なかなかの暗躍をみせるマミ。 いまいち何を考えてるのか掴めない彼女に振り回されつつも、雪菜と遠ざけられた時雨の方が我慢できなくなってしまい、図書室で雪菜を・・・!?という流れ。  
 

で、感想なんですが。 というか、8割方ツッコミなんですがw
前回も思ったけど、雪菜と時雨がいちゃつく場所がいちいち狙いすぎです (褒めてます!・笑)。 前巻は保健室という定番で。 今回は、男子更衣室で二人きり+みんながいる図書室の影に隠れて二人きり、とシチュエーションが加速してます。 正直保健室がえろさ最高峰だと思ってたんですけど、上には上があるのか!と驚きました。 ・・・そんなところで目から鱗を味わえるなんて、この作品ホント凄すぎる(笑)。


あとはやっぱり、雪菜ちゃんがぐいっと襟元を広げながら真顔で 「わたしの首すじを噛みなさい」 と言い始めた時は、ホントどーしよーかと思いました(笑)。 もちろん雪菜ちゃんにしてみれば小説に登場する吸血鬼のネタに・・・と考えた行動なので、それがどれだけ際どいことなのか分かってないし、言われた方の時雨だってそんな雪菜の事情を知らないから、真っ赤な顔で動けなくなっちゃうわけですが。 これは時雨が不憫すぎる。 ・・・すぎるんだけど、でも、彼の本領は不憫状態からの脱却の素晴らしさにあるので (一見褒め言葉)、もうどんどん不憫になってくれて構わないんですけどね! (突き放した!・笑) 


案の定、時雨くんの起死回生度は今回も素晴らしかったです。 とんでもない命令を言い渡されて一旦は固まったものの、他の男には任せられない!と一念発起で噛みつくとか、どんだけ勇者なんですか? その上、痛がる雪菜ちゃんを気遣う優しさを見せたり、 「ゲームじゃこんなこと・・・できねーよ」 と自覚しちゃったり。 この人どれだけ愛すべきキャラなんだ!と感涙です。 しかもこの後、頑張って噛んだ痕を晶にキスで上書きされちゃうというオマケ付き!(笑) そりゃー現場から逃げ出しますよね・・・何かもう、本気で時雨が可哀想になってきました。 この作品は本当に、時雨くんの忍耐力の上に成り立ってるんだとしみじみ思っちゃいます。


・・・・・・。 とか、ちょっと時雨ヒイキなことを考えてたんですけど、そんな感傷は16話で吹き飛びました。 指入れましたよ・・・この人、雪菜ちゃんの口に指入れましたよ! さすがにえろすぎる!(笑) しかもこれ、たぶん下心とかじゃなくて 「雪菜の声を聞きたい」 っていう純粋な本能から来てるんですよね。 彼は最初から雪菜にだけは猫かぶりが出来なくて反発しあってたけど、それだって本性を見せているから出来ること。 つまり、ずっと本音で向き合ってるわけで、これもその結果なんだと思います。 ・・・まぁ、向き合った結果が指舐めってどうなのって感じですけど(笑)。 雪菜ちゃんだっていつの間にか、時雨と触れ合うことそのものにドキドキし始めている。 つまりこの人達、やってる行為のわりに、気持ちはすごく純情なんですよね。 そのアンバランスさが余計に際どさを引き立てていて、見てるこっちはハラハラドキドキです。 そしてニヤニヤしちゃうという・・・(笑)。 


と、さんざんツッコミ入れてきましたが、個人的には15話がお気に入りです。 ただ 「一緒にいたい」 ために命令権を行使しちゃう雪菜ちゃんの乙女心にきゅーんとしました。 夢でバイバイされただけなのに、起きたときは涙目ですからね。 どれだけ淋しかったんだ、と思うと可愛くて愛しくて、そりゃー時雨が抱きしめちゃう気持ち分かるってもんです。 雪菜にとっては小説のためのミッション、時雨にとっては楽に生きるためのゲーム・・・でもそんなもの、現実の恋の前ではなんの力にもならない。 それまでの価値観が壊され、流されるくらいに翻弄されあっていく様子に、すっごくドキドキします!  二人を遠ざけようとするマミちゃんの企みは今のところ二人の気持ちを加速させる方にしか働いてなくて、これがどう展開していくのかも結構楽しみ。 なにげにユキナダルマの行方も気になるし(笑)、次巻も楽しみですー。  

以下、各話語り。





●表紙 
紫系のグラデーションが綺麗です。 毎回思うけど、構図の際どさも色使いの美しさもすごく好き。 いろんな意味で目を惹くのは確かで、表紙ってアピールするためのものである以上、最適なものに仕上がってると思います。 カバー下におまけがあって、時雨の項目がシークレットになってるんだけど、そこが気になる~! 

●Mission.13 わたしの首すじをかみなさい! 
皆から一目置かれるマミもまた、時雨同様に周囲を偽り、自分自身をも偽っているキャラでした。 いずれにしろ、いきなり 「なんで友達いないの?」 とか普通訊かない(笑)。 時雨はマミのだよ?という鬱屈した表情からすると、彼を好きな気持ち以上に 「依存」 的なものを感じるんだけど・・・過去になにかあったんだろうなぁ。 いずれにしろ、時雨が噛んだあとに雪菜に謝って抱き寄せるシーンがすごく好き。 ちょっとときめきました(笑)。

●Mission.14 悪い子にはおしおきだねっ 
キスで噛み傷を治す、という晶の発想に、ノリノリで乗っちゃう雪菜ちゃんが超可愛い! はぁ!?っとなる時雨ももっともです。 罪なひとw あとは本文に書ききった(笑)。

●Mission.15 1分だけそばにいなさい。 
時雨の笑顔一つで 「猫かぶり」 を見破れる雪菜ちゃんがスゴイ。 この段階で彼への想いを感じられてたので、よけいに夢から覚めた時の愛しさが倍増でしたw 猫かぶりになることで自尊心を守ろうとしてた時雨が、それでも 「ぜんぶほしくなる」 と言えたのは頑張ったと思う。 でもそもそも今回のミッションは 「そばにいなさい」 であって、決して 「抱きしめなさい」 ではないんだぜー時雨くん!(笑)

●Mission.16 お話禁止だよっ 
初めてマミちゃんを可愛いと感じた回でした。 時雨がしてくれた 「ぎゅっ」 はただのハグで、それに不満気な表情をするシーンを見て、やっと少しだけこの子が分かった気がしたので。 前話で 「そばにいなさい」 のミッションを実行した時、時雨は全身全霊をこめて雪菜を抱きしめてた。 マミが欲しかったのは紛れもなくあの熱だったんだよね。 でも、その熱が欲しいなら、嘘でも 「だれもいらない」 なんて言っちゃいけないんだよ・・・。 あとは・・・声が聞きたいだけなら指舐め以外の方法もあっただろう時雨っ!・・・とは敢えて言わないw ツボだったから(笑)。 




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