『LaLa DX 7月号(2012年)』 の感想(その2)

LaLaDX7月号(2012年)
『LaLa DX 7月号(2012年)』


白泉社

2012年6月8日/¥657






<感想>
表紙は『帝の至宝』、巻頭カラーは詠みきり『Fの迷宮』、ふろくは『遥かなる時空の中で5』マジッククリアファイル、でした。

という訳で、『LaLaDX7月号』の感想記事、第2弾です。 第1弾はこちら、そして第3弾まで続くので宜しくお願いします! 今回もいつも通り、1作品以外は全部書きましたので良かったら読んでいただけると嬉しいですw 







●辻田りり子『恋だの愛だの』 
夏休みで学校はお休み・・・のはずなのに、何故か学園で諜報活動をするかのちゃんの不可思議な真面目さがおかしすぎます(笑)。 すれ違って気付かないとか、夕闇の中なら普通だって! 勝ち負け損得でしか物事を考えられないのはかのこの幼さゆえで、いろんな知略謀略に長けていてもその幼さゆえにアンバランスになって、結局は他人を煙に巻いてしまう…というのは確かに面白いんだけど、そろそろ気付いてあげないと椿くんが不憫すぎませんか? ・・・いや、不憫な方がりるさん的には楽しいんですけれども!(鬼か・笑) っていうか、聖とかのこって実は類友? 自分は他人に見えないものが見えていると自認してるわりに、どーにも鈍感だっていう点で。 そして、そう言う人を好きっていう点で、椿とさゆりさんは同類で・・・ややこしい関係ですね。 ややこしいついでに、椿くんはかのちゃんにちゅーしちゃえば良かったのにって思いますよ(コラコラ・笑)。


●ふじつか雪『桃山キョーダイ』 
急展開でしたー! 冒頭からヘタレ全開の有馬が楽しくて(ぎゅってしちゃえばいいのにw・笑)、一方で千尋ちゃんが「(離れるのは)無理だよ…」と断言するなど、恋に強くなってるのが印象的でした。 やっぱり、恋を実感すると女の子の方が強くなるような気がします。 千尋もそうだし、抄子さんもそう。 逆にやっぱり、ハル兄の幼さの方が目立っちゃう気がします。 

今回突然語られた過去話は私が想像していた以上にまっとうで切ないお話でしたが、厳しい言い方だけど結局ハル兄の不始末なのには変わりなくて、そこから動けずにいるだけなんだもの・・・。 抄子さんが千尋ちゃんに家族をと願ったのは分かったよ。 願いを叶えてあげたい気持ちも分かる。 でも今生きてるのは千尋ちゃんで、有馬で、そしてハル兄なんだよ。 ハル兄が叶えてあげなきゃいけないのは抄子さんの願いじゃなくて、千尋ちゃんの恋なんじゃないのかなぁ・・・! とりるさんは思ってしまってモヤモヤしちゃいます。 挙句の果てに別居とか! 一つ屋根の下LOVEっていう私のツボを取り上げないでーー!!(そこかよ!・笑) 


●水野十子『遥かなる時空の中で5』 
前号の展開がすごく好きだったので、今回は「日本史苦手」っていう意識を出来るだけ排除して読もう・・・と思ってたのに、冒頭でヒロイン自身が日本史に弱いことが判明して「あ、苦手で良いんだw」と(笑)。 よし、苦手なまま読み進めるぞw 今回はいつも以上に謎めく回だったので、正直展開を追うだけで終わってしまいました。 なぜ崇くんだけ砂漠にいるのか、四神のことを伝えるのはどうして? 相変わらず瞬兄も読めないし、どういうことなのかなぁ・・・??


●森生まさみ『きゃらめるBOY』 
やばい・・・思わず泣いちゃいましたよ(感涙!)。 待ちに待った『きゃらめるBOY』が最終回ってだけでも泣けるのに、もとかちゃんが過去から現代に戻るときに瞬くんが迷わず断言した「医者になる理由」にね・・・あぁヤバイ、これ書いてても涙が(実話)。 彼はもとかちゃんが「瞬くんの将来はお医者さん」と聞いたときから、その理由に思い至ってた訳で、病院に連れて行ったのももとかちゃんのSF話を信じてないからじゃなくて、むしろ信じたからなんだ・・・って思ったら、その愛情の深さに涙が止まりませんでした。 彼が何かを決めるのは、もとかちゃんが絡んでいるから。 それは息をするくらいに当たり前なことだから、あんな風に断言出来るんですよね。 でもって、私は19歳の瞬くんよりも13歳の瞬くんの方が好きだったりします(笑)。 もとかちゃんの病気のことが気がかりだったくせに、最後の最後まで言い出さないのが彼の強さです。 まぁ、最後の最後まで告白出来ないのが彼の弱さなんですけどねw(爆笑)。 いずれにしろ、久々に二人の甘々な関係を見ることが出来て幸せでした。  


●斎藤けん『プレゼントは真珠』 
以前斎藤けんさんが「友人にタイトルを『真珠のプレゼント』でも良いじゃんって言われたんだけどそれじゃ駄目なんです」と書かれてたことがあって、その時から何となくこの「プレゼントは真珠」っていう台詞を最終回あたりにエドワードが言うのかな~と予想してたりします。 ここ最近の真珠の行動にはモヤモヤしたけど、エドを庇ってのことなんだろうと信じてたらやっぱりそうだったので、この予想もずっと信じ続けたいですw っていうか、そんな風にはっきり言い切る坊ちゃんを私が見たいんですよ。 今号でもずいぶん逞しくなって・・・すっかり使用人色に染まっちゃってそれはそれで心配ですが(笑)、真珠が言うとおり彼は負けない人、なのでしょう。 真珠とかエド父とかは、「勝ちにいく人」だけどエドは「負けない人」。 心に決めたことを諦めないって意味ではたぶん一番厄介で、強い人。 頑張って告白するシーンを早く見たいなw  何かを秘めているレイやニコの活躍も期待だけど、とりあえず今回はドSなエド父とドMな真珠父を見て「なんて反面教師な親子なんだ!」と爆笑でした(笑)。 


●池ジュンコ『BEAR BEAR』 
確か前回も書いた気がするんですけど、私は池さんも『BEAR BEAR』も大好きだけど、別に続かなくて良いと思ってますw ・・・という問題発言から始まりましたが(笑)、今回も可愛くて好みな展開でしたよ! 春佳ちゃんはそこにいるだけで絶大に可愛いので(もはや目線が犬飼くんレベル・笑)、雨で擬似手つなぎ体験とか訳分かんないこと始めちゃってもとにかく可愛いです! あと、犬飼くんが、春佳ちゃんの逃げも叩きも時間差ビンタもすべて覚悟の上でお付き合いしているっていう事実がいちばん好きです!(笑)

私は池さんってすごく構成上手な人だと思ってるんですが、今回もそれが光ってて良かったです。 というのは、クマの「顔」の使い方。 冒頭で、平然と「顔」をつけて歩く犬飼に春佳ちゃんが「ごめんね私のせいで!」って言ってるとおり、彼女は犬飼が春佳ちゃんのために「顔」をつけてると思ってるんですね。 それは概ね間違いではないんだけど、うっかり掌が触れちゃったシーンやラストシーンでも明らかになるように、「顔」をつけるのは犬飼が理性を発動させるためでもあるんです。 春佳ちゃんに動揺を見せないための、犬飼の手段でもあるんだよね。 冒頭とラストでこの対比を持ってくるのが上手いなーと思いましたよw


●樫八重子『レベル17』 
RPGにおけるレベル17は、初期ボス戦で苦労するようなレベルです。 人生においても17歳って、まだまだいろんなことに苦戦を強いられるようなレベルですよね。 それこそ、何でこの子のことが気になるのか…その理由にも気付けないくらいに。 冒頭で主人公が「何 永遠の愛なんて語ってんのって思ってた」と表現してるくらい経験の浅い年齢だけど、だからこそ、永遠の愛があるのかないのかをこれから体験出来る年齢でもあるんだと思います。 まさにそんな青臭さを体験中の主人公にとって、ヒロインは恋愛面ではすでに一歩先を行ってる女の子なわけですよ。 恋の幸せも辛さも切なさも面倒さも知ってる彼女を見て、「愛しい」と破顔出来た主人公はちょっと進歩してる。 今まででいちばん輝いた表情で、レベル17っぽい! うん、こういう方が青臭い時代だって楽しいはずw めっちゃ苦戦しながらレベルを上げていって欲しいと思います。


●あきもと明希『わたしのヒーロー!』 
パワフルな作品でした・・・(笑)。 良い意味でも悪い意味でもパワフルです。 私はあまり、自分の理想像を相手に求めるようなことは好きではないので、赤星にヒーローを求めて付き走るヒロインの頑張り方には疑問でした。 でも実際に赤星が自分の在り方を思い出させるための良い薬になったんだから、彼には必要なパワーだったんだと思います。 間違ったことは許せない赤星と、そんな彼を盲目的に愛するヒロインのパワーが、周囲にどんな風に作用していくのか・・・その方が興味があります。 学園を建て直しそうですよねw


●夢木みつる『こころノート』 
花ちゃん可愛かったー! 私が石崎くんでも花ちゃんに惚れるね!!(笑) ふわふわしてて、笑顔が可愛くて、いつも前向きで一生懸命で、でもときどきものすごい天然度で「幸人くん」呼びしちゃうような爆弾しかけてくるんだもん、間違いなく惚れるって!(笑) あの可愛さに対して石崎くんが己の理性総動員で平然さを装ったんだろうなぁと思うと愛しさがこみ上げてきますねw でも、石崎もかなり天然でジゴロな気が…(笑)。 あんな風に爽やかに微笑まれたらそりゃー惚れますって! つまりこの人たちは似たもの同士ってことなんだと思います。 花ちゃんはこれからもその頑張りやさん度を発揮してどんどん対人スキルを上げていくんだろうけど、告白後の石崎くんとの掛け合いみたいな会話は多分できないんじゃないかと思います。 どこか遠慮のない・・・というか、分かり合った会話だったと思うので。 やっぱり似た者同士なんですよw ちなみに、ひとつずつ具体的な目標をこなしていく…というのは私のもっとも苦手な部分なので花ちゃんを尊敬します…がんばろw


●櫻井千紗『反転ストーカー』 
優等生で通してきたヒロインが、挫折を味わわされた生徒会長を逆恨み(?)から尾行! 弱みを握ろうとするんだけど、知れば知るほど彼は良い人で…?というお話。 絵柄がシャープなので、ヒロインの逆恨みの怖さ(笑)や不良さんに対抗する時のキリっとした強さが際立ちます。 だからこそ、ラストで一転して赤面しちゃう時の可愛さったらないです! 恋愛的なか弱さと、精神的な強がり感じも漂って、すごく好きな1コマw 私の個人的な好みで言うと、やる気を表に出さない生徒会長より、ヒロインみたいにむき出しの子の方が好き。 あいつにヒロインを渡すのかと思うとちょっと切ないですね(何様だ・笑)。 


●咲元夕佳『××彼氏とメランコリー』 
245回LMSベストルーキー賞受賞作。 LaLa本誌で選評を見たときから「読んでみたい!」と思ってました。 だってすごく絵柄が好みなんですもの!! チビで貧乳(←他人事ではない・笑)のヒロインの彼氏はロリコンなの!?・・・というお話に必要なヒロインの可愛さと彼氏の恰好良さが絵柄で表現されてて、自分の持ち味分かってる作者さんなんだろうなーって思いました。 実際、扉絵だけで魅力的。 りるさんも小さくて可愛い子が大好きなので(笑)彼氏さんの気持ちがよく分かるっていう意味でもツボでした。 このヒロインは可愛い! 撫で回したい!(笑) ・・・ただ、良くも悪くも持ち味勝負になっちゃってるので、もっと別のお話も読んでみたいなって思いました。 是非!





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