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劇場版 『図書館戦争 革命のつばさ』 の感想



日本を揺るがすテロ事件が勃発する中、デートの最中だった笠原郁と堂上篤に緊急招集がかかった。 新たな任務は、小説家・当麻蔵人の身辺警護。テロの手口に小説の内容が酷似しているとして、メディア良化委員会は作家狩りを始めたのだ。法廷闘争が始まる中、郁たち図書特殊部隊は判決まで当麻を守りきらなければならない。図書隊と良化隊の衝突が激化する中、重傷を負ってしまう堂上。動揺する郁に、堂上は任務の遂行を託す。郁は当麻を守り、表現の自由を守ることが出来るのか!?  −−−そして郁と堂上とのもどかしい恋の結末は!? (劇場版公式サイトより)


<感想> 
という訳で、観てきましたよ 劇場版『図書館戦争 革命のつばさ』!! 近くの映画館ではやってなかったんで、はるばる県庁所在地まで行きましたけど、それでも行って良かった。 観て良かった! この作品に限ったことではなく、映像化には不安がある・・・というのは原作ファンの正直な気持ちで、今回もそんなドキドキがあったのは事実です。 TV版のラストもずいぶん変わっちゃってたし、あのシーンもこのシーンも変に弄られちゃってたらどうしようっ!?・・・と危惧もありました。
が!!




冒頭の郁ちゃんと堂上のベタ甘な「カミツレデート」で私のテンションまで一気に上がってしまい、そんな不安はどっかに行っちゃったのでしたw いやもう、このこっ恥ずかしさを真正面から描いてくれた映画なら全部信じよう!みたいな(笑)。 だって堂上がめっちゃカッコイイんですよ!!(爆笑) 立ち姿だけで素敵とかホントもうどうしたら!?って感じで、郁ちゃんがいっぱいいっぱいになっちゃう気持ちがよく分かる。 一方、そんな彼女が可愛くて仕方ない堂上のさり気ないキザっぷりも全開で、私まで赤面しちゃいましたよ。 なんだあの恥ずかしさ! でもそこがイイ!!(笑) いやもう、めっちゃ良かったですw

 
それに、ただのデートに終わってないのも良かったんです。 デートシーンから既にアレンジされてて、それが映画のサブタイトルにもある「つばさ」というモチーフを可愛らしく使ってあるんですよ。 で、この「つばさ」に郁ちゃんと堂上の恋心と、そして図書隊としての情熱を乗せて羽ばたかせていく展開に繋げてあって、すごく良かったのです。 幸せの青い鳥は、幸せを「運んできてくれる」存在ではなく、「幸せへと向かって羽ばたく」存在として描かれてました。 そしてそれは、図書隊員たちの姿と綺麗に重なる。 ・・・とても甘く、そして熱くて、すごく引き込まれたもん。 良かったですw 


あと、「当麻蔵人」の印象がだいぶ変えられていたのも面白かった。 原作だとわりと硬派な印象だったけど、映画では検閲なんて意識していなかった普通の作家として描かれてます。 そして「キャラ読み」に興味を持っちゃうような可愛さもありました(笑)。 思いもかけないところから表現の自由を奪われ、初めて検閲というものの恐ろしさを目の当たりにした時、彼がまず「本を絶版にすればまた小説が書けるのか」と考えたことは、ある意味原作以上にリアルでした。 「あ、そう来たか!」と思ったもん。 その思考回路は、むしろ視聴者に近いものとして描かれているんですね。 なのでこの後当麻が検閲という拷問に目を向け、恐ろしさを実感していく過程は、私たちがそれらを実感していく過程でもありました。 イッセー尾形さんが演じる、飄々とした中にも可愛らしさが垣間見える「おじさん」像は、とても身近に感じられるからこその説得力をもって、検閲と戦うことを伝えてくれたんだと思います。


もう一つ大きな変更点と言えば、最終目的地である大阪で繰り広げられるバトルの数々、ですね。 原作では、郁ちゃんの陽動のおかげで当麻氏はわりとすんなり目的地に到着出来るわけですが、正直「すんなりすぎる」気もしてました。 いや、実際はこんな感じだと思うんです。 小説なら、これがリアルです。 でもせっかく映画になるんだから・・・というこちらの期待通り、大阪での攻防戦はかなり激しくて楽しかったなーw 映画らしい重火器での戦闘もそうだけど、郁ちゃんが最後まで責任を持って当麻の横にいたことが嬉しかった。 走り続ける彼女の姿は、どこをどう観ても未来に突き進んでいるようにしか見えなくて、そういうところも素敵でした。 


でもって、最終的に当麻が原作のように自力で目的に辿り着くのではなくて、「助けられた」(しかも外国に!)というのは、現代社会への揶揄なのかもしれないとドキっとさせられた点です。 今の日本にもし検閲を肯定する機関があって、最高裁までがそれを認めたのなら、原作のように自国だけで解決させることは出来ないだろう・・・というメッセージである気がしてなりません。 いや、私の受け取り方が偏ってるだけかもしれないけど。 でも、そう思ったのが事実です。 日本では表現の自由が狭まりつつあるのが現状だと思うんです。 そして私たちはそのことに鈍感すぎてないか? 保護される前の当麻のように無関心になっていないか? ・・・すべてが解決した物語の最後にもう一度そんな爆弾を投げかけられた気がして、自然と背筋が伸びました。 


そして私は誰よりも(そう、実は堂上よりも!)稲嶺司令が大好きなので、彼の自宅での戦闘シーンではもう号泣でした。 他のどのシーンよりも、「ここは日野だ」と言い切るあのシーンで泣きました。 私、たぶん堂上や郁ちゃんが稲嶺を尊敬するのとまったく同じ気持ちで、彼のことを尊敬してるんです。 普段は微塵も感じさせない内に秘めた苛烈さを、誰かを守るために外に溢れ出させた稲嶺は、本当に恰好良くて、強くて・・・そうならざるを得なかったんだと思うと、とにかく切なかった。 あとは、原作者の有川さんがモデルにしたという故・児玉清氏さんのことを思い出して・・・というのもあります。 私自身も児玉氏が大好きだったんですけど、今回オリジナルキャラで登場した児島清花という女性の名前が、氏へのオマージュでもあると知り余計に泣けた・・・! いろんな意味で印象深かいシーンでした。


と、褒めてきましたが、もちろん残念だったこともあります。 映画の焦点を郁ちゃんと堂上に絞ってあるので、小牧や手塚、柴崎や玄田などの活躍に制限があったのがとくかく残念! 特に柴崎と手塚兄とのやりとりはもっと見たかったなー! でもって、そんな二人にヤキモキしちゃう手塚弟の姿をもっと拝みたかったなー!(笑) まぁ尺の関係なので諦めますが、例えばDVD特典とかでオマケ映像が追加されてたら嬉しいですよね。 あ、さり気にちょっとだけ毬江ちゃんがいてくれて眼福でしたw  あとは劇場が思ってた以上に空いていて驚きました。 正直、TVアニメの熱が冷めないタイミングで公開出来たら良かったんだと思います。 検閲という日頃考えない部分を考えさせられる内容なので、もっと多くの人に見てもらえると良いのに…。
 

という訳で結論。 原作よりエンタメ寄りになっているアレンジで、相変わらずハイスピード展開でしたが、楽しめました。 そして何より、堂上がカッコ良かったです!(それか!・笑) あ、来場特典で堂上のポストカード貰いました。 今週からはカミツレブレンドティーらしいのでそれも欲しい! ・・・もう一度行く・・・?(笑)



<『図書館戦争』シリーズ感想一覧>
『図書館戦争』 ⇒『図書館内乱』 ⇒『図書館危機』 ⇒『図書館革命』 
『別冊図書館戦争1』 ⇒『別冊図書館戦争2』 
⇒『アニメ版DVD初回特典小説』1巻 ⇒2巻 ⇒3巻 ⇒4巻 ⇒5巻 
⇒白泉社コミック版『図書館戦争LOVE&WAR』1巻 ⇒2巻 ⇒3巻 ⇒4巻
<他>  
有川浩作品感想一覧  
「その他アニメ」カテゴリにアニメ版の1話ごと感想もあります。



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