望月守宮 『無貌伝』 のこと


感想ではなく。 あくまでメモ書きというか。 ただ書かずにはいられないというか。 とにかく、読了後に何か言いたくて今これを書いています。

毎月月末といえば、膨大なネット界のとことん辺境の地で、ささやかに運営されているこのブログのアクセスが、ぐんと伸びる(註:当社比w)辺りでございます。 『LaLa』の感想を楽しみに(?)してくれてる素敵な方も稀にいらっしゃるようで、たいへんありがたいなって思ってます。 まぁ、毎月期待に応えられてなくて申し訳ないんですが・・・。

そして今月は更に申し訳ないことに、まだ『LaLa』読んでません。 いえ、買ってあるんですけど手につかないというか……実は私、今月はLaLaDXの感想が終わった後はずっと『無貌伝』というシリーズを読み返していたのです。

無貌伝 ~双児の子ら~ (講談社ノベルス) 無貌伝 ~夢境ホテルの午睡~ (講談社ノベルス) 無貌伝 ~人形姫の産声~ (講談社ノベルス) 無貌伝 ~綺譚会の惨劇~ (講談社ノベルス) 無貌伝 ~探偵の証~ (講談社ノベルス)

『無貌伝』がどんな物語なのかは各自お調べいただくとして(そしてりるさんは1冊目の感想を書いているので良かったら参考にしていただくとして・笑)、最新刊である5冊目が先月発売になりました。 で、私はこの5冊目を読むにあたってどうしても1冊目から読み直したくなったのです。 このシリーズはたくさんの登場人物の他に「ヒトデナシ」と呼ばれる人外の存在も登場するうえ、それぞれの能力が物語のミステリ要素に深く関わってくるため、もう一度きちんと整理する必要があるな、と感じたことが理由の一つ。 あともう一つは、単純に読みたかったんです、この大好きなシリーズを。 そんな訳で、メモつけながら読み返しては、1冊読了するごとにそれを清書して人物相関図や時系列表を作ったりしてました(笑)。 もうめっちゃのめり込んで読んでましたからね! 再読なのにこの面白さって何!?って思いながら。 

こうして並べてみると、表紙絵もいいなぁ。 昔の『怪人二十面相』のジュブナイル版とかって、ちょっとおどろおどろしい雰囲気をまとっていたんですけど、そんな古き良きジュブナイルの冒険小説を思い出します。 全体的に望の主人公っぷりがハンパないうえに、ストーリーの本質を突いた、実に良い表紙ですね。 文庫版で何で変えちゃったのかと首をひねるくらいですよ。 

読了した今となっては、『無貌伝』というタイトルにも私が当初受け止めていた「無貌というヒトデナシの話」以上の意味を含んでいることに気付かされたし、5冊目のサブタイトルである『探偵の証』という言葉も深いうえにとことん切なく、でも、とことん熱いものに感じられて……あ、やばい、書いてるだけで涙が出てきた(←本当に・笑)。 

結局何のことかというと、たぶん私はまだ5冊目のラストの出来事を整理できていないんだろう、ってことです。 整理できないからぐだぐだ書いてる……。 彼らに後悔はないはず。 いや、後悔なんてあるのはもはや当たり前で、それでも選んだ(選ばされた)現実と向き合っていくであろう彼らのことを、私がまだ直視できないだけです。 あぁどうしよう? こんなに心臓を鷲掴みにされたような気持ちにさせられた物語は久々です。 ラストが気になりすぎて最後は駆け足で読んじゃったので、ちょっと一度落ちついてから、もう一度読み直したい。 味わいつくしたい。 ……私にとっては、そんな気持ちにさせられたお話でした。 しかしよく泣いたなぁボロボロと。 うん。





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NKさんへ

NKさん

コメントありがとうございました。
お返事が大変遅くなって申し訳ないです。
もう読まれないかもしれませんが、お返事させて頂きますね。

> いや~、これだけのシリーズを読み切るのは大変ですよね。

社会人になると時間がたりないので、そう言う意味では大変ですが、読み始めてからの集中度がすごかったからか「大変」というのも違うような・・・濃い時間を過ごすことが出来ましたよw

> 私も昔はよく小説を読んだりしていましたが、大人になってからは漫画が中心ですね。漫画は読むのが楽ですし、何も考えずに短時間で読み終えることができますから。それに対して小説は頭を使うし、読むのが大変なんですよ。小説が普及しづらい理由の一つだそうです。

小説の場合はもっと単純に「字がいっぱいあると頭痛がする」という人もいるので、マンガよりは間口が狭いのは確かだとは思います。ただ一般的には、子供の頃にマンガを読んで大人になったら小説だよ、という意見が多いと思うので、NKさんのコメントはとても興味深かったです。

> これは表紙といい、題名といい、いかにもミステリーって感じですね。

そこが良いところです。

> ところで、ミステリーは漫画よりも(どちらかというと)小説のほうが向いているそうですよ。心理描写や謎解き要素が漫画よりも書きやすいそうですから。

ミステリのトリックには絵で描いてしまうと分かってしまうものも多々あるので、読者の想像力に任せる部分が多い小説のほうが向いているのは確かだと思います。 でもそんな中でも『Q.E.D.証明終了』という素晴らしいミステリマンガがあるのも事実。

> ところで、私も読書ブログをはじめました。そのブログは今は事情があってここにはのせません。

お疲れ様です☆

No title

いや~、これだけのシリーズを読み切るのは大変ですよね。
私も昔はよく小説を読んだりしていましたが、大人になってからは漫画が中心ですね。漫画は読むのが楽ですし、何も考えずに短時間で読み終えることができますから。それに対して小説は頭を使うし、読むのが大変なんですよ。小説が普及しづらい理由の一つだそうです。

これは表紙といい、題名といい、いかにもミステリーって感じですね。
ところで、ミステリーは漫画よりも(どちらかというと)小説のほうが向いているそうですよ。心理描写や謎解き要素が漫画よりも書きやすいそうですから。
いろいろ考えながら読む。それが小説の醍醐味でもありますね。

ところで、私も読書ブログをはじめました。そのブログは今は事情があってここにはのせません。
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まとめ【望月守宮 『無貌伝』 】

感想ではなく。 あくまでメモ書きというか。 ただ書かずにはいられないというか。 とにかく、読了後に

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