スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


Loading...

林みかせ 『うそカノ・1』 の感想

うそカノ・1
『うそカノ・1』

林みかせ


白泉社花とゆめコミックス
2013年6月10日 第1刷発行/¥429+税





『 わたし したいです 彼女のフリ! 』


<ご紹介>
LaLaに集中連載された1~3話と増刊誌に掲載された読みきり2編を収録した第1巻。
一度だけ優しくしてくれたことのある入谷くんに、ひとしれず片想い中のすばる。 少しでも近付きたい・・・そんな想いから、ある時入谷が何気なく呟いた「彼女のフリをしてくれる人」の話に飛びつき、恋心は胸に秘めたまま嘘の彼女=うそカノに採用されることに。 初めてのカレカノライフは想像以上に刺激的で、クールな入谷がたまに見せる笑顔やちょっと意地悪な態度のすべてに、すばるはドキドキしっぱなし。 けれど、入谷がうそカノを探していた理由を知ってしまったすばるは、優しくしてくれる入谷に切なさを募らせてしまって…!?





<感想>
みかせさんのコミックスを買ったのは、デビュー作の 『地球行進曲』 以来です。 というか、2013年6月発売のコミックスから、白泉社花とゆめコミックスの装丁が変わったんですよ! それについてはいろいろ思うところがあるけどとりあえず置いといて。 新しくなった表紙折り返しの「林みかせの本」一覧には、すでに 『地球行進曲』 が載ってないんですね!? うわぁビックリ、もう廃版なのかぁ・・・とちょっと切なく。 時の移ろいは早いものですね・・・(感傷)。


移ろうものがあれば、変わらないものもあるわけで。 みかせさんの最大の魅力である(と私が思っている)ヒロインの少女少女した雰囲気は、今回も健在でした。 リボンやフリルのファッションがよく似合う、どこか線の細い女の子。 思わず抱きしめて食べたくなっちゃうような・・・まるで砂糖菓子みたいなヒロインだけど、同性から見ても嫌味にならない可愛らしさがある。 ジャングルジムでちょっといじけつつ「バーカ バーカ」と言ってる後ろ姿に、「すばる・・・すばる可愛えぇ!!」と私も身悶えてましたからね(笑)。 本人が自覚していないのに無駄にラブラブオーラを出す才能が天才的過ぎて、保健室まで来て砂吐かされた少年たちはホント不憫だったなとw(笑) 天然ラブコメ娘な姉を全力で心配してるトモちゃん(妹・シスコン←重要情報w)や、無防備だと窘める入谷くんの危惧は的を射ていると思います。 伝わってないけどw


明らかに先生のためのお芝居だった入谷くんが、すばるちゃんの無防備で癒し系な笑顔にどんどん惹かれていく様子とか、見てて本当にドキドキしました! 彼は何度か頬を染めつつ「あの、さ…」と言いかけるんだけど、そのたびに邪魔が入るあたり、引きの悪さも天才的で感動したくらいです!(笑・←ヒドすぎるw) でも、その引きの悪さを全部ひっくり返す勢いで「俺のことはいつ好きだったの?」と迫るシーンは、本当にときめいて大変でした。 ここからの畳みかけるような会話の流れがテンポよくて大好きなんですよねー。 何ていうか、「ぜったいに逃がさない!」っていう入谷くんの執念を感じるのです(笑)。 


実はこの後の「優しいって何?自転車で送ったから?」って台詞を聞いて、私、彼を誤解してたことに気付いたんです。 それは第2話で、和久井くんが入谷くんの目の前ですばるちゃんを奪いつつ(←ちなみに、入谷には悪いけど、りるさんは和久井くん推しです・笑)、ついでに鼻でふふんと笑いつつ(笑)「おぶって帰んの?」と言ったシーンのこと。 入谷くんは顔を真っ赤にするので、私はてっきり「おぶって帰るなんてどーせ出来ないだろ」的な和久井くんの挑発にカッとなった表情なんだと思ってたんです。 でもあれ、違いますね。 入谷くんは本当に、すばるちゃんをおぶって帰るつもりだったんでしょう。 つまり、図星をさされての赤面だったんですね。 そのことに「俺だって優しくしてたよ」と言われるまで、気付いてあげられませんでした。 嘘から始まった関係だけど、入谷くんは本当にすばるちゃんに優しくしたいと思ってたんだよね。 彼は本当に掴みづらくて、ラストシーンでは最愛のはずのすばるちゃんからさえ「なんなのこの人~」と思われてしまうくらいだけど、ぜったいに「人を好きになれない欠陥人間」なんかじゃない。 そういう意味も含めて、3話のクライマックスシーンは大好きです。 


私は、『うそカノ』っていうタイトル的にもクライマックスの盛り上がり的にも、ここで終わっても良いなって思ってたくらいに良かったんですけど、良すぎたみたいで続いちゃいましたね。 個人的にラブコメはお付き合いするまでのドキドキが最高だと思ってるので、2巻に期待するハードルが高くなっちゃうのですが、そこはりるさんお気に入りの和久井くんがイイ具合にふたりを引っ掻き回してくれると信じてますw っていうか実は入谷くんって、和久井にイジられてるくらいの方が魅力が増すと思いません?(さり気なくドS発言・笑)。 つまり作中のS度的には、和久井>トモちゃん>入谷>>>>>>すばる、みたいな。 すばるちゃんと入谷くんの必殺ラブラブ光線で、上位ふたりの食物連鎖を打ち破れるかどうか、楽しみにしてますねー♪


●読みきり 『夏の涯(はて)』 の感想
みかせ作品の中でも最大の異色作ではないかと。 私このお話、大好きです。 柱スペースによると作者的にも緊張したみたいですが、そんなことないよ、ホント大好きです! 前述したとおりヒロインの少女性が最大の魅力である(と私が勝手に思っている)作者さんが、得手を封印して描き出す世界というのは、それだけで価値があがります。 「――この想いに 名前をつけたら戻れない」 ・・・木瀬はずっと、「戻らなくていい理由」が欲しかったんじゃないかな。 たぶん本人がいちばんもどかしくて、どうにかして欲しくて堪らない気持ちだったんだと思う――零と出会ってから。 たぶんずっと雨と晴れの境界線上に、ひとりで立ってたんだろうな。 そんな不安定な場所に木瀬を立たせたのが零ならば、「戻れない=晴れ」の場所に笑顔で導いたのも零なわけで。 木瀬が、その場所に笑顔で立てたのがとても良かったです。 後悔のあるまま踏み出して良い気持ちではないので。 晴れやかな光を浴びる木瀬の晴れ晴れとした笑顔は、覚悟した人の持つ潔癖な美しさに満ちていて、思わず言葉をのむくらいに印象的。 彼が少しでも幸せだと思える未来が、夏の涯に続いていると良いなと思います。

 



Loading...

あきさんへ

>あきさん

初めまして!
コメントありがとうございます。

>「優しくしてたよ」のりるさんの読み取り方が、目からうろこでした!

ありがとうございます☆
あのシーンで一気に入谷くんを好きになりました。
でも、私がそう感じた、というだけですよ~。
あきさんが感じ取ったことだって正解なんですから!

>もしよければ、HPで紹介のリンクをはらせていただけないでしょうか?

ありがとうございます。あきさんの大切な場所にご招待いただいけて光栄です。
うちはリンクフリーなので、煮るなり焼くなり(笑)好きに晒してくださいませ。

ではでは。

そんな読解力がほしいです。

はじめまして!ブログ拝見しました。

「優しくしてたよ」のりるさんの読み取り方が、目からうろこでした!
納得です!さらに入谷くんすきになりました!
もしよければ、HPで紹介のリンクをはらせていただけないでしょうか?

うそカノの感想などを書いています。
もし、よければ・・・!よろしくお願いします。
v-10

http://id5.fm-p.jp/561/camomille012/
Harv tea-uso kano- 管理人あき
Secret

☆Web拍手ボタン

押して頂くとりるがハリキリます(笑)

☆カテゴリ

☆サブカテゴリ (タグ)

 

☆最新コメント

☆リンク(おすすめサイト様)

☆アクセスカウンタ

QRコード

QRコード

RSSリンクの表示

アクセス解析

関連記事Loader

[猫カフェ]futaha

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

☆検索フォーム

☆購読予定一覧

☆アニメDVDの人気ランキング

☆更新日カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

10月 | 2017年11月 | 12月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -


☆オススメ





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。