最近読んだマンガについて語ってみよう!(青年誌系)

ちょっとまだ感想が書けるほど感性が復帰してないのでアレなんですが、いつまでもこのままでもダメなので、リハビリを兼ねて読んだ本の紹介を唐突に始めてみます!(えー・笑) お付き合いいただけると嬉しいですー。


●ゆうきまさみ『白暮のクロニクル・1』
白暮のクロニクル 1 (ビッグ コミックス)
ゆうき まさみ
小学館 (2014-01-30)

『機動警察パトレイバー』『鉄腕バーディー』のゆうきまさみさんの最新作は、見た目は人間とまったく同じ【オキナガ(息長)】という不老不死の種族をめぐるサスペンス物。 オキナガは不老不死だけど唯一殺せる特定の方法での連続殺人事件、という謎が謎を呼ぶ展開にドキドキし、人と違うんだから殺して良いんだと思えちゃう人間の暗闇思考に心えぐられ、ちょっとずつ息があってきた主人公コンビにラブコメ脳が刺激され(ぇ)・・・という具合に、やっぱり案の定当然のごとく面白いのですよ!! 眉毛ネタは往年のゆうきファンには嬉しいんじゃないでしょうか(…え、私のこと?・笑)。 次巻ももちろん読むけれど、ある程度まとまってから読んだ方が深く楽しめる作品だと思います。


●キムラダイスケ、芝村裕吏『マージナル・オペレーション・1』

信頼してる『マンガ一巻読破』さんで見かけて読んでみようと思った作品。 原作の芝村さんは別作品『キュビズム・ラブ』しか知らないのだけど、割と一筋縄ではいかない世界観を作り上げる方だなぁという印象で(それでも『キュビズム・ラブ』は大好き!)、この作品はよりその印象を強めてくれました。 
やっとのことで就職した会社が倒産してしまい、たまたま見かけた民間軍事会社に就職することになった元ニートが主人公。 ゲームが好きで、本人の自覚がないまま戦略的な才能もある彼が、テストだと思っていた軍事演習で見事なオペレーションを披露するも、それはテストではなく本当の戦争――つまり「人殺し」だった、というお話。 希望と絶望が同胞する世界のなかで、事なかれ主義の逃げ体質な主人公が地に足をつけるまでを描いた1巻でしたが、重過ぎないバランスで描かれていて何とも上手でした。 あと、通訳さんが激カワです!!(笑) 「分かったフリすると大変なことになるんだよ!」という叱責は、主人公の人生そのものにも通じる重要な台詞だということが読了後に判明して感動しました。 強い女は、どこまでも素敵です!!
 ⇒参考  松本テマリ/芝村裕吏 『キュビズム・ラブ・1』の感想


●西崎泰正、渡辺ツルヤ『神様のバレー・1』
神様のバレー 1 (芳文社コミックス)
西崎 泰正 渡辺 ツルヤ
芳文社 (2013-06-15)

同じく『マンガ一巻読破』さまで見かけた作品シリーズその2。 バレーボールには欠かせない(らしい)アナリストを中心に描いたお話で、バレー版ジャイキリみたいなイメージ。 いや私ジャイキリ読んでませんけれども(ダメじゃん・笑)(←あ、アニメ観ましたアニメ!)。 ベンチ外から相手チームを分析した結果を監督に伝えて作戦を指示するのがアナリスト。 データがすべてといわれるアナリストにおいて、「俺のバレーは数字じゃない、嫌がらせだ!」と徹底的に相手の心理を読む自称「神」・阿月が主人公。 万年地区予選を1回戦で負けてしまう中学生チームを全国優勝させることを条件に、全日本バレーボール監督を目指すお話で、1巻はどこかご都合主義なほどに阿月の凄さを見せ付けられるものでした。 ただそれが鼻につかない、嫌じゃない。 阿月のバレーへの想いと勝ちへのこだわりがちゃんと伝わってくるからだと思います。 2巻目以降からいろんな絡みも生まれるのかな?という印象でより楽しめそう。 問題は、私好みのヒロインがいないってことですかね・・・(最重要項目なのに!!・笑)。 


●片岡人生、前川知大『リヴィングストン・1』『リヴィングストン・2』
リヴィングストン(1) (モーニングKC)
片岡 人生
講談社 (2010-11-22)

1巻発売は4年前。 発売日に購入したものの、どうもその後に連載をしてる様子がなかったので、「これ続かなかったら1巻読んで続き気になっちゃうと困る・・・!」という危機感から4年間読んでなかったのですが(だってマジ困る!・笑)、めでたく2巻が発売したのでまとめて読みました。 
人間を「たましい」と「肉体」に分けて考える世界観で、主人公二人はたましいの管理者。 人間は普通に生きていれば寿命を全うするけれど、予定外の出来事でたましいが砕けてしまいそうな人を、救ったり・・・殺したり、するのが仕事。 『人間』を形成するのは「たましい」なのか「肉体」なのか「意識」なのか「記憶」なのか、それとも・・・?ということを訴えてくる、なかなかに奥深い作品です。 そんな中でも片岡さんのマンガはコマ割に無駄がないのでとても読みやすい。 今のところ主人公たちの周辺で起きる事件を中心に描かれていますが、主人公二人の関係そのものにも謎が残されているので、人によって答えが違う「人間とは?」という命題に対する答えを自分たちでも見つけることになるんだろうなぁ。 私は桜井くんみたいな苦労人は大好きなので、最後は笑顔になってもらえると嬉しいなって思いますけど・・・どうなるかな。


●小原慎司『地球戦争・1』

作者さんの漢字がちゃんと変換できないので略字で失礼します。 これも『マンガ一巻読破』さまで見かけたシリーズ・その3。 読んでみたら、想像以上に極上の空想科学ジュブナイルでした! 
万国博覧会が開催されたころのロンドンが舞台。 ある日、街は突然の恐慌状態に陥った。 それは、火星から飛来した三本足の巨大な物体が、火を噴いて街を破壊し、人を吸い上げて攫っていく・・・まるで悪夢のような地獄絵図だった。 孤児院の院長に虐げられながらも賢く生きてきたオリバーは同じく孤児の「坊や」を連れて逃げるが、恐慌の中で上流階級の少女・アリスと出会って・・・という物語。 オリバーの警戒心の強さ、アリスの気高さは、どちらも「賢さ」に繋がっているためただのパニック物に終わっていないところがとても面白い。 子供の賢さは大人を愚かに描くことで簡単に表現できるけど、この作品ではきちんとした大人も存在していて、安易な方法に逃げないつくりも好感度高いです。 オリバーとアリスの間に生まれつつあるものも確かにあって、でもそれが「初めて見たときから」瞬間的に、でも無意識に育まれているものだ、っていうのが個人的にすっごいツボで!! 互いに尊敬を含めた想いを抱ける相手に出会えた幸せこそが強さになり、この地獄絵図に立ち向かう原動力になっています。 割とグロテスクな表現も多々あるんですけど、それ以上に得るものが多い、極上のジュブナイルでした。


・・・という感じで以上です! 
いやまだあるけど、書いてみたら意外と書き辛かったのでこの辺で(笑)。 こんなにも書けなくなるかーと驚いたり悲しくなったり。 あと単純にまもなく出かけなきゃいけないっていうプレッシャーもあったり(笑)。 いずれにしろ、マンガはやっぱり楽しいのです。 近々、少女マンガ編もお届けできたらいいなぁ☆と思ってます!





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