『花とゆめ13号(2009年)』の感想


『花とゆめ13号(2009年)』

白泉社
2009年6月20日発行/通巻874号/¥295+税


<感想>
6月は白泉社コミック誌強化月間!! と昨日唐突に決めてみました(笑)。 だって今月はどの雑誌も掲載ラインナップがスゴ過ぎるんだもんっ。

というわけで第1弾は『花とゆめ13号』。 表紙は『モノクロ少年少女』。 福山リョウコさんのカラーが涼やかで軽やかでとてもキレイですw  巻頭カラーは『学園アリス』、ふろくは別冊描き下ろしマンガです。 今号は、別冊ふろくの描き下ろしマンガと、幸村アルトさんの読みきりが狙いで購入。 さて、期待した結果はいかに・・・!! 感想はですね、『空夢ノート』で花ゆめ感想を読まされるとは予想してなかったと思うので(笑)、『続きを読む』以下に収納しますね。

・・・あ。 草凪みずほさんのサイン会情報がある・・・って、福岡かっ!! 行ってみたかったな・・・(しょぼーん)。




<本誌>

●幸村アルト 『カフェ・コルベイユの恋』

主都で一番有名なカフェ・コルベイユは、お客様だけでなく、働きたいピアニストにとっても憧れの場所。 エマもコルベイユのピアニストを夢見ていたけれど、ある一人の青年との出会いが、その想いを「夢」から「現実」へと変えていく…。

実は前号を 立ち読み(笑) したときに、この作品の予告カットを見かけました。 カットから伝わってくる雰囲気とタイトルに妙に惹かれてしまい、今号を買おうと決めたんです。 もちろん、普段『花ゆめ』読まない私は、幸村さんを知ったのもその時が初めて。 つまり、一目惚れです(笑)。 私の片想いが幻想で終わってしまうか、はたまたより強くなるのか…。 作品を読むのがとても楽しみでした。

で、結果。 いや、もうめちゃくちゃ好みでしたっ!! やっぱり私の第一印象に間違いはないっ、と自画自賛のオンパレード(コラ・笑)。 幸村さんの絵柄は柔らかくてちょっと頼りなくって、でもとても優しく人を見つめる眼差しを描く。 街の人々が皆、コルベイユを大事に思っててピアノが大好きで音楽がつくる空間を愛していて・・・っていうのが、眼差しからもの凄く伝わってくる。 その大前提があるからこそ、コルベイユで働く夢や誇りがエマの心に染み込んでいって、「この夜が続けば良いな」っていう演奏に繋がる展開が良かったなぁ。 キャンドルの灯火の中でピアノを弾くエマは、本当にキレイだった。 おじさんが、『あぁ…ぼんやり彼女がみえる きれいだねぇ―ー』というシーンで、思わず泣いてしまいました。 「気持ちって伝わるんだなぁ」って。 最初は無愛想だったおじさんにここまで言わせたのも、お店のお客さんを笑顔にしたのも、リュカに恋心を抱かせたのも,自然とエマの心が伝わったからだと思うと嬉しくって。 いや、とても良かったです。 お店を舞台にしたオムニバスとか読んでみたいなと思いましたw


●ニグシケイコ 『オーバートーク』
相手に伝えたいことが溢れすぎて、話が長くなる仁科少年。 唯一言葉が詰まるのは、経験したことのない恋の話だけ。 同級生からは引かれっぱなしな中で、普通に話を聞いてくれる百瀬さんが片想いをしていると知って、協力しようとするのだけど…?

「この男 止まらない…。」というアオリ文句がイイです、そのまんまなのに妙にカッコ良くてw キャラの絵柄もしっかりしていて、設定上セリフが多いにもかかわらず、読みづらさも感じなかったです。 仁科のオーバートークがもたらす悲哀(笑)を描いたラブコメだけど、彼の長話はただ空気が読めないだけではなくって、相手への想いが溢れてるから、っていうのが微笑ましい。 それに気付いてくれた百瀬さんを意識してしまい、目も合わせられない事態に陥るとか、全身で空回りしてく仁科を見るのがどんどん楽しくなっていくから不思議(笑)。 彼らのドタバタを、半ばツッコミつつ、半ば信頼しつつ見守る先生のポジションが、読者に近いかもしれませんね。 先生オイシイよ、ってずっと思ってました(笑)。 この方の作品は、また読んでみたいですw


●鈴木ジュリエッタ 『神様はじめました』
ミカゲ神社がおばけ屋敷扱いされてることに不満を感じた奈々生ちゃんが、皆に来てもらうために奮闘するお話。 その奮闘っぷりを一人影から見守り続け・・・られない巴衛が面白いです(笑)。 「様になった」姿を他の人に見せたくないとか、どんどん愛が溢れてきてますねw 社の空気がキレイなのは、神様がいるだけじゃなくって、奈々生ちゃんの気持ちが届いてるからなんだな。


●音久無 『花と悪魔』
すっかり皆さん、花ちゃんマニアに…(笑)。 そして、アリスの仮装が素晴らしすぎますっ!! 何度も言うけど、私はちょい昔の英国風ファッションと男性のリボンに激萌えなので(狭い萌えだなー・笑)、シルクハットにリボンタイのビビとフェルテンの姿は眼福でしたw  それでもって、償いとして花ちゃんにキスを要求しておいて、結局返り討ちにあう(=頬ではなかった!!)ビビとか、もうめちゃめちゃ愛しいですー!! 『なんで口にしちゃったのかな』『俺が知るか』 …いや、そこはお互いに分かっておけや(笑)。


●福山リョウコ 『モノクロ少年少女』
いつの間にか生徒会長になってた…びっくりです。 しかもケダ高のトップ卒業者は人間になれるそうです。 マジでかっ!!(笑) 茅は『うっきょんほどちゃんとした理由はない』って言ってたけど、どうやら今後は、茅も右京と同じ「目的」をもって人間を目指すんじゃないかな~、って予感。 伊織さんではなく、呉羽ちゃんのためだろうけど。 呉羽ちゃんを見る茅の視線には、止まらない「何か」が窺えて…切ないっ!! 


●モリエサトシ 『ラブ シック』
どんどん上手になって来てるなぁという印象です。 『学校ホテル』は、コマ割り的にちょっと読みづらかったのだ。 でも、独特の雰囲気がすごく魅力的な作家さんですよねw  う~ん、1巻買ってこようかな…ちゃんと読みたいや。


●高屋奈月 『星は歌う』
・・・敢えて読んでません。 コミックスまで待つよっ!!


<別冊ふろく>
●椎名橙 『それでも世界は美しい』
結局キス、したんだろうか、見られながら…(笑)。 それはともかく、続編です。 年下の彼、という設定は大好きなので(笑。森生っ子ですからw)、前作からお気に入りですw 椎名橙さんは、ときどきハっと目を惹く綺麗な絵柄を描く方なので、崩した絵とのギャップが玉に瑕だと私は思ってるんだけど(もちょっと丁寧に描いて欲しいっ)、それにしても披露宴のニケの美しさは格別だったなぁ!! 晴れ渡る大地に雨が降る様子を「光が降る」と表現したことも含めて美しかったです。 お互いを想ってした行為がちゃんと伝わった時の幸せな瞬間が、少しずつ二人のなかに降り積もっていくといいな…w


<感想拝読しました>
『ぐだぐだまんがにっき』様  『少女マンガ部屋』




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