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チカ 『これは恋のはなし・11(完)』 の感想

これは恋のはなし・11(完)
『これは恋のはなし・11(完)』


チカ


講談社KC×ARIA
2014年7月7日 第1刷発行/¥627+税




『 俺はやっぱり 遥には適わない――・・・ 』


<ご紹介>
『ARIA』に掲載された39話~42話(最終話)と描きおろし4コマを収録した完結編。 カラーピンナップ付です。
出逢ってから7年。 どれだけ時間が経とうと、真一と遥の21歳という歳の差は縮まらない。 恋に成長したふたりの感情がその時間に負けそうに揺らいだとき、心のバランスを崩していた遥の母が一時退院してきた。 突然の再会に戸惑いつつも元気そうな母の姿に喜びを隠せない遥。 けれどそれは表面的なものでしかなく、次第に死を仄めかしはじめる母に「一緒に行こう」と誘われてしまう。 絶望的な遥を守るため、間一髪駆けつけた真一は、彼女への想いを母に訴えて・・・!?


<感想>
衝撃の21歳差ラブロマンス、ついに完結しました。 おめでとうございます! そしてチカさんお疲れ様でした・・・! 何ていうかもう、この物語を届けてくださってありがとうございます、としか言えない。 ホントありがとうです。 この作品に出逢えて良かった・・・!!





私はヘタレなので基本的に三角関係とかホント苦手でして (だって切ないじゃん!誰か一人は悲しむんだもん!!)、 前巻あたりの杉田くんの一途な告白とかも、気持ちが分かるゆえに直視できなくて 「あぁぁぁぁぁもう絶対的に切ないし辛いし!!でも遥ちゃんは君にはあげないし!」 って何だか涙目になりながら読んでました (むしろ杉田に謝れ・・・笑)。 杉田がどれだけ遥ちゃんを好きか私なりに分かっているつもりだったので、いろんな感情がピークになっちゃったんですけど、でもやっぱり、どうやっても彼と遥ちゃんの未来は想像できなかったのです。 それと同時に、杉田が簡単に遥ちゃんを諦める姿も想像できなくて、ホントに今後どうなっちゃうんだろう!?とハラハラしながら今巻を向かえたわけですよ。


で、11巻、読んで思いました。 遥ちゃんと真一の21年という年齢差は、遥ママとの対決の瞬間のために必要だったんだって。 もしかしたら21年後の杉田だったらあの瞬間にも対応できたかもしれないけれど、少なくても今の彼では無理で、それが答えなんだって。 そしてもしかしたら真一にだって、21年の経験がなかったら遥ちゃんを救えなかったかもしれないんだなって。 若いっていうのはそれだけで武器で、いろんな可能性があるものです。 でも、唯一 「経験」 だけが足りない。 あの瞬間、真一だって杉田だって本気で遥ちゃんのことが大切で、その想いに優劣なんてなくて、ただ真一の方がより長く悩み苦しみながら生きてきたから、 「生きる」 ことの辛さを知っていただけなんだと思うのです。 簡単に、死ね、なんて絶対に言わない強さを備えていたからこそ、遥ちゃんだけでなく、遥ママの気持ちも救えたんだと思うと、21年分苦しんだ真一自身も救われて良い。 それで得たものが遥ちゃんなら――それこそ、残りの人生の宝物になるんだろうなって。


そんなわけで40話は本当にすごく素敵でした。 帰宅した真一がサトミさんを抱き寄せて慰めたことも、サトミさんが遥ちゃんに謝ったことも、ガッキーがいつも通りだったことも、丁寧に描かれていてすごく良かった。 さらに言うと、あそこまで感情揺さぶられて号泣させられた後に、まさかの遥パパによる真一さん殴打事件で大笑いさせられたことまで含めて本当に素敵でした!(笑) なんかもう、 「この物語ホント好きだーーー!」 と叫びたくなりましたからね。 真一が赤面するのも滝汗ながして怯えるのもパパのテンションに驚くのも、全部が全部あまり見たことがない表情だったので、彼の中でも何かが確実に変わったんだろうな、って思えたことも嬉しかったな。 8巻の感想でも書きましたが、本来真一さんはものすごく純粋な人なんだと思うのです。 意外と、あの豊かな表情こそ、彼の本質なんじゃないかと思いました。


41話は41話ですごく良くて、何というか私はやっぱりガッキーがすごく好きで。 杉田に声をかけるシーンでまたもや涙が。 これまた8巻の感想でも書きましたが、この作品は大人の不器用が目につくので一見すると子供達の大人度が映えるようですが、やっぱり大人組みはちゃんと 「大人」 だなって思わせてくれるエピソードがちゃんと含まれていて、そのたびに彼らを好きになるんです。 特にガッキーはその辺いちばん分かりづらくて、でもいちばんスマートです。 そして杉田は真一にもガッキーにも本音を (たとえ一言だって!) 伝えていて、確実に成長したんだなって。 大人に引きづられるようにして、子供たちが素敵になっていくのが嬉しいなぁ。 不器用さも似てきちゃいそうだけど、でもその分、素敵さも似るわけです。  「家族」 って、いいなぁ。


最終話はアレですよね、 「こんなトコで言えっか!」 ってことは 「こんなトコじゃないトコで言うんですね杉田くん!?(ニヤニヤ)」 というツッコミを即行でしますよね!(そこかよ・笑)。 あとは・・・もしかしたら、本当にもしかしたらなんだけど、サトミさんの中で真一への想いが本当の意味で終わったのが、 「幸せ」 って言葉を聞き出したあのシーンなのかな、とかちょっと思っちゃいました。 サトミさんの目線、意味深でしたし、何気に今まで独り身なわけですしね・・・。 何よりガッキーが選んで友達にしている以上、彼女も 「君は面白いよ」 って言われる人なはずなので、その辺はいろいろ複雑なものがあるのかなって。 いずれにしろ、誰がどんな気持ちを秘めていようと、出逢った瞬間に遥の瞳に囚われた真一と、出逢った瞬間から 「ずっと幸せです」 という遥の関係は続くわけで。 今後も出来る限りふたりの「幸せ」が続くことを、ただひたすら信じさせられるエンディングでした。 紛れもなく、これは恋のはなし、でした。 





●廉価なKindle版はこちら。表紙を並べるとふたりの関係の成長度合いがよく分かる…!
これは恋のはなし(1) (KCx ARIA) これは恋のはなし(2) (KCx) これは恋のはなし(3) (KCx ARIA) これは恋のはなし(4) (KCx(ARIA)) これは恋のはなし(5) (KCx(ARIA))
これは恋のはなし(6) これは恋のはなし(7) これは恋のはなし(8) これは恋のはなし(9) これは恋のはなし(10)
これは恋のはなし(11) <完> (KCx(ARIA))



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