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竹内未来 『花に嵐! ~霊感舞妓・鈴花事件帖~』

花に嵐!
『花に嵐! ~霊感舞妓・鈴花事件帖~』


竹内未来


秋田書店プリンセスコミックス
平成26年10月25日 初版発行/¥429+税





『 人を笑顔にするのんが うちにとっての舞妓なんや! 』


<感想>
京都は祇園の館の拾われっ子として育った鈴花(すずはな)。 舞妓としての仕事はイマイチだけど、霊感が強く人には見えないモノが視えてしまうため、様々な厄介ゴトに巻き込まれてしまうが…!? お茶挽き舞妓・鈴花、古都の街で難事件解決! (裏表紙あらすじより)

というわけで、京都です。 祇園ですっ。 舞妓さんですっ!(興奮・笑) 可愛いですよねぇ舞妓さん! って私も過去に一度遠目で見たことがあるだけなんですけど、着物の着こなしや立ち居振る舞い、ちらりと聞こえた京言葉、すべてが素敵でときめきました。 たぶん厳しい修行をつまれてるはずなのに、そういうのを見せないのも粋ですよねぇ。 そんな可愛い舞妓さんが、大好きなみっくさんの絵で描かれているのが今作。 個人的には眼福の一言です! まじ可愛えぇぇ・・・(うっとり)。 ちなみに作者さんは「竹内未来」と書いて「たけうちみっく」さんです。 本名だと知ったときはこれまたときめきました。 





さて、みっくさんといえば、すこし不思議な力のある女の子が主人公なパターンが多いですが、本作もそれは共通してます。 鈴花ちゃんのSF(すこし不思議)は、霊感。 さほど強いものではないと本人は考えているようですが、触れた物にやどる強い意志のようなものが見える類の霊感です。 なので基本的には、物を「視る」ことで犯人への手がかりを「視つける」展開。 でも本当のホームズ役は鈴花ちゃんではなくて、彼女の天敵(?)である理論派探偵・白浪さんという二重構造。 ただ、SF要素が入ってしまうので、謎解きそのものに期待をして読むには正直あまり適しません。 鈴花ちゃんは人情で、白浪さんが思考で、犯人から被害者を守る。 謎解きではなく、人の心を溶かすお話として楽しむのが正しい読み方だと思います。 個人的には2話目にあたる千穂ちゃんとのお話が好き。 幼馴染としてわり切れない想いを抱きつつも友情を諦めない姿に癒されました。 みっくさんの描く女の子は気高くて大好きです!


ところであらすじには「厄介ゴトに巻き込まれてしまうが…!?」とありますがそれはたぶん編集さんの気のせいで(笑)、基本的に鈴花ちゃんは「厄介ごとに首をつっこむ」女の子です(笑)。 祇園に来てくれる人は自分の家族だから暗い顔をさせたくない、だから厄介ゴトはわたしが片付ける!という意思を空回りさせながら頑張る女の子です。 なぜ空回りかといえば、舞妓の本分は当然芸事であるわけで、鈴花ちゃんはそれらを得意としてはいない「お茶ひき舞妓」だから。  私もこの本読むまで知らなかったんですけど、指名が入らないことをお茶をひく、というそうな。 率直な言葉を避ける京都らしい言葉ですが、本作中ではそういう言葉が多々あって、単純に勉強になりました。 その他にも源氏物語のモチーフが扱われてたし、何ていうか、知らないことを知るって楽しいですよね! 私、知識の半分以上はマンガと小説から学んだと言っても過言ではないのです(笑)。 


回を追うごとに、犬猿の仲だったはずの白浪さんとの距離が物理的にも心理的にも近づいていくのが楽しかったです。 朝ごはんの対価に釣られる白浪さんも可愛いな!(笑)  彼の表情が柔らかくなっていくのを見守るのが楽しかったのですが、でも、今回進展はそこまでだったのがちょっと残念ですよねー。 そもそも白浪さんの「目に見えないもの」を信じなくなったきっかけや、鈴花ちゃんが捨て子だった背景とかは描かれていないんですよね。 みっくさんのブログでも「反響次第で続きが…」みたいに書かれていたので私は読みたいですと声を大にして叫んでおく!(笑) (でもここで叫んでも秋田書店さんまでは伝わらないな…) っていうか、個人的にみっくさんには長編が似合うと思うのですー。 短編だとあれもこれも描きたくていろいろ収まりきらないのが画面から伝わってきますもん(笑)。 もう長めのお話描かないのかな。 密かに心待ちにしてます!!





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NKさんへ

>NKさん

いつもお返事が遅くて本当にすみません・・・!
コメントありがとうございました。

>別なところではすごい!という主人公の物語は数えきれないぐらい存在します
そうですね。まさに個性の発揮の為所といいますか、その人の何が魅力で何が普通なのか、という比較対象に「勉強」という項目が置かれるのかなぁという気がします。
逆のパターンとして、勉強はできるけど●●はできない、みたいに。

>逆に本名っぽいペンネーム(芸名)の方もいます
これからはこちらが主流になりそうですよね・・・若い方のお名前ってカッコイイですもの。

>漫画「華なりと(はんなりと)」とライトノベル「少年舞妓 千代菊がゆく!」ですね
後者はタイトルだけ知ってます。でもどちらも未読でした。ご紹介ありがとうございます!

>どんなケースにもいえることですが、華やかな舞台の裏には、想像以上の厳しい現実があるようです。
個人的な意見ですけど、どんなことでも結局は「続ける」ということがいちばん難しく精神力のいることなんじゃないかと思ってます。継続は力なりっていいますけど、どれだけ厳しくても続けている人はいるわけで、そういう人はやはりすごい。
私のように何事も三日坊主っていうのがたぶんいちばんダメなケースです(笑)。
ただ、厳しさに負けじと頑張りすぎて身体や精神を痛めてしまうことがないように、「やめる」という選択も素晴らしく力の要ることだと思います。

No title

これも興味深い記事ですね・・・。
仕事(または勉強)はダメだけど、別なところではすごい!という主人公の物語は数えきれないぐらい存在します。なんていうか、完璧すぎる人よりもそのほうが人間臭くていいですね(笑)。

そうそう、ペンネームや芸名のようだけど実は本名という方も何人かいます。例えば、「少年H」の作者もそうですよね。
逆に本名っぽいペンネーム(芸名)の方もいます。

何年か前に私の地元のイベントに、舞妓さんと芸子さん(勿論、どちらも本物)が来て、京舞を見せてくれました。

このお話も初耳ですね。私もオカルトチックなことが好きなので興味をそそられます。
実は私も舞妓に関する物語を何冊か持ってるんですよ。漫画「華なりと(はんなりと)」とライトノベル「少年舞妓 千代菊がゆく!」ですね。
個人的にはどちらもおススメですよ(笑)。

話はちょっとそれますが、(自慢するつもりはありませんが)私も舞妓については少しは知っているつもりですよ。
舞妓の世界はかなり厳しいそうです。それゆえに、修行の途中であきらめてしまう子も多いそうで。そして最近は、芸子にならず舞妓でやめてしまう子もいるとか。
しかしながら、舞妓に憧れる女性はたくさんいます。
どんなケースにもいえることですが、華やかな舞台の裏には、想像以上の厳しい現実があるようです。
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