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ふじた 『ヲタクに恋は難しい・1』 の感想

ヲタクに恋は難しい
『ヲタクに恋は難しい・1』



ふじた


一迅社
2015年4月30日 Kindle版





『 さらには来週末のイベントに売り子として同伴可能です 』
『 採用! 』



<感想>
隠れ腐女子のOL成海さんと重度なゲームオタクの宏嵩氏との、オタクライフ・ラブコメディ第1巻です。
そもそもがpixivで自主連載されていたらしくて、書籍化にあたっての前評判が高かったのと表紙の絵柄が好みだったので読んでみることに・・・したんですけど、本屋さん3軒回ったのに売切れてたので(人気!)、電子書籍で購入しました。 結果として電子書籍の方が格安だったので(Kindleだと280円お得です)、私のようにちょっと興味があるっていう方には電子書籍オススメですよ☆ 書籍化にあたり50ページの描き下ろしがあるそうです・・・スゴイ・・・!! 2015年5月5日現在、こちらの一迅社さんの告知ページで内容とPVを視聴することが可能です(ちなみにCV伊達朱里紗+CV伊東健人)。





さてお話。 構成は1ページに1ネタで、それを幾つか集めて1話となっています。 主人公の二人は小学生時代からの幼馴染。 しばらく疎遠だったけど、成海さんが失恋を機に再就職した会社で再会するんですね。 それまでオタクであることをひたすら隠してきた成海さんと、オタクであることを隠していない宏嵩の間ではヲタバレ(=オタクだと周囲にばれること)へのスタンスが違うんだけど、偶然仲良くなった先輩カップルもオタクだったため、オタクあるあるをちりばめながらラブコメ展開していくお話でした。 あるあるネタについてはディープなところは私もちょっと意味が分からなかったけど、好きと公表できない気持ちとか判断基準が他人と違ったりするポイントは身につまされるくらい理解できました・・・(せつない)。 たとえばこれをうちの妹みたいな一般人が読んでも面白いのかは疑問だけど、その読者層を狙っているわけではないはずなので良いと思います。


実は読み始めるまでは、二人がそれぞれのオタク度を拗らせるているがゆえに恋愛に発展できないお話なのかなと思ってたので、すんなり始まるお付き合いとあっさりオタク仲間が出来る展開にちょっと驚きました。 いやだって、オタクの難しさって言ったら「バレる、バレない」の葛藤だと思ってたので。 それは私が成海さんと同じで「家族とごく親しい友人以外にはヲタバレしたくない派」だからそう感じるのかもしれないですね・・・会社では成海さん同様必死で隠してるし(笑)。 でも、幸い幼馴染だったのでバレる部分の葛藤はなく、無事にお付き合いが始まってからの「オタクだからこそややこしくなる」日常ラブコメでした。 ちなみに宏嵩さんみたいにヲタバレを気にしないスタンスの人が憧れです。 何かカッコイイ。 でもでもなれない・・・(葛藤・笑)。


登場人物は基本的にみなさん見目も良く、先輩カップルはケンカばかりだけど相思相愛、主人公カップルも彼氏側はヒロインに夢中っていう設定があるので、オタク属性の違いから生じる微妙なすれ違いを安心して楽しむことが出来ます。 裏を返せば、まだ彼氏側ほど恋に夢中ではないヒロインとの恋愛パワーバランスから生じるすれ違いを楽しむことこそが醍醐味だったりします(ヒドイ・笑)。 仲良くなったきっかけを覚えていない成海さんと、きっかけの品を大事にとってある宏嵩さん・・・・・・この格差、オイシすぎます!(笑) ある意味このお話を支えているのは宏嵩が成海さんを大好きだっていう気持ちそのものなんですよね。 成海さんがエロ同人誌を描いていようがおかげで全然デートが出来なかろうが、ひたすら「お付き合いできてる幸せ」を受け入れる彼が可愛いです。 成海さん的にはオタク同士だから楽っていう打算から始まったものの、そんな宏嵩さんに少しずつ絆されていく過程がやはり可愛く、嫉妬する相手がナイスバディなフィギュアだっていうあたりがオタクならではかもしれません。 さり気なく横向けてるの、超可愛い!


とはいえ読んでいて感じるのは、オタクだから難しい部分も確かにあるけれど、オタクじゃなくても恋って難しいんだろうな、っていうことです。 恋人との関係が不安になるときって、相手との違いにばかり目がいってしまって、自信や相手への気遣いをなくしてしまうことが原因だったり知ると思うのです。 その「違い」が今回はオタクなだけであって、それこそ恋人の数だけ違いはあるんじゃないかなって。 ・・・まぁ私はちょっとマンガとゲームが好きなくらいで一般人から見ればオタクだろうし自覚もあるけど上には上がいるからなぁと感じている樺倉さんと同じ立ち位置だし(笑)、普通に乙女ゲームの選択肢も間違える程度ですから(笑)、もしかしたら本当に「オタクならではの難しさ」を分かっていないだけかもしれないけど、けっきょく「好きだから一緒にいたいだけ」っていう宏嵩さんの答えが真理だと思うのですよ。 難しさばかりを見つめるより一緒にいる幸せを見つめようっていう作品の結論が、とても気に入りました。 この根底があるから、描かれているいろんなドラバタが可愛く愛しいんだろうな☆ むしろ、こんな楽しい恋がしたい!というオタクの夢の結晶かもしれないですね。


気になる点といえば、作中でネットスラングが多用されていること、成海さんの言葉遣いがちょっと悪いこと(他人のことは言えませんが・笑)、とかでしょうか。 この辺りは好みが分かれそうだし、私もちょっと苦手な部分でしたが、読み飛ばせる程度のものでした。 ちなみに一番好きなエピソードは、セーラームーンRを見て一緒に号泣するシーン。 会社では見るなよ!とツッコミ入れつつ(笑)、(セラムンに限らず)好きな作品を好きな人と共有できて、しかも一緒に泣けるなんて本当に素敵なことだと思うのですよ。 そういう人と出会えた奇跡に感謝しつつ、楽しいラブコメを繰り広げつづけて欲しいです。 




●紙媒体はこちら
ヲタクに恋は難しい (1)
ふじた
一迅社
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