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ゆきなきなこ 『ここだけのはなし。』 の感想

ここだけのはなし。
『ここだけのはなし。』



ゆきなきなこ


白泉社花とゆめコミックス
2015年5月25日 初版発行/¥429+税





『 あなたと! 二人でひとつの恋がしたいっ 』


<ご紹介>
『花とゆめ』に不定期掲載された全4話と、『花とゆめ 男子会!?らじお』から生まれたコラボまんが『ヒロ×ノブ ~ヒロちゃんマジヒロイン~』を併録した、ゆきなきなこさんデビューコミック。 コラボまんがの方は名前でピンと来た人もいるかもしれませんが、声優の下野紘さんと島﨑信長さんが少女マンガを考えたら・・・という企画から生まれたお話だそーです(笑)。
度が過ぎる制服萌え・・・というヘンタイ趣味ゆえ彼氏にフラれてしまった女子大生・秋穂。 傷心旅行先の宿坊でであった副住職・秀仁さんは、なんとも麗しい美坊主で・・・!? 天使過ぎる坊主とちょっぴり(?)変態女子大生の、煩悩炸裂☆寺ブコメ!! (裏表紙あらすじより)


<感想>
可愛らしい眼鏡女子が美坊主を押し倒す!!――というなかなかにインパクトのある表紙が印象的です。 これじゃ読みたくなるでしょ(笑)。 案の定ひっかかって読んじゃいましたが、好みのラブコメ展開で満足です! それにしても、煩悩女子大生とか美坊主とか寺ブコメ(寺×ラブコメの造語)とかのキーワードがいちいち破壊力あってすごいです・・・これ考えた天才誰・・・(笑)。 中でもやっぱり「美坊主」って言葉のインパクトが個人的にすさまじくて、秀仁さんの登場シーンになると脳内で勝手にキラキラフィルターを一枚追加してましたからね。 私のなかで秀仁さん無駄にキラキラしてますから(笑)。 別にお坊さんにそこまで興味なかったはずなのに、この洗脳力はあなどれないものがありました。





お話としては、想像力というか妄想力というかむしろ煩悩力(笑)が高すぎて彼氏に振られてしまった秋穂ちゃんと、傷心旅行で訪れた宿坊で彼女たちをもてなしてくれた副住職の秀仁さんとのラブコメディです。 煩悩たっぷりの秋穂ちゃんはさっそく美形な秀仁さん+袈裟という組み合わせに興奮して鼻血をだしてしまうのだけど、秀仁さんはそんな彼女の言動にも引くことなく、禅語を引き合いに出しながら慰めたり道を示してくれたりするんですね。 その心地よさや本心を見透かされそうな視線が気になり始めた秋穂ちゃんの前に、大好きだった元彼が現れて・・・という感じで進んでいきます。


秋穂ちゃんの、制服が大好きだったり女の子の胸を揉むのが好きだったり男性の色香を口に出して表現しちゃったりする煩悩力が高すぎて意外と面倒なのですが、でもそこが可愛い!と思わせてくれるのは、彼女が「自分の好きなものを隠さない」という点でものすごくまっすぐな人だから。 他人に引かれるって結構つらいことだと思うんですよね。 でも彼女は引かれようが何しようが自分が好きなこと・好きな人を隠さない。 むしろものすごく盛大にアピールしてくる。 その裏表のなさはまるで、素を見せても一緒にいてくれる人を探しているかのようでもあって、正直放っておけない何かがある。 だから友達も(胸を揉まれつつも・笑)彼女のその潔癖さを認めてそばにいるんだろうし、彼女自身もセンパイにだけは「素の自分」を嫌わないで欲しかったんだろうなって思うのです。


たぶん彼女は自分のそういった弱さは自覚しているので、1話で「他の人の前では泣かない」って言ったんだろうな。 でもなぜか秀仁さんの前でだけは繕えなくて・・・・・・ってなったら泣かれた方の秀仁さんが「勘違いしたくなる」のも当然で、そこから二人の想いがスタートするのがとても素敵なことに思えました。 秋穂ちゃんがたぶんずっと望んでいたであろう、「素の自分」を見せても好意を持ってくれるひととの出会いなんですもの。 「身も心も丸裸にしてあげるんで覚悟しといてください!」とか、女の子はなかなか言えない捨て台詞(笑)も彼女らしくて、でも実は「次」を心待ちにしていることも明白で、これは秀仁さんも忘れられないだろうなって思うのです。


その秀仁さんですが。 全然関係ないけど頭の形がとても綺麗でうらやましいです(そこ!?・笑)。 知り合いにも坊主頭の人がいるんだけどその人も丸っと綺麗な頭をしていて、本人もそこを意識して坊主頭にしてると言ってたのを思い出しました。 頭の形さえ恋愛の武器になるとは秀仁さんホントずるいなっていう・・・っ!!(註:秀仁さんはそういう職業なだけです・笑) 普段はおだやかな美坊主なのに、実は笑い上戸だったり昔はやんちゃだったりとギャップが多くて、そんなところが秋穂ちゃん的にすごく魅力的なんだけど、特殊な職業であることと自分の方が大人だという現実のために秋穂ちゃんとの恋に一歩踏み出せないでいるんですよね。 


なので二人の関係は基本的に秋穂ちゃんが押してます。 私は特に3話と4話がすごく好きで、躊躇う秀仁さんの背中を押すように恋心をぶつけにいく秋穂ちゃんに惚れそうになりました。 特に4話の「私のこと好きでしょう!?」「この手をはなしちゃダメですよ」と話すシーンは、1話で秀仁さんが「李花白桃花紅」や「拈華微笑」を例えにして秋穂ちゃんを肯定したことのお返しになっていて、そのままでいいんだよ、大切な想いは言葉より深いところで交し合うんだよ、っていうことを秋穂ちゃんが諭してるんですよね。 あんまり会えない中でも秋穂ちゃんが秀仁さんを想って禅語を自分のものにしていったことが伝わってきて、こんな風にされちゃったら秀仁さんももう拒めないよなーって。 いろんな葛藤も吹き飛ぶよなーって。 そりゃー無駄にエロいキスもしますよねー的な(笑)。 いや私、秋穂ちゃんがずっと語っていた袈裟の色っぽさとかあのシーンまで全然理解できなかったんですけど、秀仁さんが仕掛けたキスが本当に無駄にえろくて「あぁこういうことか!」と(笑)。 秋穂ちゃんも押し倒したりしてるので、ある意味お似合いですね♪


最初はただの「ここだけの話」だった秋穂ちゃんと秀仁さんの会話が、時間を追うごとに「ここだけの秘密(はなし)」になり、最後には「二人だけの秘密(ここだけのはなし)」になっていく過程がとても元気いっぱいで楽しくて、本当に好みでした。 お寺に嫁ぐのってすごく大変そうだけど、秋穂ちゃんならあんな感じで「好き」を原動力に頑張ってくれそうです。 檀家さんの奥様方に袈裟の色っぽさについて熱く語る未来が見えるんですけど・・・大丈夫か!?(笑)。 あとは「マンガから何かを学ぶ」ことが好きなので、秀仁さんが各話ごとに引用してくる禅語は秋穂ちゃんだけではなく私にとっても新鮮でした。 いちばん気に入ったのは「李花白桃花紅」かな。 すごく落ち着く言葉です。 素敵なラブコメ、じゃなかった寺ブコメをありがとうございましたー!


●『ヒロ×ノブ ~ヒロちゃんマジヒロイン』
頭脳明晰、スポーツ万能、容姿端麗、おまけに御曹司なノブナガくんは、からあげが大好きなヒロちゃんのことが大好き。 ヒロちゃん以外にはクールなのに、ちっちゃくて眼鏡でからあげが大好き(大事なことなので二度言います・笑)なヒロちゃんにだけはキャラが崩壊するレベルで甘々になるのです。 その理由とは・・・? 
というお話で、ノブナガくんの声は当然信長くんで脳内変換したけどヒロちゃんはどうしたら・・・って思ったんだけど、普通に下野さんの声で変換して違和感ないから良いかなって(笑)。 初恋をこじらせて暴走しがちなノブナガくんですが、ヒロちゃんと出会う前の彼よりもずっと人間らしくて、ボーイミーツガールな展開で安心して読めました。 何ていうか、白泉社らしいラブアンドピースな展開だったと思います。 ラジオ企画としては正解ですね。





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