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弓きいろ/有川浩 『図書館戦争LOVE&WAR・15(完)』 の感想

図書館戦争LOVEWAR・15『図書館戦争 LOVE&WAR・15(完)』



弓きいろ
原作:有川浩


白泉社 花とゆめコミックス
2015年6月10日 第1刷発行/¥429+税





『 ――でも 正しい道を選べる気がして 』


<感想>
今でこそ大好きな 『図書館戦争』 シリーズですが、発売してからしばらくの間、私のなかでは敬遠していたコンテンツでもありました。 何度か書いていますが 、 「図書館」 で 「戦争」 っていうイメージが湧きづらかったことと、世間で人気な作品と私のマイナー嗜好が合いづらいという経験則がその理由。 なので、ずっと気にかかってるけど読まないっていう時期があったわけですが、その今となっては不毛な時間を終わらせてくれたのが、弓さんがコミカライズしてくれたこの 『図書館戦争LOVE&WAR』 でした。  『LaLa』 本誌で連載が始まった時、 「え、この作品ってこんなにラブコメ体質だったの!?それでいてこんなに硬派なの!?何それ好み過ぎるっ!!」 と一気にテンションが上がったのを今でも覚えています。 それ以来 『図書館戦争』 の全メディアミックスを見て、有川作品を読破している私ですが、それもこれも弓さんの素敵なコミカライズのおかげです! ありがとうございます!





そしてきっかけとなったこの作品も、遂に15巻でフィナーレですよ。 何かもう、いろんな感慨がありすぎて涙が・・・。 正直15巻を手に取った時点で涙腺ヤバかったのですが、弓さんが書かれている柱 (*左ページにある縦長のコメント欄のこと) のコメントを読んだあたりでもう泣いてましたからね(笑)。 要約すると、「数あるメディアミックスのなかではこの作品が一番最初だった。もし順番が違っていたらまたいろいろ(執筆状況が)変わっていたのかもしれない」 という部分なのですが、これはまさに私にも当てはまるんです。 

弓さんのコミカライズとほぼ同時期に別雑誌でもマンガ化していて、そちらも読みました。 残念ながらあまり続かないままひっそり終わってしまいましたが、他にTVアニメも見たし、アニメ版映画も、実写版映画も、全部見ました。 たぶん私は他のどの作品と最初に出会っても 『図書館戦争』 という原作を好きになっただろうけど、 「こんなに大好き」 になったかどうかは、甚だ疑問です。 それはひとえに、 「弓さんが楽しそうにコミカライズをしてくれたから」 なんだと思ってます。 楽しいって画面から伝わってくるのが、すごく好きだったんです。

もちろん他の作品からもスタッフさんの愛情は伝わってきますよ? ただ、私が原作でいちばん大好きなラブコメ部分を、いちばん楽しそうに描いてくれたのが弓さんでした。 加えられたオリジナル展開が、原作どおりだよって言っても遜色ないレベルで作品に溶け込んでいて、しかもちゃんと甘く仕上がっているんだから脱帽です。 そしてその改変を許している有川さんも素晴らしいと思いました。 私は今すごく自由で、すごく完成度の高いコミカライズを読んでいるんだ。 毎月そう思いながら読んでいました。 郁ちゃんの失敗も、堂上教官の眉間のしわも、小牧教官のきつい正論も、柴崎のとりつくろった笑顔も、手塚の不器用さも、ぜんぶちゃんと愛しかった。 こんなに愛が詰まってる作品を嫌いになれるわけがないって、ずっと思ってました。 そのくらい、大好きでした。 そして、手のひらに乗ってしまうくらいの小さなコミックスの、さらに小さな表紙のスペースに、主要メンバーが勢ぞろいしている15巻の表紙を見た時点で「やっぱり大好きだ!!」と再確認しました。 本当に本当に、大好きです。


・・・・・・書けば書くほどラブレターみたいになってしまう・・・やばい・・・(笑)。 えーと、本編自体は原作で何度も読み返して、アニメ版劇場版でも見て、さらに今度のマンガ版なので、私のなかでさほど目新しさがあるわけではないのです。 じゃぁ面白くないかっていうとそれが全然そんなことなくて、最終巻もめっちゃ楽しかった! 原作には原作の、アニメにはアニメの、マンガにはマンガの良さがやっぱりあって、戦闘シーンなんかはどうやってもアニメに敵いませんが、シリアスな中で生きるコミカル表現はマンガ版が優れています。 どの媒体もそれぞれの得意分野を生かして一つの素材を調理しているんだなぁ、という印象でとても好感度高いです。


そんな中、15巻で特に好きだなーって思った点がいくつかありました。 一つは郁ちゃんが目を閉じて冷静になろうとする仕草。 弓さんは幾つかのコマを犠牲(という表現は変ですが)にしてでも、何度も繰り返して冷静になろうとする郁ちゃんを描いています。 その姿を見るたびに、郁ちゃんの背中にタスクフォースのみんなの顔が浮かぶ気がしました。 最終的に作戦が成功したときに 「やっぱりあたしはみんなと一緒にいたんだ」 と郁ちゃんが泣いちゃうわけですが、うん、確かにあなたはずっとみんなを感じながら目を閉じて冷静になって一人で行動してたんだよね、と私まで泣きそうになりました。 みんなはちゃんと電報の解読をしてくれたし、郁ちゃんはみんなから教わったことを反芻しながら乗り切った。 みんなで、乗り切った。 その説得力のためにあの仕草が必要だったんだなって。 そういうの好きです。

もう一つは、三年後、手塚に 「――お前が『堂上教官』ねえ・・・」 と言われるシーンの郁ちゃんの表情。 これは本当に個人的な感想なんですけど、私が原作を読んだときに脳内でぼんやり描いていた 「三年後の郁ちゃん」 の表情がまさにあれだったんです。 幼さが少し抜けて、目力も少し強くなって・・・何ていうか、より凛としたたたずまいになってるんだろうなって思った表情がそこにあったので、驚いたくらいです。 それくらい、理想的な描写でした。 

そしてあと一つはどう考えても、堂上教官と郁ちゃんのいちゃいちゃですよね (←始まった!・笑)。 物語がシリアスだったので甘いシーンが不足・・・・してないな(笑)。 シリアスな中でも14巻あたりはめっちゃ甘い展開があったわけですがそれでも! (唐突に力強く・笑) どれだけ甘くても問題がないりるさん的には、最終話の堂上からのキスシーンは本当に本望でして・・・。 1回目のキスより、2回目の 「うつすかもしれないけど・・・いいな?」 の後のキスで堂上が目を開けているのが特にえろくて大好きです(笑)。 郁ちゃんの反応が見たかったんですね(/▽\)キャー♪ という感じでときめきました☆ 今後、糖分が欲しくなったらこのページを開くことにします!


・・・という感じで、我ながら良いことを書いてきたはずなのに最後で通常営業(つまり残念な状態w) になってしまいましたが(笑)、本編ラストの15巻、とても楽しく読ませていただきました。 実はこの後、原作通りに 『別冊図書館戦争LOVE&WAR』 の連載も始まっているので厳密に最後というわけではないのですが、それでも何となくさびしいから不思議ですね。 いずれにしろ、本当に大好きな作品でした。 弓さん、有川さん、編集さん皆さんにお礼を伝えたいです。 素敵な物語をありがとうございました! 続編も楽しみにしております! 




●2015年6月8日現在、期間限定で1巻が0円で読めちゃいます(Kindle版)



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