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田中メカ 『朝まで待てません!・1』 の感想

朝まで待てません!・1
『朝まで待てません!・1』



田中メカ


白泉社花とゆめコミックス
2015年12月10日 第1刷発行/¥429+税





『 ふたつの原稿が今夜中に仕上がる可能性は50%
どちらを優先してもらえるかの勝負が始まっているのですよ! 』


<ご紹介>
『AneLaLa』に掲載されたepisode.1~4を収録した第1巻。 青年漫画誌の編集者さんのお仕事ラブコメディです。
マンガが大好きな青年マンガ編集者・大友順平には、憧れの編集さんがいる。 ライバル会社の「水落さん」――順平も担当している猪苗代メグミ先生が絶賛する仕事ぶりや、順平が見い出せなかった新人作家の長所を伸ばしては引き抜いていく手腕に、へこたれつつも尊敬してしまうのだ。 どんな出来る男性なんだろうなー?と想像を膨らませていたある日、猪苗代先生の仕事場で「水落さん」と念願の初対面! でもそこにいたのは小柄でめちゃくちゃ綺麗な女の人。 この人が「水落さん」!?と驚く間もなく、2雑誌の締め切りが同じ日(=修羅場)であることが発覚して――!?


<感想>
私は雑誌 『AneLaLa』 を電子書籍で購入しているのですが、読み切りで掲載された時から好きで好きで堪らなかったのが、この 『朝まで待てません!』 だったりします。 その後不定期で続編が掲載されるようになったときの嬉しさったらなかったですよ!  「またあの二人(先生いれると三人!)に会えるんだ!!」 ・・・と、ひたすら幸せだったのを覚えています。 ちなみに、この感想記事は12月7日から下書きになっていたんですけど、感想を書くために本を開くとついつい読んじゃって感想が書けない・・・ということを1ヶ月以上繰り返してきた証でもあります(笑)。 ホント、何回読み返したかなー、もう分からないくらいです。 分かっていることは、そのくらいこの作品が大好きだということ。 そして、それがすべてです。




お話としては、いつもニコニコ笑顔の大友順平くんと、一見クールなお仕事サイボーグ・水落夕子さんとの、お仕事ラブコメディ。 
私の中での順平くんは、人懐っこい大型犬といったイメージ。 好きなマンガや好きな人に、まっすぐに 「好き」 を伝えているのをみると、まるで彼がしっぽをブンブン振っているみたいなんだもん(笑)。 そんな彼はお仕事上でも作家さんにアドバイスをするより、 「作品が大好き!」 を伝えてるタイプの編集者さん。 この点については私も同じタイプなので (基本的に作品に対して「好き」しか言えない・笑)、 作家さんに具体的なアドバイスができない順平くんの弱点にも共感しちゃいますが、彼は 「好き」 という気持ちをワンちゃんみたいに全開にしつつも、それ以上に相手の気持ちを受け止めることが出来るからスゴイ。 彼のセリフで、 「少しだけ、肩の力抜いてお話しましょう?」 っていう言葉があるんですけど、これなかなか言えなくないですか? 私、このセリフ本当に優しい言葉だなって思うんですよね。 

たぶん順平くんは、夕子さんが緊張していることも、そうやって促してあげないと力を抜けないことも、頭じゃなくて心で理解してる。 こう言えば力を抜いてくれるだろうな、なんて絶対考えてない。 考える前に、そっと言葉が出ているタイプの人だと思うんです。 そうじゃないと、あんな(良い意味で)のんきな笑顔でそのセリフ言えないです。 猪苗代先生のことも、同じ手練手管で口説いたんだろうなぁ (←人聞きが悪すぎる表現・笑)。 人の痛みに敏感なやさしさも、ほんわかしているようでいざというときに頼りになる力強さも持ち合わせていて、個人的にすごく尊敬したくなる人です。 もう、こういう人間になりたかったよ・・・!!(本音が漏れました・笑)


私は案外固くてツマラナイ人間でして、どちらかといえば思考回路は夕子さん寄り。 いやもちろん敏腕な仕事ぶりや外見の麗しさは遠く及びませんが (ここ重要・笑)、 効率を先に考えてしまう故に口調がきつくなってしまうところや、休日はマンガを読んで終わってしまところなど(笑)、全体的に共感できるといえば完全に夕子さんの方なのです。 たとえば第2話で水落さんが、順平くんの言動を見て 「笑顔でがんばれと言うべきだったのか・・・」 と自省するシーンがあるんですけど、その反省は私も何度かしたことある・・・と水落さんと一緒に落ち込んだりしてました。 コミュニケーションって難しい。 だからこそ、身一つでぶつかってくる順平くんの言動がまぶしく映るんですよね。 水落さんが順平くんの求心力に抗えないのも、だからこそ張り合ってしまうのも、すごくよく分かるんです。 

でも夕子さんは、まぶしいなぁすごいなぁ、という憧れだけでは済ませないからこれまたスゴイ。 順平くんからホットタオルの作り方を速攻で聞きだしたのもそうだけど、個人的に一番すごいなって思ったのは、蛇川先生への対応。 あんなにコミュニケーションを苦手としていたのに、心の中で順平くんを思い浮かべながら、 「久しぶりの連絡がこんな依頼で悲しませてしまいましたか?」 と相手に寄り添おうとしたのがとても素敵だなって。 そのうえで、 「漫画、好きですよ」 と伝えた夕子さんの勇気もまぶしくて、あぁお似合いの二人だなって思ったのです。 

夕子さんは、相手を誤解させがちだけど、本当はとてもやさしくて、熱いひと。  「好き」 を口にできないからクールに見られちゃうけど、本当は心中にあふれるくらいの「好き」を貯めこんでいる熱いひと。 冷たさも熱さも温度という意味では同じであるならば、夕子さんの中にはものすごく大量の熱エネルギーが渦巻いているのかもしれないです。 他の人からは見えにくいその熱を順平くんが敏感に察知できたのは、ふたりが運命の相手だからなのか、それとも順平くんのワンコ的嗅覚ゆえなのか・・・(笑)。 いずれにしろ、やっぱりお似合いだなって思って、にやにやしてしまうのでした♪


恋物語は大好きですが、その気持ちに 「尊敬」 が含まれるとより大好きです。 順平くんと夕子さんはまさにそういう関係で、お互いを目標としつつ、追いつけ追い越せでお仕事に取り組むふたりが本当に大好き。 なんか私、ここ一ヶ月くらいずっと田中メカさんありがとうって本気で思ってて(笑)、こんなに素敵な作品を届けてくれたことに感謝感謝です。 本当はもっとお仕事マンガとしてここがスゴイとか、猪苗代先生のここがスゴイとか(ここがエグいとかw)、書きたいこといっぱいあったはずなんですけど、もういいや(笑)。 私の愛情は詰め込んだ!(笑) というわけで、2巻も楽しみです!! 大好きだ―!!!




●この続きは雑誌で読めます! 電子媒体は1月20日配信


●オススメしたらホントに読んでくださったナデガタさんのブログ記事はこちら
 ⇒ クレイジーワールド2nd 『漫画編集者の1人はライバルだけど惹かれあう 朝まで待てません‼ 1巻』


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optiさんへ

>optiさん

コメントありがとうございます!嬉しいです!!

>まったくもって同意です。
良かったー。 
どうせ恋をするならとことんして欲しい私にとって、尊敬っていうのは最上級の恋心だったりします。

>いつもにまして楽しく読ませていただきました。
それなら良かったです。でも、optiさんって褒め上手なので、照れます(笑)。
こんな「好き」しか詰め込んでいない文章を褒めてくれてありがとう!

No title

>恋物語は大好きですが、その気持ちに 「尊敬」 が含まれるとより大好きです。
まったくもって同意です。
そして、分析を織り交ぜつつ、大好きだ! が溢れている感想、いつもにまして楽しく読ませていただきました。
いやもう、熱意にあてられますね。
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