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劇場版 『コードギアス 亡国のアキト 最終章 愛シキモノタチヘ』 の感想

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『仲間のためなら 世界を愛せるよ』


<感想>
観たよ・・・見てきましたよ、 『コードギアス 亡国のアキト』 の最終章。 終わらないで続いてくれても良かったんだけどなーと思いつつ、それでも楽しみに映画館に足を運びました。 上映解禁から1週間経過しているからか、席は半分くらいが空いている状態。 私の前列は10代っぽい少年3人が 「C.C.とアヤノとレイラだったら誰の胸がイイ!?オレはアヤノ!」 「オレも!」 「いやそれアヤノが前肌蹴てること多いからだろ。おれはレイラみたいなかっちりした服の下に隠れた乳を見たいんだよ!」 みたいな話題で盛り上がってて (ちなみに私もレイラ派です・笑)、 逆に左側には50代くらいのご夫婦がいらしてまして、だいぶ幅広く愛されてるなーという印象でした。 しかも左側のオジサマは途中で号泣しちゃって、いや先に泣かれると泣けないじゃん!!みたいな(笑)。 Amazonレビューではまだ発売してもいない最終章のBDに酷評がついているようですが、えー面白かったのになー、と思ってしまいます。 ハッピーエンドで何が悪い、私はこれが見たかったんだー!! ・・・と叫んだところで感想です(笑)。 ネタバレには考慮しておりません。





・結論から言うと
繰り返しになりますが、物語の流れとしては、個人的には満足のいく内容でした。 1章の感想で (⇒劇場版 『コードギアス 亡国のアキト 第1章 翼竜は舞い降りた』 の感想)、 『亡国のアキト』 では 「居場所」 がキーワードなんだろうな、と書いた通りの展開だったからです。 家族を失い、強制的に「居場所」を与えられたレイラと、家族を失い、国も失ったまま、それでも生きてきたアキトたち。 彼らが本当に望む 「居場所」 を手に入れることができる物語を観たいと思っていて、それが叶ったからです。 ユキヤの 「仲間のためなら、世界を愛せるよ」 というセリフがその象徴だと思ってるんですけど、ルルーシュ同様、世界への絶望から仲間という居場所への愛情に変革した彼らをみて、愛しさ以外の何の感情を抱けというのでしょうか。

正直、 『コードギアス』 という肩書が冠されている以上、ギアスに対する描き方に責任はあると思うので、設定については 「う~ん・・・」 とちょっとだけ首を傾げたくもなります。 でも、ぶれないテーマ、キャラクターの描き方、KMFの恰好よさ、そして何よりも 「 『コードギアス』 でラブコメが見られるなんて!!」 という幸福感(笑)ゆえに、満足なのです! 詳細は以下でしつこく述べていきます。


・冒頭は
第4章のラストで大爆破したガリア・グランデ。 ユキヤを救い出さなきゃ!という場面ですが、りるさんは船上でレイラを抱えたままのアレクサンダに目が釘付けです(ユキヤを気にしてあげて!・笑)。 しかもレイラさんを降ろすとき、ちゃんと両手に乗せて安定させた状態で降ろしてましたからね!(お願いだからユキヤを気にしてあげて!!・笑) もうね、この辺の一つ一つの動作に、スタッフさんの (というか監督の?) ラブコメ愛を感じるのですよ。 アキトがレイラをとても大事にしていることが伝わってくる素敵なシーンだと個人的には考えています。

それはともかく、ユキヤを救出するときのBRSがものすごく使い勝手が良くて 「え、それもアリなの!?」 ってちょっと思いました。 今までBRSはどちらかというとアキトにかけられたギアスが発動するときに、強制的に周囲を巻き込む使われ方だったので、任意的な使用も出来るんだーみたいな。 まぁ出来なければ搭載しちゃダメですからね。 お陰で無事救出したわけですが、アキトとユキヤの 「必ずお前を助ける・・・っ!」 「・・・アキトには似合わないよ」 「ああ、似合わないな」 っていうやり取りとかすごく好きで。 素直になれないことに定評のある二人が、柄でもないことを自覚しながら相手を思いやるのって素敵です。 


・アシュレイ・アシュラさんは
ひとりでガリア・グランデに待機してたからお腹が空いていたんですね・・・(笑)。 あの食べ方バカっぽい、とシンの中の人・松風雅也さんにつっこまれてましたが、彼はいろんな意味で潔い人なので、自分をさらけだすことを厭わないところが魅力的です。 まさにアキトとは正反対ですが、だからこそ認め合えるのかもしれません。 今までのカラーリング的にも気性的にも 「赤」 が似合うので、ワイヴァン隊の水色制服が似合わない似合わない(笑)。 仲間に対して熱血的な人、というイメージだったけど、ジャンに対して静かに語りかける様子からは、人の心の深いところで共感する人なんだな、という印象も。 いずれにしろ、彼なしではヴァイスボルフ城はもっと早く陥落してしまったと思うので心強い味方でした。 アキトはリョウといいアシュレイといい、変な言い方ですけど、意外と 「男たらし」 ですよね(笑)。


・ヴァイスボルフ城攻防戦
手に汗握る攻防戦でした。 というか、あそこまで鉄壁の防衛システムがあると思ってなくて正直驚き。 敵を誘い込んでかえり討ちにする作戦の読み合いや、相手に力押しされればそこを排除する冷徹な計算、そのうえで激突するKMF・・・カッコイイ!! ただ、アレクサンダ・レッドオーガはお顔があんまり可愛くなくてな・・・(笑)。 アキトのアレクサンダ・リベルテは体の割に剣が細身なのが好みでした。 いずれにしろよく動く。 シンさんのヴェルキンゲトリクス (これホント覚えられない・・・) が本気で早すぎるので、相変わらず私には視認することが難しかったけど、なんかカッコイイことは分かりました。 あと個人的に、あんまり活躍しないのに何故かアップで映ることの多いオスカー・ハメル隊長が好きなのですが(笑)、迷いなくユキヤを救いに行ってくれてますます好きになりました。 やっと活躍したしね(笑)。 


・アヤノさんとジャンさん
女の真っ向勝負も熱かったぜ・・・!! 男たちがKMFで戦う中、生身で 「好きな人」 への接し方を闘わせるやり取りに、ハラハラしつつも 「アヤノ好きだー!」 って思わされたシーンです。 彼女はいろんな場面でいろんな人の心配をしてきました。 それこそ、表情に出やすいから第2章でリョウとユキヤに作戦から外されたくらいに真っ直ぐな人。 どこか死に先走るアキトやリョウたちに 「死なないで!」 と言い続けてきた彼女だからこそ向き合えたんだと思います。 そう、女はですね、好きな男の言うがままではだめなのですよ(笑)。 望みを叶える方法を、一緒に探すことが大事なのだと思います。 ジャンはその間違いに気づきつつも目をそらし続けた――そして、その代償を払うことになるんですよね・・・。 アポロンの馬車によるペンドラゴン攻撃は阻止されたけれど、切ない展開の幕開けでもあったシーンです。


・アキトVSシン
兄弟のバトル、KMF戦としては見ごたえありましたが、アキト的には戦うというより止めたいという気持ちだったから、わりと一方通行なバトルではあったと思います。 それは仕方ないというか、むしろアキトの心情を思って切なくなりましたが・・・・・・消えるのは、アリですか? ギアスの作用があったとはいえ、BRSにそこまでの可能性があるということを4章までに描いていないとフェアじゃないですよぅ。 という感じで設定としては 「う~ん」 なポイントなのですが、私は割り切って、アキトとシンが二人きりで会話をするために必要な空間だったと捉えることにしました。 実際、何もない状態でシンはアキトに自分の愛を示せたとは思えない。 今のシンでは何を言っても嘘にしか聞こえない。 でもアキトとの幼いころのふれあいを見せられたら。 殺すことが愛情なんだと示されてしまったら。 そして、彼のギアスが 「愛する人を殺すギアス」 なのだと知ってしまったら。 4章で、森の中で亡霊に囲まれたシンが実母以外に見せたやわらかい表情の理由も、アキトを殺したい理由も、ぜんぶ分かってしまった。

シンの中で、実母への恨みというのは間違いなくあると思うのです。 その一方で、アキトが 「それでも、俺たちの母さんだ!」 と叫んだことが正解なのだとも思うのです。 シンが愛情の表現を歪ませたきっかけは母だったはず。 でも、彼女を殺した後のシンは 「これで解放されるよ・・・」 と笑っていた。 そのことを考えると、実質的にシンを歪ませたのは実父の方なのかもしれないなって思いました。 アキトの父だけを殺し、妻を生かすことで罰を与え続けた父。 その罪に変質していく母。 ・・・それを見て育ったシンが、 「生きることが罰」 「死ぬことが解放」 「生を強要する世界が間違っている」 と考えていくのはおかしくない気がしました。 そして、自分の考えだけが正しいと思ってしまう思考回路が父子で同じだったことが悲劇のはじまりだったんだろうな、と。 シンを止める人はいなかった。 彼を愛してくれた人は彼も愛して殺してしまったから。 ――そういう意味では、最後の最後まで愛を告げなかったジャンだけが彼を止めることが出来た皮肉にも、意味があったのかもしれません。


・で、結局レイラさんのギアスって
何だったんだろう・・・レイラのギアスは瞳が青くなり、それがアキトたちにも伝播する。 正直分からなかったのでさっき検索したら、答えは 「人の意識を共鳴させるギアス」 だそうです。 4章ではシンのギアスを弾いたように見えたので 「人の心を自由にするギアスなのかなぁ」 と予想したのですが、レイラにシンのギアスがかからなかったのは 「シンがレイラを好きではないから(シンはギアス発動に条件があると知らなかった=ギアスがかからず驚いた)」 からであって、弾いたように見えたのは一瞬レイラと共鳴してしまったから、だったんですね。 なるほど・・・って、分かりづらいわ!(笑) 

でも何となく 「あぁ・・・」 って思えたのは、レイラのギアスがBRSと同じような能力だったことに対する納得感があったからです。 科学技術と王の力、どちらも強制的に人の意識を共鳴させることが出来るんだなって。 アキトとリョウのように、そうやって強制的にでも共有させないと分かりあえないことは間違いなくある。 共鳴することで、一人じゃないんだとアキトが自覚できたように、シンも 「アキトは一人じゃないんだ」 と安堵することが出来た。 でも同時に、そういうものに頼らなくても共鳴し共感し相手を想うことが出来るのが人間なのだとも思いました。 たとえばアキトとアシュレイのように。 リョウとユキヤのように。 アヤノとジャンのように。 そして、アキトとレイラのように。 また、 レイラの時間が巻き戻り、アキトたちが特異点に突入したことを考えると、BRSとギアスが作用しあうと時空を超える能力発揮されたけど、これだけは普通の人間には起こりえない現象です。 だからこそ人は、 「同じ時間を生きる」 ことを大切にしたいと願うのかもしれない・・・そんなことを感じました。 


・時空の管理者について
つまりR2で描かれた 「Cの世界」 の具現化のようなもの、ということで良いのかな? 人からギアスを回収したいということだったけど、そうするとC.C.のようにコードを与える存在と矛盾しちゃうので結局よく分かりませんでした。 スマイラスについては 「結局は小者だったんだな」 という最期で、ということは管理者に認められなければレイラもあっけない最期を迎える可能性があったわけで、彼女自身の可能性を信じてくれた管理者には ありがとう と言いたいです。


・ラストについて
アキトとレイラさんの関係については、死ぬほど身悶えました!(笑) 決戦の前にアキトが切り落とした髪をレイラさんに預ける回想があったけど、まずあそこからして進歩ですよねっ。 いろんな場面で死を口にしてきたアキトが、この人には自分を覚えていて欲しいって思えるようになったこと自体が進歩だもの。 しかも自分が 「司令」 と呼んだことに不服そうなレイラさんに気付いて頬そめながら名前呼びとか、ホントあなたは私を萌え死にさせたいの!?ってくらいにニヤニヤが止まりませんでした。 第1章ですでにレイラを婚約者(仮)から救出したりしてるアキトくん、トウヘンボクに見えて意外とラブコメのツボを外さない子だというのが私のアキトに対する評価だったりします(笑)。 自らキスをするレイラさんも可愛くって見てるだけで幸せだったんですけど、思い起こせば彼女は実生活スキルは皆無ですからね・・・ドジばかりするレイラさんのことを 「まったくあなたは・・・」 とか言いながらアキトさんが甲斐甲斐しくサポートする姿を一瞬にして妄想したりしてました。 ああ、本気で幸せです!!(笑)

それにしても、みんなで見つけた新しい 「居場所」、素敵ですね。 こうなってくると第1章第3章ですてきな負け犬姿を見せてくれたピエル・アノウさんには感謝をせねばなるまい・・・ありがとう! なんかちゃっかり最終章も登場してましたけど(笑)ホントありがとうです!  『コードギアス』 なので正直誰かが欠けてしまうことを恐れていたのですが、私が望んだ通り、全員で新しい居場所を見つけることが出来るハッピーなエンディングでした。 「居場所」 といえば、ヴァイスボルフ城がブライスガウ家のものだということも判明していましたね。 いつかアヤノが言っていたように、皆で日本に行けたらいいな。 ルルーシュが守った日本を、彼らが望む日が来ることを願っています。 そしてそのあとで彼らの子孫がヴァイスボルフ城へ戻れたら・・・こんな素敵なことはないですよね・・・☆


・おまけ・・・というかむしろ本筋?
最後の最後でロロ登場とか想定してなかったので、彼を見た瞬間にあふれ出た涙の量に自分で驚きました。 ロロ・・・元気なロロだよ・・・(涙)。 ジュリアス・キングスレイとスザクはね・・・一言では言い表せないものがありました。 だってルルのこともスザクのことも大好きなんですもの。 スザクに水をねだるジュリアス・キングスレイについては、スザクは複雑でしかないですよね。 自分は過去の苦しみを忘れられないのに、元凶であるルルーシュは 「いる」 ようで 「いない」。 怒りをぶつけるところがなくて、彼の首をしめつける――分からなくはないです。 そして、まるでその行為を待っていたかのように、一瞬だけ浮上する 「ルルーシュ」 としての意識・・・。 そしてスザクはやっぱり 「オレを殺せ」 と涙を流す 「ルルーシュ」 のことは殺せないのです。 あの瞬間、その事実に誰よりも打ちのめされたのはスザクなんじゃないでしょうか。  「ナナリーを迎えに行こう」 と囁くスザクにとっても、 「居場所」 はルルーシュとナナリーのいる空間だったんでしょうね。 そんな二人に 「かりそめの居場所」 へ導くのが、かりそめの弟となるロロだっていうのもまた切ないです。 ロロが迎えに来たとき、スザクはルルーシュの頭を自らの肩にのせていました。 本当に憎いならその辺に転がしておけばいいのに、スザクにはやっぱりそれが出来ないんですよね・・・。 せつない中にも絆を感じさせるエンディングに仕上がっていて、こちらの演出も私はとても気に入っています。 一瞬だけ意識が戻った時の福山さんの 「ルルーシュ」 としての声、懐かしくて泣きましたよ・・・!!



*物語の流れを思い出すのにまたもや参考にさせていただきました。ありがとうございました!
⇒『月夜の日常』 さま:『コードギアス亡国のアキト最終章、感想【ネタバレ有】』


●最終章は4/22発売予定。初回特典にCLAMP描き下ろし全巻収納BOX付
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テルさんへ

お名前なかったけどテルさんであってますよね??
コメントありがとうございますー!
毎度とうとつにTBを送りつけてすみません。
私は感想を先に述べる文章なので、貴ブログの時系列での表記・感想・考察に、物語の流れを思い出すお手伝いをしていただいちゃいました。
ありがとうございます!

>私も、ギアス関連の描写は少し分かりにくいかなあ・・・?、と思いました。
ですよね・・・。その分、いろんな考察が出来たので楽しみはあったのですが、最終章では明確な方が良かったかなとは思います。

>必ずしも答えを一つに絞ることだけが絶対というわけではないような気がします。
そうなんですよね、前述したとおり、一つじゃないからこそいろんな楽しみ方が出来ました。
赤根監督には感謝です・・・ラブコメも素敵でした…(笑)。

>まだまだ続いてほしいですね、コードギアス・・・
ですね。派生っぽい作品じゃなくて、本作のようにちゃんとした「コードギアス」がいいです。
そうなったら、またよろしくお願いします(笑)。

ではでは。

ありがとギアス!!

4章に続き、トラックバックありがとうございます~!!
亡国のアキトもついに終わりを迎えましたね・・・
私も、ギアス関連の描写は少し分かりにくいかなあ・・・?、と思いました。
シンのギアス、レイラのギアスについて、結局本編では深く言及されないですからね(^^;
二人はルルーシュと違い「自分の持つ力がどのようなものであるかすら理解していなかった」、やはりこの設定が大きいのだと思います。
ギアスを使う本人が力の内容を理解していないのに、誰がその能力の説明をするんだ!?、といった感じです(笑)
亡国のアキトには赤根監督の思い描くギアスの在り方が色濃く反映されているので、必ずしも答えを一つに絞ることだけが絶対というわけではないような気がします。これは監督自身が描き出した新しい「コードギアス」ですからね(^^)
10年の時を経て、今なお一つの作品について考察できるというのはファン冥利に尽きます。
まだまだ続いてほしいですね、コードギアス・・・
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