NHK 『ザ・ライバル  「少年サンデー・少年マガジン物語』 の感想


『 マンガは僕の宝なんだ…!! 』


昨日(5月5日)にNHKで、『ザ・ライバル 少年サンデー・少年マガジン物語』を放映してました。 これは、共に創刊50周年を迎えた『週刊少年サンデー』と『週刊少年マガジン』の創刊話を、半ドラマ、半ドキュメンタリーで制作したもの。 マガジンの新人編集者を伊藤淳史さんが、サンデーの編集者を成宮寛貴さんが演じつつ、高橋美鈴アナウンサー(大好きw)の語りで当時の編集者さんのインタビューや雑誌の実物を紹介するドキュメント部分を上手く挿入して描かれてました。 私はこんなマンガ感想ブログをやってるけれども、意外とマンガのことを知らないんです。 なので、この番組で初めて知った事実がたくさんあったよ。 勉強になった…っていう部分もあるけど、やっぱり本質は『ライバル』の部分にあるので、サンデーとマガジンが如何に競い合い高め合ってきたか、という熱い話に仕上がってて、見ててとても面白かったです。


ドラマ部分は、マンガを全然知らない新人編集者の伊藤さん(役名は忘れたので役者名で)、マンガを愛して志願した成宮さんを中心に展開。 二人は、偶然同じ飲み屋で出会いマンガの話で意気投合。 二人はそれぞれマガジンとサンデーの編集者として、その後もずっと激論を交わしたり悩みを相談したり、「マンガ」を語るときにお互いの存在を意識してしまう『好敵手=ライバル』な関係を保ち続けることになる。 そんな二人のライバル関係と、雑誌としてのライバル関係を上手く対比しながら物語りは続いていく、という流れで進むんですね。


マンガの質を向上させるために原作と作画を分けた『巨人の星』(マガジン連載)で、作画担当の川崎のぼるさん(サンデーから引っ張ってきたんだね!!)のインタビューがあったんですけど、「原作・作画・編集がマッチ箱のような関係でいようと三者が頑張った」、というお話をされてたのが印象的でした。 意味は、「(三者が)ちょっと触れ合えば、火がつく」。 川崎さん自身も、「読者が対象ではなく、ライバルは原作・編集だった(要約)」と仰ってて、お互いが競い合うことで名作が生まれたことが示唆されてて、胸が熱くなりました。 新しい表現、新しいコマ割、新しいマンガ…。 マンガにかける情熱がなくては、名作って生まれないんだよやっぱり!! とつくづく思わされた逸話でした。 感動したなー。


一方のドキュメント部分。
週刊マンガ誌の発行をきめた小学館に負けないように、講談社も発行を決定し、様々な攻防の末に両誌とも3月17日に発売したとか。 マガジンが40円で雑誌の印刷をしたのを確認してから、サンデーが30円で発売を決めたとか。 サンデーの表紙は長嶋茂雄で、マガジンのグラビアは相撲(!!)で、マンガは全体の4割くらいだったとか。 結局、初回発行分は、サンデーが30万部でマガジンに10万部近い差をつけて勝ったとか。 全部初耳でした(笑)。
まだある。 ちばてつやさんが、初めは少女マンガ作家だったとか。 サンデーで連載してた『おばけのQ太郎』が一度打ち切りの悲哀をみたとか。 マガジンで怪獣ブームがあったとか。 もうホントに知らないことばかり。 


雑誌の売れ行きに一喜一憂しつつも、「サンデーらしさ」「マガジンらしさ」を追い求めて雑誌を作っていった伊藤さんと成宮さんの姿がとても素敵で、その想いが私たち読者に今も届いてるんだなぁと嬉しくなりました。 これって別に、サンデーとかマガジンとか小学館とか講談社とか関係ないと思うんですよね。 マンガと如何に向き合って作品を作っているか。 そして私たちも如何に「ちゃんと」楽しむか。 どちらかだけの努力ではなく、お互いにマンガの面白さを深め合っていけたらいいな。 そんな風に感じた一作でした。 そして、「マンガ」ときちんと向き合って製作してくれたNHKにも感謝wですね!!




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