アニメ 『花咲ける青少年』の感想/第29話『運命の輪の中で』


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●第29話『運命の輪の中で』


「運命の輪が、回ったのだ。 
それは人の力の及ばぬもの。 花鹿は望んでその輪に飛び込んだ。 私はただ、信じてやるだけだ」


花鹿ちゃんの運命、そしてラギネイという国家の運命…。 この二つが密接に関係していることがそもそも作品の『核』であるわけですが、それにしても見せ方がドラマチックです。 読み手(視聴者)には『秘密』の内容を予め暴露しているので、「えーそうなのっ!?」という驚きこそないものの、カールの見せた驚愕や、その事実がクインザをどう動かすか・・・など、外側の人間の反応だけでも十人十色で、だからこそ、この秘密の奥深さが伺えるという展開。 見ていて飽きなくて、ホント上手だなぁと改めて思いました。


そして今回は遂にっ!!  花鹿ちゃんが「立人といる幸せ」に気づいてくれましたっ!! いやぁん、立人良かったね、今までの不憫がこれで帳消しだねっ!!(←ヒドイ・笑)

「それで分かっちゃったんだ…私の幸せは、ずっとずっと、立人とムスターファと暮らした、あの時に在るんだなって…」(花鹿)

神様に嵐を願うほど、立人の帰郷を止めたかった花鹿ちゃん。 その時願った感情を、今、ゆっくり実感しようとしえいるところが初々しいですw 何かだって、頬染めちゃってる花鹿ちゃんとかっ!! 超カワイイんですけどw 立人に(無理矢理)スープを飲ませようとしている時の目の輝きったらないですよ。 もしかしてSなのか・・・(コラ・笑) あれが恋する表情なんですね~w


立人は立人で、超カワイイです。
「そうだ、スープが冷めちゃう。 食べさせてあげるよっ」(花鹿)
「えっ!? いや、あの…自分でやる!(←ちょっと赤くなってるんですけど!・笑)」(立人)
「はい、あ~ん♪」
「……ホントに食べなきゃ駄目なのか?」
「食べなきゃ早く治らないよw はい、口開けて」
「×△×・・・・・・・・!!」

そのスープが絶大にマズイと分かっていても、夢の「あ~ん」に抗えない立人が楽しすぎるんですけど(笑)。 これまた頬染める立人も珍しくてカワイイですw そして何より、このやり取りに一番安心し、一番幸せを感じているのが、ほかならぬ花鹿ちゃんだって言うのがまた嬉しいっ。


一方。
「ムスターファ、無事かなぁ…」
「アイツのことだ。 上手く切り抜けるさ」

と一言で片付けられていたユージィンですが、予言は当たっていました。 間違いない(笑)。


「チェックメイト。 これで15勝。 今度は何を下さいますかぁ?」(ユージィン)
楽しそうだな。 何そのS度全開の笑顔は・・・(笑)。 ナジェイラとのやり取りでも自分のペースに持ち込めるユージィンはさすが過ぎる。 そりゃー、立人に一言で片付けられるってもんですw


「君は汚らしい男が嫌いなだけさ。 ――僕も汚い?」(ユージィン)
「いえ、そんなっ!! …ユージィン様は、そんな……っ!!」(女官)
(そうだろうとも。 君みたいなタイプに、やたらと僕は好かれるからねぇ。 人間の臭いのしない人形の振りなら、もっとも僕の得意とするところだ。 肩を抱いて軽くキス…。 これでチェックメイト。 あなたとの勝負はどうもお手軽すぎてつまらないな、ナジェイラ殿下)


いや、それはユージィンが稀有な真性タラシだから可能なのであって、普通の人では結構太刀打ちできないレベルだと思うんですけど(笑)。 己の魅力を知り尽くしている男は、ホント厄介ですよねw でも、その『魅力』を『人間くささを感じさせない』ところだと自覚していることは、やっぱりまだちょっと悲しい。 彼に人間らしい『感情』をあげられるのは、やっぱり花鹿ちゃんしかいないのだって、駄目押しをしたようなものだもんね…。


カールはカールで悩んでます。
「あの銃弾の飛び交う中で、彼は…っ!! あの時点で僕は負けたのか? ――いや、愛し方がまだ足りなかったのだ。 まだ、これから僕は生まれ変われるはずだ。 花鹿さえ、僕を愛してくれたら。 生きていてくれ、花鹿――っ!!」

愛し方が足りない。 そう感じるのがすごくカールっぽくって、実はなんか泣きそうになりました。 愛することにこんなにストイックな人も珍しいです。 自分を変えてでも、花鹿ちゃんを愛したい。 むしろ、変わった自分で花鹿ちゃんを愛したい。 カールのそんな理想は、夢のように潔癖で、だからこそ切ない。 もっと、カール自身を認めてあげればいいのに。 花鹿ちゃんがカールと最初に出逢ったときに、彼にプレゼントした言葉を実感しても良いのに。 『楽にして』 ・・・ホント、楽になれない人だよね。 そんな真面目なところが大好きです!!


「名は、何と申されたか」
「名…。 ファーストネームは、ハリーと言います。 母が名づけてくれました」
「ハリー…良い名だ。 実に、良い名である」


確かハリーの「一度だけ会った時に自分を、母を覚えていたら許そうと思った」みたいな台詞を聞いた気はするんだけど、明確に絵として見た覚えがなくて。 なので、今回その場面があったので、妙に嬉しく、そして妙にしみじみしてしまいました。 だって、マハティがとにかく嬉しそうだったから。 自分の権限を越権に近いくらいに奮って、窮地に立っていたハリーを救ったマハティ。 それは、「王」としては失格だったのかもしれない。 でも。 ただ一度だけ「親」としてハリーを助け、ただ一度だけ「親」としてハリーと会って・・・。 きっとマハティはその後を全力で「王」であろうとし、「神座王」であろうとしただろうから。 ラギネイの愚かなる政変を「神座王」として見届けなければならない、マハティの「覚悟」を決めさせた存在は、間違いなくハリーとキャサリンだろうから。 だから、「会う」場面を目で見れて、すごく嬉しかったです。


おまけ。
放送後特集コーナーの5分は、立人役の森川智之さんとルマティ役の浪川大輔さんへのインタビューでした。 いやぁ、面白かった(笑)。 まずは森川さんのターン。 おそらく次回は浪川ターンだと思われます。

Q、森川さん、あなたにとっての立人とは?
A、絶対にこの役をやりたくて、決まった時はガッツポーズでした。 が、それと同時に軽いプレッシャーが・・・。

Q、プレッシャーは何で?
A、19歳で世界の倣グループの総帥ですから・・・。  友達とかにいる?企業のトップの19才とか(と、唐突に浪川さんに話を振る・笑)。 いないでしょ? だから、原作コミックスが僕たちの頼りでした。 (スタジオにずっとあって参考にしていたそうですよw)

Q、立人の一番印象的な台詞って何?
A、見てる方は分かると思いますが・・・「毒花野郎」って言ってましたね(笑)。 もう、いきなり普通の男になってイラついてましたからね。 (浪川さんに19歳丸出しでしたよね、と言われる。 確かに!!)

Q、そんな立人に、お二人から何かアドバイスw
浪川さん  『立人さぁ・・・お前さぁ。 もうちょい大人になった方がいいと思うんだよね。 ちょっとは・・・』
森川さん  『お前に言われたくない』
浪川さん  『そーですよねー!!(笑)  逆に森川さん(のアドバイス)は?』
森川さん  『う~ん…。 やっぱり、好きな人は、是が非でも手に入れるってこと(笑)』

この返答に、浪川さん大爆笑。 そして私も大爆笑w まさに現在の立人そのものです!! 共演者の理解も得て、さて立人はどう動くのか!!(笑) 請うご期待!!


・次回感想 ⇒第30話『止まらぬ歩み』 
・前回感想 ⇒第28話『すれ違いの先』







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