『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン』の感想/♯25 『再生』

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1 (Blu-ray Disc)

企画:サンライズ/原作:矢立肇・富野由悠季/監督:水島精二/シリーズ構成:黒田洋介

発売予定 2009.2.20


ガンダムを全く知らない、雑誌での予習もしてない管理人の、素人目線感想です。 台詞から全体の流れを見てみよう、という感じで書き連ねてます。 ⇒『機動戦士ガンダム00』 感想一覧はこちら


♯25 『再生』

『 ガンダムエクシア、刹那・F・セイエイ。 …未来を切り拓くっ!! 』


エクシア復活ーーーーっ!!!! ここでエクシアが再臨する展開が、もうホント嬉しくて胸が一気に熱くなって、ついでにその他もろもろ万感込み上げてきて、大泣きですよっ!! 「悪魔」を滅する「天使」の名(総称だそうですが、細かいことは割愛!!)を持ち、CBの表向きの概念に囚われてた頃の「昔の」刹那と共に戦って一度は散ったエクシアが、ここで復活して「今の」刹那と共に敵に向う――。 その事実が、嬉しかったのです。
サブタイトルの「再生」は、世界の再建を示しているんだと思うけど、私はこのエクシアの姿に一番の「再生」を感じました。 人の想いは、一度打破されようとも、挫けようとも悩もうとも……願う心を失わなければ、何度でも立ち上がることが出来るんだって。 エクシアと、刹那の姿が、何よりも一番明確にそれを語ってくれたような気がします。 この構図には、本当に燃えた!!  「エクシアが好きだ!!」と言い続けて来て良かったよぉ(涙)。 リボンズとの最終決戦にしても、仰々しい理論や武器を使った戦いではなく、身一つで殴りあう「人間らしい」戦いっぷりだったことも嬉しかった!! 人であり続けようとした者と、人を否定し続けた者との決着には、こういうのがカッコイイよ。 もうホント、見続けてきて良かったですー。 

という訳で、めっちゃ今更ながらの(笑)『ガンダム00』最終話感想です。 上記の通り、全体的には大満足でした。 え?不満があるのかって? そんなの、あの人ことに決まってるじゃないですか!!(笑)


『それに、純粋種となった君に打ち勝てば、僕の有用性は不動のものとなる』 (リボンズ・アルマーク)
『…そのエゴが、世界を歪ませる。 貴様が行った再生を、このオレが破壊するっ!!』 (刹那・F・セイエイ)


解り合うことを徹底的に否定することで自らの存在意義を示したかったリボンズと、解り合うことを求めて身を汚し続ける刹那と。 最後まで平行線な描写は、本当に痛々しかったです。 切実に何かを求めているのは実は二人とも同じなのにね…。 「対話=ダブルオーガンダム」がリボンズに敗れたことは、まさにその悲しい象徴でした。 ただ、リボンズ以外の人々の心を救ったのは、ダブルオーの光。 そのことに、間違いはないんだ。


・『戦うさ!! 僕たちの行動に、未来がかかっている!!』 (アレルヤ・ハプティズム)
・『ヴェーダに依存しっぱなしで、俺たちに勝てるわけねぇだろぉ!!』 (ハレルヤ)


…動きが速過ぎて見えねぇ!!(笑) その速さも含めて彼らの魅力だよねw とりあえず、「僕たち」「俺たち」と常に複数形なのが可愛い二人です。 ただ、何となくその複数形はあくまでも二人のことであって、それを「CBのみんな」に置き換えることが出来ないままだったなぁという印象です。 ラスト、別の道を選択したこともそうだしね。 世界の矛盾と己の中の矛盾。 それを抱えたままどう生きていくかということなんだけど、刹那もロックオンもその矛盾と向き合ったのに、彼らだけが消化不良気味なのは何故っ・・・!?(たぶん、尺の問題・笑)


『これが、ソレスタルビーイングだ・・・』 (ロックオン・スタラトス)

兄貴、めっちゃカッコ良かったです・・・!!(感涙っ) ♯24で彼の中に芽生えたマイスターとしての覚悟みたいなものを、ビシバシと感じましたよ。 ボロボロになったケルディムが一瞬のトランザムで奮起した姿は、搭乗してたロックオンの気概そのものだったんだろうな。 ニールが失った目を、彼が失わずに済んだことにも、きっと意味があるんだよね。 「変わらなかったオレの代わりに」と刹那に囁いたニールは、未来を見据えて変わる選択を瞳と共に失ったけど、ライルにはその光が残った。 ニールの代わりに変革を続けるのだなーと思うと・・・その覚悟を思うと・・・言葉にならない何かを感じます。 いや、カッコ良かった・・・!!


『そうさ・・・そうでなければ、僕が作られた意義がない。 ――存在する、意義も』 (リボンズ・アルマーク)
『――違うっ!!』 
『ティエリア・アーデ!? ヴェーダを使って・・・』
『人類を導くのではなく、人類と共に未来をつくる・・・それが、僕たちイノベイドの在るべき道だ』 (ティエリア・アーデ)


ヴェーダとのリンクでリボンズの意識に働きかけるティエリア。 お株を奪われたリボンズの驚く表情が何気に面白かったんですが(あなた、他人にアレだけ同じ事をやっておきながら・・・笑)、リボンズとの「対話」を果たしたのがティエリアだという事実は、大きいなぁ!! それは成功しなかったけれども、彼のまるで言い諭すような話し方は、対立を明確に打ち出した刹那とは違って、きちんと「対話」に導こうとしているように感じました。 己の存在をリボンスに否定されて続けてきたティエリアが、最後にリボンズが信じてきた「存在意義」を否定することで未来を紡ぐ・・・。 それは、体を失ってでも伝えたい想いだったんだと思うと、私が泣きそうです。 くぅぅ、ティエリアもカッコ良かったっす!!


『刹那・・・。 この手紙をあなたが読むことがなくても、それでも、あなたへの想いを、綴らせてください・・・』 (マリナ・イスマイール)

うわぁ・・・こ、これは悲しすぎる!! 最終話では、第1期ラストで刹那がマリナ様に手紙を書き、少なからず彼の想いがマリナに届いたたことへのアンサーを為してくれるハズだと信じ続けてきたんで、「そもそもマリナ様の手紙が刹那の元に届いていない」ことが、めっちゃ悲しいっ!! いや、手紙は嬉しい。 彼女の気持ちもよく分かる!! でも伝わってないのねー!!(泣) せめて、届けてあげてよ、黒田さんっ!?


『自分の中にある「幸せ」を他者と共有し、その輪を広げていくことが本当の平和に繋がると、私は考えています。 だから、どうかあなたも、あなたの幸せを掴んでください。 刹那・・・あなたに幸せが訪れることを、私は祈っています・・・』 (マリナ・イスマイール)

この前半部分は私もまったく同感です。 奇麗事だと言われようと、やっぱりそれが一番ステキなことだと信じたい。 だから私は彼女が好きなんだけど・・・出来れば、刹那に対しては「幸せを掴んでください」だけではなく、せめて「幸せを運んであげたい」くらいの踏み込みが欲しかったという、個人的な希望がありました。 刹那の心に、幸せの花を植えてあげるのは、やっぱり彼女が良い。 誰よりも「刹那」自身のことを見て、理解しようとして、共に悲しんで、愛しんでいるのは、やっぱり彼女だと思うので。 ・・・劇場版に期待っ!!(←懲りない・笑)


『俺たちはソレスタルビーイング。 戦争根絶を目指すもの。 世界から見放されようと、俺たちは世界と対峙し続ける。 武力を行使してでも、世界の抑止力となって生きる。 だからこそ俺たちは、存在しつづけなければならない――未来のために』 (刹那・F・セイエイ)

さて。 この結末を、私はどう受け止めたらいいのかな。 対話の象徴だったダブルオーは敗れ、悪と戦う天使の名を持つエクシアで敵を討ち、また世界の抑止力となって戦うことを選んだ刹那の姿は、一見第1期初期と何も変わらないように見えてしまう。 でも、きっと、それは違うんだよね。 「戦うことでしか生きられない」と泣いていた少年は、もういない。 イオリアの理念に身を委ねるしかなかった頃とは違い、自分の足で立ち、覚悟を胸に未来を見据える刹那は、カッコ良かったもん。 少なくとも私は初期の刹那に魅力を感じていなかったので(笑)、これはやっぱり「変化」なんだと思う。 「今の」世界の歪みを正したいから、CBとして生きるのではなく。 「未来のために」生きるのであれば、それは必ず、刹那だけの未来を紡ぐことに繋がっていくので。 


『いやー、不死身のコーラサワー改め、幸せのコーラサワーになりましたぁ☆』 (パトリク・コーラサワー)
『…やれやれ。 まったくだ』 (カティ・コーラサワー)


最後に。 激戦の中でも、その明るさと命を失わなかったパトリックと、高潔なまでに美しいカティさんに、心からの祝福をw  願わくば、このように幸せな時を過ごす権利は誰にも平等にあるのだと、みんなが気付いてくれますように。 お互いの幸せを、心から尊重できる世界になりますように。 



●今日のあの方

・・・。
・・・・・・・・。
そんな、星飛馬のお姉さん(笑)みたいな立ち位置だけで出番が終わってしまうなんて…!! ?( ̄□ ̄;)  そんな馬鹿なー!!と叫びたいです(←叫んでる)。 そんな中でも何が嬉しかったかって、たったそれだけの出番なのに、作画が素晴らしく美しかったって事ですよ!!(笑) いや、今回全体的に作画が神懸り状態だったけど、そんな中でも一際輝いていましたw もうこれは、劇場版に期待して良いってことですよね!? そうですよねっ!? そー思わなきゃやってられないっての!!(笑) 


       「続きをよむ」から総括が読めますw





おまけの総括

個人的には、「初めて観たガンダムシリーズ」となった『機動戦士ガンダム00』。 いろいろな意味で、とても勉強になりました。 ガンダムに想いいれのある人の多さに改めて驚き、影響の大きさを教えてくれたのもこの作品です。 おかげさまで、たくさんの方と知り合う機会を私に届けてくれました。 とてもとても感謝してます。

ただ、私個人としては、「ガンダムシリーズだから」という目でこの作品を観なかったことを、嬉しく思っています。 私が1年かけて愛してきたのは、『ガンダム00』という個別の作品なのです。 確かに、ガンダムの看板を掲げている以上、シリーズの特徴やテーマが宿っているだろうし、そうでなければおかしい。 けれど、だからといって他の作品と比べなければいけない理由はなく、真っ白なまま作品を楽しめたことは、本当に素敵な体験でした。

この作品としての良い点、悪い点、いろいろありましたが、全部ひっくるめて私は大好きでした。 ただただ、『ガンダム00』が描きたいものを見つめてきたつもりです。 その世界を堪能させて貰えて、本当に良かった。 全てのスタッフ様、出演者様に、多大な感謝を。 そして、感想を書くのが遅にも関わらず(笑)、温かい目で私を支えてくれたみなさまに、心よりのお礼を申し上げます。 1年間お付き合いくださり、ありがとうございました。



・次回感想 ⇒『劇場版 機動戦士ガンダム00』 (2010年予定) 
・前回感想 ⇒♯24 『BEYOND』

・感想一覧 ⇒『機動戦士ガンダム00』の感想
・公式サイト⇒『サンライズ 機動戦士ガンダム00』




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