『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン』の感想/♯22『未来のために』

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1 (Blu-ray Disc)

企画:サンライズ/原作:矢立肇・富野由悠季/監督:水島精二/シリーズ構成:黒田洋介

発売予定 2009.2.20



ガンダムを全く知らない、雑誌での予習もしてない管理人の、素人目線感想です。 台詞から全体の流れを見てみよう、という感じで書き連ねてます。 ⇒『機動戦士ガンダム00』 感想一覧はこちら


♯22 『未来のために』

『 行こう、月の向こうへ 』


存在意義というか作品としてのテーマをとても深く考えさせてくれた今話。 とにかくこの一言の深さにドキドキしました。 セカンドシーズンになって初めてルイスと沙慈が「対話」したときも、バックに「月」が掲げられてて。 あの時は二人の「対話」は成立しなかった。 でも「月の向こう」に行くということはつまり、今度こそ「成立しなかった対話」を乗り越えるという意味も含んでくるんじゃないかと。 もちろん、ルイスと沙慈の話だけではなく、刹那が選択した『戦う理由』のための対話が待っているはず。 見あげる視線の先の、「未来」のために。
と、ところで!! フェルトと刹那のイベントに、個人的に大興奮でしたっ!!(笑) どれほどだったかは以下で語りますー。


・『そうだな…目的は違っても、俺たちはあそこに向う理由がある』 (ロックオン・ストラトス)

これ、セカンドシーズンのソレスタルビーイングを象徴するような台詞だったと思います。 第1期のCBは、世界を変革したいというイオリアの理念を実行するだけの集団だった。 そこには世界を変えたい個々人の理由はあったけれども、同じ目的がなければならなかった。 けれど、第2期の彼らは♯04『戦う理由』で語ったように、みんながみんな違う目的を持って世界と向き合おうとしていたんだよね。 そして、それを当たり前のこととして肯定してる。 それが第2期のCBの姿であり、互いを尊重する「人」としての在り方であり…「対話」が出来た最小値の姿なんだと思います。 

『行くよ。 僕の戦いをするために』 (沙慈・クロスロード)
『私にも、そうするだけの理由がある』 (ソーマ・ピーリス)
『イノベイターの支配から、人類を解放するために』 (ティエリア・アーデ)
『僕やソーマ・ピーリスのような存在が、二度と現れない世界にするために』 (アレルハ・ハプティズム)
『連邦政府打倒が、オレの任務だ。 そして…!!』 (ライル・ディランディ)
『生きて明日を掴む。 それがオレの戦いだ』 (刹那・F・セイエイ)


みんなが♯04の時と違う「理由」を胸に抱いて、月に向う。 ニールだけがロックオンと言う存在になれていないことも、みんな承知の上なのがまた気持ち良い。 そういった決意を嬉しそうに肯くだけのスメラギさんだったけど、♯04で『私に出来るかしら…』と自信無さそうだった時より、確固たる意思を持って前進してるのは確か。 彼女の理由は『大切な人を守ること』で、間違いないのでしょう。


・『何としてもヴェーダを取り戻す!! …僕を導いてくれ、ロックオン』 (ティエリア・アーデ)

ロックオンを想うときのティエリアを、私はとても好きです。 それは、自分を「人」として肯定してくれた存在へのとても純粋な思慕だと感じるので。 ロックオンの名を口にする度に、自分の存在を肯定しているような気がするので。 世界を歪ませてしまったヴェーダを他人に掌握されていることを誰よりも赦せないのは、ティエリアだと思うので、今後の対リボンズ戦では活躍を期待しますっ!!


・『そう呼びたければ、それで良い。 しかし私は…』 (ソーマ・ピーリス)
 『解ってるよ(柔らかい笑み)』 (アレルヤ・ハプティズム)


このアレルヤの笑顔を単純に受け取って良いのなら、最大限の譲歩をしてくれたソーマのことを、「やっべぇ、めっちゃ可愛いっ!!」って感じてる笑顔ってことで良いんですよねっ!?(笑) 「解ってる、そんな君が好きなんだ」的なッ!!(落ち着け)  アレルヤの願う未来図をともに作り上げるんだっていう意思もあるんじゃないかと。 …ただ、何となく儚げに見える笑顔だったってことがちょっと不安なんですよね…。


・『本当にいいんだな、沙慈』 (刹那・F・セイエイ)
 『心配しないでくれ。 僕だって、未来を見つけたいんだ』 (沙慈・クロスロード)


毎回言ってますが、刹那が「沙慈」って呼ぶのが、もーホント嬉しくって。 ほら、フルネーム呼びが長かったからさー(笑)。 今まで散々刹那に心配をかけてきた自覚があるっぽい(笑)沙慈にも、ちょっと嬉しくなりました。 アバンで、『ありがとう…そう言いたい気分なんだ』と言ってたし、刹那が言い続けてきた『戦え』という意味の大きさを実感してくれたんだと思いました。 戦い=戦闘行為だという意識を、刹那が少しずつ変えていったんだよね、熱いぜ!!


・『来てくれたのね、カタロン!!』 (スメラギ・李・ノリエガ)

スメラギさんの嬉しそうな様子、ただただ可愛いw だからビリーも骨抜きになるんだよ(笑)。 ちょっと嬉しかった理由は他にもあって、今まで戦闘面ではCBに任せ気味だったカタロンからの支援は、「対話」に少し近づいたかなという印象。 一方通行ではない協力関係になったかなって。 まぁ、マネキン大佐がCBを赦すわけはないと思うけど、そういう理由とは別に行動を共に出来るっていうのは、やっぱり目指す姿だと思うのです。


・『刹那!!』 (フェルト・グレイス)
 『フェルト…』 (刹那・F・セイエイ)
 『これを』
 『花?』
 『リンダさんがラボで育てたんだって。 …あなたに、あげたくて』
 『ありがとう、フェルト』
 『――マリナさんに怒られるかな?』
 『彼女とはそんな関係じゃない』


?( ̄□ ̄;) フェ、フェルト!? 何そのめっちゃ可愛いらしい恥らいっぷりはっ!!(そこかよ!!)  いやー思わず会話を全部書いちゃうくらい動揺しました(笑)。 いろいろ驚きポイントがあるんですけど、「フェルトの刹那への感情は、いつの間にか育ってたの?」という疑問と、「刹那が『フェルト』って読んでるっ!! フルネーム呼びじゃないっ!!」っていうポイントが大きいです(笑)。 あとはアレだね、「そんな関係じゃない」って、「そんな関係」がどんな関係なのか解って言ってるの刹っちゃん!?っていうポイントもあったりします(笑)。 フェルトに関しては、そっとしておいてあげたいかなぁ…。

刹那とマリナ様の関係は「恋人ではない」というのが本人たちの意識であることは分かってる。 その上でそうなって欲しいと願ってるんだけど、たとえ恋人じゃなくても特殊な関係であることは間違いないんだよね。 彼だけのお姫様はマリナ様なんだと思ってます。
ところで。

・『・・・ガンダムに行く』 (刹那・F・セイエイ)

とフェルトの横を通り過ぎる時の刹那の目線描写、見ましたっ!? めっちゃカッコイイんですけどっ!!(笑)  さり気なくフェルトを目で見遣るんだけど、その流し目の色っぽさ、男っぽさったらないですよ!! 最近の刹っちゃんはかなりカッコイイんだけど、今までで一番惚れそうになった瞬間でした。 そりゃー惚れるよな、みたいな(笑)。



●今日のあの方w
今週のアバンは全てグラハム・エーカーさんと刹那・F・セイエイさんの宿命に捧げられました、バンザイっ!!\(≧▽≦)/

・『変革? …それが君が会得した「極み」だと言うのか』
・『私が求めるのは、戦う者のみが到達する「極み」。 少年は、かつて私に歪みがあると言った。 だが、彼とて戦うことしか出来ない存在…』


刹那が会得したものが戦い以外のものだったことへの驚愕…のように感じました。 グラハムさんは、刹那は自分と同じ存在だと信じたかったんですね。 刹那は変わることで世界と関わることを選択したけど、グラハムさんはここに至るまで世界のことなんて微塵も考えてないんだっていう第1期ラストと全く一緒の構図が提示されました。

・『だからこそ私は望むっ。 君と戦うことを!! その極みにある勝利を!!』
 『勝利だけが望みか!?』
 『他に何があるっ!?』
 『決まっている!! ――未来へと繋がる、明日だっ!!』
 

カッコイイー!! グラハムさんと刹那の魂のぶつかり合いといっても過言ではないシーンだったと思います。 グラハムさんの剣を白刃取りにするのもイイですよね。 何ていうか、彼の想いを刹那が一度「受け止めた」形なんだと思います。 その上で切り返すというこの熱さったらないですよ!!

・『何故だ、何故とどめを指さん!?』
 『……オレは生きる』
 『!?』
 『生きて明日を掴む。 それが、オレの戦いだ』
 『……くぅ!!』
 『生きる為に、戦え』


冒頭で提示された第1期ラストと同じ構図は、全く違う結果を持って結論付けられました。 あの時、二人の主張は正反対のベクトルを持って引き裂かれたまま終わってしまった。 今回は、刹那の得た「極み」を持ってグラハムさんを同じ方向へ引き上げることが出来たんじゃないかと。 まだ納得してないけど、少なくとも、命を絶とうとする行為は止めることが出来た。 それは、刹那しか出来なかったと思うし、だからこそ宿命だったのでしょう。

・『武士道とは、死ぬ事と見付けたり…。 (生きるために戦え) …くっ!! 武士道とは…!!』

グラハムさんを日本かぶれにしたのはカタギリ父の影響だったことが判明したわけです。 ろくなことしないな、この親子!!(笑) …それにしても『葉隠』まで知ってるなんて、グラハムさんはさすがですw 確かこの台詞は「主君のために」死ぬ覚悟を示したものだったはずなので、グラハムさんの場合には当てはまらないと思うー。 グラハムさんだけの「道」を、見つけてくれると良いなw




・次回感想 ⇒♯23 『命の華』
・前回感想 ⇒♯21 『革新の扉』

・感想一覧 ⇒『機動戦士ガンダム00』の感想
・公式サイト⇒『サンライズ 機動戦士ガンダム00』




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