アニメ 『鉄(くろがね)のラインバレル』の感想・1

『鉄(くろがね)のラインバレル』の感想・1

10月からTBS系で放送が始まった『鉄のラインバレル』、一応第1話から観てます。 とある場所でお礼として感想を書いてるのですが、溜まったのでこちらにおろしてきました。 でも、このまえ間違って第1話の感想を消しちゃったので、第2話から始まる不思議をお許しください(笑)。

・17話以降の感想はこちら ⇒『鉄のラインバレル』感想・3 
・17話までの感想はこちら ⇒『鉄のラインバレル』感想・2




♯09『ブラック・チェンバー』感想は 『鉄(くろがね)のラインバレル』感想・2 へ続く!!




♯08『戯れの鬼たち』 (20.11.22)


『私は確かに、この世界で産まれたわけではありません。 でも、同じなんです。 世界は違っても、私も同じ人間です。 …それを、確かめたかったんですね』 (城崎絵美)
『ご、ごめん・・・』 (早瀬浩一)
『いえ。 でしたら、それを証明します・・・』



えぇぇぇぇっ、って、それアリなの!?(笑)
下着だけの姿にニーハイソックスのみ、という超アンバランスな格好も素敵でしたが、ブラを下げようとして、でも下げられずに途惑う左手に一番ドキドキしました!!(笑) どうしよう、私も『最低です』って言われそう…(言われてしまえ!!)
更に私のお気に入りの九条さんまでもが、
『えぇっと、じゃぁ今日のお礼に、私もこうした方が良いかな・・・』
という爆弾発言をしてくれた日には、もうホントどうしようかと…!! ていうか、私をどうしたいんですかスタッフさん…(笑)。 めちゃめちゃ揺さぶられてしまいましたw えへw


まぁ、城崎さんがこの世界の人間ではないということが、彼女を信じ、判断基準とする浩一にとって大きな問題だったことは確かだと思う。 でもその悩みを経験して、彼女がこの世界で生きていることの大切さ(生の実感)と、九条さんを助けたいという気持ち(これも生への実感)が重なったことが、あそこで浩一に頑ななまでの「職務>人助け」を選択させたのかな?という気がします。


もちろん浩一は、今までもシズナちゃんたちを見捨てられなかったし、矢島を失ったことで充分命の重さを実感してるわけだけど、そういう当たり前の気持ちをあそこまで森次さんに否定させることが今後どういう意味を帯びてくるのかなーと考えると、ちょっと興味深いです。


私の好きな『図書館戦争』シリーズのヒロインは、やはり「正義の味方」に憧れてたんだけど、仕事のなかで生と死の実感を得て、やがては憧れから脱却していった。 それはとても尊く現実的で、私も泣きながら読んだけど、浩一には違う道を歩んで欲しいというのが私の願い。 最初からずっと「正義」というものを口にして、頑なにそれ以外を拒む浩一が、彼だけの「正義」を見つけるのがこの作品の筋なのかな?という気がしているので。 職務が必ずしも彼の抱く正義ではないことを知り、今後実感していく上で、浩一が何をどう選ぶのかが見られると良いな。 そう思いました。


それにしても、森次さんのシリアス演技がはまりすぎて怖いです、中村さん…(笑)。 無痛覚症の人が怪我を負うことは、全然『問題ない』では済まないですから…大丈夫かな。 職務至上主義の彼の在り方というのも、ちょっと興味ありますが、単純にもっと九条さんの出番が増えないかなーと、今日は本気で思いました(笑)。




♯07『サイアクな放課後』 (20.11.15)


『おまえらは何なんだ…。 一体、何をしようとしているんだ!?』 (早瀬浩一)
『・・・世界征服』 (加藤久嵩)



正規の手続きを踏んで敵地に乗り込み、浩一を勧誘しに来た加藤総司令に、もう本気で惚れましたっ!!(笑) つねづね、何で加藤機関という地味なネーミングなんだろうと思ってたんですけど、名刺に思いっきり<秘密結社 加藤機関>と書いてあったら、地味どころの話じゃないですよねっ、そりゃインパクトありますわっ!!(笑) そうかー、秘密結社かー。 もういろんなところにツッコミどころ満載なお方ですけど、とりあえず惚れた。 魅惑の福山ヴォイスも最高でしたw


何となく、JUDAという組織そのものに親近感を覚えていないせいもあるだろうけど、彼の語っている<想像>という言葉が持つ力というのは、とても肯ける話。

『想像力は、生きる為の力そのものだ』

想像と妄想が生きる活力の私としては(笑)、いろんな意味で共感できる言葉です。 田中芳樹氏が著書の中で、想像力の欠如はとても危ういことだ、というようなことを書いてらしたことは、ずっと心に残っている内容です。 人を殴ったら痛いだろうなとか、こういうことされたら嫌だろうなとか、そういう基本的なことすら想像できなくなると、あっさりと暴力に繋がったりする。 逆に、その想像さえ捨てなければ、もっと融和的な人間関係を築けるのにって。


加藤総司令の言葉は、それよりもっと攻撃的観念から発せられてるんですけどね。 自分の目で見て、自分の頭で考え、自分の心で決める。 加藤総司令が浩一のことを、「想像以上の少年だった」と語ったのは、たとえ誰が浩一の<正義>を否定しようとそれを信じ、他の何よりもラインバレルと城崎さんを信じようとしているその<頑なさ>なのかもしれません。 多分、<想像>とは正反対にあるものが、今の浩一を作っているような気がします。 それが<正義>に繋がるのか、それとも<想像>が次世代を創るのか。 そんな対決が見れたら面白いなと感じたりしながら見てました。

『想像せよ。 それだけが、来るべき時代を生き抜く、唯一の手段なのだ』

いずれにしろ、加藤総司令がカッコ良かったことに間違いなしっ!!(笑)


でもって、相変わらずそういうシリアスな部分とコメディ部分とのギャップが凄まじいですw 初期で浩一の造形をとことん歪んだ方向にもっていったことを鑑みても、このギャップは明らかに演出なんですよね。 狙ってやってる。そういうのは全然嫌いじゃなく、むしろ好きではあります。 

一緒に住んでた頃は起こしてくれたのに…という浩一に真っ赤になる城崎さんとか。
新キャラ(名前何だっけ?)に絡まれて、思わず浩一の背に隠れてしまう城崎さんとか!
浩一と新キャラの友情(?)を理解できない城崎さんとか!!
盆栽に萌え萌えな城崎さんとか!!!(城崎さんばっかり・笑)



異世界の存在のこととか、ラインバレルのこととか、加藤機関のこととかが
ちょっとだけ分かって面白かった今回。JUDA社長の思惑もやっぱりいろいろありそうで、浩一が今後何をどう考えていくのかがやっぱり鍵となりそうな感じ。 加藤総司令の出番を主な楽しみとして(笑)、次回も見ていきますよ!!

・・・ところで、あの新キャラは何者?




♯06『明るい夜』 (20.11.8)


『今更だって分かってる。 でもオレは今、矢島に応えたくって仕方ないんだ…!!』
『……浩一がそうしたいって思うなら、それが正しいんじゃないかな』
『…え?』
『だって、一番大切なのは、今浩一がどうしたいか、でしょう? 
それに、矢島ならきっとこう言うよ。 <今更じゃない、今からでいい> って』



結局、人を好きになるということは、相手を肯定するってことに行き着くのかな。 理沙子が浩一に向けた言葉を聞いて、何となくそう思いました。 だって彼女の言葉は、矢島が浩一に贈った言葉と全く同じなんだもん。

『大切なのは、何をしたいかだ』
『せっかく手に入れた力だ、正しいことに使ってくれ』


矢島がそう願ったことを理沙子が聞いていたわけでもないのに、彼女の願いも矢島と一緒。 それはつまり、彼女と彼が、等しく浩一を大切に思っているからなんだよね。 浩一の望むとおりにして欲しいということは、間違ったことをしても許すという甘いことではなく、浩一ならきちんと「正さ」を見極められるんだという、もの凄く重く、だから尊い「信頼」の証。 それを受け止めた上で、『矢島に応えたい』と言い切った浩一を、初めてカッコイイと思いました。

私は最初に、コンプレックスにゆがめられた浩一の姿を見ちゃったから気づかなかったけど、理沙子や矢島が「おまえはそんな奴じゃない!!」と言い続けた理由が、少し分かった気がします。


サブタイトルが『明るい夜』なのは、浩一の中にやっと、感謝とか自信とか希望とかの灯火が、小さく宿ったからなのかもしれません。


で!!
めちゃめちゃカッコ良かったラスト5分弱以外は、一体何だったのでしょう…?(笑)あれ? いつの間にこんな学園ラブコメちっくな展開になったんだっけ?先週までめっちゃシリアスじゃなかったっけ? と、チャンネル間違えたかと思うくらいでした。 社長は明らかに盗撮だし(でも、グッジョブだ!!・笑)、森次さんは「あんたこそなんでやねん!!」って感じだったし(中村さんの演技がまた素晴らしい)。 


そんな中でもとにかく、お互い気にしあう浩一と城崎さんが最高にいい感じで、私のラブコメ脳が刺激されっぱなしでした(笑)。
 『彼が少しでも成長し始めているなら、私も頑張らなくちゃ』
と憎まれ役も辞さない覚悟を新たにする城崎さんも。
『くっそぅ、これ以上カッコ悪いとこ、見せたくないよな!!』
と地に足をつけて決意する浩一も。 どっちも可愛いじゃないですかw あそこまではっちゃけた展開にしなくて良いので、今後もこの二人の意識しあう様子を見れたら嬉しいです。


来週は浩一、加藤総司令と直接対決、なのでしょうかっ!? めちゃめちゃ矢島の仇ですよ。 どうする、浩一っ!? 私としては、今週は聞けなかった福山ボイスが堪能できれば幸せですー(笑)。








『鉄のラインバレル』の感想/♯05『明日への道標』 (20.11.1)


『正義の味方になってください。 今度こそ間違えずに、正義の味方に、なってください…!! 』
『・・・あぁ!! 』



JUDAの社長が語る世界の事どころか、「自分」自身のことでさえ何にも分かっていなかった早瀬浩一というただの少年が、「自分は何も分かってなかったんだ」ということを理解した第5話。

どうしたら良いのか。 何をしたら良いのか。 
そんなもの、ちゃんと分かってたら、こんなにいつも苦しくない。

そういう「自分」を認める、たったそれだけのことがこんなにも辛いっていう今までの浩一の姿は、認めたくないけど、割りと誰もが感じたことがある想いなんじゃないかと思います。 少なくとも、私にはあった。 あそこまで酷くないだけで(笑)。 でも、酷くない分、必死でもなかった気がする。 浩一は、必死だったんだろうな。 なりふり構ってられないほどに、多分。


だから、たとえ何も分かっていなくても、『大切なのは何をしたいかだ』という第4話の矢島の言葉通りに浩一が「誰かを助けること」を選択した場面は、なかなかに熱くて良かったです。

サブタイトルが示す『明日への道標』が、『今度こそ間違わずに正義の味方になってください』という城崎さんの願いあることに間違いなくて、それが矢島の『せっかく手に入れた力だ、正しいことに使ってくれ』という祈りにも通じてて。 誰の願いも無駄にならず、まっすぐ浩一に届いたことが嬉しい。


期待することは、期待する側の我が儘でしかない、と私は思ってます。 期待に応えてくれるかは、期待された側の我が儘で良い、とも思ってます。 でも、だからこそ、期待をかける人は自分で選びたい。 この人だって思える人を、信じたい。 浩一が、城崎さんたちにとってのそういう人になれると良い。 そう思いました。 


さて。 相変わらずコメディとシリアスが交互に挿入されるので、たまにテンションについていけないことがあります(笑)。 特に社長さんが絡むと余計そんな感じ。 この人、食え無さそうだし裏ありそうだし…しずなちゃんの股間攻撃にも黙殺だったしね(笑)。 しずなちゃんたちのマキナをゲシゲシと叩く敵さんの地道な攻撃にもびっくりしたけど(笑)、とりあえずラインバレルが強すぎますね。 今後限界が来るって言われてたけど、今のレベルではとてもそんな風には見えないんですけど。 いやぁ、加藤機関の総司令さんに頑張ってもらわないといけませんね。 


総司令は、ラインバレルのことだけではなく、浩一のことも高く評価してるみたいだけど、何故? 多分JUDAの社長より、彼に期待してるよね? 社長は、ラインバレルのファクターに相応しくなくなったら殺すまで、みたいな感じ。
でも総司令は、『今後の成長が楽しみだ』って言ってる。 それに、マキナは異世界から来た、っていう社長の説明を浩一があっさり聞き流してたけど、「異世界」の存在はあそこでは周知の事実なの?とか、またもやいろんな疑問が頭をもたげてきました。


思ってたよりも『ラインバレル』、楽しめてますw あ、もちろん今回の裏ベストシーンは、恥らう城崎さんで決まりっ!!(笑) そうか、やっぱりあれ、恥ずかしかったのか…!!(笑)


以上!!



『鉄のラインバレル』の感想/♯04 (20.10.25)


『 大切なのは、どうすれば良いか、じゃない・・・』
『 ・・・え? 』
『 おまえが、どうしたいか、だ 』



うわぁ…何だかちょっと泣いてしまいました。 後半の浩一と矢島の展開が、痛々しく、温かく、でもやっぱり哀しくて。 感情がいっぱいになったところでEDの真綾さんの声。 これにやられました。 何だろう、いろんな感情を包み込むような声、なんですよね。

『きみのさよならは静かで、少し永遠に似ている』

という歌詞とか、めちゃめちゃ第4話の世界観だった気がします。 面白かった…!! それにしても、10/20のふろく日記でも書いたけど、公式サイトのキャラクター一覧に矢島くんの名前がないことを危惧していたら、本当にそんな展開になっちゃったよ…びっくりです。


先週の感想で、「浩一の自己顕示欲を否定できるのは、それを乗り越えた人しかできない」ということを書いたけれども、そのままのことを矢島がしてくれたんじゃないかと思います。 矢島が長年浩一を守ってきたのは、きっとただ、『矢島がそうしたかったから』なのでしょう。 理沙子に良いところ見せたいだけで、そんな面倒くさいこと何年もやらないよ。 それに、身を挺してまで助けないよ。 浩一を守ることは、矢島にはあたりまえのことだっただけ。


カッコ悪いところも含めて、自分なんだ。
そんな自分に憧れてくれる人も、ちゃんといるんだ。
だったら、自分がなりたい「自分」にならないといけないんだ。


『 せっかく手に入れた力だ。 正しいことに使ってくれ 』 という矢島の願いが、『 オレはアイツを、殺したいっ!! 』と、今は怒りと悲しみに沈んでいる浩一の心にまで届けばいいのにな…。

それにしても、ラインバレルは浩一とすっかり同調したみたいだけど、何でなんだろう? 命を預かった運命共同体だから? それとも、浩一に何かあるのかなぁ…。 っていうか、ラインバレルって何なのかなぁ!!(根本的疑問!!)

それに、
城崎さんは異世界から来たんですか? とか、
それを他の人は何で普通に知ってるんですか? とか、
向こうの世界で何があったんですか? とか、
何で加藤機関っていう地味な名前なんですか?(笑) とか、
疑問を書き始めたらキリがありません。 


とりあえずは、浩一から貰った服を棄てられなかった城崎さん(可愛いっ!!)に注目しつつ、見続けたいと思いますw





『鉄のラインバレル』の感想/♯03『蒼の戦慄』 (20.10.20)


『 あなた……最低です!! 』 (城崎絵美)


という訳で、やっと城崎さんの心の底からの侮蔑を聞けました。 やばい、かなりグッと来ましたこの台詞(笑)。 イイなぁ城崎さんw ・・・と、ちょっと変態ちっくな感想は置いといて(ぇー)、後半の怒涛の展開がかなり面白かったので、満足してますw


浩一の家で繰り広げられた、城崎vs理沙子の女の子対決が可愛かったですねー。 紅茶とワカメを間違えるか!? うん、間違えるよね!! と思わず全肯定したくなるほど愛らしい(笑)城崎さんに対して、理沙子たちの、

『な、何なの? あの子何っ!? 何で失敗したのまで可愛く見えちゃうのっ!!??』
『理沙子ちゃんも可愛く失敗してアピールだよっ!!』


と無邪気な様子も良いですね。 え、何そのミラクルに適当なアドバイス!? と大笑いさせてもらいました。 しかも理沙子、実行するな(笑)。 いっぱいいっぱいな様子は見てて可愛かったです。


でも、理沙子の浩一への想いは、恋なの? 正直、今まで描かれてきた「早瀬浩一」という少年に、恋心を抱くような要素を感じることは出来ません。 彼らしか知らない何かがあったのだと信じたいけど、一番怖いのは、理沙子の想いが庇護欲からくるものなんじゃないか、ということ。 もしそうなら、それは恋じゃない。 正義を求める浩一と同様、心理システムが齎す幻想なんだよ?


誰だってきっと、誰かに「いいところ」を見せたいんですよね。 浩一の現状は酷すぎるけど、その気持ちを否定することは、乗り越えた人しかしてはいけないこと。 理沙子は、浩一にとってその助言をあげることが出来るかな。 頑張って、自分の気持ちと向き合って欲しいですw


一方、新キャラのグラハムさん森次さん。 彼のマキナが、ツバサのように機体を拡げる演出が、めっちゃカッコ良かった!! CG演出苦手だけど、あれは素敵でしたねー。 っていうか、あれを表現するためのCGか!?と言いたいくらい。 ラインバレルを切りつけまくるシーンは、まるで血肉が飛び散っているようで見てて怖かったけどね。 鬼気迫るものがありました。 異様に直りの早いラインバレルは、やはり特殊なようです。


『あなたはただ、自分の力を誇示したいだけなんですか!? 私たちは…』
『うるさいっ!! おまえは黙ってオレに守られてりゃいいんだよ!!』


自分に力を与え、認めてくれた(ハズ)の城崎さんを、一番嫌悪してきた「ただ守られるだけの自分」と同じように扱ってしまった浩一。 それだけは、してはいけない事だったはずなのに…。 浩一が「正義の味方」を目指すのなら、それはいいことなんだと思う。 願う心は、力になるから。
でも、彼が目指す「正義の味方」というものが、第二の早瀬浩一を生んでしまうようなものなら、それは彼の正義に価値がないことと同じになってしまうんじゃないの?


最低です、という言葉に込められた想いに、浩一は気づけるのか。 底辺を見た主人公は、あとは登り始めるだけだと思うんだけど…。 どうやらそうは問屋が卸さねぇ!!っていうのがこの作品みたいで、予告の浩一のナレーションがまたイタかった(笑)。 ホント、どうやって彼を導いていきたいのか、スタッフさんの手腕に期待大、です。




『鉄のラインバレル』の感想/♯02『疾走する正義』


『 いいか、正義はオレなんだ!! オレ以外のお前らは全て悪だっ!!
 だから全員まとめて、オレの正義が討つっ!! 』
(早瀬浩一)



前回の予告で、『あなた、最低です!!』と言ってたから、今回浩一が木崎さんにそう罵られるときめきシーン(笑)があるのかと思ったら、あれが予告の決め台詞なんですね、すっごいネガティブ!!(笑) ちょっと良いなw(ぇー


要するに、浩一のうざうざしさ(註・「うじうじ」と「うざい」のキメラ語・笑)っていうのが作品の狙いということで、読者に一切媚びずに「嫌度」を上げ続ける主人公とスタッフの心意気はむしろ熱い!!
これ、どこに主人公を導きたいんだろう…。 っていうか、どうやって導くんだろう…? 作品が目指す終着点というものに、もの凄く興味があります。 普通なら最後まで見届けるどころか、見放されそうな作り方なんですよね。


自分の力と信念で「正義」を行うことが出来ないまま命を終えてしまった浩一が、ラインバレルという圧倒的な力と、鍵となる少女を手に入れたことで振りかざす「正義」。 今のままでは「正義」が「言い訳」になってしまっているんですよね。 いじめっ子をのすシーンなんかは、嫌になるほど典型的でした。 そんなんで勝って満たされるプライドなんか、棄てちゃえば良いのに。
過剰なまでの自己防衛心と顕示欲が、私にはちょっと悲しいくらいです。

『オレを殺してくれて、ありがとう』

これ、親の両目をしっかり見て言ってみなよ!! と言いたい。 ラインバレルとの運命を示すその瞳を、人に向けてちゃんと見てみなよ!! 彼が自分の力と信念をもって「正義」を行える日がくることを望むばかりです。

今後、どういうきっかけで浩一の精神構造が変化していくのかなぁ。 せっかくボーイミーツガール的な導入から始まってるんだから、やっぱり好きな女の子のために変わって欲しいなぁw あ、個人的に、木崎さんの入浴シーンにドキドキでした(笑・何故!!)。 そして、浩一の入浴シーンは全然いらないと思います。 そういえば、お腹に傷って残ってたんでしたっけ。 見逃したわ。 

ところで。 相変わらずロボット(マキナとかアルマとか呼ばれてますね。 違いは何?)がキュルキュルと動くCG加減に苦労しながら見ていました。 早くてどの機体が動いてんのかよく分からないのですよ…(泣)。 でも、静止画で見るラインバレルは超カッコイイ!!
福山さんの美声wが麗しい加藤機関の加藤氏が、
『ラインバレルは特別、世界を変える最高のマキナ。  俺たちの目的を遂げるのに必要だ。』
と仰ってましたが、まだラインバレルの謎が全然見えてこないんですよね。 っていうか、マキナを巡ってJUDAと加藤機関が対立している、っていう最小限の構図しか見えない。 それぞれの目的もそうだし、もちろん木崎さんの目的も分からない。

ただ、加藤機関のなんとか君が、
『何の努力もしないで力を手に入れるなんて、つくづくムカツク存在だぜ、ファクターってやつはよぉ!!』

と、それが真実ならまったくもってその通りだよね、って理論を述べてたので、「ファクター」の在り方を肯定するJUDAとの思想的な違いっていのが大きいのかな?という予想。 目的は…意外とJUDA側の方が悪寄りだったりしたら面白いですね。 だって、JUDAのボスって、『スクライド』のボスに顔が似てるし!!(笑) そんなんだったら面白いですねーw

いずれにしろ、底辺を迷走する主人公に、来週も期待です!!

・17話以降の感想はこちら ⇒『鉄のラインバレル』感想・3 
・17話までの感想はこちら ⇒『鉄のラインバレル』感想・2




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