『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン』の感想/♯07『再会と離別と』

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1 (Blu-ray Disc)

企画:サンライズ/原作:矢立肇・富野由悠季/監督:水島精二/シリーズ構成:黒田洋介

ガンダムを全く知らない、雑誌での予習もしてない管理人の、素人目線感想です。 台詞から全体の流れを見てみよう、という感じで書き連ねてます。

⇒『機動戦士ガンダム00』 感想一覧はこちら

♯07『再会と離別と』


『・・・ピーリス・・・』 (セルゲイ・スミルノフ)


もう、大号泣っ!! 
このセルゲイさんの万感篭った名呼びを思い出すだけで、今も泣けます。 ソーマ・ピーリスという少女の存在そのものと、セルゲイの娘になりたいと願いつつも『ピーリスの名を棄てたくない』と言っていた気持ちを全部、大佐が大事にしてくれたことが伝わってきた名シーン。 本人の前では敢えて『中尉』と呼び続けたのも優しい。 優しすぎます。


『それから、私の中のソーマ・ピーリスがこう言ってます。 「あなたの娘になりたかった」と…』 (マリー・パーファシー)
『そうか…その言葉だけで充分だ』 (セルゲイ・スミルノフ)
『…大佐っ!!』
『生きてくれ。 生き続けてくれ。 …彼と、幸せにな』


形式上の「親子」にはなれなかったけど、誰よりも「父と娘」だった。 誰よりも「父と娘」になろうとしていた。 その想いが、絆が、何よりも尊い。
サブタイトルの「離別」のほとんどがこの二人にかかっているのは明白だけど、他の人たちの肉親的な絆というものが、暴力という不可抗力のなかで失われた。 それに対し、彼らは互いの幸せを祈りながら敢えて離別を選んだという点が、とても清廉で前向きで、恵まれたのもなのかもしれません。 二人の絆は失われたのではないことが、二人の力になることを祈っています。


『良いんだ、マリー。 君が幸せでいてくれるなら。 …撃ってください』 (アレルヤ・ハプティズム)

それにしても、セルゲイさんが大事なソーマさんをアレルヤに託すことを許した背景に、第1期の定軌道ステーションの救出劇がある、という伏線が見事。 確かにあれからずっとアレルヤを気にする場面は挿入されてたけど、あの時アレルヤが多数の「命」を救ったことと、今回自分の身を省みずマリーの「命」を優先させたという事実が、大佐の『生き続けてくれ』という願いと矛盾しないという熱さが素晴らしい。 いつだって誰だって、大事な人に抱く願いというのは同じなんだろな。 マリーとソーマに贈られた幸せへの願いに、どこまでも感動でした。


今回セルゲイさんが仰った、『生き続けてくれ』が『幸せに』と同意語であること、スメラギさんの願いが大切な人を守ること、アレルヤの無事をCB全員が笑顔で喜べたこと。 様々なことから『ガンダム00』が描く幸せが生命賛歌なんだということは鑑みれるけど、そういう意味で、


『あなたのおかげで、私は生きていることに感謝出来たの。 そんなあなたを、この目で見つめることができる。 話すことも、触れることだって。 …こんな時が訪れるなんて!!』 (マリー・パーファシー)
『マリー…』 (アレルヤ・ハプティズム)
『神よ、感謝します。 …アレルヤ』


というマリーの心の美しさったらないです…!! 確かめるように見つめ合い手を取り合うことが、「生」への実感と感謝に至る感情の流れの美しさったらないです!! ♯04の感想で、「人は生きていることに感謝し、どう生きるかと足掻く生き物だという強いメッセージが素敵です。」と書いたけど、今回その想いが補強された感じ。 ラスト、さっそくのキスで生の実感を深め合うあたりがまた素敵です(笑。いや、そんな小難しいことじゃないと思うーw)。 そういう意味では冒頭の、


『撃てなかったか…。 いいさ、それで』 (イアン・ヴァスティ)

という、引き鉄を引けなかった沙慈への赦しが、また深いなと。 自分の行いを悔い、敵を憎み、戦いを嫌厭しても、引き鉄を引ける人ばかりではない。 それはとても正しいことだと思うのです。 沙慈は逃げたのではなく、人を殺さない道を選んだんだろうな。 沙慈には今後も、ずっとその道を貫いて欲しいです。 ルイスのように、憎しみを戦いの糧にするのは、やっぱり哀しいので…。


・『ありがとう、こんな僕に生きがいをくれて』 (アレルヤ・ハプティズム)
・『そんな、アザディスタンが…!!』 (マリナ・イスマイール)


♯04で書いたような「戦う理由」を一人全うしてしまったアレルヤが、今後どのような行動に出るのか、そして「戦う理由」をまだ得ていなかったマリナ様が、彼女だけの「理由」を得るようになるのか。 その展開と、ティエリアに移った話の流れがめちゃめちゃ気になります!! 次回も楽しみw


●今日のあの人
『なんと、機体が万全ではないとは…。 ならば、斬る価値もないっ!!』

いや、敵を倒すんだから、一般的な価値はあると思うけど…(笑)。
完全にミスター・ブシドーの「価値」とアロウズの「価値」がかけ離れていることが繰り返し描かれているんだけど、それってセルゲイさんが軍を欺いてソーマさんを逃がしたこととも通じていて、更に言うと、マイスターが全員バラバラの意思で戦いに参戦していることにも通じるんだよね。 そういう自由意志の象徴として、ミスター・ブシドーという存在が描かれているような気がしてなりません。 っていうか、カッコ良すぎですから!!(笑)




・次回感想 ⇒♯08 『無垢なる歪み』 
・前回感想 ⇒♯06 『傷痕』

・感想一覧 ⇒『機動戦士ガンダム00』の感想
・公式サイト⇒『サンライズ 機動戦士ガンダム00』





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