『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の感想/TURN19 『裏切り』

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume05
バンダイビジュアル
発売日:2008-12-19


谷口悟朗(監督)/大河内一楼(脚本)
福山潤/ゆかな/櫻井孝宏/水島大宙

●TURN19 『裏切り』
トウキョウ租界に打ち込まれたフレイヤが齎した犠牲ははかりしれない。 ナナリーの捜索を命じるゼロを不審に思う藤堂らのもとに、シュナイゼル自身が外交特使として乗り込んでくる。 彼は惜しげもなくゼロの正体に関するカードを切り、黒の騎士団にゼロの身柄を要求してくる。 仲間からの裏切りにより孤立したルルーシュ。 死を覚悟したルルーシュを救ったのは…。


『…兄さんは…嘘つき、だから…』
『え…?』
『嘘、だよね? 僕を殺そうとしたなんて…僕が、嫌い、なんて…』
『…そうか。 すっかり見抜かれているな。 さすがは俺の弟だ』
『…そう、だよ? 僕は、兄さんのことなら…何でも、分かる…んだ…』
『あぁ、そうだよ。 お前の兄は、嘘つきなんだ…』



『兄さんは、嘘つき』。 ロロが言ったその言葉こそが、ロロがルルーシュにあげた、優しい嘘なんだと思う。 死のうと思ったルルーシュに、生きていて欲しいと願ったロロの、優しい「裏切り」なんだと思う。 だってロロは誰よりも、ナナリーを愛するルルーシュの姿を知っているから。 どれほどナナリーを取り戻したかったかを、知っているもの。 そのルルーシュに嘘はなくて、あるのは肉親(ナナリー)への愛情だけ。 ロロはその気持ちを知っているからこそ、ルルーシュの肉親への愛情が欲しかったんだよね。
 
ロロは、嘘で固められたルルーシュの本質を知る、数少ない人。 ナナリーと黒の騎士団を失ったルルーシュが生きる目的も失うことも、自分がこのまま死ねば、自分へ吐露した嫌悪の言葉を悔いることも、だから分かったはず。 だからこそ、ロロは最期にルルーシュに、また『嘘つき』の仮面をかけてあげたんだと思う。 ロロに自分の嫌悪を、黒の騎士団に自分の素顔を、それぞれに秘匿を打ち明けたルルーシュは、思った以上に優しく、脆かったから。 だから、立ち直るために。 『そうだよ、嘘つきなんだ』と笑う気力を与えるために。 あとは多分、最期にルルーシュの笑顔を、見るために。 

何度も言うけど、私はロロが大好きでした。 ので、このラストは泣いたぁ……。 第1期でシャーリーにギアスをかけた時が号泣度潤・だったけど、抜いたかもしれません。 今思い出しても泣けて仕方ない。 『ボロ雑巾のように捨ててやる!!』と吐き出したルルーシュが、その相手から、最大級の愛情を持って救われた「命」。 奇しくもブリタニアの吸血鬼がゼロに突きつけた「大事なもの」の解と一緒ですね。 予告で、「いつも後になって気づく」と自戒してたけど、ホントそうだよ。 もうそろそろ、自分を大切にすることを、思い知って、ね。

『ありがとう、ロロ。 お前が繋いだこの命。 俺にはまだ、為さねばならないことがあったんだよね。 …そう、俺には!!』

ずっとルルーシュの意思を尊重してきたロロ・ランペルージが、初めて自分の「意志」を貫いた「裏切り」も、やっぱりルルーシュ・ランペルージの為だった、ていうのが、もうホント切ない。 でも、これ以上の熱はない!! そう思わせてくれる「想いの力」でした。



…何かもう、これだけでもいい気がしてきたな、感想書くの(笑)。 とりあえず、録画で見返すと、途中のCMで陽気にゲームのナレーションをしてるルルとロロが悲しすぎます!!(笑) やめてよ、もうホント…悲しすぎてゲーム買っちゃったらどーしてくれんのさ!?(ぇー。


ルルーシュ的な展開としては、第1期のブラックリベリオンとの対比。 あの時、ナナリーのために黒の騎士団と日本を裏切ったゼロが、今度はそれらから裏切られる。 あの時はC.C.に救われ、今回はロロに守られる。

スザク的な展開としては、『せめて哀しみとともに』で、自分の意思ではないのにユフィを死なせた時のルルーシュとの対比。 ナナリーを自分の手で失ったスザクの呆然とした表情も怖かったけど、ラスト、大丈夫かな? あ、あと、自分の意思を貫いたロロとの対比、ともなりますね。 さて、どうなるのかな。



・秘匿の打ち明け
『…まだ気づかないのか!? 俺はお前が嫌いなんだよ、大嫌いなんだよ!! 何度も殺そうとして、ただ殺し損ねただけだっ!!』
『…兄、さん…?』

スザクと神社で対峙したときも、これくらい全部、責任とか建前とか全部取っ払って、本心を言えたら良かったのにね。 ロロはある意味、ルルーシュから隠さない「真実」を吐露された、貴重な存在ですね。 普段は鉄壁なルルの壁が取り払われたことを考えると、もしかしたら、ルルーシュが無意識に感じていた「兄弟」としての甘えっていう感情が、あったのかもしれない。


『神聖ブリタニア帝国、元第十一皇子、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。 私がもっとも愛し、畏れた男です』
え、この仕打ちってもしかして愛情の裏返しっ!? ルルは意外と初心だから、裏返った愛情には絶対に気づかないよ!!(笑)  …まぁ前半は冗談だけど、この打ち明けは効果的ですよねー。 でも、ルルのように真っ直ぐにはせず、あくまでも篭絡に持っていくあたりが怖いところであり、分かりやすいところかもしれない。 ルルとスザクの和解を邪魔し、ルルを孤立させるその手腕こそが、もしかしたらブリタニア皇帝の掌の上かもしれないですよね。


『……カレン。 君は、生きろ』
『…え?』

学園の屋上でルルーシュが誓った、取り戻したい場所。 そこに、カレンは無条件で居たんだよね。 カレンの抱く想いの種類とは違うかもしれないけど、ルルにとってカレンは、とても大切な存在。 この言葉が、彼女の耳に届いて良かった。 


・役者?それとも、知らない?
『私とて、彼のギアスに操られていないという保障はどこにもない。 そう考えると、とても恐ろしい…』
こらこら役者なんだから!! とツッコミそうになったんだけど、ん?もしかして、「ギアス」をどうやって「使う」のかまでは、シュナイゼルは知らないって事、なのかな? ギアスの存在は知られても、使い方が分からなければ、ルルに好機はあるってことかも。


・ある意味スゴイ
『畜生っ!! ゼロの野郎、よくも……畜生ーっ!!』
俺のゼロ、俺の親友、などから一気に「野郎」扱いに急降下(笑)。 いやでも、玉城に言われたくない…(笑)。


・一番和んだ!!
『ご主人様、ふ、服を脱いでください。 私、ガンバってみますから』
『はぁ!? 何やってたのよ、あんた達っ。 私が捕まってる間に…!!』
『ち、違うっ。 このC.C.は、その…。 …記憶を、失ってるんだ…』

どんなシリアスな状況でも、女性問題(笑)が持ち上がるルルーシュはやっぱりスゴイ。 C.C.のガンバる姿を、本気で見たかったです。 左手の薬指のバンソーコ、嬉しかったんだろうなって思うと、もう愛しくて愛しくてw こういう気持ちがあるのならば、ルルーシュが『手の届かないところ』に負った傷に「手が届く」のは、やっぱりこの子だと思うのですよ。


・私が、愛しくなる
『絶対守護領域の計算が、こんなに大変だなんて…。 へへ、やっぱりスゴイや、僕の兄さんは』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
泣く・・・。



・次回感想 ⇒TURN20 『皇帝 失格』 
・前回感想 ⇒TURN18 『第二次 東京 決戦』 
・シリーズ感想一覧 ⇒『コードギアス 反逆のルルーシュR2』感想一覧
・公式サイト ⇒『コードギアス 反逆のルルーシュR2』公式サイト


CDはどれも気になる!!
   

   





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