アニメ『図書館戦争』の感想/状況一二『図書館ハ誰ガタメニ』


●状況一二『図書館ハ誰ガタメニ』
県展の警備で良化隊に死傷者が出たことで、検閲に対抗する図書館への批判が噴出。 図書隊も玄田と堂上が重症を負ったことで、稲嶺司令は、茨城図書館の弱体が図書隊に危険をもたらしたと判断。 自らの責任を取る決意をする。 一方、堂上の看病を続ける郁は、どうしても世論に納得することが出来ない。 苦難の中で見つけた、郁の大切なものとは…!!


『高校時代の憧れの王子様じゃなくて、今、目の前にいる、あなたが好きです!!』
よく言った!!(笑)


<感想>
ひとつ、これだけは、絶対に誓う。

『検閲は、国が決めたルールだ。 それに従わない図書隊が悪い』
『検閲に逆らうな!』


こんな事を言う人間には、私は絶対にならない。 私が今読んでいる本、見ているテレビ。 そしてまさにこの『図書館戦争』が、検閲という暴力によって奪われていい理由なんか、どこにもないんだ。 たとえ郁と同じ世界(検閲が認められた世界)にもしなったとしても、それが当たり前のことなんだと思うような人間にはなりませんですよ!! 稲嶺司令のカミツレに誓います。


そのカミツレ。 
『あたしたちは、絶対に負けません! 守るべきものを、守り通します!』

この作品がOPでもEDでも作中でも至るところで描いてきた、この花が秘める『苦難の中の力』という言葉が、まさに最終話そのものとなっていました。 逆風の中にたたされた「図書館」という組織も、重症と戦った玄田と堂上も、彼らを失うかもしれない危機に瀕した図書隊も、それから、「冷静さ」という本来の性格とかけはなれた自分を、ここぞという場面で要求された郁も。 誰もがその中できちんと戦い、何かを得ていたことがとてつもなく良かった。
 

正直、最終話をあまく見てました、私。 展開としてのクライマックスは前回のラスト部分だと思ってたのです。 確かにドラマとしてのクライマックスは前回だったかもしれないけれど、『図書館戦争』という作品が訴えてきた思想的な表現を、「これでもかっ!!」という勢いで描ききったアニメ版は、そりゃー凄いぜ!!というのが今の心境。 完敗だっ!!


…まぁ、あの、カミツレデートが見たくて見たくて仕方なかったので、なかったのは非常に残念なんですけどもっ(笑)。 それは本当の本音だから敢えて書く。 そこだけが、残念だっ!!(笑) でもその部分は弓版コミック(⇒感想)に期待することにします。 私は、アニメはアニメの良いところを楽しんだもんねーw



●郁ちゃんと堂上教官
堂上教官の症状については、想像以上に酷くてびっくりでした。 そんな無表情な教官、見たくないっ!! 郁ちゃんの言動に、怒って、途惑って、許して、そして笑ってくれた教官のあの状態は、彼女にとってかなりキツかったと思います。 好きな人なら、なお更だよね。 でも、辛抱強く通い続ける姿は、いっそカッコ良かったな!! だからこそ、

『・・・・・・何で泣いてる…』
『何でも、ないです。 私の、一番大切なものが、今戻ってきたから…!!』


このシーンの嬉しいことっ!! 堂上教官が意識を取り戻す時は、郁ちゃんの頭を撫でる必要がある時だと思ってたので、嬉しくて仕方ないですw いやもうホントに郁ちゃんのこと大好きだな、教官っ!!(笑)。
・・・・・・で、あのハプニングは公衆の面前で行われちゃったんでしょうか(笑)。 描かれたなったけど、デートはちゃんとしたんですね。 っていうかその写真だれが撮ったんだ…(笑)。


●稲嶺司令のこと
『図書館戦争』で誰が好きっていったらそりゃもう堂上教官だけど(笑。みんな知ってるって)、同じくらい好きなのが稲嶺司令。 作中の人物にここまで尊敬の念を抱くっていうのは自分的にも珍しいけれど、

『人間にとって、表現とそれを感受する自由は、生まれながらにして与えられる不可欠な権利です。それを脅かすものとの戦いに、みなさんが微塵も怯む必要はありません』

この信念を抱いて生きてきた人を尊敬せずにはいられません!! こういう人の下で働ける幸せは他にないだろうと、私は本気で思う。 けれど同時に、稲嶺司令の勇退が、「図書隊なんてやめちまえ!」という罵声のなかで行われたことが、もの凄く象徴的でした。
 
『やはり、私は業が深かったね。 しかし、多くの理解者もまた、得たかな』

という言葉が、もの凄く胸に迫りました。 あの中で、誰一人として罵声に耳をかがず、敬礼をする図書隊の姿は、稲嶺司令にとって何よりの宝だったはず。 原作の凄烈までのな勇退シーンは何度読んでも泣いてしまうのだけど、アニメ版はもっと泥臭いというか、清濁併せ持つ「図書館」という存在を描いた上での勇退。 カッコよかったです!! (泣っ) 稲嶺司令がカミツレに込めた想いは、確実に広がっていってますよ。


●小牧さんとか柴崎とか手塚とか玄田さんとか。
最終話は、サブタイトルどおり「図書館」としての在り方がメインになったので、あまり出番がなかったのだけど、皆あっての図書隊でした。 大好き!!

『なんか、あいつのために出来ることないかなって考えたんだ。 俺もね』(小牧)
この、「本の読み聞かせ」というセレクトがもの凄く小牧さんぽい!!(笑) 堂上教官の睡眠学習深層心理に訴える意味もあったと思う。 繊細かつ同僚への思いが伺える、好きなシーンですw

『でも、言いたいこと言ってくれて、すっとした!!(ニッコリw)』(柴崎)
この「すっとした!」の演技が、聴いてた私もすっとする素晴らしい一言だったと思いますw 柴崎はやっぱり素敵だ。 是非図書基地司令を目指してくださいー(この話を稲嶺司令がどこから小耳に挟んだのかが気になる…笑)。 

『他にすることないか? 俺、今日非番だから…う、痛っ、柴崎、お前、ちょっと…!!』(手塚)
空気読めない可愛さ爆発でした(笑)。 完全に尻に叱れるタイプですね。 

『勘弁しろ。 お前に泣かれるのは苦手だ』(玄田)
『無茶した罰だと思って、見てなさい!』(折口)

60歳を過ぎても…のくだりは、無かったか(残念)。 何ていうか、想い合いながらも別の手段で生きるこの二人を見ていると、郁ちゃんと堂上教官のように同じ道を進める二人は幸せなんだなと思います。 だからといって玄田と折口さんが幸せじゃないわけじゃない。 この二人には、二人にしか作れない幸せを作り上げているのでしょう。


<関連記事>
・前回感想 ⇒アニメ『図書館戦争』の感想/状況一一『死闘!茨城県展警備』

・マンガ版感想 ⇒『図書館戦争 LOVE&WAR』の感想
・原作版感想  ⇒『図書館戦争』の感想
          ⇒『図書館内乱』の感想

・公式サイト ⇒『図書館戦争』公式サイト


 

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