アニメ『図書館戦争』の感想/状況〇八『策動セシハ手塚慧』

図書館戦争 【初回限定生産版】 第三巻

図書館戦争 【初回限定生産版】 第三巻


角川エンタテインメント
井上麻里奈・前野智昭・石田彰・鈴木達央
沢城みゆき・鈴森勘司・佐藤晴男・田中理恵
浜名孝行(監督)
第三巻には、テレビ未放映の『恋ノ障害』が収録されるそうな! ちなみに予約は26%引きw



『何十年か後の自由のために、今ある自由を棄てろとか、あたし、言えません!』



●状況〇八『策動セシハ手塚慧』
図書館内の二大派閥、原則派と行政派。 砂川の証言から、図書の廃棄に関わったとして行政派からの査問を受ける郁だが、原則派の弱体化を狙う査問は、想像以上に厳しいものだった。 これが実兄・慧の企みではないかと気づいた手塚は、その考えを堂上教官らに訴えるが、推測の域を出ずに手を打つことができない。 そんな折、手塚慧から郁への呼び出しがあって…!!


原作『図書館内乱』のラストエピソードの部分でした。 今回、ストーリーとしてもの凄くよく纏まってると思ったのは私だけではないはず!! 大胆な端折りが、神懸り的素晴らしさでした。 うわー、無理なく無駄なく、可愛くカッコよく、しかもラブコメ来たー!!(笑) というわけで、大満足でしたw


それにしても、査問の厳しさがよく表れていたと思います。 あんなだだっ広い空間のなかで、言葉尻をいちいち捉えるキモチワルイ会話が繰り広げられるなんて、これは郁ちゃんじゃなくてもキツイよ!! 直情O型人間(=私・笑)には特に!!と変に実感してしまいました。 大体O型ってこんな↓↓大雑把さですからね!

郁 ・『あの…査問会にこんなの(ヴォイスレコーダ)仕込んで、大丈夫なんですか?』
玄田・『何言っとる! たまたまお前が私物をポケットに入れたまま、間が悪く録音スイッチが入っただけだ』


いやぁん、相変わらず何て横暴で適当なっ!!(笑) 私物でもないし、たまたまでもなし、録音は故意なクセにー。 そんなところがO型・玄田三監の魅力ですけどねっ(世の中のO型さんすみません誇張ですから!)。


それにしても、査問のときといい手塚慧のときといい、郁ちゃんのピンチ!に迎えに来るのはやっぱり堂上なんですよね。 で今回、どっちのケースも制服で迎えに来てます。 それでも、前者(=査問時)はパリっとした制服で、「笠原、来い!」と呼びつけるだけ。 郁との距離感はあくまでも「仕事」のもの。 反面後者(=店)では、とりあえず見に纏った制服、しかも手を引っ張って奪還するという、堂上の至って「個人的」な距離感が描かれています

そこに至るまでに、堂上教官の中でも葛藤があったこともきちんと表現してある。
『これから先、キツくなる。 約束だ。 辛くなったら、必ず俺に言え』
と親身に心配してみたり、逆に
『研究会への勧誘を建前として笠原を呼び出したのなら、それを妨害する権利はない』
と、公私混同を招かないように自制しようと試みてみたり。 でも結局、
『俺が迎えに来たかったのは、俺の勝手だ!』
と失敗しちゃうあたりが、しかも「上官だからな」と言い訳しちゃうあたりが、とても愛しいんですけどねっ(笑)。 この辺、手塚慧が超イヤそうに語った、
『だから感覚派って苦手なんだよ』
に通じるんだと思います。 要するに、「約束」を守ろうと頑張った郁ちゃんと、そんな彼女を評価してしまう堂上は、やっぱりよく似てるってことなんだなーw


で、その辺の表現が凄く良いなーと思ってたら、あのラスト。 郁ちゃん的には驚愕のラストだったんだろうけど、私的には待ち望んだラストでした(笑)。 悩め悩めw 原作を読んだ時の脳内イメージもあんな風にコミカルな感じだったので、「そうそう、これが見たかった!」ってすっきりですw
ここで正体がバラされたことで、
『おまえが(後悔)していないなら、そいつも同じだ』
という台詞が、ぐぅっと効いてきますね! 要するに、郁の「王子様」である堂上も過去に査問を経験してたわけで、そのキツさを知った上で『後悔してない』と語る強さに、グッと惹かれました。


今回は、郁の査問と堂上との次第に近づく関係性を描いてましたが、その他にも目白押しでした。 とくに、柴崎がイイ。 疑いの目を向けられる郁を夕飯に誘うシーンの、『晩飯行こ』って台詞がまずイイです。 普段のお上品な感じとのギャップが、無駄に可愛い(笑)。

『笠原の問題よ! 他に何を護ろうって言うの!?』
前回、「だからアンタが大好きよ」と言ってくれた柴崎だから言える、とても素敵な台詞だと思います。 柴崎の中でも、郁ちゃんに対する感情の壁を乗り越えて、「友情」として大事に育みたい気持ちが強いのだろうな。 『あんたたち、あたしの逆鱗に触れたのよ』っていうのも、普段クールな彼女だから余計に「想い」が伝わってくる。 好きな台詞です。 もちろん、後男子寮に突撃してくる行動力も好きだっ!! 私服でカップラーメンな堂上教官を見せてくれてありがとう柴崎さんっ!!(笑)


それに対して、手塚は兄が絡むとヘタレ全開ですねw そんなところが可愛いポイントなんだけど、意外と本当に本気でヘタレでした(笑)。 っていうか、兄の仕打ちが酷すぎるのか。 郁ちゃんにまで自分のこと以上に本気で心配されてましたが、実はそれほどまでに兄から愛されてる幸せ者でもあるんですけどね。 
でも、そんな彼が兄へのコンプレックスを柴崎に打ち明けて、打ち解けていく終盤の流れは、とても自然で良かった。 それまでピリピリしてたのが、嘘みたい。 う~ん、やっぱりこの二人はどーにか上手くカップルになって欲しいです…w


一方、諸悪の根源と化している手塚慧氏ですが。
『良いんだよ。 弟のガールフレンドだから、ご馳走しなきゃ』
・・・って、うわ、悪そーっ!!(笑) どこの悪代官ですか!? 
検閲を巡って、良化委員と図書隊が武力抗争をしていることがまずオカシイ、というのが手塚兄の意見。 それはまったくもってその通りで、武力でしか解決できない問題では、本来無いはずなんですよね。 だからこそ、「検閲を駆逐できる現実的な構想」という彼の言葉は甘く響くんだろうな。 この辺、作中で作品が抱える矛盾を語ってあるバランス感もいいなーと思うのだけど、それ以上に郁ちゃんの明確な「拒否」がアッパレでしたw
手塚が『オレ、結構ブラコンなんだ』と柴崎に告白してるけど、ある意味コイツも相当なブラコン…(笑)
 

さて、「王子様」の正体が判明した郁ちゃんは、堂上教官に対して普通に接することが出来るのでしょーかw やっと来たラブコメ!!ってことで、どんどん恋に振り回されるようになって欲しいなw 次回はホンット楽しみ!!



<関連記事>
・次回感想 ⇒アニメ『図書館戦争』の感想/状況〇九『昇進試験、来タル』
・前回感想 ⇒アニメ『図書館戦争』の感想/状況〇七『恋ノ情報探索』

・マンガ版感想 ⇒『図書館戦争 LOVE&WAR』の感想
・原作版感想  ⇒『図書館戦争』の感想
          ⇒『図書館内乱』の感想

・公式サイト ⇒『図書館戦争』公式サイト




Loading...
Secret

☆Web拍手ボタン

押して頂くとりるがハリキリます(笑)

☆カテゴリ

☆サブカテゴリ (タグ)

 

☆最新コメント

☆リンク(おすすめサイト様)

☆アクセスカウンタ

QRコード

QRコード

RSSリンクの表示

アクセス解析

関連記事Loader

[猫カフェ]futaha

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

☆検索フォーム

☆購読予定一覧

☆アニメDVDの人気ランキング

☆更新日カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

09月 | 2017年10月 | 11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


☆オススメ