『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の感想/TURN7『棄てられた 仮面』

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01 (Blu-ray Disc)
バンダイビジュアル

福山 潤・水島大宙・櫻井孝宏
ゆかな・小清水亜美
谷口悟朗(監督)・大河内一楼(脚本)


●TURN7『棄てられた 仮面』
「ナナリーのための、ゼロ」という存在意義を失い、ルルーシュはただ、街を彷徨う。 必要のないギアスを乱用し、他人の心を支配しても、自分の気持ちを掴むことが出来ずにいた。 けれど、ルルーシュを心配するカレン、ロロ、そして生徒会のメンバーの言葉が、ルルーシュの心に優しく響く。 一方、黒の騎士団の艦に、スザクの軍が接近。 新たな理想を得たゼロは、仲間を救うことが出来るのか!?


<感想>
見終えた後は、何だかいろいろな感情が流れ込んできて、気づいたら泣いてました。 優しさとか淋しさとか痛みとか強さとか傲慢さとか。 そんなものが全て描かれていたけれど、でも一番は、ルルーシュが新たな道を選択したことへの敬意だった気がします。 本当に「棄てられた」のは「ゼロの仮面」ではなく、他人に対して頑なに被りつづけてきた「ルルーシュの仮面」だった。 そんなお話、だったと思います。


・ルルーシュとゼロ
『優しい世界は、こんな近くに…。 偽りの記憶に怪我されてもなお、透明なガラス色で、いつも、ずっと、ずっと…』
『そう、オレの戦いは、もうナナリーだけじゃないんだ』

前半のやさぐれっぷり(笑)が嘘のように、綺麗な感情の帰結を見せてくれました。 今回、本当に嬉しかったのは、ルルが「今」その事実に気づいてくれたこと。 第1期のシャーリーに、「失ってから気づくことってあるんですね」と言ったことに始まり、スザクもユフィもナナリーさえも失ったルルだけど、今度こそ、「失う前」に気づくことが出来て良かったなって。

みんなの支えで決意を新たにした後、黒の騎士団を救うために海岸で『急速潜行しろっ!!』って命じた時に仮面をつけていないことも、嬉しかったです。 初めて「ルルーシュ=ゼロ」になった気がするから。 そして立ち直ったルルーシュがめっちゃカッコ良くて、うっかり惚れそうになりました(笑)。 C.C.を敵に回す気はないんで諦めるけど、這い上がった時の顔が以前よりステキだっていうのは、更にステキなことだなって思いましたよw 


・ロロ
『何がいけないの? 幸せを望むことが。 誰も傷づけない。 今なら全てを無かったことに出来る。 大丈夫、僕だけはどこにも行かない。 ずっと、兄さんと一緒だから』
このシーンの、何て綺麗で繊細なこと…。 お互いの弱さを見せ合うような二人の切なさに胸が詰まりました。 ロロはルルーシュの目を自分に向けたくて、こんなことを言ったわけではないと思う。 複雑な感情はあるだろうけど、でも違うと思うのは、ロロが真っ直ぐにルルを見てるから。 信じて欲しいというより、自分がルルをきちんと見ているという事実を、受け止めて欲しかったんだと思います。 だから、立ち直ったゼロをヴィンセントに載せて、海上に向ったのではないでしょうか。 あれ、ブリタニア側に裏切ったのばれちゃうもん…? ルルが生徒会のメンバーに心を開いたように。 ロロへの「何か」が育つと良いんだけどな。


・C.C.と仮面
『私にとってはアイツが生きていることが重要だ』
ゼロの仮面をボールのように扱いながら、「誰か」と会話をするC.C.。 第1期ではよく見かけたけど、今期では初めて出たかな? マリアンヌって呼びかけてますけど、ルルのお母さんもその名前ですね。 C.C.の本名もマリアンヌだと私は思ってるんですけど(お)。 それはともかく、
『重いぞ、その仮面は。 ニッポン人だけではない、世界を背負う自信がなければ』
カレンにそう語っている割には、自分はポンポン投げてるのは何故なんだろう?って、ふと思いました。 つまり、彼女には世界を背負う自信なり理由があるってこと? それとも、「世界を背負う」ルルーシュと一緒に生きる自信、かなぁ。 いずれにしろ、ルルと生きることに対して迷いのない彼女の強さを見せ付けられた気がしました。


・カレン
『・・・・・・ダメっ!!』
とルルを叩くシーンが、とにかく可愛かったですw だって、てっきり「イヤ!!」って拒絶すると思ってたのに、違ったから。 そうか、イヤじゃないのかって(笑)。 ところでこのシーンで遊馬と野明ちゃんを思い出したってのはナイショ(笑。分かるか?)。
『私たちに夢を見せた責任があるでしょ!?』
というのは、以前ルルーシュが藤堂を黒の騎士団に誘った時の言葉と、全く一緒ですね。 「あの奇蹟があるから、日本人は諦められない」という事実がそのまま、ルルーシュの身に帰ってきたわけです。 ルルに「自覚」を促したカレンさんだけど、彼女自身もゼロが必要だと再自覚した場面でもあったと思います。



・ナナリー
『世界は嘘をついておる』(皇帝)
皇帝の語る「世界」は、ナナリーが目指す「優しい世界」とは正反対のもの。 誰もが平等なんて有り得ないブリタニアのなかで、あとでナナリーが語る「行政特区日本」がいかに特殊な考えなのかが最初に明示されていた、という演出の妙が素敵でした。
 
『わたくしは、お兄様に見られて恥ずかしくない選択をしたいのです』(ナナリー)
そして、皇帝に対して「特区」への想いを「恥ずかしくない選択」と語るナナリーが熱かったです。 だってそれは、皇帝の考えへの全否定と言えるのだから。 ルルーシュに完全に庇護されていたナナリーだからこそ、護る側とか護られる側とかじゃなく、「平等」を考えられるのかもしれません。 ルルーシュは、そこには気づけなかったですもんね。 
しかも、多分ナナリーはこの段階で「お兄様」が「ゼロ」だと理解してるはずなのに、皇帝にそれを隠したままなんですよね。 前回ラストのルルーシュの絶叫が耳に届いたはずだし、

『ユフィ姉さまのやろうとしていた事、間違ってませんよね?』(ナナリー)
『うん。 間違っていたのは、ユフィじゃない』(スザク)
『・・・』

間違っていたのはゼロだ、と言いたいスザクから無言で手を離すところに、ナナリーの苦悩が窺えます。 苦悩するということは、ゼロの正体を理解してるんだと思うけど…。 どうかなぁ? それにしても、彼女は立派に自分の立場に責任を持とうと頑張ってました。 お兄ちゃんが、悩んでいる間に(笑)。


・神楽耶さん
『どうしてゼロ様はいないんですの? せっかく新妻が来たのにぃ…』(神楽耶)
あ、この設定は今も有効なんだ?(笑) っていうか、言った者勝ちで浸透させた力技を、ある意味尊敬します。 私なら絶対C.C.に
『私がいない間、お相手ありがとうございました』
とか言えないんですけど!!(笑) そんでもってC.C.さんの、
『・・・・・・礼には及ばん』
の、『・・・・・・』が微妙に怖いんですけどっ(笑)。 ただ、「他に女性がいても平気」っていうのは、彼女の立場への教育の賜物というよりは、単純にまだ本当の「恋」を知らないからなんだと思います。 カレンさんとかがグラグラしてるくらいだからね(笑)、恋心ってムズカシイんだよ、神楽耶ちゃん。
 

・セシルさん
『どうですか? ライ麦パンにウコンとワサンボン(?)を練りこんで、わさびペーストを…』(セシル)
『相変わらずですねぇ…』(ロイド)

ロイドさんはともかく、ギルフォードさんのあんなコミカルな表情、初めて見た…(笑)。 恐るべし、セシルさんペース!! わさびペーストを、どうする気だったのでしょう…?(謎)



・次回感想 ⇒TURN08『百万 の キセキ』
・前回感想 ⇒TURN06『太平洋 奇襲 作戦』 
・シリーズ感想一覧 ⇒『コードギアス 反逆のルルーシュR2』感想一覧
・公式サイト ⇒『コードギアス 反逆のルルーシュR2』公式サイト






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