『図書館戦争 LOVE&WAR ・1』の感想

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『図書館戦争 LOVE&WAR ・1』
弓きいろ・漫画/有川浩・原作
白泉社花とゆめコミックス/2008.4.10/\390




            『上出来だ。
落ち込むくらいなら、怒っとけ』
に、悶えました(笑)。


<ご紹介>
白泉社『月刊LaLa』掲載の、人気小説『図書館戦争』マンガ版。 INDEX1~4(第1~4話)を収録。 描き下ろしマンガや、有川先生の寄稿もある、豪華な1冊です。

公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まるために「メディア良化法」が施行された現代。 図書館は従来どおり資料の保管提供に務める一方で、超法規的な検閲には銃火器による自衛をもって対抗していた。
笠原郁は、過剰な検閲から大好きな本を守ってくれた図書隊員に憧れ、女だてらに戦闘職である「防衛員」をめざしている。 けれど、鬼教官の堂上とは犬猿の仲。 なのに、図書隊のエリート部隊『図書特殊部隊(ライブラリー・タスクフォース)』に配属されてしまい…!!



<感想>
弓先生、初コミックスおめでとうございます~っ!! デビュー受賞作『ビリー坊ちゃんの憂鬱』からファンだったので、嬉しいったらありゃしないですw 長年『LaLaDX』を愛読してますが、こういう喜びは何度経験しても幸せです。 しかも、実際に読んでみて、めちゃめちゃ面白かった時の喜びと来たら!! 弓先生の新人さんとは思えない、綺麗で可愛くてでもしっかりした絵柄はもちろんだけど、「図書館と戦争という相容れないモチーフ、なのに少女マンガ!!(←ここ重要)」という点が、もの凄く新鮮で良かったですっ。 何ていうか、「大好きな新人作家さんが、超人気小説をこんなに上手にコミカライズしたよ!!」と、無関係なくせに誇りたくなりましたもん。 ハマる人はハマり、苦手な人はとことん苦手っぽい作品だな、とは感じたけど、私は前者でした。 郁も堂上も柴崎も、みんな好き!!


『図書館戦争』は、本が過剰な検閲の対象になってしまった世界が舞台。 検閲を行う側にも主張があるけれど、でもそんなのイヤだ!!と本好きなら誰しも抱く想いを、ヒロイン・郁が体現してくれる。 
他人に迷惑をかけてしまう面もあるけれど、彼女が「本」を大事に思っていることだけはしっかり伝わってくるので、堂上を蹴飛ばそうが多少言動がウザかろうが(笑)、マイナス面はあまり気になりませんでした。 弓先生の描く郁は可愛いし、そもそも大事なのは、「本」への愛だよ愛っ!!  不器用な郁が、図書隊をめざすきっかけとなるエピソードだけでも、応援したくなる。 そんな彼女がエリート部隊であるライブラリー・タスクフォースでどうやって成長し、本と関わるようになるのか。 それから、「王子様」を見つけることが出来るのか(笑)、が描かれていくことになります。


「戦争」というテーマに意外とじっくり取り組んでる原作もモチロン大好きなんだけど、私は正直、原作とは違う次元で、この弓版『図書館戦争 LOVE&WAR』を愛してます(笑)。 もう、弓先生が描くキャラにベタ惚れ中っ!! 特に、堂上教官に…(笑)。


有川先生が巻末に寄せてくださったメッセージにも書いてあるけれど、マンガ版『図書館戦争』は、原作とは大きくアレンジされている部分があります。 そして、それなのに面白いっていうところが、ホント凄い。 どこが違うのかは、マンガと小説を両方読んだ人の特典なので書かないけれど、一番凄いのは、激甘な原作以上にラブコメしてる!! ってとこだと思う(笑)。 しかも、ラブコメ担当がヒロイン・郁ではなくて堂上教官だってところが、さらに悶える要因なんじゃないかと…。 有川先生のメッセージの中に、時雨沢先生が「僕は堂上のためにLaLaを買います!」と断言したエピソードが書かれてたけど、うん、めっちゃ分かるよその気持ちっ!!と大きく肯きながら読んでました(大笑)。


それは多分、弓先生が郁と堂上の掛け合いに主軸を置いて描いていらっしゃるからだと思う。 なので、目線がぶれないんですね。 毎回しっかり悶え死にそうになるシーンがある、とてもオイシイ仕上がりになってますw なので、ラブコメ好きには堪らないんだけど…やっぱり、郁が「王子様」発言した時の堂上の顔が忘れられません。 あと、コミック描き下ろし部分にあった郁vs堂上の第3ラウンドがとてもプリティーでした。 何がって、背伸びして郁の頭をなでる、不服そうな堂上が(笑)。 弓先生がキャラの特徴をしっかり捉えているからこその快挙だと思います。 もう、原作読んでも脳内ではこの絵で劇が進んできますもん。


好きすぎていろいろ纏まらなかったけれど、『LaLa』の感想で毎話ごとの感想も書いてるので、そちらもぜひご参照ください。

・INDEX.1掲載時 ⇒『LaLa11月号(2007年)』の感想 
・INDEX.2掲載時 ⇒『LaLa12月号(2007年)』の感想
・INDEX.3掲載時 ⇒『LaLa01月号(2008年)』の感想
・INDEX.4掲載時 ⇒『LaLa02月号(2008年)』の感想


⇒『図書館戦争 LOVE&WAR・2』の感想 へ続く

・原作小説の感想 ⇒『図書館戦争』の感想


<関連サイト様>
●感想拝読しました・・・4/11 『ほんよみの森』 『マンガ一巻読破』 4/19『DAIさん帝国』 4/26『ある休日のティータイム』 6/5『読書とジャンプ』
●TB送信先サイト・・・『或る書店員の戯言@週休1日モード』
●リンクありがとうございます・・・4/27『クレイジーワールド』
オンライン書店ビーケーワン

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