『機動戦士ガンダム00』の感想/第19話『絆』

機動戦士ガンダム00 (1)

企画:サンライズ/原作:矢立肇・富野由悠季/監督:水島精二/シリーズ構成:黒田洋介

ガンダムを全く知らない、雑誌での予習もしてない管理人の、素人目線感想です。 台詞から全体の流れを見てみよう、という感じで書き連ねてます。

→過去記事『機動戦士ガンダム00』各話感想はこちら。



●第19話『絆』
僅かに回収された伏線、新たに張られた謎、そして揺れ動く人の気持ち。 怒涛の展開でしたが、それでもこの回のサブタイトルが『絆』である意味というのは、何よりも大きい。 ヴェーダとティエリアとの絆、プトレマイオスクルー達の絆、ルイスと沙慈の絆、ガンダムマイスター同士の絆、人の意思と世界の絆、そして、ガンダムと世界の絆。 全ての想いがここに集約したといっても過言ではない19話。 素晴らしかったと思います。


・『あたしら、味方よ!?』
 『違う!! お前たちが、その機体が…ガンダムで、あるものか!!』

よく言った、刹那っ!!(笑) トリニティを武装幇助対象と断定し、ガンダムスローネに対して武力介入をした刹那。 あくまでも仲間だと言い張るネーナに、刹那が返す言葉は否定だけでした。 刹那にとってガンダムは信じる全て。 ガンダムが民間人を襲った事実は、刹那に幼い頃の自分を思い出させるものだったはず。 何も知らず、考えず、ただ神を信じさせる言葉に操られ人を傷つけた自分の過去を。 刹那自身が否定している過去の過ちと同じ行動をとるものが、ガンダムであるはずが無いという明確な断定でした。 っていうか、単純に私の気が晴れた!!(笑)


・『まさか、君と共にフォーメーションを使う日が来ようとは思ってもみなかった』
 『オレもだ』

ガンダムスローネに対し、共同戦線を張る刹那とティエリア。 最初は一番反目しあってた2人のこの行動が、ラスト、かなり感動的な展開に繋がるあたり、上手すぎます黒田さんっ!! いつも刹那にキレまくってたティエリアなのになー(笑)。 それから、2人の共闘を知り、柔らかく微笑むスメラギさんの表情が何とも言えずステキでしたw 今回、作画が神懸り的に素晴らしかったです。 表情一つが、もぅ…っ!!


・『ガンダム同士の戦い…』
 『思ったより早かったな。 第三段階への移行も。 …もう、後戻りできんか』

意味ありげに口元だけが映るリボンズやアレハンドロ・コーナーさんの、明らかに何か知ってる台詞。 いやぁ、よく己のことを「観察者」だとか言えますよね。 観察者、傍観者というのがどういう存在を指すのかを、コーナーさんは笠井潔『バイバイ、エンジェル』を読んで学んだ方が良いです(笑)。 コーナーさんは観察者を気取る台詞が多々発せられるけど、どうも私は、「見下ろしたい人代表」に思えるんですよね。 見下ろす、つまり、世界を。 トライアルシステムを強制解除したのもこの人っぽいし、どうも根は支配者気質ですよね。 何がしたいんだか。


・『私はね、この世界が変わりさえすればそれで良いの。 どんな手段を使ってでも』
王留美さんの台詞から、必ずしもプトレマイオスクルーと気持ちが一緒ではないことが判明。 トリニティのような強攻策を採ってでも、現状が変われば良いというのは、ある意味きちんとした自意識の上に成り立っているので、アレハンドロ・コーナーさんとは一線を隔す主張だと思う。 けれど、彼女の動き次第では、プトレマイオスクルーはかなり微妙な立場になりますよね。 どーすんだ、戦術予報士さん!!(期待w)


・『これが、ガンダムナドレの真の能力。 ティエリア・アーデにのみ与えられた、ガンダムマイスターへのトライアルシステム!』
ナドレの性能というのは、ヴェーダとリンクする機体全てを制御下に置くことが出来ることだと判明。 でも、あれ? ティエリアたちはナドレを誤って曝してしまった時に、激しく後悔するほど知られたくなかったんですよね。 その能力がこれっていうことは・・・マイスターとして正しい姿勢かどうかを裁く、それがナドレってことでしょう? つまり、対ガンダム戦になることが予想されていたってことですか? じゃないと、「ヴェーダとリンクする機体を制御下に置く」っていう前提がおかしくないですか? それに、トライアルシステムっていうのも。 それとも、MSの基本OSがヴェーダの干渉下にあるのかなぁ? この辺はまだまだ謎です。 ラストでティエリアが呟く、「これが、人間か…」という台詞と共に。


・『私、夢を沙慈に託しても良い? 私の夢を叶えて。 それが私の夢なの。 だから、私の夢を叶えて、沙慈』
ルイス~!!(T?T) ひたすら「夢」と「叶える」という言葉だけを繰り返すルイスは、自分にそう言い聞かせてるかのようでした。 沙慈が去り、雲がきれて光が差し込む中で泣くルイスは、美しくて哀しかった。 けれど、それ以上に強かった。 「空元気だって元気」(by『パトレイバー』)とまでは言わないけれど、強がる強さもあると思う。 沙慈が呟いた「ガンダム…!!」という言葉に負の要素があったことが今後の心配。 彼には、宇宙から世界を幸せにする仕事をして欲しいんだけどな。


・『まったく、お前はとんでもねぇガンダム馬鹿だ」
 『ありがとう…』
 『お?』
 『最高の褒め言葉だ』

って、ここで照れくさそうに微笑んだ刹那を、初めて「良い奴じゃん!!」と思ったりるでございます(笑)。 ロックオンがね、良い奴なのは分かりきってるんですよ。 彼は多分刹那を許すんだろうって、きっと皆予想してたと思う。 けれど、刹那がここまで自分を語り、ガンダムを語り、人にお礼を言えるというのは想像してませんでした。 でも、ずっと期待してたんだよ!! こういうシーンを見たかったんです!! 

ちょっと心配なのは、刹那にあるのは理想と信念であり、それは「生きること」を凌駕しているってことでしょうか。 相手がロックオンだから殺されても構わないと思ったんだろうけど(それだけの理由がある)、これが今後、生きる希望の方にも繋がってくれたら良いな~と思うのは、気が早すぎですかね? 刹那がここまで来た、っていうだけでも、今回は素晴らしく素敵でした!!

ちょっとこのシーンが良かったので、むだに長く会話を掲載(笑)。 

『この世界に、神はいない。 ヤツの存在を確かめたかった。 ヤツの神がどこにいるのか知りたかった。 もし、ヤツの中に神がいないとしたら、オレは、今まで…』
『刹那…』
『刹那、これだけは答えろ。 お前はエクシアで何をする!?』
『戦争の、根絶』
『オレが撃ったら出来なくなる』
『構わない。 代わりに、お前がやってくれれば。 この歪んだ世界を変えてくれ。 だが、生きているならオレは闘う。 ソラン・イブラヒムとしてではなく、CBのガンダムマイスター、刹那・F・セイエイとして』
『ガンダムに乗ってか』
『そうだ、オレがガンダムだ』

この後、上に続く。

今まで刹那が闘う中で自問自答してきた答えが、ここにありました。 彼は自分で悩み、自分で見極めてきたんですね。 ちゃんと、主人公だった。 とても良かったと思います。



●今週のグラハム・エーカーさんの名台詞。

あとは彼がいてくれれば完璧だったのに…!!(泣)



→関連記事『機動戦士ガンダム00』感想一覧はこちら(次回分とか)。
→関連記事 『機動戦士ガンダム00』の感想/第18話『悪意の矛先』



<関連サイト様>
●TB送信先サイト・・・『サブカル・カムカム』 『ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人』 『Spare Time』 『アニメって本当に面白いですね。』 『ランゲージダイアリー』
●公式サイト・・・『サンライズ 機動戦士ガンダム00』





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