『獣神演武・2』の感想

獣神演武 2 (ガンガンコミックス)

『獣神演武・2』

荒川弘・画 / 黄金周・原作
スクウェアエニックス ガンガンコミックス
2008.2.22 初版

『伸ばしても届きゃしないのに 
この身体ン中には 確かに星がある』


<ご紹介>
『鋼の錬金術師』の荒川弘がスクウェア・エニックス『ガンガンパワード』で連載中のチャイニーズファンタジー。 2007年10月期からアニメ化済み。 第4~7話を収録。

奪われた大剣を取り戻すため、七星である劉鍠・鳳星と妹の頼羅と一緒に旅をする岱燈。 すっかりお尋ね者になってしまった一行は、鳳星の師匠を頼ることに。 深い知識を有する師匠に、七星のことや術の使い方を習う一行。 特に、自分を捨てた両親のことで悩みを抱える岱燈に、師匠は頼羅を守る厳しさを伝えるのだった。 だが、師匠の聡明さを厭う史明の凶剣が闇に潜んでいて…。
    →関連記事 『獣神演武・1』の感想


<感想>
剣と七星を巡る設定も、岱燈の出自に関する謎も、何だかどこかにありそうな定番ファンタジーなんだけど、やっぱり面白い。 絵の上手さは相変わらずだし、定番だからこそ下手に冗長にしないテンポの良さも抜群で、何ていうかものすごく「安心して読める」作品に仕上がってるから不思議。 これは何ですか、荒川マジックですか?(たぶん、そう。) さすがです。 


荒川さんの描く女性って、柔らかい女性らしさを残しつつも強い姿勢を持っているところが、凄く素敵なんだけど、今回の紅英師匠もそんな感じ。 抱擁というか締められた鳳星は苦しんでますが、それでもあれ絶対柔らかそうです(笑。何の話だ)。 強さと女性らしさは、反比例ではない。 
頼羅ちゃんも同じで、激昂した岱燈を諌める様子は、兄妹だからというより心の強さがあるから出来るんじゃないかと思わせてくれます。 実の兄だとしても(違うみたいだけど)、あの岱燈を止めるのは怖いハズですもん。 しかも、好意を示してくれる鳳星をアゴで使う女らしさも万全で(笑)、もう非常に可愛いっ。 同性として好きになれるポイントが高くて好ましいの。 グッドですw


今回好きだったのは、岱燈が紅英師匠に操気法を教わるシーンと、皇帝陛下と出会うシーン。 前者は、ガーンとショックを受ける劉鍠が可愛かったから(笑)。 多分、彼の鍛錬方法としてはあのやり方で合ってたんだと思う。 ただ、類まれな荒星である岱燈には、あの繊細な方法では会得出来ないんでしょうね。 利口な態度を取ろうとするけど意外と幼い劉鍠の一面が分かる、良い場面だったなw

後者は、もうやっぱり王道の「良さ」がバッチリ!! 「ぶん殴る!!」っていう岱燈の愚直さも、あっさり皇帝と出会えちゃう展開の早さも、はぐくまれる友情も、全部良かった。 『鋼の錬金術師』が、誰が敵で味方なのか量りかねる面白さがあるのに対し、『獣神演武』はどこまでも明快な面白さが魅力。 ストーリーの先が気になるというよりは、「どう楽しませてくれるのか」っていうのが気になるところです。 次回も楽しみ~。


<関連サイト様>
●感想拝読しました・・・『コミックZ』
●TB送信先サイト・・・『或る書店員の戯言@年中無休モード』
オンライン書店ビーケーワン





Loading...
Secret

☆Web拍手ボタン

押して頂くとりるがハリキリます(笑)

☆カテゴリ

☆サブカテゴリ (タグ)

 

☆最新コメント

☆リンク(おすすめサイト様)

☆アクセスカウンタ

QRコード

QRコード

RSSリンクの表示

アクセス解析

関連記事Loader

[猫カフェ]futaha

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

☆検索フォーム

☆購読予定一覧

☆アニメDVDの人気ランキング

☆更新日カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

09月 | 2017年10月 | 11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


☆オススメ