『月光条例・6』の感想

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『月光条例・6』

藤田和日郎
小学館少年サンデーコミックス
2009年9月22日初版第1刷発行/¥400+税





『 だってあたしの、おひさまだもん。』


<感想>
数十年に一度、真っ青な月の光がおとぎばなしの国を照らす 「月打(ムーンストラック)」 という現象で、おとぎの国の住人たちに異変がおき、「読み手」の世界=人間界にやって来て悪さをするようになる。 その事態を正すことが出来るのは、選ばれし 「執行者」 だけが行える 「月光条例」 だけ。 偶然 「執行者」 に選ばれた岩崎月光は、変貌した住人たちを元に戻すために戦うことになって…というお話。


今まで特に感想書いてなかったけど、実は1巻からずっと読んでます。 ただ、面白いんだけどいまいちストライクが来ないというか、物足りないのではなく冗長に感じてしまうというか……そんな感じがあったんですよね。 でも、5巻で黒髪美少女の工藤さんw(好み!!・笑)が登場したあたりから物語が上手く回り始めたなーと思っていたら、6巻で来ました!! うわぁ泣かされた……赤ずきんちゃんの、おとぎばなしの住人たちの、 「読み手=私たち」 への想いに泣かされました!!


何ていうか、彼らがホントに私たちをこんな風に想っていてくれたらどんなに幸せだろう、って思います。 小さい頃、母親に毎晩「ご本読んで!!」って言ってばかりだった自分。 本当にあの頃は、 『オズの魔法使い』 だの 『ピーターパン』 だの 『スプーンおばさん』 だの 『日本昔話』 だの、そういう「物語」がなければ私の夜は始まらなかった。 枕の横に置いて、物語が始まるのワクワクしながら待ってました。 あの時間が一番大好きだったなぁ。 その 「好き」 と、物語の向こうの人たちの 「好き」 が、同じだったらとても嬉しい。


……でも、私たちはずっとあの時間を持ち続けることは、やっぱり出来なくて。 いつの間にか忘れていたけれども、それでも、今も本がずっと好きなのは、あの物語たちのおかげなんだよな…って思い出したらもう!! 赤ずきんちゃんに 『裏切らない』 とか言われた日にはマジで!!  「ありがとう」 とか「ごめんね」 とか 「やっぱり大好き」 とか、そんな言葉しか出てきませんでしたよ…。 赤ずきんが、かよちゃんに向けた最高の笑顔も、かほちゃんから貰った涙も、どちらも一方通行では得られない。 私も、たくさんの本からそんな気持ちを貰ってきたし、出来ることなら、この気持ちが向こうにも届いていると良いな。 そんな 「おとぎばなし」 のようなことを、しみじみ感じてしまった6巻でした…w  



・藤田和日朗関連作品  
⇒『邪眼は月輪に飛ぶ』の感想  ⇒『黒博物館 スプリンガルド』の感想


<関連サイト様>
●感想拝読しました・・・
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