『C.M.B. 森羅博物館の事件目録・6』の感想

C.M.B.森羅博物館の事件目録 6 (6) (月刊マガジンコミックス)
『C.M.B. 森羅博物館の事件目録・6』
加藤元浩
講談社月刊少年マガジンKC/2007.9.14/?400




『いくら僕らが問いかけても 沈黙は解かれない』



<ご紹介>
加藤元浩が描く二つの作品『Q.E.D.』×『C.M.B.』がコラボレーション!! 三賢者の指輪を受け継ぐ少年・榊森羅と偽お嬢様の七瀬立樹の活躍に、MIT帰りの天才・燈馬想と水原可奈ちゃんがお手伝い。 1冊まるごと『カノポスの壺』編です。

「七瀬さん! 一緒にエジプトに行って!」 カイロの考古学博物館で起きた殺人事件で、森羅の母が寄贈したアクセサリーが壊されてしまった。 泣きながら犯人逮捕を誓う森羅。 だがその事件はクフ王の名のもとに死体から臓器を抜き取るという猟奇的なもの。 従兄弟の燈馬想から重要なアドバイスを貰い、可奈にも手伝って貰いながら迫る、死者再生の真実とは?
     ⇒関連記事 『C.M.B.森羅博物館の事件目録・5』の感想
     →関連記事 『Q.E.D. 証明終了・27』の感想


<感想>
歴史を学んだ者なら(多分)一度は行きたい土地・エジプト。 くぅぅ、燈馬くんも可奈ちゃんも森羅も立樹ちゃんも、羨ましい限りですっ!!(泣) トルコに行った時も博物館にはエジプトから持ち込まれたものがたくさんあって、「あぁやっぱり歴史にエジプト有り、だよなぁ」としみじみ思ったものです…。 今回は博物館の内部やピラミッドがたくさん描かれているので、一緒に旅行した気持ちで読まないと悔しい勿体ないですねw 


それにしても、猟奇的な殺人事件に歴史の残酷な儀式が雰囲気を盛り上げてあって、ただただ読みいってしまいました。 今回のテーマは「死者再生」なんでしょうけど、ラストで森羅が泣きながら語った以上の真実は、この世にはないんだろうな。 
「人は死んだら絶対に生き返らない」 
目を背けてはいけない事実なのに、森羅につつかれたくらいで揺らいでしまう思い込みで、人を殺せてしまう恐ろしさ。 カルトっていう言葉に逃げれば許されると思うなよ、ということですね(いや、世の中にカルトがあってはいけないという意味ではなく)。


森羅が考えるピラミッド像は、「人間が造った」点を強調したもので、物凄く好感が持てます。 今回は、殺人事件も神懸りと見せかけて、結局は自己欺瞞にあふれた「人間の」事件だったので、二重にかけてあるのかな?と思いました。


さて、『Q.E.D.』とのコラボという面では、これ以上無いくらい可奈ちゃんが頑張ってました(笑)。 あれ?燈馬くんは?みたいな。 表紙に可愛い女の子二人並んだけど、このシーンって・・・インディ・ジョーンズもびっくりなほどありえないっ(笑)。 いやぁ男の子たち、頑張らないと・・・。 カッコ良すぎですw コラボ的には『Q.E.D.』より密度が高かった気が。 ただ、もうちょっと深くシンクロするような物語でも良かったんじゃないかな?という気はしました。

今回は、ピラミッドや残忍な殺人事件を扱いながらも、森羅自身の謎にも少しだけ迫ってあって面白かったです。 お母さんの謎は解けたけど、あれ?じゃぁお父さんは??という謎は残りますね。 立樹ちゃんの「こいつの一族は・・・」という感想には大賛成です(笑)。


<まとめ>
考古学好きはどうしても惹かれてしまいますね、こういう設定は。 ★★★でオススメですw


<関連サイト様>
●感想拝読しました・・・『?無駄話』
●TB送信先サイト・・・『或る書店員の戯言』
●この本を買う・・・ 『bk1』 / 『Amazon』
●出版社・・・『講談社BOOK倶楽部』



 

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