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アニメ 『花咲ける青少年』の感想/第20話『ターニングポイント』


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第20話『ターニングポイント』



『 ある日突然気づいたんだ。 ――彼女に惚れてることに 』


視聴者的には公然のことだった 「3人の夫候補」 が確定したお話でした。 そのために、ハリー・バーンスワース自らが、ルマティ、ユージィン、カールと接触。 彼らを掌の上で転がすよう神のように、または、子供の成長を見守る親のように、3人と対話をするハリーは、なんだかすごくカッコよかったです。 これが、絶対的な出生を持ちながらも自らの力だけで伸し上がった男の、余裕なんだろうな。 「余裕」というのは、青少年にはないものだから。 今は、必死に足掻く時だから。 そういう「大人とこどもの違い」がしっかり描かれてていたこと、それから、ルマティ、ユージィン、カールのそれぞれの「大人に対する接し方の違い」がよく表現されてて、見てていろいろ面白かったです。 服装に一喜一憂する心配もなくなったしね(笑)。 安心して見ていられましたw


・ルマティとハリー
『華やかというのは、夜明けの朝日だろう? 日没は・・・寂しい』
『そうかな。 何事も、終わりがあるからこそ始められる。 真の永遠など、この世にはない。 それ故に、終焉は美しい』


これはある意味、一番の「こども」と「大人」の違いだと思う。 年齢のことではなく、経験や思考の在り方の違い。 私はある程度年齢を重ねたけれども、やっぱりまだ、終焉の美しさというのは分からない。 夕日は美しいと思うけれども、「始まり」の方にしか目がいかない。 「永遠」はあると、信じたい。 でも、ルマティはこの言葉の力を理解したようです。 それはどれだけ尊くて、悲しいことなんだろう…信じていたかっただろうにな…。


『ルマティ、 国王になりなさい! まだ救える・・・君がやるんだ』
『(夕日を見て)・・・なんて、美しい・・・』


ルマティが、「国」の命運を背負っているのだという自覚を、周囲から促されることは今までもあった。 けれど、前回(第19話)で立人に言われた、「どうやってそうなるか」。 それから今回ハリーから告げられたこの台詞。 これでやっとルマティは、ラギネイの終焉と始まりを迎える責任を、自覚したんだろうな。 立人に何度も言われたように、ラギネイは確実に終わりを迎える。 でも、その先にこそ「始まり」がある。 ルマティにとっての「永遠」は終わるのだという理解が、「美しさ」の理解に繋がるなんて、深いなぁ・・・。 


・ユージィンとハリー
『ふん、君は貴族だな。 良くも悪くも、前時代の遺物だ。 滅びざるをえん人種だよ』
『・・・辛辣だな』
『だが、美しい。 滅び行くものはみな、特有の美しさを放つ。 君はその美しさが凝縮して出来たような男だ』


ここでも、終焉の美しさがキーワード。 ユージィンの美しさは、線香花火の最後の輝きのような美しさ・・・ってことなんだろうな。 同じように「終焉」を理解したルマティとユージィンだけど、やっぱりその理解は、全く違うみたい。 ルマティは、「終焉」のあとに「始まり」があるからキレイだと思ったけれど、ユージィンは、「終焉」のあとに何も始まらなくても、別に構わないんだよね。


『花鹿は僕の生きることの全てです。 彼女が生きよといえば生き、死ねといえば死ぬでしょう。 僕が愛するというのは、そういうことです』

彼はただ、花鹿がいればいい。 ルマティとは違って、しがらみもなにもない、ただその気持ちだけなのでしょう。


・カールとハリー
ところで。 ここまでめっちゃいい雰囲気で、ハリーと青少年たちの対面が行われてきたわけですが。 何かカールだけ、登場が短い上に、めっちゃヒドイ目に遭ってるんですが!!(笑)


『あの頃の僕らの関係を、オヤジさんが知ったらどう思うかな?』

え、あの、このシーンって何だっけ…。 カールが誰だか知らん男に壁に押し付けられ、一瞬の間のあと 「ん・・・」 という声があがり、カールさん口を拭ってますけどこれって何のシーンでしたっけ!?(笑) 「僕らの関係」って何でしたっけ!!??(現実逃避・笑) そうか、それやったかNHK・・・(えー・笑)。 高校時代のいたずらって、何やってたんだよカール・・・。 っていうか、カールってこんな風に、全然恰好が付かないところが、私は大好きですw


『どけ!! お遊びの時間は終わりだ!!』
『いいセリフだ。気に入った!』


やっとカッコイイ場面が来た(笑)。 うん、カールのこの潔さはやっぱり、憧れるところです。 ハリーも、ユージィンやルマティとは違い、自分に近いものをカールには感じているようです。 彼からすればまだこどもだけど、でも、「敵」だって。 自分の敵はカールだって言ってくれた。 それは、ローゼンタールやバーンズワースという「家」のことではなく、一対一、個対個として、カールとは接していきたいという表明なのだろうな。


『ところで君、花鹿が好きだろう?』
『――!? (真っ赤・笑) な、何を突然!?』


ここで真っ赤になるカールは、ホント可愛い生き物だよなぁ(笑)。 彼は本当に普通の感覚のひとです。 お金を操り、国を操る世界に生きていても、常に常識的で素直なところが、稀有な存在なんだよね。 ハリーは敢えて、「そういう」カールを見たかったんだと思うな。


『君は良く分かっている。 遊びの時間は終わりだ。 あの子が欲しければやろう』
『え?』
『全ては、花鹿の意思次第だ』


これこそが、カールとは個対個として接したいという前述部分の証明なんだと思う。 敵であろうと家同士の確執があろうと、花鹿ちゃんを惚れさせることが出来れば障害はないんだっていう宣言。 ほら、お父様の了承はあるんだ、頑張れカール!!(笑)


・立人の想い
そんな訳で、3人の候補が改めて確定して花鹿ちゃんがスッキリした反面、一人悶々とする人がいましたよね(笑)。 もう私、とても見入ってしまいました!! 立人、不憫すぎる!!(←褒めてます)

『・・・それで、お前は誰を選ぶ? ・・・嫌だ。 誰にも渡すもんか。 そんなこと、絶対に、許さない――っ』
『自信がない、この想い、どこまで抑えられるか・・・!!』


やっばーい、カッコイイ!!(笑) 森川さんの長台詞、感情が入りまくりで、めちゃくちゃドキドキしました!! 花鹿ちゃんに対する全ての葛藤、全ての恋情。 全部が籠められていたられてた。 あぁ、やっぱり立人って不憫よねぇ・・・そこが素敵w(えー・笑)。 次回はいよいよ、立人対ハリーです。 原作でも大好きなシーンなので、今から楽しみ。 だって、あそこから立人の恋は動くんだものw


・次回感想 ⇒第21話『忘れえぬ日』
・前回感想 ⇒第19話『おさえきれない気持ち』





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