『DARKER THAN BLACK 黒の契約者』の感想

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『DARKER THAN BLACK 黒の契約者』
DVD第1巻 2007年7月25日







・第01話~08話までの感想 →『DARKER THAN BLACK 黒の契約者』の感想
・第09話~14話までの感想 →『DARKER THAN BLACK 黒の契約者』の感想part2
・第15話~20話までの感想 →『DARKER THAN BLACK 黒の契約者』の感想part3』
・第21話以降の感想     →『DARKER THAN BLACK 黒の契約者』の感想part4』


・第8話『五月雨にクチナシは香りを放ち・・・後編』・・・5/26
屋敷で白骨死体を発見した久良沢は、自分をそこへ仕向けた未亡人亜璃沙が犯人だと疑う。 だが彼女はそれを否定、そして久良沢自身には契約者からの追及の手が伸びる…。


五十嵐コンテ今週も健在。 また監督やってくれないかなぁ…何ていうか、キャラの心情を掘り下げる過程が、とても丁寧ですよね。 『ホスト部』アニメが良かっただけに、現状が勿体無い気が。

実は、先週考えたことがほとんどと言って良いほど当たっていなかったのですよ(笑)。 契約者が嗅いでたのは香水ではなかったし、亜璃沙は別に契約者でもなかったし…。

でも、良い意味での裏切りだったので、こういう展開なら嬉しい限りです。 憑依系契約者の悲劇をマオと重ねて表現させ、女の業を根深く描きつつ家政婦さんで軽減させるやり方は、演出の方向性が違えども作品の指針が同じであることを示してあって上手でした。

そんな訳で今回は、そういうメンタル面がメインだったので、契約者の狙いとか元の人物のこととかはあっさり。 っていうか、マオが一番カッコ良かった!!(笑) 「あぁそうだ、ただ嗅ぎたかったんだ…」というのはとても深いセリフで、臭いを失っても自我を保って生きた契約者と、臭いを持ちながらそれを放棄した亜璃沙、そして嗅ぐことすら敵わないマオのような存在との対比をしつつ、それでも言いたい言葉なんですよね。 これがまた、靴下であるあたり臭いのリアリティーも万全…(笑)。

今回は何ていうか、「業」を描いたお話、だった気がしますよ。



 
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・第7話『五月雨にクチナシは香りを放ち・・・前編』・・・5/19
冴えない私立探偵・久良沢の元に香水で有名な化粧品会社の重役未亡人が訪れる。 猫探しという依頼内容に慄く久良沢だが、その会社で別の事件が頻発していることから未亡人に探りを入れることに。彼女の家でバイト中の黒と出会い、事件との関係を疑うが、黒はその事件を起こしている契約者を追っていて…。


おおっ!! 一気にコミカルっ!! この狙い加減は好きな感じだな、と思ったら、コンテが『桜蘭高校ホスト部』の監督・五十嵐卓哉氏(Wikipedia)と作画監督さんのコンビでした。 完成度は折り紙付きなので思わず納得っ。 相変わらず私の好きレーダーは感度高いです(笑・事前情報無し!!)。

いやただ、この作りが作品のカラーと合っているかと言えば、いいえ全く、と即答は出来ます。 でも、カラーが違うお話も必要でしょ? 森博嗣だってコードギアスだってやっていることで、異なるスパイスによって描かれるシーンも重要なのです。 完全な続き物ならともかく、二話完結型を採るなら多様性は必須なので良いと思います。

さて、ラーメン屋で「昔から」だった大食漢振りを見せ付けてくれた黒は(ジャブだったなんて!!)、今回は自殺と見せかけて人を殺し、香水を回収して回る契約者を狙っている様子。 この契約者の能力が、憑依。 猫(マオ)と一緒なわけですね。
マオ(ってカタカナで書くと、アイツが…笑)は、猫に憑依したまま戻れなくなったという設定だった気がするので、もしかしてこの契約者もそう?? 何かアヤシイですよね。

?契約の対価が「香水を嗅ぐ」というのは出来すぎ。 黒幕がいるのでは?(つまり彼も憑依状態?)
?黒も仮面を付けていないため、あの契約者が重要人物ではない事の裏づけになる?
?何故猫探し? マオ同様猫に憑依している黒幕がいる…or単に死体の発見者役
?黒が未亡人の家にいるということは、彼女が契約者と繋がっている

以上考えますと、何となく契約者の黒幕が未亡人さんかな?という気はしますが、果たしてどーなのかなー。

まぁそれにしても、キコちゃんに全部持っていかれましたね。 コスプレイヤーですか、そーですか…。 この探偵コンビが今後も登場するとすれば、彼女は黒に惚れちゃう役割を演じたりするのかな? ノーベンバー11が再登場するなら彼らにも可能性ありそうだけど、カラーが違いすぎて使い辛そうではありますが(笑)。 今回以上!!



 
・第6話『災厄の紅き夢は東欧に消えて…後編』・・・5/12
南米に存在したヘブンズゲートが消失した際、黒は妹と生き別れ、ハヴォックと黒だけが残された。 妹の行方をハヴォックに問うが、彼女は能力と同時に記憶も失っていた。 昔と違う黒の様子に淡い期待を抱いたハヴォックは、ヘルズゲートに向かい記憶を取り戻そうと考え、もし契約者としての忌まわしい能力さえも蘇った時は「自分を殺せ」と黒に依頼する。 その頃、ハヴォックを追うノーベンバー11と霧原もゲートに向っていた…。


・・・・・・。 やっぱり女は死ぬのか!!(ネタバレに付き反転。未視聴の方はスルーで)
何かちょっと嫌になってきたかも、このノリ…。 いや、お話としてはとても興味深くていろんな謎もちょこっと判明したりしてスッキリした気もするんだけれども!!
散々痛めつけた後に炒飯作ってくれたってダメです。 食べさせてくれたってダメでしょ!? 何故それを許すハヴォック!? 黒もハヴォックも、それは決して「優しさ」じゃないよ!!と猛烈に抗議しますよ全くもー。 何かイマイチ「女」としての部分をおちょくられてるような気分になることがたまにあります(言いすぎ?・笑)。 

まぁその辺は感覚の部分なんでひとまず置いといて。 幾つか気になる点か。

?黒は昔から大食いだった →契約者としての対価ではない?
?対価を支払った様子もない(ハヴォック談) →本当に契約者なの?
?契約者にしては感情の起伏が激しい →本当に契約者なの?
?ゲートに近づくと能力が戻る →そもそも「契約」とは何か?

その他にも、黒と黄たちの間にある相互嫌悪のような状態が何故起きているのかとかもありますね。
それにしても?はちょっとびっくりでした。 あれ?違うの?? ?にあるように本当に対価を必要としていないのなら、それは黒が特殊なのか組織の力なのか、もしくは妹が絡んでくるのか…。 ?は今までの女性への関わり方がどこか不安定な点を見れば明らかにオカシイ。 ?は根本的な話なんで明らかになるのは暫らく先でしょうけど。
結果的に、???とも、黒は本当に「契約者」なのか?という疑問を投げかけたことになります。 彼が妹をそれこそ「必死に」探していることに関わりがあるのではないかと推測できるけど…。
例えば、探すことが契約、もしくは契約者は妹であって黒はそれを媒介してるに過ぎないとか(考えすぎ??)。 つまり可愛さだけで探している訳ではないいのではないかと思うのだけど、もちょっと時間が必要ですかね。

上記のような疑問点や、ノーベンバー11や警察が追っている「黒の死神」は現在の黒ではない、という点とかはホントお話として面白かったです。 絵のレベルも申し分ないし。 不満なのは冒頭の件だけです(笑)。



 
・第5話 『災厄の紅き夢は東欧に消えて…前編』 ・・・5/5記

史上最低最悪と呼ばれた契約者・ハヴォックが捕獲された。 彼女は5年前から能力の発動を確認できない「喪失者」と認定されたため、研究機関パンドラによりヘルズゲイト内での被実験体となる筈だった。 だが、黒たちは警察からハヴォックを奪取する。 再会した黒は彼女に告げる―「妹はどこにいる!?」と…。


・・・こんな感じでしょうか。 以上あらすじでした(今更…)。
とりあえず、今までで一番面白かったです。 下手に黒と女性を絡ませるパターンよりこういう硬派な作りの方が合っている気がします。

MI6とかパンドラとか喪失者とか、まだまだいろんな単語が出てきますね。 嫌いじゃないです、こーゆーの。
国連主導の研究機関であるパンドラに立ち向かう形になっている黒たちの組織だけど、CIAさえ介入できない情報を得ている辺り、一体どんな組織力なんだろ…?? 華僑みたいですね(ぇ?

黒の狙いが妹(よく聞こえなかったけど「白(パイ)」って名前かな?)の存在確認だということが判明したわけですが、う~ん家族ネタか。 弱いトコ突いてきますね(笑)。 ところでこの名前はコードネームなんでしょうか? ってことは妹さんも契約者?
どうやら妹さんの不在は5年前に起きた南米のヘブンズゲイトの消失に絡んでいるらしいけど…南米に居たんかい!?とか、ヘルズゲイトと逆の名前を持つゲートの意味とか、いきなり核心っぽいんですけど…まだ5話なんだけど、大丈夫?(笑)
ヘルズゲイト内に契約者を作ってしまう植物があったのだから、ヘブンズゲイトはその逆? 人間に戻す何かがあるのかな?

喪失者をヘルズゲイトに近づけたくない理由とかもあるし(再発するってことか?)、全然謎が解けていない状態に変化無し。 黒サイドを描くために外側から埋めていく作りなので、謎の解明は長期戦になるんだろうな(今回だって黒、ほとんど喋ってない・笑)。 さすがに後編では何かしか明らかになるだろうけど。

毎回音楽は非常に良いのですが、何となく無理して挿入している気もします。 つまり、音楽だけが浮いて聞こえる。 特に今回のラストシーンで曲がかかっている部分で感じました。 う~ん、何故だ…。


 
・第4話『新星は東雲の空に煌く…後編』・・・4/28記

今日の絵は全体的に好きな感じでした。 作画監督の芝さんってNHKの『ツバサ~クロニクル』の人だよね。見慣れた感じが良かったのかな(超個人的だな)。

先週の番組を見てた時は、舞は、腕に光る何かを埋め込まれたから契約者になったのかと思ってたけど、完全に逆だったのか。 契約者になれば圧倒的な「武力」を得るわけだから、それが彼女の身を守るってことなのか思ってた。 「お守り」の意味を反対に理解してみたい。 それほどまでに嫌われる存在なんだ、契約者って。

契約者とはまた別の存在であり、自力では能力を制御出来ないらしい「モラトリアム」。 「ドール」に近いみたいだけど、いろんな種類があるんだなぁ。 田原が「いっそ契約者でいてくれた方が良かった!!」と言った時の黒の様子をみると、どうやら黒自身も契約者である自分を良くは思ってない気が…。 彼がどうして契約者になったのかが大きなネタになっていくのかな。

DTBは何ていうか、大きな力に翻弄されてしまう人間を描いているみたいで、結果として自力でどうにもならない状態に陥ってしまうお話なので、見ていて多少ツライです。 『ルルーシュ』はもっとこう、足掻きとか諦めないこととか、自分の信じた道が修羅道でも突き進む様子を描いていたので、登場人物自身の話と捉えることが出来たんだけど、DTBは何となく俯瞰的な視線で描かれているので、イマイチ感情移入出来ないまま見続けてます。 いや、面白いとは思うんだけど、熱が入らないかな?

でも、契約者を星として見ることが出来るっていう発想は、とても好きです。 センチメンタルな物悲しさ倍増、みたいな。 自作の持ち味を製作側が理解して天文台とか星見とかを設定しているのが巧いなぁと思うわけです。
好きかというとそうでもないんだけど、上手なんで、とりあえずしばらく見ようっと。
…あれ?今週分の感想はほとんど書いてないや(笑)。



 
・第3話『新星は東雲の空に煌く…前編』・・・4/22記

そうか、黒の対価ってもしかして大食い?? っていうか、このネタって今更??(笑)。 どうも頭が谷口監督寄りなんで、単に悪食キャラなのかと思ってました(笑。元ネタは『ガン×ソード』)。 いや、朝食とラーメンの対比が明確だったのでそうかな?って(だから遅いって)。

さて、前回までが「星」が消える話、今回からは「星」が生まれる話、という見せ方はとても巧いのではないかと感じました。 先に「生」を見せられるとやはり感情移入し過ぎる場合があるので、消滅を先に見せることで「生」が失われる生々しさがなくなる分、最初から未来への期待もない。 きちんと考えながら先を予想できるのではないでしょうか。

さて、どうやら舞ちゃんが契約者になってしまったようだけど、ポイントがいくつか。
?腕に煌く光 ?ゲート内に咲いていた花 ?舞にいつ変化が表れるのか父は知らない
・・・かな? これらがどのように関連しあうのかが、正直まだよく分かりません。

花、の花粉?種?が契約者の種なのでしょうか? それが埋め込まれているから腕が光るの? ってことはかなりの長期間発現しないことがあるわけです。じゃぁ発現に必要なのは何なのか。 時間? 花が枯れること? それとも身の危険? 分かったようで案外理解しきれていない感じです、私。

舞ちゃんは完全に巻き込まれ型の契約者だけど、契約者に「させられてしまう」ことが有る、という事実は案外重要な気がします。 つまり、望んでなるばかりではない、ということ。 じゃぁ黒や銀はどうなんだろう? いろんな事情がありそうです。 クーリングオフとか無いの?(笑)

最後に、余計なツッコミだけど、舞ちゃんの腕の包帯。 リストバンドくらいに抑えてあげて下さいよ(笑)。



 
・第2話『契約の星は流れた・・・(後編)』・・・4/15記

今日見ました。 果たして面白かったのか…(笑)。
いや、とても雰囲気のある作品で、小汚いアパートや街に流れる澱んだ川とかの雰囲気と、黒たちの持つ底の知れない雰囲気が、良くマッチングしているのではないか、と思いました。

「契約者は嘘つきで裏切り者」

黒はそう言ってるんだけど、今日読んだばかりの『酸素は鏡に映らない』と内容が被る部分があって興味深かったです。
『酸素』では、酸素は毒性があるが物を燃焼させる媒介となるもの→人は体を燃焼させるために酸素が必要→無意識のうちに毒を摂取している→なので人は毒を持つ、という表現をしていて、そこから人が人を信じること・裏切ることを独特な雰囲気で説いているのです。 黒が千晶を「空気を吸うように当たり前に」裏切っている様子を見て、その話の一部に関して「あぁこういう姿のことか」と納得させられました。 なんてタイムリーな。

でも、黒は平然と裏切るわりには、随分千晶に優しい。 あれが演技なのか素なのかが前回からとても気になっているのだけど、どうもすっきりしなくて気持ち悪い。
もうちょっと度が過ぎると、男性監督の自己満足的な「優しさ」で終わりかねませんよ、と女性の口から言わせておいてもらいます。
あれで女性の心に届くとばかり思わないで欲しいなぁ…。

そういう部分を抜かせば、伏線のあるストーリーは好きなので、設定はやはり魅力的。 相変わらず絵も演技も良いし、も少し見続けます。



 
・第1話『契約の星は流れた・・・(前編)』・・・4/8記


はい。 『コードギアス 反逆のルルーシュ』も一応終了してしまったので、ちょっと淋しいというか早く続きみたいというか夏っていつだよ!!とか、いろいろ思うところはそりゃぁもう山ほどあるのだけど、とりあえず落ち着くことにしました(笑)。
で、『コードギアス』の後番組として予告が入っていた『DARKER THAN BLACK 黒の契約者』。

原作よりアニメの方が断然良かった『桜蘭高校ホスト部』を製作した『BONES』の作品だし、予告のBGMを聴いて「お、音楽は菅野ようこさんだな」と予想したらビンゴだったし、絵もキライじゃないし、いろいろ気になっていたので第1話を見てみました。

うん、面白いのではないでしょうか!!

とても気合の入った第1話だった気がします。 設定が特殊なようで公式HP見ないと理解できない部分が多いのだけど、この思わせぶり感たっぷりな演出はなかなか好きです。
黒(ヘイ、と読むらしい)の二面性がどこまで素でどこから演技なのかが掴みきれなくて??って感じだったとか、そんな都合よく助けに来ないよとか、いじわるも言えそうだけど(笑)、でも、空を見上げたら偽物の星しかない、そんな世界を考えたら何となく悲しくて、思わず魅入ってしまいました。 …アホですか?私…。
黒の対価も気になるところです。 必要なハズですもんね。 いやでもやっぱり気になるのは、黒のフェミニスト振りは、素ですか演技ですか…?(そこか・笑)。

どんな話なのか気になった方は、公式HPをご案内しますのでご覧下さい。 続きも見るし感想も書こうと思ってますが、『コードギアス』ほど真面目に頑張って更新するかどうかは自分でも不明です(笑)。


 
<関連サイト様>
『DARKER THAN BLACK 黒の契約者』公式HP
『コードギアス 反逆のルルーシュ』公式HP
『BONES』公式HP
・TB送信先サイト・・・『サブカル・カムカム』 『アニメって本当に面白いですね。』
             『MAGI☆の日記』 『ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人』

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