『まじっく快斗・4』の感想。



『まじっく快斗・4』青山剛昌/小学館少年サンデーコミックス/2007.3.15/?390

<ご紹介>

『名探偵コナン』でお馴染みの青山剛昌氏が、コナンのずっと前から描いてるシリーズ。
現在も、サンデーの本誌や増刊号で不定期連載中。 コナンの漫画やアニメにも
「怪盗キッド」として登場してるので、知名度はありつつも、コミックとしては不遇でした(笑)。
が、何とこの度、13年ぶりの新刊発売!! 
巻末には青山剛昌インタビューや声優陣メッセージ、おまけ資料も収録されております。

日本を騒がせている怪盗キッド。 彼は白いタキシードにシルクハット、そして不敵な言動で
鮮やかに宝石を盗み出す、世紀の大泥棒なのだ。 キッド逮捕に燃える中森警部を父に
持つ青子はキッドが大嫌い。 けれど実は、幼馴染の黒羽快斗こそが、怪盗キッドだった!!
快斗はマジックの名手である父を事故で亡くしているが、「パンドラ」と呼ばれる宝石を狙う
謎の組織が関与していることを知り、パンドラを探すために宝石を盗み続けているのだ。
今回の狙いはヨーロッパ最大のトパーズ、クリスタル・マザー。 タイムリミットは2時間半。
閉ざされた列車内から、盗み出すことは出来るのか――という、傑作コメディです。

    →過去記事 『まじっく快斗』のお話。

<感想>
何度も言うけど、13年ぶりの新刊発売、おめでとうございます~!!
何のご縁か全然覚えてないけど、小さい頃に出会った『まじっく快斗』と『シティーハンター』
が今の私の原点でございます(笑)。 大胆不敵なのに人情味のある仕事っぷり、そして
キザな言動(←ポイント)。 単純な設定だけど、愛着が湧きまくるのですよ。

『コナン』に登場する怪盗キッドは、不可能なんてない万能でクールでキザな怪盗として
描かれているが、『快斗』の側から見るともっとコメディで、仕掛けも日用品だったりする。
今回紅子ちゃんがキッドのことを「イタズラ好きの少年みたいでカワイイ」と評してるけど、
まさにそれ!! 『コナン』しか知らない人には、無いイメージなんじゃないかしら??

一話ごとに、親子の愛情とか友情、青子ちゃんとのちょい良いエピソードが盛り込まれてる
のにその良さに固執せず、軽快なまでにストーリーを進めていくそのやり方がニクイ。
コメディは展開がスピーディーであるほど巧く作用することが、計算され尽くされてます。
シリアスな面があっても軽妙さは失わないところが魅力ではないでしょうか。

基本的にミステリ好きなので名探偵はもちろん、怪盗も憧れ。 宿命のライバルだったり
するともぅ止まらない!!(明智小五郎と怪人二十面相とかね)。 探偵モノには、追う楽しみ。
怪盗モノには、逃げるスリル。 どちらも良いけど、隠したい謎を暴かなければ探偵モノより
カッコよく決まる怪盗モノは、読んでいて気持ちがいいのだ。

今作でも『ブラック・スター』という宝石を絡めたお話では、『名探偵コナン』の工藤新一と
怪盗キッドの対決話がある
ので、読み飛ばすことなど出来ませんヨ!!
『名探偵コナン』は読んでる(見てる)けど、コレは知らない…という人にはオススメです。
(と言っても、私もコナンは読んでない・笑)

●クリスタル・マザー
上記あらすじの読みきり。 女王がトパーズの隠し場所として選んだアレは、なかなか
面白い発想でした。 中森警部が気付かないのがお約束(笑)だし、列車上部のやり取りも
ハラハラして良かった。 っていうか、やっぱりキッドはカッコイイ!!(笑)

●レッド・ティアー
「赤い涙」と呼ばれる世界最大のルビーが今回のターゲット、と見せかけて実は…という話。
紅子ちゃん、お久しぶりだわホント…。 入れ替りを示すさり気無い台詞が巧い。
怪我した右手は!?とかどれだけ分厚い防弾チョッキだったの!?とかツッコミ所は満載(笑)。
でも何ていうか、こんな風にスマートに守って欲しい乙女心ですよ…♪

●ブラック・スター
上記、工藤新一との対決編+珍しい青子ちゃんとの可愛いエピソード編(ネタバレかな)。
前編の見開き扉でマントを翻すキッドの姿に、一人ノックダウン状態だった私…(笑)。
自分でキザって言っちゃうんだ!! そこが素敵!!…みたいな。 重症ですよホント。 何故快斗
が時計台の宝石を狙うのかという可愛らしさと、新一との頭脳戦が楽しめるお話です♪

●ゴールデン・アイ
不勉強でしたが、「紅指し指」という表現を初めて知りました。 色っぽいなぁ!!(A. 薬指)
黄金の猫目石の指輪を巡り、フランスの「黒猫」と名乗る怪盗と対決するお話。
コナンでもお馴染み?の白馬探も登場。 怪盗は大胆不敵で華麗なんだ、というキッドの
主張に大拍手!! ここでもポイントは親子の絆。 ん?もしかしてこれが永久のテーマかな?

●ダーク・ナイト
ナイトメアと呼ばれる男の売られたケンカに乗る形で、「暗黒の騎士」と呼ばれるブラック
オパールを盗むことになったキッド。 ICPOや白馬探も捜査に参加する中、ナイトメアと
対決することに!! …という感じで、珍しく死者の出るお話でした。 またしても親子ネタ。
だから弱いんだってば!!(泣)「パパみたいになる!!」という台詞に自分を重ねたことでしょう。
最後のシーンはカッコよくて、ちょっとホロリとなりました。 いつになくネームが多いです。

<まとめ>
書いてて思ったけど、ほとんど親子ネタでした。 快斗がキッドになった経緯を考えれば、
確かにそれがテーマなんだわ。 謎の組織との対立は終わってないので、まだまだ続く
…はず!? 次巻も早く出してね(笑)。


<関連サイト様>
・TB致しました・・・『或る書店員の戯言』 『コミックレビュー トラックバックセンター』 

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