『フルーツバスケット・22』の感想



『フルーツバスケット・22』高屋奈月/白泉社花とゆめコミックス/2007.1.19/?390

<ご紹介>

2006年11月に、『花とゆめ』誌上での7年に渡る連載を終えた人気作です。
総天然色の優しい女の子・本田透(とおる)と、異性に抱きつくと十二支の物の怪の姿
(牛とか寅とか)に変身してしまう呪いを受け継いでいる草摩家の面々を中心にした、
ほのぼのだったり切なかったり微笑ましかったり号泣したり愛しかったりするお話。
も、かなり大詰め。
わりと頑張って(笑)詳しく書いた過去記事『19巻の感想』(→こちら)に詳細有り。
   →過去記事『フルーツバスケット・21』
   →過去記事『フルーツバスケット・19』

<感想>
結末に向けて一気にいろいろなことが解決した巻でした。
「あぁ、もうすぐ終わるんだ…!!」と妙な実感が。

何ていうか、こんな風に明るい未来が来るのなら、夾や紅葉のお母様方には、
やっぱり頑張って欲しかったな、というのを一番強く思いました。
忘れて欲しくなかった、というのは紅葉がずっと言ってる言葉で、理解してるつもり
だったけど、この場面に来るとホントそう思います。
ほら、って。
ほら、信じた未来はこんなに幸せだよ、って笑い合えたらどんなに良かったか。
真っ先にそう思ったけど、良く考えたらこの巻に紅葉は一切登場してないじゃん!!
どれだけもみっち贔屓なんだ(笑)。

今回一番好きなシーンは、夾から全速力で逃げる透ちゃんでしょうか。
逃げる、ってやっぱり、追いかけてきて欲しい気持ちの表れだと思うのです。
いつも他人のことにばかり一生懸命な彼女の、珍しく強い自己主張に感じられて、
何だかお母さん嬉しい、みたいな心境でした(笑)。
でもって、お見舞いに行くとか退院を迎えにいくとかを、いちいち律儀にお母さんず
(=花島+魚谷)に宣言する夾の、進んで地雷を踏みに行く様が、可愛くて仕方ない。
多少手が早くても許す(笑・早いか?)。
この二人はずっとこんな感じで、他人に気を許しながら生きてくんだろうなぁ。
それって一番無防備で傷つく生き方だけど、その分強く慣れる二人にはお似合いです。

絆が呪いになる、なんて、どれだけ悲しいことなんだろう。
人間と仲良くなれない神様だなんて、神にとっても人にとっても、
どれだけ淋しいことなんだろう。
猫だけが異形の姿になってしまう理由が、裏切られたと思う十二支の心の現れなのか、
それとも不変を拒んだ猫自身の抵抗の姿なのか、そこははっきりしませんでしたが、
この悲しい記憶が、幸せな結末を迎えることを、心から良かったと思います。

一つだけ、不満?を言うなら、夾には数珠を引き千切って欲しく無かったです。
彼の全部を知ってる、嫌だろうけど彼を守ってくれてた物だから。
単なる希望だけど、多分透は数珠を拾ってるんじゃないでしょうか??

<まとめ>
そしてやっぱり、最強キャラは咲ちゃんか(笑)。 個人的には★★★★★の五つ星。

<関連サイト様>
・感想拝読しました♪・・・『土星のわっか』
・TBさせていただきました・・・『或る書店員の戯言』
・出版社・・・『白泉社オンライン』




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