『C.M.B. 森羅博物館の事件目録・4』の感想



『C.M.B. 森羅博物館の事件目録・4』 加藤元浩/講談社月刊マガジンKC/2007.1.17?400

<ご紹介>

月刊少年マガジンにて好評連載中のミステリコミック。 詳しくない紹介がこちらに(笑)。
今回は、1冊まるごと第7話「ユダヤの財宝」編を収録。
兄弟作『Q.E.D.証明終了・26』は、2月に発売予定です♪

大英博物館も認める「知を象徴する3つの指輪」を持つ少年・森羅と、元気印の高校生・
立樹の元へ、ローマへの招待状が。 「ユダヤの財宝を見つけた!」との言葉を残して
死んだ被害者。その真相を究明して欲しいということだった。 「ティトゥスの凱旋門に
立った時に財宝に気付いた」という被害者の軌跡を辿り、森羅が辿りついた答えとは…。

  →過去記事『C.M.B. 森羅博物館の事件目録・3』

<感想>
よく考えたら、漫画は今年これが初読。 加藤元浩なら大歓迎だわ♪
前回のコンゲームっぽい作りとは一変して、殺人もからむ歴史ミステリロマン。
帯が煽りますね。 「『ユダヤの財宝』の謎を追え!!」
…私の好みのど真ん中。 良い響です(笑)。
ただ、読後の正直な感想は、今回ちょっと難しかったかな?? でした。
ユダヤの歴史は複雑だし、そこにキリスト教側の思想や歴史をぶつけて来てるので、
読み応えがかなりある。コミックならともかく、雑誌連載でこの話を追うのは大変かな。

でも、マルタ騎士団(→Wiki)やコロッセオの話(→Wiki)なんかの設定は本当だし、
そういう現実的な部分をきちんと織り交ぜながら、少年漫画らしい財宝話を描く力は、
やっぱこの人スゴイ!! としみじみ思いました。
このくらいボリュームかけて作ると、博物学・歴史学に重きを置いたこのシリーズを
『Q.E.D. 証明終了』から切り離して立ち上げた(っぽい)効果が出てくる感じです。
こういうの読むと、歴史は良いなぁ…と、やっぱり好きなことを思い知らされますね。

トリックとしては、どーなんでしょう。
わざわざ十字軍の甲冑着るか? そんな所歩くか?と、突っ込めそうな気も…(笑)。
でも何ていうか今回は、「土の下に真実なんか無い」という厳しいまでに現実的な
台詞にグッと来ました。

選んだ行動が正しいかどうかはともかく、ある意味正しい思想でしょう。
でもやっぱり、見えるものだけが全てだとは思えない。
見えない真実を辿る行為は止められないのです。
そう思いました。

<まとめ>
次回予告もイイです。『グーテンベルグの聖書』の断片!! 何て素敵なキーワード!!(笑) 
個人的には、★★★★☆(3巻より1個増えた)。

<関連サイト様>
・TBさせていただきました・・・『或る書店員の戯言』
・出版社・・・『講談社』
・作者・・・『加藤元浩Wikipedia』

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