『ヴィンランド・サガ・3』の感想




『ヴィンランド・サガ・3』 幸村誠 講談社アフタヌーンKC 2006.10.23 \562

<ご紹介>

週刊少年マガジンで連載していた作品を、3巻目からは青年誌へ舞台を移して展開した作品。
(個人的にも月刊連載の方が向いてると思うんですけども、作者の思惑はいかに?(笑))
11世紀初頭のヴァイキングを、トルフィンという青年を通して描く力作。
(これに合わせて1・2巻も大判コミックスで再版済み)

父を欺くように殺した海賊・アシェラッドと同じ船に乗り武勲を立てるトルフィン。
褒美は、アシェラッドに正当な決闘を申し込む権利。 トルフィンは父の復習を誓っていた。
イングランドと闘うデンマーク軍についたアシェラッドは、そこでケルトルという勇将と出会い…。


過去記事『ヴィンランド・サガ・2』もご参照ください。


<感想>
1巻の途中から2巻の終わりまでが、まるまる過去の回想シーンだったので、
久々に青年トルフィンを見た気がします(笑)。 少年は少年で可愛かったけど。

相変わらず、描き飛ばした感じの全くない、質の高い絵柄が魅力。
細かいところまで描ききってますねぇ。 
月刊連載になって、ますます質が上がったっぽいです。
でもその分、戦闘シーンで体が切れる絵が、めっちゃ怖い…。
そして、切られて血を流しながら「また闘おうなー」と笑う男達が怖い…。
いや、そーゆー人達、ホントにいたんだろうな。
いずれにしろ、こんな闘ってばっかの世界、私はイヤです。 そして、女の扱いの軽さもイヤ。
でも、イヤでもなんでもそういう時代・民族、そして習慣があったことは間違いなく…。
話と絵に説得力がある分、めちゃめちゃ切なくなります。

で、更にトルフィンが復讐するなんて息巻いてるでしょ~?
絶対、あのお父さんがそんな事望んでるはずないのに。
トルフィン自身も何度も父の幻影を見てて、その幻影すら復讐は無用だと告げているので、
彼も無意識で分かってる筈なのに…気持ちが、追いつかないんですねぇ。
「本当の戦士には剣などいらぬ」という父の信念が伝わる日はくるのでしょうか。
・・・早く来ないと、私ずっとこの戦闘を見るハメに(笑)。

ところで。 
今回はユルヴァちゃんの魅力たっぷりのミニ番外編が可愛くて仕方ないです!!(笑)
長女はそーなんです。頑張っちゃうんですよ。 
クジラへの一番銛も(ホント凄い…)、労働力のために婿取りを考えるのも(おーい!!)、
逞しいようだけど、寂しさと責任感から来てるんだなーと思うと、もぅ泣けてきます。
女も強がらないと、ホント辛い時代だと思うな。 尊敬します。


<まとめ>
面白いのですが、ヴァイキングの戦国絵巻的に話が進むのだとしたら、本編は長くなるかも。
お付き合いする覚悟も必要。
「汝カンインするなかれ」ってコマがすっごく場違いな可愛さがあって好きです(笑)。

<関連サイト様>
・出版社・・・『講談社BOOK倶楽部』
・TBさせていただきました・・・ネット書店『bk1』  TBP『月刊アフタヌーンな人々』
                  『エンタメ動画日記』 


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