『ふたたび赤い悪夢』の感想

『ふたたび赤い悪夢』  img20061005.gif
 法月綸太郎 講談社文庫 1995.6 \857



<ご紹介>
悩めるミステリ作家として有名(らしい)な法月綸太郎と
同名の探偵・法月綸太郎が登場するシリーズの中の一作。

私は『密閉教室』『雪密室』を随分昔に読了してただけだったので、
「やはり有名作家は読まなきゃ!!」と思い、今回久々に手を出してみたら・・・。
何と前作『頼子のために』から始まる三部作の完結篇だったらしいです(笑)。
本作は、前作の核心にかなり触れていますので、
これから読む方は、くれぐれも同じ間違いをなさらないように…(しないか)。


<感想>
京極夏彦の最新作『邪魅の雫』を購入し、読んでる途中なのですが……。
どーにも進まない(笑)。
ので、ふらっと浮気したのがこの作品です。
京極作品の後だからか、めっちゃ読みやすかったです(笑・京極さんはそれでいいのだ)。

ただ、前述した通り、『頼子のために』から始まる法月綸太郎の苦悩が描かれているため、
正直、「しまったぁ!!」って感じでした。
ネタバレはまぁ良いんです、ミステリの真髄はそこじゃないから。
それよりも、事件を発端とする名探偵の悩みを、最初から共にしたかった気持ちでいっぱいになりました

私は神懸り的な名探偵モノを好んで読んできたので、彼らの悩みもどこか超越的でした。
逆に名探偵役以外の人はぐるぐる考えちゃうタイプだったりするし。(某関口先生とかテンケイテキ…笑)
なので(具体的に何があったのかは分からないけど)法月綸太郎の悩みっぷりは、
いっそ見事!!ってほど、直球で、均整の取れた、人間っぽいもので、興味深かったです。

ただ、ミステリというよりは、サスペンスっぽい気がしたんですけど…。
トリックがメインじゃないのは分かる。
今作で書きたいものがそれじゃないのは、伝わってきたから。
でも、伝わるから好きかといえば、そーでもなくて…。
この厚さを読んだのだから、作者の苦悩だけではなく、
読者サービスも見せて頂きたかったですね。



<まとめ>
どーにもこーにも、『頼子のために』を読まなきゃ始まりません。
あ、思い出したけど、『怪盗グリフィン、絶体絶命』も読んでましたね、私…(忘れてた)。

<関連サイト様>
・TBさせていただきました・・・ネット書店『bk1』  BlogPeople『Let's講談社』
・出版社・・・『講談社』


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