『フルーツバスケット・21』の感想

『フルーツバスケット・21』  img20060925.jpg
 高屋奈月 白泉社花とゆめコミックス 2006.9.19 \390



<ご紹介>
雑誌『花とゆめ』誌上で大人気連載中の作品。
(あらすじや背景などは'06年1月発売の19巻レビューをご参照下さい)
実は、前巻(20巻)はあまりの凄まじい内容に、コメントする気力も出ず。
なので、「待ってました」の21巻です♪
残りの連載もあと僅か、まさにクライマックス!!ってトコなので、
間違っても21巻から読まないでくださいませ(笑)。


<感想>
全力で読みました(笑)。
いや、泣くも笑うも全力ですよ。 それくらい、心が揺さぶられる作品です。

この巻を読んでいて思ったのは、「人の心を開くのは、人の心なんだな」ということ。
人の心が繋がっていく様子を見ることが出来て、とても幸せな気持ちになりました。

例えば、由希と夾がぶつかり合う123話。
自分の気持ちをごまかそうとする夾のことを、由希がプライドをかけて殴り倒すシーンは、
今まで再三繰り返されてきた彼らのバトルの総決算!!なんだけど、根本的に違ってて。
相手を認めることで自分を知るための、大切な場面でした。
ここを読んでて思い出したのが、物語の初期に透ちゃんが言ってた、
「人の素敵というものは背中についてるのかもしれない」っていう言葉。
誰かを羨ましいと想うのは他人の背中ならよく見えるから。
でもちゃんと貴方も素敵なんです…っていう彼女のメッセージが、
ここでやっと彼らに届いたような気がしました。

やっと。 20巻かけてやっと(笑)。
それくらい深かった彼らの遺恨が無くなることはないとしても、
前向きなものに変化していくのが、とても素敵でした。

それから、透と慊人。
一見正反対っぽい二人ですが、実は結構似てるんじゃ…とも思えたり。
いや、両親に対する想いの在り方とかが、なんとなく、
0度と359度との間にある、たった1度の違いでしかないような気がする。
透は母を、慊人は父を心の拠り所にし過ぎてなのも。 片方の親を遠く感じててるもの。
変わらない絆を求めてたのも、同じなんだよね。
でも透は夾への想いから、生まれて初めて母親を否定できる悲しい強さを得てたので、
父親の一言から始まった慊人の人生から、慊人本人を見つけることが出来たのだと思う。
似てるって透も思ったのではないでしょうか。
慊人を「見つけた」のが透だっていうのは、自明のことだったのかもしれません。

あとはもうやっぱり…透と夾が。
どーにかして欲しいほど、もどかしくて愛しかったです!!
「許しません…そう言わないといけないんですか?」
と言う透ちゃんがもぅ殺人的に可愛いかった…(笑)。
あの可愛さを、それでも拒んでしまうくらい、夾の遺恨は根深いんだなぁ。
確かに1巻で、「何でこいつがここにいるんだ!?」って言ってたから、
夾が透ちゃんの存在を知ってたことは見て取れてたんだけど、ここまで根深いとは…。
夾にとって今日子さんは、灯火のような存在だったはず。
目の前でその光が失われたら…そりゃ自暴自棄になるわな。 
でも、それでも好きだと言ってもらえるだけのものが夾にはあるんだっていう、
そういう告白だったのだと思います。 透ちゃんのは。


あとはもうやっぱり紅葉はスゴイとか大好きだ!!とか、
透の前だとキャラが違う(らしい)翔がどんな顔でお見舞いに行ったのかとか(笑)、
待合室で寝るなんて不謹慎だぞ紫呉!!だとか、
真知と由希は同種の寂しさを抱えてるから二人で解消していってね!!とか、
いろいろあるんですけど、止めとく。 長くなるから(笑←既に長い)。


<まとめ>
個人的には、★★★★★の五つ星!! 未読の方は、とにかく読んで欲しいです。
あと、やっぱりもみっちが大好きだ!!と再認識させられました(笑)。


<関連サイトさま>
・感想拝読しました・・・
・TBさせて頂きました・・・ネット書店『bk1』 
・出版社・・・『白泉社オンライン』  


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