『KEY JACK・7』の感想

keyjack7.jpg
『KEY JACK・7』

潮見知佳
秋田書店きらら16COMICS
平成21年8月30日初版発行/¥400+税





『 俺が鍵だ すべての扉は 俺で開く 』


<ご紹介>
『ミステリーボニータ』 に掲載された第25~28話を収録した読みきりシリーズ第7巻。 自らが 「鍵」 となる天才解錠師・御厨秋と、彼の愉快な仲間たち(笑)のお話です。
新宿駅のロッカーで 「KEY JACK」 に依頼すれば、1000万の報酬と引き換えに、欲しいものは必ず手に入る――。 天から稀有な才能を授けられた御厨秋は、どんな扉でも 「自分」 を 「鍵」 として開くことが出来る。 全ての壁を見通すシスター・リンや、情念の情報屋・神林と共に、今日も危険な 「鍵」 に挑む。 その扉に秘められているのは、財宝なのか、人の妄執なのか…。 


<感想>
久々の 『KEY JACK』 発売に充分浮かれてたのですが、表紙を見てその興奮も最高潮にっ!! 秋ちゃんがカッコ良すぎるでしょーーー!!!!(笑) 上品な紫のスーツだけでも素敵なのに、見返りの構図、咥え煙草にピアノ付きって、なんて幸せなアイテムが満載なのでしょう…っ。 あぁ私、生きてて良かったw(笑) 基本的に、男の子よりも可愛い女の子に惹かれる私ですが、潮見先生の描く男性だけは別格で、妙な色っぽさを感じてしまうのです。 そんな訳で27話の、シャツのボタンを2つ開けてる秋少年に、メロメロになりました(笑)。 ヤバイ、その苛烈な瞳も、そこに秘められた情の篤さも、大好きだっ!! 


勿論、紅一点のリンちゃんも大好きw 嬉しいことに、相変わらず強欲ですねー(←褒め言葉・笑)。 秋ちゃん命!!な神林はどんどんお笑い要因になってるし、金と女の人が大好きな極さんとの不毛な恋の行方(?)も楽しいです。 年に2回しか掲載がない為か、シリーズ初期に比べてコメディ要素が強まっているけれど、その分安心して読めるかな。 正直、秋ちゃんのハードボイルド風味の展開の方を楽しみにしてるんだけど、神林たちメインのときのツレない秋ちゃんも大好きなので、活躍が見られるだけで満足ですw あぁ、惚れすぎな私…(笑)。
8/24追記:潮見さんのブログで、「次からキージャックもちょっと新展開になる予定」とあったので、ますます楽しみになりました!!


・第25話
リンちゃんが、偶然出逢った瓜二つの王女様と入れ違えになってしまったことで、命を狙われる羽目になるお話。
秋ちゃんとリンちゃんの不思議な絆がめいっぱい描かれていて、お腹いっぱい胸いっぱい、ついでにラブコメ脳も大満足(笑)になるくらい、好きなお話でした。 この二人、恋どころか友情も危ういくらいに反発し合ってるくせに、理解と信頼だけは人一倍あるんだから堪りませんw アイシス姫をリンとは別人だと一目で見抜く割に、助けに行くのではなく 「とっつかまえる」 ために出陣する秋ちゃんとか。 ノリノリで偽王女役を楽しんで秋ちゃんから逃げる割には、動いてる車から何の迷いもなく彼の腕に飛び込んじゃうリンちゃんとか。 挙句に、く、唇で (←重要) イヤリングを外す秋ちゃんと平然としてるリンちゃんが、もう犯罪級にカッコ良すぎる…!! (身悶え・笑)  「信用」 してないのに 「信頼」 してる二人の関係は、いつ見てもドキドキします。 良いものを見たw


・第26話
恋多き悪徳高利貸し・龍太郎と、全くめげない三流詐欺師・蝶子ちゃんとの、タヌキとキツネの化かし合い話。
っていうか、十文字さんまだいたのか…(笑)。 龍太郎といい十文字さんといい、恋に全力を賭ける男の人は応援してあげたくなります。 「キージャック」 という存在を挟んで繰り広げられる二人の下心が、あまりにもあからさまで馬鹿らしいトコがナイスw 何かもう、この人たちはさっさと別の幸せを見つけた方がイイと思うー(笑)。


・第27話
昔の窃盗仲間(?)クロードから、仲間になれと誘われた秋の身に危険が…というお話。
やばい、 「人を想う」 気持だけでこんなにハチャメチャなことが出来るなんて、皆不器用すぎるっ。 そして、素敵すぎるっ!! どんな金と権力をもってしても心を売り渡さない秋ちゃんのカッコ良さは当然として、恋心だけで軍用ヘリを操縦しちゃう神林も、デートの為に何より大事な借金返済期日を延ばしてあげちゃう龍太郎も、そして秋が自分に心を開かない 「答え」 を欲しがったクロードも、みんなどうしようもないくらいに不器用で真っ直ぐだよ!!  『めちゃくちゃやりやがって…』 と言いつつヘリを見遣る秋ちゃんの表情が誇らしげだったのが、クロードが求めていた 「答え」 なんだろうな。 秋は決して、盗みを至上のものとは考えてないもん。 クールだけど非情じゃないもん。 仲間を見てれば一目瞭然だよねw 久々のピンチだったけど、鍵を開けるシーンのカッコ良さはホント格別で見応えありました。


・第27話
キージャックと勘違いされた龍太郎と神林(ヒカルver.)が、依頼でインディー・ジョーンズばりのトレジャーハントをするお話。
何ていうかもう…………馬鹿馬鹿しすぎるーーっ!!(←褒め言葉・笑)  「キージャックの女」 っていう呼び名だけで頑張れちゃう神林の思考回路もおかしかったけど、 『骸骨が襲って来たぞ!』 に代表される潮見先生のワル乗り感が、一番おかしかったです。 いやいや骸骨は襲ってこないだろ、とツッコミ入れちゃいました(笑)。 それにしても、ヒカルちゃんはホント良い女すぎて……本気で不憫だ、神林…。 そして秋ちゃんは、4コマしか出番がなくてもカッコ良かったですw(←盲目)


・ラストソングをどうぞ
1993年の古い読みきり(シリーズ外)が併録されてました。 幽霊ものなので、ホラーっぽくなるのか良い話系になるのかどちらかかなー?って思ってたら、シュール系でした(笑)。 オチはそこか…。 


・潮見知佳作品関連
⇒『ゆららの月』の感想  ⇒『らせつの花・6』の感想  ⇒『B-EYES』の感想
⇒『ラグトニア・2』の感想



<関連サイト様>
●感想拝読しました・・・
オンライン書店【ビーケーワン】・・・『KEY JACK・7』をbk1でチェック!!
●Amazon
KEY JACK 6 (きらら16コミックス) ラグトニア 2 (2) (Feelコミックスファンタジー) らせつの花 5 (花とゆめCOMICS) ゆららの月 5 (花とゆめCOMICS)




Loading...
Secret

☆Web拍手ボタン

押して頂くとりるがハリキリます(笑)

☆カテゴリ

☆サブカテゴリ (タグ)

 

☆最新コメント

☆リンク(おすすめサイト様)

☆アクセスカウンタ

QRコード

QRコード

RSSリンクの表示

アクセス解析

関連記事Loader

[猫カフェ]futaha

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

☆検索フォーム

☆購読予定一覧

☆アニメDVDの人気ランキング

☆更新日カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

08月 | 2017年09月 | 10月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


☆オススメ